ケタ違いの破壊力!
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キャッチコピーは「ビジネス購買も、Amazonで」
アマゾンジャパンは、9月20日にオフィス用品やプロ向け資材を法人に提供する「Amazon business」のサービスをスタートさせた。
ITmedia ビジネス
「アマゾンビジネス」の商品の一例
ついに上陸した「Amazon business」。
15年4月に米国で、ローンチ。
今や、米国で約100万社が利用する巨大サービスへと成長した。16年12月にドイツ、17年4月に英国でもスタート。
そして、日本は、4か国目となり9月に上陸。
アマゾンビジネスの最大の武器は約2億種類もの品揃え。
アスクルの商品数約370万点と比べ、まさに『ケタ違いのラインアップ』である。
法人向けに特化した販売サイトは、国内では「アスクル」や「MonotaRo」などが先行している。
アマゾンの発表後「MonotaRo」の株価は、3500円から3200円まで急落。
「アスクル」よりも「MonotaRo」の下落幅が大きかった。
迎え撃つ「アスクル」の16年度の、BtoB事業の売上高は2919億円。
メーカーと組み、ネット通販専用のオリジナルデザイン商品を開発している。
手指消毒剤とアルコールスプレー
キッチンのハンドソープ
「暮らしになじむ」デザイン開発を進めている。
今後、更に、より顧客に寄り添った、きめ細やかな商品開発が差別化のポイントとなるだろう。
日用品、事務用品のカテゴリーでも過酷な大競争時代に突入した。
釜Z本木事務所
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2017/10/19 16:21
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人口減少の日本
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先週、札幌に出張した。
札幌の夜景が「新3大夜景」に選ばれ、観光客に人気のナイトスポットと聞いた。
かつての日本3大夜景には、「函館」が入っていたが、実は50年程前に選ばれもので、愛好家などの間では古いとの声が上がっていたそうだ。
2015年に「日本新3大夜景」が発表され第1位は長崎、第2位は札幌、第3位に神戸。
「札幌」の夜景の魅力は「光の量」が多い事。
藻岩山からの夜景
日経ビジネス(2017.9.25)に、「寝るな日本人」という特集が組まれていた。
言葉通り、国は夜から衰退するのか。
国土の8%で夜の明かりが減少
午前1時前後の光量を12年と16年で比較。暗くなった赤い部分が明るくなった青い部分よりも圧倒的に多い
(写真=©SHASHIN KAGAKU、NTT DATA、RESTEC included©JAXA、NASA Earth Observatory)
「光量=夜間経済の活力」と考えると、宇宙から見ても日本の夜は衰退している。
日本の夜間経済が減少し始めた背景には、人口減少・高齢化も一つの要因と考えられる。
また、少子高齢化によって、「夜遊びの担い手」である若者が減っている。
2015年の20〜24歳の人口は約596万人と、10年前に比べて約2割も減少している。
企業の接待費は、この20年間でおおよそ半減。
夜の活力は落ちる一方である。
歓楽街もナイトスポットも軒並み閑古鳥が鳴いている。
「函館」の夜景の「光量」が、札幌に負けるのは納得できる。
「夜景」一つをとっても、自分たちの身の回りでの社会の活力が失われていると実感される。
人口減少日本で、これから何が起きるのか不安を感じずにはいられない。
個々の人が、何をすべきか考えたい。
釜Z本木事務所
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2017/10/05 16:14
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