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ウォーター・ブラスター


世界は終わらず無事に22日を迎えているということで、
ポフトゥカワの花も50%開花したし、
お天気も良いし、
なんだか気分も上々なので、ついに家の丸ごと洗浄をスタートさせました!

なぜ、家を丸ごと洗わなくてはならないかというと、
強い紫外線と雨から木の壁を守るために、
数年ごとにオイル・ステインというものを塗るのですが、
それを塗る前に、壁の汚れや蜘蛛の巣やなにかの昆虫のサナギてきなものを、
しっかり綺麗に落とさなければならないのです。

家の丸ごと洗浄には、
高水圧をつくり出すウォーター・ブラスターというマシンと、
大量の水がいります。

ワイヘキ島は水道が通っていなくて、
どの家庭も雨水を集めたウォーター・タンクのお水で暮らしています。
1週間以上雨の降る予定が無いのに、
家の洗浄で大量のお水を使うと、次の雨が降るまでその後の生活に影響が出ます。

なので、来週(つまりクリスマスの週)とても天気が悪く、
ほぼ毎日雨という情報を入手したので、
曇り時々晴れの本日、家の西側の壁の洗浄に取りかかりました。

ウォーター・ブラスターというマシンは、
高水圧で壁の汚れを落としていく道具で、
日本ではあまりこれを使っている人はみないけれど、
ホースの水で洗うよりも、水の節約になるのが特徴です。



うちの壁、シダーかパインかどちらか分からないのですが、
とにかく前のオーナーさんは、
住んでいる間に一度も壁を洗っていないと見受けました。
壁の色はグレーがかっていて、
これはこれで気に入っていたのですが、
ウォーター・ブラスターで洗浄してみると、
0.1mmくらい皮が一枚削れたようにパルプ状に壁がはがれ、
下から生木のような色が出てきました。



上の黄色っぽい部分が、ウォーター・ブラスターした部分。
下の方のグレーがかっているところはまだしていないところ。

ホースで水をかけてブラシでこするという作業では、
こうはいきません。



それと、1週間くらい前に実験して得た教訓があります。
ウォーター・ブラスターで壁を洗浄する際は、
上から下に水圧をかけるのが原則で、
上下にガンを降りながら洗浄すると、
壁からはがれたパルプが、また水圧で綺麗にした上の方に飛び散ったり、
あらぬ方向に付着したりして、
それを掃除するのに逆にお水を使ってしまうのです。

壁からはがれ落ちたパルプを、
上から下、上から下、と水圧をかけながら落とすことによって、
壁に残らず、下に綺麗に落ちてこんな風にたまります。
あとはこれを普通の水圧のホースで掃除するだけで済みます。



余談ですが、
これを見て、”木から紙が出来る”のが理解できた私です!
ほんとーに細かい繊維となって、
紙が水で溶けたのとほぼ一緒のテクスチャーでした。

初めは、毛玉取りと一緒で、
これ家の壁が薄くなっちゃうってこと?
と、ウォーター・ブラスターで洗浄するのをためらったのですが、
毎年やるわけじゃなし、
その後の、木にとっても保湿と防護となるオイルステインを、
しっかり綺麗にしみ込ませるためだ、
と納得し、ガンガン洗浄してみました。

ちなみに、かなりの水圧なので、
当然自分自身もびしょ濡れになってしまい、
頭からつま先まで、自分もパルプと蜘蛛の巣まみれになります・・。



あともう1点。
壁に付いたコケなどが落ちにくい場合、
デッキや建材に使う洗剤を使用すると良いと言われ、
一応用意しておいたのですが、
壁にスプレーしはじめてはたと気づきました。
壁の上のほうは、お水を集める雨どいが張り巡らされていて、
その雨どいの中に洗剤入りの水が入り込むと、
イコール生活水であるタンクのお水にそれが混入することになるので、
洗剤を使う時は、明らかに雨どいにしぶきなどがかからない低い場所のみにかぎりました。

ついでに、雨どいをのぞいてみると、
マヌカの花粉がつもっていました・・。
タンクにはレイン・キャッチャーという、
ゴミをキャッチするネットが付いているので大丈夫なのですが、
もしもウォーター・ブラスターなどで雨どいを掃除する時は、
タンクに接続しているパイプをまずタンクから外してからだな、
と自分なりに学習。

環境を汚すと、自分の身体に還ってくる、
という図式を、今回の洗浄で縮図として見た気がしまた。

今日は、1番障害物が無く簡単な西側デッキから始めましたが、
東側玄関、北側デッキは、
壁の周りにラベンダーが群生していたりして、
洗浄には難易度を極めそうです。
それでも地道に洗浄していこうと思います。



仕上げのオイルステインは、
壁の洗浄から晴天の日が5日ほど続き、
完全に壁がドライになったら塗って良いサイン。

これはこれでまた地道そうですが、
またブログでレポートしたいと思います。

この家に引っ越してきた当初は、
軒下の蜘蛛の巣とか、どうやって除去するのだろう?
それともそのまま共存する系?
などと思っていましたが、
ウォーター・ブラスターがあれば、
蜘蛛の巣除去はあっという間なのでした
これも学習
 2012/12/22 08:29  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


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プロフィール
芹澤 絵美(せりざわ えみ)
スタイリスト。静岡県生まれ。文化服装学院流通専門課程卒業。サンプロデュース入社。2000年に独立。東京コレクションをはじめ、様々なショーを手がける。その後、雑誌・広告等、撮影方面にも幅を広げている。
現在はニュージランドで暮らし、スタイリストは休業中。

芹澤 絵美  プロフィール
芹澤 絵美のスタイリングはこちら
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