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FBへの提案(繊研新聞掲載)
コミュニケーションデザインの構築


ー消費スタイルの変化がチャンスー


ネット・ケータイ世代が増え消費スタイルは激変している。消費者にとって商品との出会いは、リアル店舗でもネット、モバイル販売でもどちらでも良く「都合の良いときに都合の良い場所」で購入する。
ここにきて、消費者の新しいアクティビティーを形にして行くための「コミュニケーション力」の重要性がクローズアップされ始めた。
常に新しいアクティビティーを創造し、提案のストーリーを組み立てなければならない。
時代に対応した「共感ストーリー」を創るには図表のようなプロジェクト型チームビルディングが必要となる。

1・「生活者+商品+時代」の新しいアクティビティーを形にする
2・変化した消費者とコミュニケーションするチーム作り
3・「共感ストーリー」を実行する




「自社商品は、他社と差別化したコンセプトを持っている」と自負しているブランドも、消費者から見ると似たりよったりである。売れ筋を追及して、ほとんどが同質化してしまう。顧客は、それに満足できず、更なる個性を求めるようになってきた。
今では、次々と登場するファストファッションに飛びつくのではなく、「自分の価値観や感性で、ブランド品も古着もミックスして取り入れて個性的に着るのが格好いい」と思っている。

また、時間を節約したい通販の消費者は、ネット商品の質も安定してきたことで安心して購入するようになり、今や、コンビニ、百貨店の売上げを越える勢いになってきた。一方、テーマパークのような空間の中で買い物をするアウトレットモールは、不便な立地にかかわらず盛況である。時間の持つ二面性を消費者は上手く使い分けている。前述の1「生活者+商品+時代」の新しいアクティビティーを形にするでは、このような変化する生活者のアクティビティにフォーカスしコンセプトを立案する。
それを基に、2変化した消費者とコミュニケーションするチーム作りでは「コミュニケーションチーム」による「共感のストーリー」を創造していく。
また、eコマース(電子商取引)、モバイル・アドネットワークなどのネット領域とイベントやセールスプロモーション領域、店舗開発領域を同時に複合的に構築する時代である。
ここでは、商品企画・店舗開発・プロモーション設計などのメンバーを部署横断的に集めて「クロスファンクショナル・チーム」を編成する。

情報の共有化と方向性を一致させるのである。
多様なメンバー個々の力を引き出し、方向性を決めていくファシリテーター型のチームリーダーを配置することがポイントである。2変化した消費者とコミュニケーションするチーム作り
の「共感ストーリー」を消費者に伝え、アクティブな購買行動につなげるのが3「共感ストーリー」を実行するのMD担当・VMD担当・販売担当の実行チームとなる。

「消費スタイルが根本的に変した」ことを悲観してはいけない。この変化を「チャンス」ととらえることが可能である。  
しかし、低迷が続く百貨店や量販店は、息を吹きかえらせる事ができるだろうか?
時代に対応したコミュニケーションデザインの構築が、これからの販売手法の重要な鍵となる。


釜Z本木事務所
 2009/07/09 13:57  この記事のURL  / 


プロフィール
六本木 眞弓
(ろっぽんぎ まゆみ)
(株)六本木事務所 代表取締役社長。

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