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大自然と人間の営みの狭間


土曜日あたりから、
雨季らしい雨がどっさり降っている。
雨水タンクもかなり満タンに近い状態までたまってきた。

毎日、毎日、ニュージーランドで何してるの?
という質問を、
こちらでも、日本の人々からも受けるので、
なにをしているかを一部ご説明しようと思う

遊びに来た人は「百聞は一見にしかず」で、
すぐに想像が付くと思うけれど。

私が毎日やっていることは、
”私たち人間は、最初は大自然の中に分け入って、
切り開いて暮らし始めたのだ”、
ということを実感するのに最適である。

住居の周りは、
下草もばっちり生え放題の、
半ばジャングルの状態。

ありとあらゆる種子が、
自分の仲間を増やすために飛び続け、
冬でも、どんどん新芽が生えてくる。
私的には、つまり雑草。

それが私の、
「家の周りは整然と綺麗なほうがいい!」という、
人間らしいエゴとガチになる。

というわけで、不在にしていた3ヶ月の間、
前回の滞在で汗水垂らして整地した場所に、
再び雑草が生えまくり、
がっかりな姿になってしまったのを、
敗北感を味わうと同時に、
同じ轍は二度と踏まない、ということで、
再度整地し始めているのである。

今回の教訓。
甘い考えで適当にやった整地は、あっさり自然に飲み込まれる。
そしてその適当な仕事が、次回のきちんとした仕事の大きな壁となる。

作業の一例。
家のエントランス付近。

前回、
雑草を適当に抜いたあと、海で拾ってきた貝を並べ始めたが、

これでは、貝の下からすぐに雑草が伸び始めそう、
とさすがの私でも思い、
半分まで並べた貝を一度撤去。
この時点で2度手間。

そして、いろいろ考えたすえに、
すべての雑草をきっちり抜いて、ゴミを取り去り、
砂を敷き詰め、その上に毎日海から拾ってきた貝を置いた。
この出来にはかなり満足だったのだけれど、

今回、来てみたら、このような有様に

かなりの敗北感
砂の下から雑草がたくましく生えてきていた。。。
冬でこの生え方ということは、
不在の春〜初夏にかけて大変なことになってしまうだろう。

ということで、
この砂の上に敷き詰めた貝を”また”撤去し、
同時に雑草を抜いていくという作業を始めた。
砂に埋もれている貝を撤去する作業はかなり大変だった。
これで3度手間。

それでも、地道な作業が大好きな私は、
貝を全部回収し、雑草を抜き、地ならしし、
今度は、weed matという黒い雑草防止のシートを全面に張り、
その上に、砂を洗い落とした貝を再び敷き詰めた


weed matの下から雑草が生えてくることは無いので、
今後の手入れが簡単になる。

この手の作業が、
まだまだありとあらゆる場所に点在しているので、
日照時間の短い冬ということもあり、
毎日、毎日、ランドスケーピングをしても日にちが足りない。

でも、何かを”美しくしていく”ということが、
職業柄大好きなので、
整備されて綺麗になっていくのがすごく楽しい。
しかも、全部自分の手作業、というところが。

このあと、車寄せスペース、畑、家のデッキ周り、
と続けて着手している。
できたら、今回の滞在中に、
家の裏手の階段も同じようにweed matを敷いて綺麗に整備したい。

 2012/07/24 13:49  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


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プロフィール
芹澤 絵美(せりざわ えみ)
スタイリスト。静岡県生まれ。文化服装学院流通専門課程卒業。サンプロデュース入社。2000年に独立。東京コレクションをはじめ、様々なショーを手がける。その後、雑誌・広告等、撮影方面にも幅を広げている。
現在はニュージランドで暮らし、スタイリストは休業中。

芹澤 絵美  プロフィール
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