リキシャ
当地では、市民の簡単な交通手段として「リキシャ」があります。
バングラデシュに来られた方はご存知でしょうが、「リキシャ」とは街中のいたる所で、タムロしている三輪自転車タクシーで、日本の人力車に由来しているようです。

後部には折り畳み式の屋根がついているため雨を凌ぐ事も可能ですし、雨の時は親切にビニールシートをひざにかけてくれる運転手もいます。
ただ、座席は狭く大人一人が座ると余り余裕が無い様に思います。
(そんな事を思うのは、日本人だけかも知れませんが・・・)
しかし、現地の人たちはそんな90センチ幅ほどの座席に、2人、3人と相乗りしていて、すごい時には、4人家族が一緒に乗り込んで目的地に向かっています。(お父さん・お母さん・大きな子供2人)
また若い人たちの中には、夜友達と誘い合わせて「リキシャ」を雇い、夜の巷を走り回る遊びも有るとの事です。(ヘッドライトは、装備してませんが・・・)

言うまでも無くリキシャの車体は、自転車です。
エンジンは、「人」です。
二本足だけが頼りです。(2ピストンエンジン?排気量不明!)
雨の日も、夏の日も、このエンジンは、回り続け走ります。
驚く事に、彼らは人を運ぶだけでなく、野菜を買い込んだ人が座席に野菜を積み上げ、
更に、その上に人が座って走っているという事もあります。
いったい何処までがOKなのでしょうか。


これは郊外での風景です。
ダッカの中心街ではこんなにのどかなリキシャライディングはありません。


そんなエンジンたちの憩いの場は、街角の其処此処にある「スタンディング茶店」。
そこで濃くて甘〜い紅茶を飲み、タバコを吸い、知り合いたちと談笑する。そんな一時が、
彼らの一番の楽しみなのだそうです。

料金は?
これは行き先、距離、等々、色々な要素を含んでいますが、一言で言ってしまえば交渉次第!
ただし、多くのリキシャドライバーは英語を話せないので値段交渉にもひと苦労です。
ローカルの間では、基本料金は1キロあたり5〜10タカというのが目安になっているようです。

ダッカで「リキシャ」にご乗車の際は、オープンカーなので回りにくれぐれも注意しながら乗ってください!
(結構、スリル満点です!・・・デンジャラスかも?)

(ダッカラボ 仲本浩之)
 2011/10/04 20:28  この記事のURL  / 


Eid Mubarak! イードムバラク!
皆さん、Eid Mubarak(イードムバラク)!ラマダン明けましておめでとうございます。
少し前になりますが、8月31日にバングラデシュでは、ラマダン(断食月)明けのイードを迎えました。

さて、このイードを挟んで、一般企業では1週間程度のイード休暇と呼はれる休暇を取ります。休暇中、ほとんどの日本の企業人は日本へ帰国したり、他国に行ったりしますが、なぜか私は、2年連続でこの長期休暇をバングラデシュで過ごすことになりました。
 
イード期間中は昔の日本の正月と同じでほとんどの商店が休み。日頃、放っていた事務処理などをやることくらいしかないのですが、2年目の今年、なんとイードの朝、初めてモスクにお祈りに行きました!


メガネをかけて真ん中に座っているのが私です。

 
ところで、バングラデシュでは、ラマダンの始まりも終わりも夜空ながめて新月を確かめて決定します。イードの前日、約束をしていたスタッフのモニルさんから午後7時に「イードが明日に決まったので、明日の朝8時に迎えに行きます」と連絡がありました。
そして当日の朝、出かける前にお祈りのポーズのレクチャーを受け、Panjabi(パンジャビ:上着)を着てTupi(トゥピ:帽子)をかぶり、いざ出発。

モスクの中は建物の外までいっぱいの人。でも、モスクにお祈りに来るのは男性だけです。数十分間の説教(ベンガル語とアラビア語)の後、掛け声に合わせてお祈りしました。
なんとなくバングラデシュの人々に少し近づけた気がした瞬間でした。


お祈りを終えて…

(ダッカラボ 舟木)
 

※ちなみに、イスラム教の祝日であるイードは年に2回あり、バングラデシュではラマダン明けのイードをEid-Ul-Fitr(イード・ウル・フィトル)、その約2ヶ月後の犠牲祭をEid-Ul-Azha(イード・ウル・アジャ)と呼びます。

