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どんぐり拾い、〜の植樹


昨日土曜日は、
「柿田川みどりのトラスト」の方々と一緒に、
水を作っている森、
富士山にどんぐり拾いに行ってきた。

どんぐり拾いの目的は、
拾ったどんぐりを発芽させ苗にし、
市の苗場にそれを植え、
2mくらいに成長したら元の森に植樹すること。

当たり前だけれど、
どんな大木だって最初は小さな小さな若木からスタートする。



私もニュージーランドで、
「手入れ」という名の若木伐採をたくさんしてきたけれど、
(もちろんネイティブ・ツリー以外)
完全な森は別として、
里山あたりは、近くの住民がわりと綺麗に足元を整備していて、
大きくなる前に伐採されていたりする。

森の場合は、
若木などは、冬の時期の動物のエサになっていたり、
実は人と動物の両方から成長のチャンスを奪われていたりする。

動物の場合は、人間よりは自然の一部として森で暮らしていて、
人間のせいで生息域が縮小しているので、
彼らの食べ物を少なくしているという点で、
やっぱり原因は人間にあると思う。
彼らの残すフンだって森の栄養として役立っているのだから。


<割と新しい鹿のうんちくん>

というわけで、
森に落ちている、どんぐりやブナの実を拾って、
おうちに持って帰り、
水に入れてすぐに沈んだ中身のしっかりしている実だけを種まきする、
という任務に参加させていただいた。



その間、富士山に関するさまざまな興味深い話を沢山聞くことが出来た。
車でわりとすぐのところなのに、
こんな場所があるなんて知らなかった。
私は長いこと故郷を不在にし、いろいろなことを見過ごしてきたみたい。
でも、今だからこそ心から理解できることがあると思う。



森の木々のこと、土のこと、
ニュージーランドに住み始めたからこそ興味を持てたもの。
それぞれの生育環境の違いを比較し、
なぜ木が育たないのか、
生命力の差はなんなのかを知ることができるかもしれない。

私のあちらのお家の敷地内に生えている実生からの若木は、
良い確立で育っていると思う。
私が住んだことによってそれら環境が変わらないようにしたい。
従来からある生態系のバランスを崩す外来種は除去し、
落ち葉を綺麗にしすぎず、土を踏み固めない。

日本で勉強したことを向こうの生活でも役立てたい。

大木が倒れたら、
次の若木に大きく成長するチャンスが与えられる。
森も人もそれが自然である。





写真は、
最後の1枚以外はすべて、「柿田川みどりのトラスト」下谷氏撮影。
 2012/10/28 10:40  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


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プロフィール
芹澤 絵美(せりざわ えみ)
スタイリスト。静岡県生まれ。文化服装学院流通専門課程卒業。サンプロデュース入社。2000年に独立。東京コレクションをはじめ、様々なショーを手がける。その後、雑誌・広告等、撮影方面にも幅を広げている。
現在はニュージランドで暮らし、スタイリストは休業中。

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