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ロンドンオリンピックを衣装でも楽しむ


華やかに開幕したロンドン五輪の開会式では、それぞれの国・地域を象徴するような衣装も盛り上がりに花を添えました。たくさんの参加チームの選手や役員がお国柄を思わせる衣装に身を包んで次々と現れ、スポーツの祭典の幕開けを彩りました。 「日本」は、いつもながらの日の丸カラーでそつなく整えたスタイルでした。ほか、目に付いたチームの衣装を以下にご紹介します。

「オーストラリア」は、緑のスカーフと白いスカートのコントラストがはっきりしていて、シンプルな色バランスの割に強い印象。国旗の色を写し取る色使いが多い中、国旗カラーにあまりしばられないカラーリングを選んだチームの1つです。 「ブラジル」は、国旗カラーのイエローとグリーンの2色をあしらったストールで首周りを華やがせました。ストールのようなネックウエアが増えたのが、今回の傾向の1つ。

「カナダ」は、赤と白というおなじみのフラッグカラーを配したジップアップ・ジャンパーにチノパンという軽快な装い。胸にCANADAと国名をはっきり示して、開会式らしいアピール。 「チェコ」は、フーディーにショートパンツというストリート感のある若々しいスタイル。そこに長靴を合わせて、意外感あふれる足元を演出。 「メキシコ」は、着ている人たちも楽しそうな実にカラフルな衣装で元気や躍動感を感じさせました。いくつものパターンが用意されていて、全員が同じ服装というわけではなく、あえて「統一」という意味を持つユニフォームの定義をひねった試みです。

「フランス」は、トリコロール(3色旗)の赤白青をしっかり写し込んだ装い。赤い靴がアクセントになっていました。 「イタリア」は、スタイリッシュなスーツルック。遠目から見てもはっきり分かる、ウエストを絞ったシルエットの美しさはイタリアの仕立て技術の高さを物語るかのよう。女性もパンツスーツで統一して、りりしいムードを全体に漂わせていました。

「米国」は、ダブルの金ボタンブレザーでアメリカントラッドなテイスト。ベレー帽がミリタリーの雰囲気をミックス。今大会のデザイナーを務めたラルフ・ローレン氏らしいプレッピー風のムードが開会式という晴れ舞台によくなじんでいました。

「英国」は、最後に登場してかなりサプライズな印象を残しました。英国旗「ユニオンジャック」は二の腕に小さくあしらわれていたものの、赤や青の国旗カラーはなし。上下とも白で、襟周りにはグリッターなメタリックゴールドを配したきらびやかな出で立ち。ゴールドの色には金メダル獲得の願いが込められていたのかも知れません。白のハーフパンツは最高級紳士服の街「サビル・ロウ」を抱える英国のイメージとは遠く、チェック柄やユニオンジャック模様を期待していた向きにはやや拍子抜けの感じもしました。

選手が競技の際に着る公式ユニフォームには英国がステラ・マッカートニー氏、イタリアはジョルジオ・アルマーニ氏と、自国出身の有力デザイナーを起用しているので、競技そのものとは別の見どころともなっています。「プラダ」はイタリアのセーリングチームのウエアを手がけています。日本も体操のユニフォームをコシノヒロコ氏がデザインしました。五輪の期間中、何度も中継やニュースで目にする選手達の装いにも興味を持って見ると、さらにオリンピックが楽しくなるかも知れません。




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(Photo by Nick J Webb
 2012/07/29 15:46  この記事のURL  / 

英スクールユニフォームメーカーが手がける、おしゃれジャケット



セレクトショップ「PINCEAU(パンソー)」の展示会で
拝見した秋冬新作のジャケット。
どこか懐かしい感じのフォルムと素材感。

実は、1946年に設立されたスクールユニフォームの
メーカー「Perry Uniform(ペリー ユニフォーム)」
パンソーが別注した品物です。

「Perry Uniform」は、英国でも有数の歴史ある学校の
制服を手がけるファクトリーとして知られています。

そして、それだけに留まらず、伝統的なクオリティーの
高いマニファクチャーを守りながらも、公式サイトを見ると、
ユーチューブやfacebook、twitterなどの
インターネットを駆使したスピード感あるビジネス志向も両立。
イギリスのリーズにファクトリーと物流・管理、カスタマーセンターの
ベースを置いて、生産から物流までをスムーズに行っています。

