FBへの提案「繊研新聞掲載」
この冬、インナーファッションが熱い!!

消費スタイルの変化がチャンス!!


歴史的とも言われる政権交代で、この先、社会はどう変化していくのか。政治上の変化にとどまらず、あらゆる日本の古いシステムの崩壊の引き金になるのではないだろうか。
流通・アパレル系企業にとって、チェンジの好機だと思われる。

歴史的とも言われる政権交代で、この先、社会はどう変化していくのか。政治上の変化にとどまらず、あらゆる日本の古いシステムの崩壊の引き金になるのではないだろうか。
流通・アパレル系企業にとって、チェンジの好機だと思われる。
いわゆる「巣篭もり」といわれるウチ志向型である。他人とは適度なコミュニケーションと距離を保ち、異性よりは同性の友人を大事にし、一人で遊ぶときも自分なりの楽しみ方を知っている。 
なぜなら、これらの世代は、物心がついたときから不況の中で育ち、PC・携帯がある環境の中、今までの世代とは全く異なった独自の行動様式・価値観を持っているからだ。これまでの世代の習慣を変えていくエネルギーが感じられる。
この不況下、人々は休日には友人や家族と自宅で過ごすことが多くなってきている。若者世代を中心に、お金をかけずに生活を楽しもうというスタイルが定着してきたようである。


■加熱するインナーファッション

これまでのインナーは「快適さや機能性を追及する」のみで、毎日、着ては洗濯するという消耗品としての枠を出ることが出来なかった。それが、それぞれの生活スタイルやシーンで使い分けが行われるようになった。

○おうちでデートというときは「決めインナー」
○一人でまったりしたいときは「ゆるインナー」
○友人同士でパジャマパーティは「お泊りインナー」


「ファッション性・機能性」を兼ね備えた新しいカジュアルインナーとして広がりを見せている。

確かに、今秋から冬のクリスマスに向けてルームウエア、カジュアルインナー市場は、低迷するファッションアパレル市場とは逆に非常に大きな盛り上がりを見せている。このところ、二十代向け女性ファッション雑誌では「巣篭もり企画」「パジャマパーティー企画」等のルームウエア特集を組むところが増えている。今では、インナーもアウターと同様に新たなニーズが生まれ、いまや、新ブランドが続々と立ち上がり、秋から冬にかけて混戦模様を呈している。


シークレットキャンディ

ワールドでは9月15日インナー&ルームウエア「Secret Candy」のブランドデビューに先駆けてweb先行受注がスタート。お部屋で過ごす時も、自分らしいおしゃれにこだわりたい。そんな女の子のために、その日の気分やシーンに合わせて(自在な)コーディネートを楽しめる、というコンセプト。 
インナーファッション戦線がますます熱くなりそうだ。


■消費スタイルの変化をチャンスに変える

現代の若者は、ファッションには敏感で、持ち前の感性でしかも、少ない予算で自分らしさを演出する技は得意である。ライフスタイルもファッションも他と比較することなく、自然体なのだ。既存百貨店ブランドや高級ブランドには感心がなく、ファストファッションを好む世代にとっては、「安さ・可愛さ・鮮度」が購入の決め手となる。
品質や完成度にこだわり過ぎて価格や鮮度が中途半端になる企業は、競争から落ちこぼれていくという構図が見える。
「差別化とオリジナリティ」「顧客の囲い込み・情報発信」「売場の鮮度維持」そして、いかにメディアを使いこなすかが勝負どころでもある。この競争を勝ち抜く為には、これまでのMD構造を一度「リセット」する事が必要である。

その為には
・マーケットポジションの変化を見極める
・低コスト対応できる商品調達手法の変更
・「鮮度」に対応できる商品企画・開発手法の変更
これらの構造改革を推し進める。そして
・戦略商品は思い切った数量をつけ一発発注で生産コストを抑える
・毎月、新商品は仕掛ける商品と、見せる商品を明確にして店頭に投入。1ヶ月以内に店頭から強制排除し、売場鮮度を保つ
・新商品の先行予約販売をネット&携帯で行い、顧客に新商品情報をいち早く発信する


