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パリ在住の日本人アクセサリーデザイナーが手がける「ADER(アデル)」







ネオマキシマリズム(新装飾主義)の潮流がクローズアップされる
2013-14秋冬シーズンの装い。ジュエリー使いにも
これまでのセオリーにとらわれない新たな感覚が求められそうです。

今回は、そんなムードにぴったりのジュエリーをご紹介します。

パリ在住の日本人アクセサリーデザイナー、富田英里さんが手がける
ヴィンテージコスチュームジュエリーのブランド「ADER(アデル)」です。

富田さんはヨーロッパ各地でヴィンテージやデッドストックのパーツを買い付け、
それらを使ってジュエリーやアクセサリーに仕上げていきます。

「毎日のファッションに気軽に取り入れることができるヴィンテージ」が
コンセプトになっている通り、ヴィンテージ初心者の人でも割と簡単に
取り入れられるアイテムが揃っているところが魅力です。

時を経て受け継がれてきた物だけが持つ本物感と説得力。
持ち主のジュエリーボックスで長く愛され続けるものでありますようにという
デザイナーの思いが希少なパーツを通して、作品に落とし込まれています。

チェコのボヘミア地方で伝統的に作られてきたクリスタルガラスを使った
ヴィンテージクリスタルボヘムコレクションや、1930〜50年代頃の
ヨーロッパのボタンやアクセサリーを用いたヴィンテージボタンコレクションなどは、
普段の着こなしに加えるだけで、品格や大人感を寄り添わせてくれそう。
ヴィンテージのパールを一粒一粒、独自アレンジであしらった
ヴィンテージグラスパールコレクションにも、ときめきます。
コスチュームジュエリーがこのところ世界的に人気を博していますが、
「ADER」の作品は主張がある上に、年代物ならではの重みや渋さがあって、
着姿にエレガントな重厚感やクラス感を添えてもらえます。

2013-14秋冬コレクションのテーマは「Vienne 1900」。
1900年代初頭のウィーンで、名画『接吻』で知られるグスタフ・クリムトを軸に
官能や退廃を漂わせるアート作品を発表したウィーン分離派(セセッション)の
イメージに着想を得たコレクションです。アールヌーヴォー、アールデコ、
ジャポニズムなどが入れ替わり立ち替わり現れ、美の常識が
書き換えられ続けた時代を思わせる、モダンと色香が
ない交ぜになったようなセンシュアルな表情です。





バングル 30,000円〜、バングル細 29,500円〜、淡水パールブレスレット 33,000円〜、淡水パールネックレス 35,900円〜



その「ADER」の期間限定ショップが伊勢丹新宿店に登場することになりました!
しかも、この機会に合わせて、すべて1点物のヴィンテージパーツを
用いたオーダーメイドの受注イベントが開催されます。

富田デザイナーが自らヨーロッパ各地で買い集めてきたヴィンテージや
デッドストックのパーツの中から、このイベントのためにセレクト。
来場者は展示されたパーツのうち、好きなものを選んで、
ジュエリーをオーダーメイドできます。デザイナーが帰国し、
実際に店頭で提案してくれるという貴重な機会です。

時を重ねたパーツをモダンにアレンジしたジュエリーは、
穏やかな雰囲気や服を選ばない超越性が自然と備わるので、
どんなコーディネートにもなじませやすい上、
トレンドに流されない自分らしさも適度に主張してくれます。
周りの人とカブる心配が無用で、オンリーワンの存在感も放つ
ヴィンテージコスチュームジュエリーは
おしゃれの心強いパートナーとなるはずです☆


ADER 期間限定ショップ 伊勢丹新宿店
2013年9月11日(水)〜17日(火)

伊勢丹新宿店 本館1階=アクセサリー
http://www.isetan.co.jp/icm2/jsp/store/shinjuku/

ADER
http://ader.jp/

ADER FaceBook
https://www.facebook.com/ADER.jp




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 2013/08/31 23:38  この記事のURL  / 

「アメリカン・ポップ・アート展」で当時の熱気をファッションと合わせて追体験










アンディ・ウォーホルの伝説的傑作「200個のキャンベル・スープ缶」が
話題を集めている「アメリカン・ポップ・アート展」に行ってきました。

米国ポップアートの黄金時代と言える1960年代の名作を
まとまって紹介する、とても貴重な展覧会です。

米国のパワーズ夫妻という著名コレクターご夫婦の
収集品が公開されています。アメリカン・ポップアートの
個人コレクションとしては世界最大級とされるパワーズ・コレクションが
これだけまとまって公開されるのは、日本では初めてだそうです。
キャンベル缶作品を見るのは、NYのMoMA以来。
キミコ・パワーズさんは日本出身の女性で、ウォーホルの
肖像シルクスクリーン作品にも描かれています。