スクールメイドならではのニュアンスと技術に
パンソーのエッセンスが溶け込んだブレザーは
8月上旬に入荷予定とのこと。
この秋のマスキュリンなシューズや帽子などの
トレンド小物にもなじむ1着です。

PINCEAU
http://www.adametrope.com/pinceau/

Perry Uniform
http://www.perryuniform.co.uk/






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 2012/07/24 10:42  この記事のURL  / 

東京を牽引するクリエイションが集結 プロジェクト・ショップ「IDOL」オープン





「東京の今とこれから」を知るにはうってつけの
画期的なショップが登場するお知らせです。

東京・青山に、「東京の今とこれから」を発信する
プロジェクトショップ「IDOL」が、2012年8月5日(日)にオープン

クリエイティブディレクター畑仲英司氏が手がける「IDOL」は、
まさに様々なカルチャーがミックスされた東京のよう。
ブランド、クリエイターとのコラボレーションをはじめ、POP UP企画、
ファッションイベント、カフェ&ラウンジ、ファッションシューティング
スタジオ、アーティスト作品展示スペースなど、色々な顔を持つ
「プロジェクトショップ」として盛りだくさんの内容で始動します。

ショップのコンセプトとしては、
「日常の延長線状に潜在する非日常性」をキーワードに
東京のファッションを牽引する前衛的なブランドをセレクト。

まず、ショップオープン企画として、レディー・ガガも愛用する先鋭的な
ブランドとして知られるCHRISTIAN DADA(クリスチャン ダダ)の
POP UP SHOPが出現を果たします。

NY発のファッショニスタご愛用のファブリックケアブランドとしても
知名度を誇るTHE LAUNDRESSのPOP UP STOREも出現。

そして、東京発の独自の世界を放つブランド、YUIMA NAKAZATO、
SOMARTA、DISCOVERED、G.V.G.V.からiPhoneケースやポーチ、
ミサンガなどのスペシャルプロダクツが限定で販売されます。

世界の第一線で活躍する多彩な海外ブランドも取り扱い、
デジタルツールやガジェットアイテム、コスメ、ファッション小物など
着こなしに色を添えるアイテム等、東京の感性になじむ
ユニークなオリジナルスタイルも並びます。

さらに、ショッパー(紙袋)は、イラストレーター黒木仁史氏が
東京前衛ブランドのランウェイルックを描き下ろした
イラストレーションのものになります。




2012年8月3日(金)には、「IDOL」オープンイベントとして
「TOKYOVANSANKAI(東京晩餐会)」が開催され、
前衛多彩なクリエイターによる十人十色の作品が発表されます。

第二回開催となるこの晩餐会では、「かぶき」がテーマ。
そして、クリエイターたちによるこれらの作品が、
8月5日(日)〜8月12日(日)の期間に、「IDOL」で
作品展示・販売
されるので必見です。
先日、こちらでご紹介したミーシャ・ジャネットさんの
ウィッグブランドPlumbもお披露目されますよ☆
http://www.apalog.com/riemiyata/archive/15

参加クリエーターは、CHRISTIAN DADA、Kathy Lo、
KAZUMI KURIGAMI、黒木仁史、MISHA JANETTE、新田桂一、
Rila Fukushima、TENKI、THE OVERSEA、TOKYO DANDY、
UAMOU、YOSHIROTTEN、YUYA NARAといったラインアップ。

東京の先端的なクリエイターたちの世界を一度に見ることのできる
多彩なコンテンツは、新たな発見につながりそうです。

2012年8月5日(日)グランドオープン!
プロジェクト・ショップ「IDOL」

東京都港区南青山5-11-9 B1F
http://www.idoltokyo.com/

TOKYOVANSANKAI(東京晩餐会)
http://www.tokyovansankai.com



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 2012/07/17 08:39  この記事のURL  / 

