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コックル日和り


この国では、クラム貝のことをコックルと呼ぶ。
そのコックルがたくさん採れる浜があるので、
クラムチャウダーの材料を集めに潮干狩りに行ってきた。

この浜を含めて周囲のわりと広い範囲が国指定の保護地区になっているので、
海へ流れ出る生活排水がきわめて少なく、
常日頃から砂に潜ってそこに生えている海藻かなんかを食べている貝も、
こういう場所ならばまぁ安心して食べることができる。



潮が引くと、短い草のような海藻が現れる。
その下や近くにコックルが家族(集団?)でかたまって生活している。
10cmくらい掘ると大小さまざまな大きさのコックルが出てくる。



同時にもう中身の無い貝殻も厚い層になって地中深くに埋まっている。
そこで生まれてそこで死んでいくコックルたち。
コックルたちが折り重なるようになって隙間がある土壌を形成していく。
この浜はそうやって少しずつ遠浅になっていったのかもしれない。

15分くらいで、100個くらいは採れる。
1人50個までという規定があるので、
2人で100個取らせていただいた。



ところで、日本では貝類を食べるのにシーズンがあったように思ったけれど、
そのあたりの常識は国や場所が変わるとどうなるのだろう??

それは貝が採れる時期と採れない時期があるのかとずっと考えていたけれど、
どうもこの浜をみると、魚みたいにどこからか貝がやってくるわけでもないし、
あきらかに1年中採取可能である。
それに、大昔の人々でそれこそ魚介類だけ食べて生きていた海洋民族なんかは、
1年中食べていたんだろうし。。。

ひょっとして貝が種の保存のために毒化する時期などがあるのかしら?
なんだかそういう常識が実はこの国にもあって、
ただ単に私たちが知らないだけかもしれない・・・。



ちなみに、オイスター・ピッカーという鳥は1年中貝を食べて暮らしている。
だから人間も大丈夫だろう、と思ったりもするけれど、
彼らには、彼らだけが持つ特別な毒消し内蔵器官みたいなのがあって、
たとえ貝が毒性をおびても大丈夫なのかもしれない。

な〜んて、早く調べればいいものを、
貝毒の可能性に少々おびえつつも、
美味し〜い貝に舌鼓をうつ日々なのであります。


 2014/05/23 03:33  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


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プロフィール
芹澤 絵美(せりざわ えみ)
スタイリスト。静岡県生まれ。文化服装学院流通専門課程卒業。サンプロデュース入社。2000年に独立。東京コレクションをはじめ、様々なショーを手がける。その後、雑誌・広告等、撮影方面にも幅を広げている。
現在はニュージランドで暮らし、スタイリストは休業中。

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