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オンワード樫山「五大陸」がブランド刷新 片岡愛之助さんら歌舞伎俳優起用し大型キャンペーン
  2013/10/28 15:40 | ニュース

ブランドアンバサダー5人に花を贈る馬場昭典社長(左から3人目)


 オンワード樫山(東京、馬場昭典社長)は紳士主力ブランド「五大陸」で、今秋冬から商品を全面刷新するとともに、片岡愛之助さんら人気歌舞伎俳優5人をブランドアンバサダーに起用した新広告キャンペーンを打ち出す。新成長戦略のもと、団塊ジュニアを中心とする40〜50歳代男性の需要喚起をにらむ。きょう28日に行われた新成長戦略発表会には、馬場昭典社長とブランドアンバサダーを務める5人が出席。新戦略の概要や狙いなどについて説明した。

 「五大陸」は1992年、“英国の伝統、フランスの華やぎ、イタリアの粋、アメリカの合理性”を“日本の繊細”によって仕立てた“東京発国際服”と銘打ちデビュー。同社の重点ブランドの1つとして、ブランド20周年を迎えた昨年から、素材やデザイン、シルエット、生産体制に至るまでMD(商品施策)を全面的に見直した。

 約1年半を費やした新MDは、ブランドコンセプトに基づき、日本人ならではの繊細なものづくりや質へのこだわりを追求した品揃え。創業171年の歴史を持つ仏の老舗生地・ドーメル社の生地を使ったスーツや、京都西陣織のネクタイなどを主力アイテムとして打ち出す。価格帯は、主力のスーツが5万9,000〜11万円。「あくまで質にこだわる戦略なので、自ずと単価が上がったアイテムもある」(馬場社長)という。

 ブランドアンバサダーには、片岡愛之助さんをはじめ、尾上松也さん、中村歌昇さん、中村壱太郎さん、中村隼人さんら5人の新進歌舞伎俳優を起用した。“伝統を継承しながら新しいものを作り上げる”という歌舞伎界の姿勢とブランドコンセプトが合致したもので、きょう東京・銀座の歌舞伎座で行われた新戦略発表会には、アンバサダー5人がスリーピースやダブルなど5者それぞれのスーツスタイルを披露した。ドラマへの出演など活躍の場を広げている片岡愛之助さんは、「生地がとてもよく、まず着心地がとてもいいですね」とコメント。「伝統芸能に携わる者として、伝統を継承しながら新しいものにも挑戦している。この姿勢は「五大陸」のスーツとの共通点でもある。今回アンバサダーに起用して頂いたことをきっかけに、歌舞伎も五大陸も広めていきたい」と意気込みを語った。

 片岡さんらが出演するテレビCMは、きょう28日から放映。雑誌や交通広告、店頭、ウェブなどを駆使した大型広告キャンペーンも展開する。


【馬場昭典社長のコメント】

来春夏までに売上高1.3倍を目指す

 婦人の主力ブランドである「組曲」が昨年MDを見直し、現在2ケタ増で推移している。「五大陸」も、来春夏までに1.3倍の売り上げを目指したい(2012年度売上高は65億円)。ブランド自体が従来より縮小傾向にあったことと、世の中が質のよいものに流れているため、そのポテンシャルに期待している。クールビズをはじめ“行き過ぎたカジュアル”へのアンチテーゼの意味も込め、スーツのよさを改めて訴求したい。
 (消費税増税前の駆け込み需要に伴い)秋冬は従来の10%ほど商品に奥行きを持たせるが、4月以降も攻めの姿勢でいく。ほかに真似のできない新商品の開発などがなければ勝負はできないと思っている。



片岡愛之助さん。「CMはかっこいい出来栄えで我ながら驚いています」


尾上松也さん「それぞれに似合うものを作っていただいたためか、自分で見てもスーツ姿はかっこいいですね。初日や千秋楽以外でも色々着たいです」


女形として活躍する中村壱太郎さんは、「スリーピースを着るのは初めての経験。歌舞伎と同じように、より多くの人にスーツを着てる姿を見てほしいです」


襲名公演の続く中村歌昇さん。「まだまだ未熟なので、1日1日を大事にしながら、はやくスーツの似合う男性へと成長したい」


現在19歳の中村隼人さんは、唯一ダブルのスーツで登場。「若い方々にもダブルのスーツに挑戦してほしいです」


馬場昭典社長「行き過ぎたカジュアルへのアンチテーゼの意味も込めている」



「五大陸」の広告ビジュアル。「五大陸五人男」は、歌舞伎の演目「白波五人男」になぞらえたコピー。テレビCMは、ロック調のBGMのなかスーツ姿の5人が登場するというクールな演出。


