夏にピークを迎えるニオイ対策関連商材のキャッチコピーは、いつもながら「臨場感」にあふれている。
消費者を思わず振り向かせてしまうキャッチコピーは、「機能」のギリギリのところで商品訴求している。
特に季節商品には、「過激なメッセージ」が発せられるが、リスクも伴う。
「男の汗・ニオイをブロック」 花王 8×4制汗スプレ―
「汗を抑え、ニオイ長時間ブロック」 マンダム ボディペーパー
例えば、気になるニオイの原因菌。
何万種類もあるという。
(ニオイをブロック)(ニオイ菌の増殖ゼロ)のキャッチコピーの取り扱いには、企業としてナーバスになる。
必ず注釈(全ての菌を除去するわけではありません…。等)が、小さく記載されている。
「99%除菌」 花王 アタック ※全ての菌を除菌するわけではありません。
オムニチャネルが進むにつれて「店舗」では「他より目立つパッケージ」が求められ、同時に「ネット」では、クリックされやすい過激な「キャッチコピー」が求められる。
「モノが溢れているのに、欲しいモノがない」消費者の購買意欲をどうかきたてるか。
各社それぞれに、しのぎを削っている。
消費者の商品を選ぶ理由を知るには、他の業種の広告も気になる!
釜Z本木事務所 |