 2011/09/15 16:44  この記事のURL  / 


ラマダン(断食月)スタート
8月2日より、ここバングラデシュでもラマダンがスタートしました。
ラマダンとは、イスラム教徒の義務のひとつとして年に一度行われる「断食月」のことで、バングラデシュではロジャと呼ばれています。

イスラム暦は太陰暦にそっているため、ラマダンは毎年11日ほど早まっていき約33年で一巡するようになっています。
ラマダンの正式な開始日は新月の日とされているのですが、天文学的に正確な日付を割り出せる現代においても、イスラム教の長老たちによる目視観測によって正式な告知がされる国もあるようです。
バングラデシュもそんな国のひとつで、ここでは月観測委員会なるものが存在していて、その委員会の発表をもってラマダンがスタートとなるわけです。
ちなみに、雨や雲などによって月が観測できない場合には翌日、翌々日にずれこんでいくこともあったり、夜中に発表されたことを知らずに朝食を食べてしまったなんていうこともあるようです。

さて、断食断食と言いますが、実際には日の出から日没の間に限って飲み食いを断つのであって、1ヶ月間完全絶食ということではありません。
それでも、水すら口にできないわけですから、暑い時期にラマダン月が巡ってくると相当辛いだろうなぁと思います。(人によっては自分の唾すらも飲み込まないのだとか)

なお、重労働者や妊婦、病人、子供、旅行者など何らかの理由がある人は断食が免除されるということで、炎天下を走るリキシャ・ワラのことを思うと、この柔軟な計らいには他人事ながら感謝ですね。

ダッカラボの現地スタッフも全員ムスリム(イスラム教徒)ということで、断食はしないという二人を除いた全員が断食に入りました。
そのため、私たち日本人スタッフも含めてランチの時間は通常の1時間から15分にカットです。
バングラデシュでは、政府の方針でラマダン期間中の就業時間が午前9時から午後3時半までと設定されています。
ダッカラボは諸々の理由により若干のマイナーチェンジを加えた以下のスケジュールで営業いたしますので、ご確認下さい。


始業 : 8時半 (毎日)
終業 : 15時 (日・月・木)
    15時半(火・水)


仕事の終業と同時に皆が一斉に家路につくため、人々の往来が集中して、ダッカ市内はいつも以上の渋滞に包まれるのです。

太陽が西の空に沈むと、各家庭では皆で“イフタール”という軽食を取ります。
空っぽの胃を水やムリというライスパフのスナックなどで潤していき、それからお祈りをして夕食をとるのですが、長い一日の断食の後のこの夕食は大抵ヘビーです。
だから、断食とはいっても「ラマダン中にかえって体重が増えた」というのはよく耳にする話なのです。


(ダッカラボ 花岡真理子)
 2011/08/04 13:32  この記事のURL  / 


Earth day + 530
私はQTECダッカラボでCF(染色堅牢度)チームの一員として働いているムハマド・フマユン・コビルです。

6月19日、ノースサウス大学で“アースデイ+ 530 (ごみゼロ) キャンペーン” (インターナショナル・アースデイとGOMI ZERO DAYのキャンペーン)が行われ、私たちのオフィスからも5人ほど見学に行ってきました。

インターナショナル・アースデイは、通常4月22日に行われています。

「地球について考える」をスローガンにしたこのアースデーをバングラデシュでも開催しようと、韓国国際協力機構(KOICA)、日本国際協力機構(JICA)、そしてノースサウス大学(NSU)が、民族や国境、宗教を超えた同じ地球市民としてひとつに団結し、2011年6月19日にアースデー・イベントを開催しました。

530(GOMI ZERO)とは、5(GO)、3(MI)、0(ZERO)、つまり「ごみゼロ」です。
これは、「ごみのないきれいな街を!」という活動で、5月30日に世界11カ国でJICAの協力隊員が現地の方たちと一緒にごみ拾いをするというプロジェクトです。


自転車発電機(JICAブースにて)



空のペットボトルでできた椅子。


今回の展示の主旨はエコロジー、大気や水、土壌汚染への配慮の促進。
森林環境大臣のハサン・マフムドはNSUにて終日プログラムを行い、このイベントによって、参加者や一般市民の間で環境に対する意識を築いていければと語っていました。
日本大使の篠塚保氏、韓国大使のテヨン・ゴ氏、USN財団理事長アジム・ウッディン・アーメッド氏、そしてNSU副学長のハフィズ・G・A・シッディク氏も出席していたようです。