多部未華子さん出演 ロペピクニック“回る”秋冬WEBカタログ発表
  2013/10/25 20:03 | トレンド



 レディスブランド「ロペピクニック」(運営:ジュン/東京都港区、佐々木進社長)が今秋冬、匿名アート集団「rrrrrrrroll」とコラボレーションしたユニークなウェブカタログを発表した。ブランドのイメージモデルを務める多部未華子さんをはじめ、最新コレクションを着たモデルたちがくるくると回り続けるというもので、現在特設サイトと全国の店頭で公開中だ。

 カタログ「RRRRRRROLLING CATALOG」は、全8作品のGIFアニメーション画像で構成。今秋冬のコンセプトでもある「会いにいこう。」をテーマに、“新しい服を着て誰かに会いにいこうとする女性”を表現した。多部さんは、トランクの上に座りながらこれから会いに行く大切な人のことを思う女性という設定。アート作品の一部としてくるくると回り続ける可愛らしい姿が印象的。

 アーティスト集団「rrrrrrrroll」は、匿名のアーティスト集団として、人物や物など写真の一部が回り続けるアニメーションGIF画像を2012年4月から画像投稿SNS・tumblr(タンブラー)に投稿。ネット上で話題となり、2012年第16回文化庁メディア芸術祭で、エンターテインメント部門推薦作品に選出された。今回のキャンペーン特設ページも、タンブラーを使用している。


■特設 ペー ジ
 http://rrrrrrrroll-for-ropepicnic.tumblr.com/

■Rope Picnic ウェブサイト
 http://www.ropepicnic.com/



【東京2014春夏=10月19日】第4回シブヤファッションフェスティバルが開催
  2013/10/21 10:04 | トレンド

 10月19日、メルセデスベンツ ファッションウィーク東京最終日に「シブヤファッションフェスティバル2013(SHIBUYA FASHION FESTIVAL 2013)」が行われた。メイン会場となった宮下公園は、「シブフェスパーク」と名前を変え、一般人も入場可能なファッションショーが行われた。

★渋谷ファッションフェスティバルの様子はこちらから
http://apparelweb.tumblr.com/post/64556414507/in




 「ザ ドレス アンド コー ヒデアキ サカグチ(The Dress & Co. HIDEAKI SAKAGUCHI)」の2014年春夏コレクションのテーマは「東京ナイトプラージュ」。「大人の為のナイトアウトの場を提供したい」と語ったデザイナーの坂口英明氏は、会場の宮下公園に熱帯化する東京にパリのプラージュ(水辺、砂浜)を作りあげた。くすみがかったブルーやグレー、ヌードに近いベージュでパリジェンヌをイメージさせるエレガントな装いを提案した。

★「ザ ドレス アンド コー ヒデアキ サカグチ(The Dress & Co. HIDEAKI SAKAGUCHI)」のレポートこちらから
http://apparelweb.tumblr.com/post/64492168317/the-dress-co-hideaki




 「ディスカバード(DISCOVERED)」は、“大人の思春期”をテーマに2013年春夏コレクションを発表した。ハズし感を表現するためにブランドの得意とするミックスアップスタイルを中心にコレクションを提案した。

★「ディスカバード(DISCOVERED)」のレポートはこちらから
http://apparelweb.tumblr.com/post/64488897208/discovered-tatsuya



 「エトヴァス ボネゲ(Etw.Vonneguet)」は、劇団「子供鉅人」の益山寛司を起用し、ショーを行った。2013年春夏コレクションのテーマは「Spice of Scence(スパイス オブ センス)」。得意の3Dプリントをはじめとする特徴的なテキスタイルを使用し、エッジの効いたジェンダーレスなルックを提案した。

★「エトヴァス ボネゲ(Etw.Vonneguet)」のレポートはこちらから
http://apparelweb.tumblr.com/post/64492502572/etw-vonneguet





 また、先進的なセレクトショップ「キャンディ(Candy)」や台湾出身の「ジェニーファックス(Jenny Fax)」も宮下公園でショーを行った。ジェニーファックスは、アジアとガーリー、グランジを融合させたルックを提案。最後のショーとなったキャンディは、クリスチャンダダを始めとした取扱いデザイナーでスタイリングを提案した。2013秋冬のアイテムから、2014春夏のアイテムに変化していくという形式で進行。POPでマキシマムなピースに、エッジを効かせたスタイリングが印象的であった。

