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69th京都スコープ2012年SS展
  2011/06/29 23:34 | 展示会
 伊吹株式会社の2012年春夏シーズンのテーマは、「ENERGETIC OPTIMISM」(エネルギッシュで楽観主義)。ナチュラル素材なのプリント柄で表現するプロヴァンススタイルだ。なかでも同社が得意のポリエステルによる、ナチュラルな方向の提案が今季の一押し。綿風や麻風に見えながら吸汗速乾などケアがしやすい機能を備えたポリエステルを使った大人っぽい透け感のあるパンツやトップスなどを提案している。



 もうひとつのテーマとして目を引くのが、「For Rain」。ポリエステルにはっ加工したものや、綿にコーティングしたものなど、いずれも雨の日を楽しくするプリント柄が揃う。今回のように、具体的なシーンを想定した打ち出し方は初めての試み。シーン提案としては、レインウェアだけでなく、スプリングコートとしてもアピールしていきたいという。


 

伊吹株式会社
http://www.ibukinet.co.jp



 外村株式会社の2012年春夏シーズンのテーマは、「Re-Start 若々しくリズミカルに響かせて」。テキスタイルコンバーターとして、ウェアではなく、あえて生地で魅せてテーマを表現。原点回帰をイメージさせる提案だ。春はその空気感ややわらかさ、エアリーなイメージの“Airly Cool”、初夏は木漏れびや葉っぱの葉脈など植物のパワー、光と影の“Vegetal Luy”、盛夏はミネラルなど鉱物が持つ艶感やマットな輝きの“Mineral Spring”をそれぞれ提案している。
 話題を集めている素材がある。ひとつは、2011年春夏シーズンから製品化している「3Dジャカード」で、無地から柄物までバリエーション豊富に展開している。もうひとつは今季からスタートするプリーツを立体的に重ねた「フリル デ フレア」で、不思議なプリーツだ。





外村株式会社
http://www.tonomura.co.jp


(有限会社ビジョンクエスト・田中千賀子)


「Onitsuka Tiger」2011秋冬展
  2011/06/22 12:29 | 展示会
 日本発のオリジナルスポーツファッションブランド「Onitsuka Tiger」は、2002年の再スタートから今秋冬シーズンで10年目を迎える。テーマは3つ。
 「メキシコシリーズ」は同ブランドの代表作ともいえるもので、過去のトレーニングシューズをベースにアシックスストライプを描いている。発色の良いビビッドカラーをはじめ、イエロー×レッド×ホワイト、ネイビー×イエロー×ブルーといった多色使いが特徴的だ。また、親子で一緒に履けるシューズ(第二弾)として、「MEXICO 66 BAJA TS」(メキシコ66バハTS)のキッズを展開し、直営店限定で販売する。今季は女の子らしいホワイト×クォーツピンクなど3色を提案している。


 
 「レトロ スポーツ」は、70年代のバスケットボールシューズやジョギングシューズ、陸上スパイクシューズをベースに、レトロなイメージのシューズがビビッドなカラーリングで登場。ウェアではクラシックなコーチジャケットをベースにしたウインドブレークジャケット(1万500円)や、ライダースタイプのジップアップパーカ(9345円)、ボストンバッグ(1万500円)など、ベーシックながらこだわりのあるアメカジテイストが揃う。


 

 「アウトドア&ミリタリー」では、ワッシャー加工された素材感と配色がレトロな雰囲気のダウンジャケット(2万2050円)や、深いネイビーのリジッドタイプのデニムを使用したシンプルデザインのジーンズ(1万4700円)、上品な薄手の起毛をベースに体を包み込むようなゆったりシルエットが魅力的なニットドレス(8295円)など、アウトドアテイストのスタイルをラインナップ。



 デザイナーの岩谷俊和氏をデザインディレクターとして2010年に立ち上げた「ダイレクションライン」の今季テーマは、「ダークファンタジーゴシック」。インパクトのあるダマスク柄プリントのスウェットスーツや、ワイルドなレオパード柄のセットアップ、スタッズをあしらったウェアやシューズ、ハットなど、いずれも大胆なスタイリングで提案し、独特の世界観を放っている。



株式会社アシックス
http://onitsukatiger.com


(有限会社ビジョンクエスト・田中千賀子)
ユナイテッドアローズ2011AW展
  2011/06/14 22:26 | 展示会
 「ユナイテッドアローズ ウイメンズ」のシーズンテーマは、「彼女が選んだものはシック」。スコットランドの伝統的なチェックを使ったストール、ハリスツイードのジャケットやパンツなど、同社をイメージさせる大人の女性を感じさせるシックで温か味のあるコレクションを提案。大胆な柄同士を合わせたり、異素材を組み合わせたりと独自のトラッドミックスで同社らしいスタイルを揃える。
 「BLACK」のカテゴリーではベースカラーとしてだけでなく、他の色を際立たせたるためのエレガントにもキュートにも着こなせる「BLACK」を、また、エスニックアイテムとボリュームのあるファーアイテムを組み合わせた都会的な大人のシックな着こなし提案。ケーブル編みやざっくりしたバルキーニットにはシルクのプリントワンピース、それと対照的にウエストマークしたシルエットや、コートやニットの上からベルトをプラスすることで女性らしいシックなスタイリングを打ち出す。




 「ジュエル チェンジズ」の今季テーマは、「SWINGING LOOK “inspiration is 60’s”」。キュートなレトロスタイルを象徴する60‘sアイコンへの憧れを表現した60年代ルック。今風の素材感とディテールが懐かしく、新鮮。一方、英国調トラッドなスクール気分を大人リラックス感で楽しむプレッピーミックスのコーディネートを“BOY MEETS GIRL”として提案している。