韓国、日本の大使はスピーチの中で、それぞれの国における持続可能な発展のための環境運動について語っていたようです。日本のごみゼロ運動、韓国の農村革新は環境向上のための衛生プログラムとしてスタートしたとのことです。


その他ステージでは、主催者によるごみアートコンペティションや音楽ライブ、縫製工場から集めた余生地で作った衣装のファッションショーなどが行われ、生徒を含む多くの人がプログラムに参加していました。

TVチャンネル・アイ、ラジオフルティ、新聞社のイッテファクがメディア・パートナーとなり、大臣によるKOICA,JIACAそしてNSUのボランティアたちによる今回のイベントへの賞賛の言葉が報じられていたようです。

私たち皆が身の回りをきれいにするという第一歩を踏み出すことで、この世界全体が“ウェイスト・フリー”に近づいていくのだと思います。
今回のイベントはとてもいい企画だったと思います。



(QTECダッカラボ フマユン)
(訳 花岡)



I am Md.Humayun kabir working at QTEC Dhaka Lab as an assessment officer at CF team.

There was an “ Earth day + 530 (Gomi Zero) campaign ” event in North South University on 19th June and we, 5 people from our office, visited there.

International Earth day takes place on the 22th April around the world.

Under the slogan of the Earth Day which is “think about the Earth”, Korea International Cooperation Agency(KOICA), Japan International Cooperation Agency(JICA) and North South University (NSU) have united as citizens of the Earth (beyond the racial consciousness, borders and religions) and take place the International Earth Day on 19th June 2011.

530 (GOMI ZERO) is 5(GO), 3(MI), 0(ZERO). GOMI which is to say “No trash” .
This is the trash picking activity initiated by JICA staff with inhabitant around the world under the slogan of “ Keep clean our home town !”

The main objective of the Earth Day program was to promote ecology and encourage awareness of the growing problems of air, water and soil pollution.
State Minister for Environment and Forest Dr. Hasan Mahmud inaugurated the daylong program on NSU campus in the city.
The program was organized to create mass awareness among the participants and common people for a cleaner environment.
Ambassador of Japan Tamotsu Shinotsuka, Ambassador of Korea Taiyoung Gho, Chairman of Board of Directors of NSU Foundation Azim Uddin Ahmed and NSU Vice Chancellor Dr. Hafiz G A Siddique were present on the occasion.

Ambassadors of Korea and Japan in their speeches mentioned about their countries experiences of environment movement for sustainable development.
They said Japanese zero waste movement and Korea’s new village movement started with clean up programme for improving the environment.

Also the organizers arranged waste art competition, music show, and Fashion show of those dresses were made from surplus fabric collected from garments factories.
A large section of people including students attended the program.

Channel i, Radio Foorti and The Daily Ittefaq were the media partners of the program.
Referring to the state minister highly praised the joint cooperation and initiatives taken from KOICA, JICA and NSU volunteers for organizing this event.

Everybody should take step to clean up their own place so that whole world would toward to WASTE FREE someday.
I really appreciate that program.

(QTEC Dhaka Lab Humayun)
 2011/07/12 18:43  この記事のURL  / 


季節のフルーツ“ライチ”
私はQTECダッカラボに勤務しているムハマド・ジャキル・ホサインです。



前回のマムンさんの記事に引き続き、バングラデシュで最も有名なフルーツのひとつ「ライチ」についてご紹介いたします。
実はつい最近、私たちは会社でライチパーティを開き、皆でライチを食べたばかりです。



近くのマーケットで購入したライチをみんなで食べました。


ライチは薄く柔らかな殻が甘い果肉と種を包み込んでいる果実です。
もともとの原産国は中国で、17世紀末にインドやミャンマーへ伝えられていきました。
バングラデシュにおいては、どの県内でもライチの木を育てることができますが、現在は主にラッシャヒ、ランプール、ディナジプール、ジョソール、クシュティア、マイメンシン、そしてナラヤゴンジで栽培されています。
果樹の中ではマンゴーに次いで第二の生産量を誇り、近年は多くの人がライチを栽培していて、わが国の経済にも大きな影響を与えています。