アメリカン・ポップアートの巨匠たちの絵画、彫刻、版画などが
約200点も集められ、当時の熱気が感じられます。
それまでいわゆる「芸術」とは別物の俗っぽい表現だと見なされていた、
商品の広告的イメージや、メディアの手法を進んで取り入れ、
アートのありよう自体を書き換えたポップアートの衝撃を、
あらためて再確認する機会と言えるでしょう。

ウォーホル以外にもジャスパー・ジョーンズのターゲットや数字、
星条旗の連作、細かい描点を手描きしたロイ・リキテンスタインの
アメリカンコミック風の作品など、それぞれの代表作と呼べるような
逸品が勢ぞろいしました。見応えあり、刺激を受けます。

クレス・オルデンバーグのソフトスカルプチャーにも興味深く感じました。
絵画と彫刻の垣根を壊したロバート・ラウシェンバーグもそうですが、
「彫刻=固い」という常識をひっくり返すアプローチが若々しい野心や
冒険心を表していて、古臭い枠組みに従うまいとする当時の
アーティストたちの反骨心もうかがえます。

最近はやっている、吹き出し文字などの入ったTシャツや
ポーチなど、ファッションともリンクしているムードがあります。
常識を覆すというところでも、今のテイストミックスのスタイリングにも
つながるところが多く見受けられました。ポップアートがアートの市場と
消費を変えたという点は、オートクチュールからプレタポルテへと
裾野が広がった、ファッションの一般化の道筋と通じるところも感じさせます。

見逃してしまうにはあまりにも惜しい、今年最大級の現代アート系展覧会。
東京・六本木の国立新美術館で10月21日まで開かれています。



写真は展覧会の画集カタログ、そして、
本物のキャンベル・スープ(チキンヌードル)・・・(笑)も買いました☆

アメリカン・ポップ・アート展
http://www.tbs.co.jp/american-pop-art2013/


国立新美術館
http://www.nact.jp/


〜関連記事〜

お金がテーマの現代アート展「Money after Money|信用ゲーム2013」
http://fashionbible.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/money-after-mon.html



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 2013/08/19 13:18  この記事のURL  / 

「ランウェイから読み解く2013-14秋冬トレンド」対談







猛暑が続いておりますが、ショップの店頭に一足早く
秋冬ファッションが並び始めるこの季節。
2013-14秋冬コレクションを振り返りながら、
この秋冬シーンに予想される新トレンドのおさらい。

先日、2014春夏メンズコレクションの取材でロンドン、ミラノ、パリ、
オートクチュールレディスと、海外を飛び回って取材をされた
山中健さんと私のトレンド対談が公開されました。

いつものように山中さんが素敵にリードしてくださり、とても楽しい対談でした。
新トレンドに加え、それが実際にどのような形で浸透していくかにも触れています。
マーケットやビジネスの視点でも考えている山中さんのお話は大変興味深く、
ますます注目を集めるメンズシーンについて勉強になりました。

メンズとレディスのトレンドの共通点やリアルスタイリングのヒントなども
語っているので、秋からのおしゃれの参考にしていただければ幸いです。

秋直前!ランウェイから読み解く2013-14秋冬トレンド

http://www.apparel-web.com/feature/interview/2013aw_trend.html



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 2013/08/15 12:24  この記事のURL  / 

手錠モチーフが人気の「CUFFZ(カフス)」10周年も話題満載


アメリカ・ロサンゼルス生まれの手錠(handcuffs)モチーフで
知られるブランド「CUFFZ(カフス)」
2013年秋に10周年を迎えることになりました。

「酔っぱらってなくさないバッグが欲しい!」
「手錠をバッグに付けたらクール!」というコンセプトから
誕生した「CUFFZ」のバッグは2006年から本格的に日本へ上陸。
国内で横山智子さんがブランドプロデュースを手がけ、
ファッション誌や業界紙、テレビでも取り上げられることがしばしば。
芸能人、著名人のブログやソーシャルメディアでも
愛用ブランドとして見掛けることがよくあります。

私も日本上陸の際、CUFFZの手錠のユニークな発想に惹かれ
取材させていただきました。手錠という非日常的なツールを
キュートに、そしてロックなムードで落とし込んでいて、
一度見たら忘れることができないバッグです。