 「オデット エ オディール ユナイテッドアローズ」の今季スタイルの基軸はニューエレガンスを意識した70年代の時代感に、一部70〜80年代のボリュームを組み込む。フォークロアなどをミックスさせたセレクトショップならではのハズし感も提案する。
 スタイリングは、50〜60年代プレッピーの流れを意識した、上品でトラッド感のあるベーシックなスタイルを提案するドレス軸と、ローヒールのバリエーションを揃えた、リラックスや安心感のあるカジュアル軸のストーリーを展開。また、リアルで質の高いインテリジェンスを感じるような、今までにないミドルヒールのスタイルも充実させている。同ブランドの中でも、デコラティブなラインを提案する前衛的なカジュアルモードスタイルでは、リラックス感をスポーティな素材やフォルムを織り交ぜて表現。正統派のバランスを大胆に崩すことで新たな魅力を演出している。



株式会社ユナイテッドアローズ
http://www.united-arrows.co.jp


(有限会社ビジョンクエスト・田中千賀子)
ボブソン2011AW展
  2011/06/12 00:10 | 展示会
 ボブソンは今年5月2日、東京地方裁判所へ民事再生法の適用を申請している。その後も「ボブソン」をはじめ、ブランド事業は引き続き継続しており、先ごろ、今秋冬シーズンの展示会を開いた。カジュアルパンツメーカーへの原点回帰をキーワードに上げている。
 量販店と専門店向けブランド「SWEET FiT」は「Modern & Utility Garment」を今季のテーマに、アメリカンビンテージのディテールとユーロデザインを融合させた新たなカテゴリー“Stylish”を提案。とくに、レディスではほどよい肉厚感のストレッチデニムに加工感のあるワイドバギー(8400円)や、ベルフレア(8400円)、スキニースリム(7350円)、デザインスキニー(7350円)などを揃え、デイリーに着こなせるブラウスやニットと組み合わせたカジュアルスタイルを打ち出している。



 百貨店向けの「Queen’s Low」は立ち上がりの提案として、ワイド系のベルフレア、ワイドバギー、リヨセル100%デニムのスーパーワイドバギーの3型を揃える。価格はいずれも1万3000円。また、通勤対応のパンツとして昨年大ヒットしたグレンチェックの2wayストレッチパンツを今年は新しい色柄のグレンチェックとヘリンボーンを揃え、はきやすいと好評のシルエットは継続させる(1万2600円)。



 メンズでも「SWEET FiT」の“Stylish”は、クラシックなディテールと加工感を組み合わせたタイトストレート(7980円)やジョッパーズ(8820円)などが特徴的だ。
 専門店向けの新たな提案として、これまでのものづくりの歴史と思いを込めたボブソンコアともいえるプレミアムシリーズ「Heritage」を打ち出し、ビンテージ5Pをベースに洗練されたディテールデザイン、シルエット、付属、前衛的な加工感をミックスした至極の1品として提案(1万1550〜2万4150円)。セルビッチブラックデニムを使ったレギュラーストレート(1万8900円)や、裏が総プリントのジャケット(1万9440円)やジーンズ(2万4150円)などストーリー性のあるものづくりにあえて挑んでいる。



 同社は素材開発の強みを活かし、総合カジュアルパンツメーカーとして新たな戦略を打ち出している。今展でも、これまでの取引先と継続できているという。

株式会社ボブソン
http://www.bobson.co.jp/

(有限会社ビジョンクエスト・田中千賀子)
東京スタイルの「セレーヌデプト」今秋冬デビュー
  2011/06/05 22:20 | 展示会
 百貨店主体の婦人服ブランドを軸にしてきた東京スタイルが、この間、F1層(20〜34歳の女性)に向けた取り組みを強化している。M&Aによるエレファントとローズバッドの子会社化をはじめ、昨秋スタートした自社ブランド「ラヴドゥローズ」の開発、それに続いて今秋デビューする「セレーヌデプト」では総合プロデューサーに佐々木大輔氏を起用したことでも注目されている。
 「セレーヌデプトは、F1層の中でも20代前半の女性をメインターゲットに、イメージはニューヨークのアッパーサイドに住む女の子たち。女性らしさのあるベーシック服をメインに打ち出しながら、伝統的なディテールを大胆に表現したり、インパクトのある蛍光色を指し込んだりと、テイストミックスのスタイリングを多彩に提案、今秋冬シーズンはショートボトムとブーティの組み合わせが一押し。今季は85型のウェアにオリジナルシューズ、バッグ、ストールを加え、ニューヨーク、ミラノ、パリでセレクトしてきたウェアや雑貨を揃える。


 「仕事や家にいる時間も大切にしたい女の子のオシャレでカジュアルな服だけど、きれいだけではない、みんなに愛される品があって良質な服。そのためにフォルムや素材感、ボリューム感にとくにこだわっています。一言で言えば、“リトルモードスタイル”。今回はものづくりから店頭、プロモーションと総合的にプロデュースしていますが、ここまで踏み込んで取り組むのは初めて。非常におもしろいですよ」(佐々木大輔氏)



 中心価格帯は、アウター1万〜2万4000円、ワンピース9500〜1万3500円、トップス7500〜1万2000円、ボトム7500〜1万2000円、シューズ1万3500〜1万8000円、バッグ1万2000円前後など。今年9月には都内に路面店がオープンする予定で、今季には東京を中心に、大阪、九州など全国主要都市のファッションビルや百貨店などで8店舗を出店する計画だという。

株式会社東京スタイル
http://www.tokyostyle.co.jp/


(有限会社ビジョンクエスト・田中千賀子)

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