木は白く小さな花を咲かせ、果実は少しずつサイズや形がことなり束になって成長します。そしてエリルと呼ばれるライチの果肉部分は、ピンクがかった赤い果皮に覆われ、中にはダークブラウン色をした油性種子を内包しています。
ライチの豊かな成長には温帯湿潤な気候が適していて、乾燥した熱い空気は果実にとっては天敵です。また、深いローム質の沖漬土というのがライチには最も適した土壌なのです。

現在各国で栽培されているほとんどのライチは中国から伝わったもので、現在では多くの国で土地や気候に適した種類の選定も行われています。
バングラデシュでは主に「デシ」や「ボンベイ」と呼ばれる種類が作られていて、バラエティはさほど豊かではありません。
ライチの果肉部はでんぷん質、プロテイン、脂肪、ビタミンB&C、カルシウム、そして鉄を含有しています。
通常はそのままフルーツとして食べますが、ジュースや缶詰も作られています。また、ドライライチは“ライチナッツ”として知られています。



ライチの木は枝つきがよく、先の丸い12〜15メートルほどの常緑樹。

バングラデシュにおけるライチの季節は雨季に入る前の暑い夏の期間です。そして、ライチの賞味期限は収穫からたった2〜3週間だといわれています。
しかし、実際には異なる種のライチが熟する時期が少しずつずれているため、結果的にはほぼ2ヶ月を通して食することができるのです。
ライチは、マンゴーに次ぐ季節のフルーツです。
このライチの栽培をより経済的に行っていけば、私たちの経済にもより大きな影響を与えてくれるのではないかと思います。
だから、この甘くておいしい果物を大切にしていかなければと思います。

(QTECダッカラボ ジャキル)
(訳 花岡)



My name is Md.zakir Hossain working in QTEC Dhaka lab.
Following to previous topic written by Mr.Mamun, I would like to introduce one of most popular fruits in Bangladesh “Litchi”.
In fact we had a “Litchi party “in our office recently. We ate litchi together which was very enjoyable.
.
Litchi is a fruit consisting of a thin, brittle shell enclosing sweet pulp and seed. The original home of litchi is China and it was introduced to Burma and India by the end of the 17th century

Litchi can be grown in every district in Bangladesh, however, presently it is grown mainly in Rajshahi,Rangpur,Dinajpur,Jessore,Kushtia, Mymensingh and Narayanganj.
It stands second large production after mango among the tree fruits here.
Now a days many people in our country are growing litchi which affects our economical condition.

It bears small, off-white flowers. The fruit develops in bunches and varies in shape and size. The edible portion of litchi is called aril, lies under the pinkish-red pericarp and completely surrounds the dark-brown, oily skinned seed.
Litchi plant requires warm, humid climate for vegetative growth. Dry hot air is injurious for the fruits. Deep, loamy-alluvial soil is most suitable for litchi.

Most of varieties of litchi presently grown in different countries have been introduced from China. There are seedling selections with promising fruit qualities in many countries now. We don’t have many different varieties of litchi. There are mainly two types named deshi and bombai here.
The edible portion (50-75% of fruit wt) of litchi contains mainly carbohydrate (sugars), protein, fat, vitamins (B & C), calcium, and iron. The Litchi is usually eaten fresh. Also it makes an excellent drink and canned fruit. Dried litchi, known as "litchi nut".


Litchi season in Bangladesh is normally during the summer, before rainy season starts. And litchi is available only 2 or 3 weeks from the ready of heavest.
But each different varieties of litchis bloom flower and get riped in slightly different time. Therefore we can get litchi almost throughout 2 months.
Litchi is seasonal fruit following mango.
If we take appropriate step to cultivate litchi economically, it would give a good effect to our economy.
So we have to take care of this sweet and tasty fruit more.

(QTEC Dhaka Lab Zakir)
 2011/07/04 12:20  この記事のURL  / 

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プロフィール
日本繊維製品品質技術センター
キューテックダッカラボ

繊維製品の総合試験検査機関であるQTECが開設したバングラデシュ初の日本の検査機関による試験所。南アジアで生産される日本向けアパレル商品の品質の維持向上をサポートします。
ホームページ:http://www.qtec.or.jp/jp/


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