消費スタイルの変化を素早くキャッチし、チャンスに変える眼を持つ事が重要なポイントとなる。


釜Z本木事務所
 2009/09/15 10:03  この記事のURL  / 

FBへの提案(繊研新聞掲載)
コミュニケーションデザインの構築


ー消費スタイルの変化がチャンスー


ネット・ケータイ世代が増え消費スタイルは激変している。消費者にとって商品との出会いは、リアル店舗でもネット、モバイル販売でもどちらでも良く「都合の良いときに都合の良い場所」で購入する。
ここにきて、消費者の新しいアクティビティーを形にして行くための「コミュニケーション力」の重要性がクローズアップされ始めた。
常に新しいアクティビティーを創造し、提案のストーリーを組み立てなければならない。
時代に対応した「共感ストーリー」を創るには図表のようなプロジェクト型チームビルディングが必要となる。

1・「生活者+商品+時代」の新しいアクティビティーを形にする
2・変化した消費者とコミュニケーションするチーム作り
3・「共感ストーリー」を実行する




「自社商品は、他社と差別化したコンセプトを持っている」と自負しているブランドも、消費者から見ると似たりよったりである。売れ筋を追及して、ほとんどが同質化してしまう。顧客は、それに満足できず、更なる個性を求めるようになってきた。
今では、次々と登場するファストファッションに飛びつくのではなく、「自分の価値観や感性で、ブランド品も古着もミックスして取り入れて個性的に着るのが格好いい」と思っている。

また、時間を節約したい通販の消費者は、ネット商品の質も安定してきたことで安心して購入するようになり、今や、コンビニ、百貨店の売上げを越える勢いになってきた。一方、テーマパークのような空間の中で買い物をするアウトレットモールは、不便な立地にかかわらず盛況である。時間の持つ二面性を消費者は上手く使い分けている。前述の1「生活者+商品+時代」の新しいアクティビティーを形にするでは、このような変化する生活者のアクティビティにフォーカスしコンセプトを立案する。
それを基に、2変化した消費者とコミュニケーションするチーム作りでは「コミュニケーションチーム」による「共感のストーリー」を創造していく。
また、eコマース(電子商取引)、モバイル・アドネットワークなどのネット領域とイベントやセールスプロモーション領域、店舗開発領域を同時に複合的に構築する時代である。
ここでは、商品企画・店舗開発・プロモーション設計などのメンバーを部署横断的に集めて「クロスファンクショナル・チーム」を編成する。

情報の共有化と方向性を一致させるのである。
多様なメンバー個々の力を引き出し、方向性を決めていくファシリテーター型のチームリーダーを配置することがポイントである。2変化した消費者とコミュニケーションするチーム作り
の「共感ストーリー」を消費者に伝え、アクティブな購買行動につなげるのが3「共感ストーリー」を実行するのMD担当・VMD担当・販売担当の実行チームとなる。

「消費スタイルが根本的に変した」ことを悲観してはいけない。この変化を「チャンス」ととらえることが可能である。  
しかし、低迷が続く百貨店や量販店は、息を吹きかえらせる事ができるだろうか?
時代に対応したコミュニケーションデザインの構築が、これからの販売手法の重要な鍵となる。


釜Z本木事務所
 2009/07/09 13:57  この記事のURL  / 

六本木眞弓のズ・バ・リ言います!!(51)


『再起動』をクリックせよ!




世界的な大不況の嵐の中、先を見すえた新しい変化を始動させた企業が、国内外を問わず数多く出てきました。
今や国内企業間の勝ち負けではなく、グローバルレベルでの競争優位性のあるプラットフォームを持つ企業同士の競争が始まっています。


このコラムでは、企業がこれまで脱却できなかった障壁や問題を解決するためのヒントとして、「組織」と「人」の面から繰り返し述べてきました。

@ 硬直した縦割り組織から、環境の変化に機敏に対応できる組織にチェンジしよう
A マーケットの変化に効率よくかつ迅速に対応できるクロス・ファンクショナル・チームを編成しよう
B グローバルに対応できる多様な人材の登用と新しい能力評価システムを開発しよう
C 消費者と企業の距離を近づけるコミュニケーション・デザイン力を強化しよう