<編集 山中健>

【東京2014春夏=10月18・19日】MBFWTが閉幕
  2013/10/20 12:31 | トレンド

ファセッタズム(Photo by Ko Tsuchiya)

 10月19日、メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク東京(以下MBFWT)が閉幕した。

 前日の夜、最後にショーを行った「ファセッタズム(FACETASM)」。そのクリエティビティにさらなる磨きがかかった。スポーツやワーク、マリン、ネイバルを見事にミックスさせ、東京ストリートの空気感を表現。メンズにはレディスライク、レディースにはメンズライクを採り入れ、連動性を高めた。今回のコレクションで、目をひいたのは、レディースの完成度の高さだ。ファセッタズム得意のストリートルックをベースに、白やラッフルなどで洗練を加え、魅力的な女性像を描き出した。また、今年9月に新宿伊勢丹でコラボレーションした「マグマ(magma)」のアクセサリーも使用し、パンチを効かせた。


Photo by Ko Tsuchiya


★「ファセッタズム(FACETASM)」レディースのレポートはこちら
http://apparelweb.tumblr.com/post/64394547653/facetasm-hiromichi

★「ファセッタズム(FACETASM)」メンズのレポートはこちら
http://apparelweb.tumblr.com/post/64394691925/facetasm-hiromichi

 前シーズン、武内昭と、中西妙佳に代わり藤原美和の2人でデザインを行い、ぐっと大人にシフトした「シアタープロダクツ(THEATRE PRODUCTS)」。今シーズンは、繊維専門商社の瀧定大阪の傘下に入って初となるコレクションとなり、注目を集めた。しかし、今シーズンも前シーズンと同じ路線を選んだ。「高原の別荘(CABIN)」をテーマに選び、生活の豊かさ、避暑地で過ごす贅沢さ、そこでスポーツを行う事の贅沢さを表した。また、前シーズン同様、小物類も充実させた。今後、経営環境の変化がクリエーションに影響を及ぼすのかどうかに注目だ。


Photo by Ko Tsuchiya


★「シアタープロダクツ(THEATRE PRODUCTS)」のレポートはこちら
http://apparelweb.tumblr.com/post/64396998850/theatre-products-akira


 韓国のパンクブランド「ナインティナイパーセント イズ(99%-is)」が、MBFWTにデビューした。デザイナーのバジュー(Bajowoo)は現在もドレスメーカー学院に在学する現役学生。ナインティナイパーセント イズが提案するモダニズムをボーダーで表現。90年代のパンクロックをフューチャリスティックに仕上げた。初のランウェイショーについて、「もっとこれからもランウェイショーに挑戦していきたい。秋冬に向けて今から準備しています」と力強く語った。


ナインティナイパーセント イズ


 また、18日は、他に「ジンカトー(Zin Kato)」「ヨハン・クー(Johan Ku)」「ユキコハナイ(Yukiko Hanai)」「アツシカナシマ(ATSUSHI NAKASHIMA)」などもショーを行った。

 ニットを得意とする「ヨハン・クー(Johan Ku)」は、ニットの他に、モザイクのような複雑な処理をした布地に半透明のエフェクト素材を被せた独創的なピースを発表。また、「アツシナカシマ(Atsushi Nakashima)」はガウディからインパイアされたというショーを行った。


ヨハン・クー(Johan Ku)


19日は、「アンベル(Ambell)」がインスタレーションを行った。カボヤ族の写真と真っ赤なマネキンで独特の世界観を創り上げた。すべてメイドインジャパンの素材にこだわる同ブランド。今回はベーシックなジャガード織だけでなく、刺し子ジャガードやプリーツ使いを披露した。


アンベル


★「アンベル(Ambell)」のレポートはこちら
http://apparelweb.tumblr.com/post/64493700465/ambell-bunzo-kadono

 MBFWT最後のショーを行ったのが、熱狂的なファンに支持される「アリスアウアア(alice auaa)」だ。会場となったヒカリエのホールは、ゴシックファッションに身を包んだ顧客に埋め尽くされた。毎回、物語にそってショーを進行。今回は、若くして水の事故で命を落とした少女の運命を表現した。これまでより装飾性を抑え、洗練を加えたルックが増えたことが印象的であった。


Photo by Ko Tsuchiya


★「アリスアウアア(alice auaa)」のレポートはこちら
http://apparelweb.tumblr.com/post/64527788330/alice-auaa-yasutaka