「PINK HOUSE」のアーカイブコレクションに注目




ブランドの過去のアイテムを復刻した、いわゆる
アーカイブコレクションが定着してきつつありますが、
当時を知る人も知らない人もワクワクしそうな
ひねりを加えたコレクションがこちら。

80年代のDCブランドブームに一世風靡した、
金子功氏が手がける「PINK HOUSE(ピンクハウス)」
その復刻版(アーカイブコレクション)が登場します。
先日、伊勢丹の展示会で拝見したときに気になった
この復刻シリーズは、2012年9月上旬に
伊勢丹新宿2Fザ・ステージ#2
でお披露目されます。

ブランド設立30周年を迎えたPINK HOUSEからは、
「赤」をテーマにした洋服や小物、そしてアトリエ染花との
コラボしたオリジナルコサージュなどが提案。
PINK HOUSEオリジナルテキスタイルの販売もあります。
マスキングテープやネイルシール、傘など
雑貨もたくさん用意されるそうです。

そして、「THEATRE PRODUCTS」「beautiful people」
「Bilitis」など東京ブランドとのコラボレーションアイテムも展開。
老舗ブランドが現代の東京ファッションカルチャーと
タッグを組むという仕組みも新鮮です。
それぞれのブランドがPINK HOUSEをどのように
デザインするかにも興味津々です☆

伊勢丹新宿
http://www.isetan.co.jp/icm2/jsp/store/shinjuku/

PINK HOUSE
http://pinkhouse.jp/


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 2012/07/13 13:58  この記事のURL  / 

アートをアクセサリーとして楽しむ「ウイリアム・モリス」コレクション






アートの中でも割と身近に感じられるのが、
壁紙や刺繍、タペストリー、テキスタイルなど。

芸術家、デザイナー、詩人でもあった才人で、
近代デザインの創始者とされる「モダンデザインの父」、
William Morris(ウイリアム・モリス)
こういった分野でも才能を発揮しました。

生活と芸術を融合させるデザイン運動
「アーツ・アンド・クラフツ」を英国で起こし、
世界のアーティストや工芸家に大きな影響を与えました。

そのウイリアム・モリスの世界観や美意識を映すブランド
「MORRIS & Co.」のバッグコレクションがこの春、
日本に初登場し、話題になりました。
その時のコレクション内容はこちら

起業150周年を迎えるウイリアム・モリスの
テキスタイルデザインをアートの側面から捉え、
現代の生活にマッチした「アート・アクセサリー」として
手の届く価格帯で提案しています。

この秋冬コレクションでは、さらに表現が広がり、
バッグだけでなく、ポーチやトラベルケース、
ドキュメントケースなどデイリーからトラベルシーンまで
アイテムとテキスタイルのバリエーションが増え、目にも楽しい☆

アートをアクセサリーとして普段使いで楽しむ。
そんな誘いに乗って非日常気分を楽しみたくなる品ぞろい。
どれもアートを身近に感じる入口になってくれそうです。


MORRIS & Co.(西川産業)
www.nishikawasangyo.co.jp



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 2012/07/06 23:51  この記事のURL  / 

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宮田理江(みやたりえ)
ファッションジャーナリスト

複数のファッションブランドの販売員としてキャリアを積み、バイヤー、プレスを経験後、ファッションジャーナリストへ。新聞や雑誌、テレビ、ウェブなど、数々のメディアでコメント提供や記事執筆を手がける。

コレクションのリポート、トレンドの解説、スタイリングの提案、セレブリティ・有名人・ストリートの着こなし分析のほか、企業・商品ブランディング、広告、イベント出演、セミナーなどを幅広くこなす。著書にファッション指南本『おしゃれの近道』『もっとおしゃれの近道』(共に学研)がある。

公式サイト:http://riemiyata.com/
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