この1年間を振り返ると企業を取り巻く環境の変化以上に、消費者自身の商品に対する価値観やニーズが大きく様変わりしました。
 企業は、足元の価格競争にとらわれず、今こそ「商品価値」のパラダイム・チェンジすることが不可欠です。

100年に一度の「ピンチ」に遭遇しなければ、「変化」できない企業体質から脱却するために、悪しきプログラムは削除し、新プログラムを「再起動」させる時です。


・新しい時代の到来に向け、今すぐ新たなプログラムを「再起動」させよう。


1年間、ご愛読ありがとうございました。



釜Z本木事務所 代表 六本木 眞弓
 2009/03/26 16:43  この記事のURL  / 

六本木眞弓のズ・バ・リ言います!!(50)

スタイリングも「チェンジの時代」!


新しいファーストレディの出現によって、米国アラフォー市場の活性化が期待されています。

新進のデザイナーブランドからリーズナブルな洋服まで、颯爽と着こなしたファーストレデイーの親しみやすく落ち着いたファッションやライフスタイルは、多くの女性の共感を呼びファッション業界に変化をもたらしています。
ファッションは、昔から「時代の象徴」と言われています。これからも、目まぐるしく変化する時代や社会を背景に、洋服に対する考え方や評価の仕方、着こなし方や買い方はどんどん変化していくことでしょう。


最近、日本でも無難アイテムを個性的に着る方法やリアルプライスアイテムを旬なスタイリングに取り込むコツを指南する雑誌や「お金をかけずにおしゃれを楽しむ法」といった本も出ています。ミックス・スタイリングが浸透してきた今日では、消費者は、ビンテージショップやネットで掘り出し物を見つけ、ディスカウントショップやラストセールでお値打ち商品を購入し、それにクローゼットから取り出した昔の服を上手く組み合わせたり、装飾品や小物などを使いこなして見事に自分スタイルに変化させています。

そこには、目先の流行にとらわれず、買い物を楽しみながらスタイリングの主導権をしっかり握っている消費者がいます。
その消費者が実践している一歩先行く「価格」と「品質」と「個性」を掛け合わせたミックス・スタイリングは、企業に対する挑戦です。
消費者の「チェンジ」は、既にスタートを切っています。




・進化するライフスタイルに企業も「チャレンジ」し、「チェンジ」する時です。

釜Z本木事務所 代表 六本木 眞弓

 2009/03/19 16:42  この記事のURL  / 

六本木眞弓のズ・バ・リ言います!!(49)

 
ヨーロッパで元気!オイショ


先日、イタリアを訪れた際に、街中で目に付いたのはランジェリーショップの多さです。その中でも人気が目立って高かったのは「オイショ(Oysho)」でした。
同店はザラを展開するインデックスグループの一つで、ヨーロッパと中東を中心に世界14カ国で330店以上を展開している人気のランジェリー専門店です。手ごろな価格帯で、トレンドを押さえたファッション性のあるインナーを展開しています。

イラストはミラノのウインドーディスプレーで、可愛らしく少しセクシーなトレンド・インナーをモダンでおしゃれなVMDで展開しています。





今や、グローバルSPA(製造小売業)もランジェリーを強化しており、新たなランジェリー市場の競争が始まっています。共通項は「低価格」「トレンディ」「心地よさ(Cozy)」。
毎日着て洗濯するインナーは消耗品として景気に左右されない底堅い市場です。


■顧客ロイヤルティが高い⇒直接肌に付けるものだから、一度気に入るとリピーターになる
■利益率が高い⇒値下げが少なく安定した利益が確保できる
■消費者のニーズの変化⇒インナーとアウターの壁が無くなり、カジュアルインナーのニーズが高まっている


日本のインナー市場でも、既に新たな競争が始まっています。
消費低迷で小売業が総崩れしている中にも、必ずどこかに、消費者が求める未知の価値領域が在るはずです。



日本企業も「既知の罠」から抜け出し、未体験ゾーンに挑みましょう!



釜Z本木事務所 代表 六本木眞弓

 2009/03/12 16:39  この記事のURL  / 

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六本木 眞弓
(ろっぽんぎ まゆみ)
(株)六本木事務所 代表取締役社長。

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