「LA生まれ・日本育ち」という日米の橋渡し的な生い立ちも
興味深く、レディースだけでなくメンズにも広がりました。

そんなCUFFZの10周年展示会で拝見した新作をご紹介します。
コンセプトは「INSPIRATION for next 100 years & Back to Los Angeles」。






ブランドのアイコニックモデル「Oh Bondage!」の新作は
バッグの表面が毛足の長いフォックス、裏面はデニムのレオパード柄
という、表情の違う異素材ミックスが今のファッションの気分ともなじみます。
デニムは岡山産を使い、京都でウオッシュ加工して、
メイド・イン・ジャパンにこだわっています。








ツイード素材のバッグは、有名クチュールブランド御用達のフランス
「ACT3」社の生地を贅沢に使用し、バッグの周りにフリンジをあしらいました。
チェック柄も、グランジ風フリンジもこの秋注目のトレンド素材・ディテール。

ユニセックスコレクションでは、イタリア「Nero su Nero」社の
織のカムフラージュ生地を使用しています。




そして、10月中旬頃に発売となる目玉がこちら。
京都・西陣織メーカー「田村屋」とのコラボレーションが実現しました。
日本を代表する絹織物産地「西陣」は、フランス・リヨン、
イタリア・ミラノと並んで世界的高級絹織物産地として名声を誇ります。
そんな日本の伝統ある西陣織で仕立てた、レオパード柄のバッグが誕生。
よく見ると、レオパード柄は手錠の形をしていて
しゃれの利いたアートセンスを感じさせます。

異素材ミックス、グランジ調、カムフラージュ、レオパードなど
この秋冬ファッショントレンドでも欠かせないマストキーワードが
いくつも入っているので、今から楽しみです。




そんなCUFFZのブランドプロデューサー・CEOの横山さんから、
「CUFFZバッグ飛行機内持ち込み注意!」のご案内が。
なんと「機内持ち込み制限品」の凶器類似品の分類に該当するので、
飛行機内への持ち込みが禁止されているそう。
私はCUFFZのバッグをひとつ持っており、海外に持って行ったことが
あるのですが、そのときはスーツケースの中に入れていたので大丈夫でした(汗)。
お持ちの方は機内持ち込みにはお気をつけくださいね。

最後に、展示会で気になったリボンクラッチを手にしたら、
私、「逮捕」されちゃいました!?
詳細は、WWDJAPAN.COMの横山さんの「FASHINISTA BLOG」をご覧ください☆

展示会でタイホ祭り。
http://www.wwdjapan.com/blog/tomoko_yokoyama/2013/08/02/00006034.html

CUFFZ
http://www.cuffz.jp/

CUFFZ BLOG
http://ameblo.jp/cuffz/





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 2013/08/06 01:11  この記事のURL  / 

男女共に人気上昇中の「スポーティー小物」









メンズとレディスではトレンドも異なりがちですが、珍しく性別を問わず、
2013年春夏シーズンに勢いづいているのがスポーティーな小物アイテム。

メンズでは当たり前のスニーカー、キャップ、ニット帽などが
レディスファッションに浸透。あえてフェミニンなアイテムとミックスして
ヌケ感を出したり、ハズシのおしゃれを楽しんだりしているようです。

Tシャツやトラックパンツなども男女共に支持されているので、
これからもますますスポーティーなアイテムをおしゃれに
落とし込む着こなしに注目が集まりそうです。

アパレルウェブの「週刊コラム」でランウェイとストリートスナップから
その動向をリポートしましたので、ご覧頂けたら幸いです。

スポーティー小物をおしゃれに落とし込む新コーデ

http://www.apparel-web.com/column/weekly/130731.html




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 2013/08/02 02:06  この記事のURL  / 

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宮田理江(みやたりえ)
ファッションジャーナリスト

複数のファッションブランドの販売員としてキャリアを積み、バイヤー、プレスを経験後、ファッションジャーナリストへ。新聞や雑誌、テレビ、ウェブなど、数々のメディアでコメント提供や記事執筆を手がける。

コレクションのリポート、トレンドの解説、スタイリングの提案、セレブリティ・有名人・ストリートの着こなし分析のほか、企業・商品ブランディング、広告、イベント出演、セミナーなどを幅広くこなす。著書にファッション指南本『おしゃれの近道』『もっとおしゃれの近道』(共に学研)がある。

公式サイト:http://riemiyata.com/
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