<編集 山中健>
【東京2014春夏=10月17日】KISSも登場 演出に趣向を凝らす東京デザイナーたち
  2013/10/18 10:14 | トレンド

KISSが登場したクリスチャンダダのショー(Photo by Ko Tsuchiya)


 メルセデスベンツファッションウィーク東京(以下MBFWT)4日目である17日は、人気のデザイナーたちが趣向を凝らした演出で競い合った。

 伝説のロックバンド「KISS」を登場させたのは、「クリスチャンダダ(CHRISTIAN DADA)」だ。レディーガガの舞台衣装や数多くの著名人が着用することでも知られている同ブランド。今回のテーマは、「DEFECTIVE(不完全な美)」。暴走族の特攻服をイメージソースに、特攻服を着るユース世代が抱く「大人にも子供にもなりきれないジレンマ」をワードローブに反映させたコレクションを展開した。

★「クリスチャンダダ(CHRISTIAN DADA)」レポートはこちら
http://apparelweb.tumblr.com/post/64314261309/christian


Photo by Ko Tsuchiya


 「yoshio kubo(ヨシオクボ)」は、スペイン・アンダルシアをテーマに、大人ムードたっぷりのショーを行った。ショーの開始前には、民族衣裳を着た女性たちが、会場に香りをふりまき、観客をざわめかせた。その後、男性のフラメンコダンサーが妖艶なダンスを踊り、ショーがスタート。マリンやスポーティー&ユーティリティ、スペインモチーフや花の総柄などのルックを提案した。

★「yoshio kubo(ヨシオクボ)」レポートはこちら
http://apparelweb.tumblr.com/post/64314453008/yoshio


Photo by Ko Tsuchiya



 「beautiful people(ビューティフルピープル)」は、代々木VILLAGEの舗道でショーを行った。男性ロックスターが女性を伴ったり、グルーピーを思わせる女性の2〜3人連れが笑顔で話しながら歩いたりしてルックを披露。ペアルック風のウェアが多いのが今回の特徴だが、生地の質感や柄の種類が似てはいるものの、実は別物というひねりを加えた。

★「ビューティフルピープル(beautiful people)」 宮田理江氏のレポートはこちら
http://apparelweb.tumblr.com/post/64303005280/beautiful-people


Photo by Ko Tsuchiya



 「アライサラ(araisara)」は、東京・元赤坂の明治記念館でコレクションを発表した。毎シーズン、和の雰囲気を重んじるコレクションを発表しているアライサラ。今シーズンは、スポーティーなルックやシンプルなものが目立ち、明治記念館のクラッシックな雰囲気と絶妙なコントラストを描いた。



 意外にもMBFWT正式参加が初となった「ノゾミイシグロ(NOZOMI ISHIGURO)」「ノゾミイシグロオートクチュール(NOZOMI ISHIGURO Haute Couture)」「ノゾミイシグロ タンバリン(NOZOMI ISHIGURO tambourine)」合同のショーを行った。会場には、やぐらのようなステージを設置。両ブランドのルックを混在して登場させたが、「ノゾミイシグロオートクチュール(NOZOMI ISHIGURO Haute Couture)」はステージに上がり、「ノゾミイシグロ タンバリン(NOZOMI ISHIGURO tambourine)」は客席の間の通路を練り歩くという形式でショーを進行させた。ノゾミイシグロといえば、大胆でやれたプリントが特徴だが、今シーズンは星条旗やアメリカンキャラクターのようなモチーフが目立った。


★「ノゾミイシグロオートクチュール(NOZOMI ISHIGURO Haute Couture)」のレポートはこちら
http://apparelweb.tumblr.com/post/64313887416/nozomi-ishiguro-haute-couture

★「ノゾミイシグロ タンバリン(NOZOMI ISHIGURO tambourine)」のレポートはこちら
http://apparelweb.tumblr.com/post/64312415929/nozomi-ishiguro-tambourine


Photo by Ko Tsuchiya



 インプロセス バイ ホール オハラ(IN-PROCESS BY HALL OHARA)は、「IDYLLIC(アイディリック)」をテーマに、思い出の中にある、自然、旅行、収集コレクションから得られる喜びの感情を表現したコレクションを発表した。ロンドンのバス、ニューヨークのキャブ、日本の富士山といった世界中のモチーフをミックスさせているのが特徴。ゴールドのレース使い、セージグリーンにベージュをのせるというカラーテクニックも見せた。


(c) Japan Fashion Week organization


<編集 山中健>

★メルセデスベンツファッションウィーク東京2014春夏特集はこちら

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