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お勧め図書
私は乱読、雑読でとりあえず目に留まった本を読むので、改まってアパレル関係者にお勧めの図書と言われると考えてしまうのですがいくつかご紹介するならば

「ファッションビジネス基礎用語辞典」

こちらは新入社員の時に右も左も分からず、当然ながらアパレルの専門用語などさっぱり分からない時に先輩に進められて買った辞書です。デザインディテールや素材名等アパレル関係者なら当然知っておくべき単語が解説してあります。ジャージとニットはどう違うの?ジャガード?インターシャ?オパール加工?シフォン?・・・・卸の展示会でお客様に商品説明しなくてはいけないけれど何にも分からない。一生懸命に一杯ラインマーカー引きました。


「アパレル業界ハンドブック」

これも業界のことが分からない新入社員の時に読みました。その当時は卸業態からワールドやファイブフォックス、GAPなどの直営SPAビジネスモデルへシフトするパラダイムチェンジの時代で業界の全体像を知りたくて読みました。原料メーカー、縫製メーカー、卸、アパレル、小売等それぞれの事業者の役割とそれを取り巻く環境は年々変化しつつあります。変化をいち早く掴み自らが変化することが必要だと思うのです。


「らくらく図解 統計分析教室」

こちらは「アパレルを科学しよう」を合言葉にSPAの事業モデルを構築する仕事をしていた時に読んだ本です。一般的な分析手法が分かりやすく解説されています。これは実務的にとても役立ちました。経験と感と度胸+科学的な分析手法+成功のロジックが成功には不可欠でしょう。

以前ブログでも書きましたが
「ビジョナリーカンパニー」も面白いですよ。

最後にパタゴニア(patagonia)の「遊ばざるもの働くべからず」
僕がアパレル業界を選んだのは衣食住遊、人が楽しいと思うことに携りたいと思ったからで、これはくだらないことに思えて実は非常に重要なことなのです。ファッションに興味がないとファッション業界では楽しめないし、自分が楽しめない人は他人も楽しませられないのでは?
 2008/11/29 21:28  この記事のURL  / 
上海へ
いまさらいうまでも無く、今後の企業やブランドは海外売上の拡大によって減少していく国内売上をカバーせざるを得ない状況になっていきます。しかしながら自動車や電機等の製造業の海外進出に比べると小売や日本のアパレルの海外展開が遅れているのも、これもまた自明の事実です。

どの会社も危機感は高く、海外戦略を加速させつつあるうように感じます。国内出店を抑制して中国での出店を加速させたり、海外ブランドをM&Aしたり、経営会議を月に1度は中国で開いたりとそのアプローチはそれぞれですが確実に進行しつつあるように思います。

今回は某現地企業の新PJTのキックオフミーティングで上海へと。今後の展開次第では来年は上海に行く機会が相当に増えるかもしれません。
我々としても今後は中国での事業展開を見据えて現地マーケット情報や成功パターン、失敗パターンを出来るだけ早く、多数習得したいと思います。

今後は日本マーケットから中国・アジアマーケットへ、さらには上海や香港等の大陸の国際都市から全世界に向けたグローバル展開というのが大きな流れでは無いでしょうか。

 2008/11/24 20:04  この記事のURL  / 
エイトミリオン&エストネーション
オープニングにはビヨンセが登場、クリエーティブディレクターに佐藤可士和、デザイナーに元ドレスキャンプの岩谷俊和と話題満載のサマンサタバサのセレクトショップ「エイトミリオン」。1店舗目が銀座並木通りにオープンしました。

1Fにバッグが少しあるほかはオリジナルとバイング(ほとんどアレキサンダーマックイーン)のアパレルで構成されています。2Fの奥にはメンズのドレスライン(ヴェルベストのジャケットなど結構トラッド)が少し入っています。

もっとぎらりとした感じの店だと思っていましたが内装はすっきりしていてオリジナル商品もドレスキャンプを想像していった人には落ち着いた商品に思えるのではないでしょうか。



バーニーズやエストネーションと比べると店舗面積が小さい為バイング商材では差別化は難しく、やはりオリジナル商材とバッグでどこまで優位性を出せるかがポイントだと思います。今後の動向に注目です。

ちなみに銀座のアフターヌーンのあった場所がエストネーションになっていました。地上3階、地下1階の4層で有楽町より大きいです。3店舗中、銀座エリアに2店舗という戦略がどうでるか。こちらも今後の動向に注目です。

 2008/11/15 18:02  この記事のURL  / 
いかに成果をあげるか
かの有名なPFドラッカーを一度は読んで見たいと思いながらなかなか手が出せなかったのですが、近所の本屋でぱっと目に留まった、その名も「プロフェッショナルの条件〜いかに成果をあげ、成長するか」。そのキャッチーなコピーに魅かれ思わず購入してしまいました。


キャッチーなタイトルにもかかわらず内容(表現方法)はなかなか難しいのですが気になった箇所をいくつかありました。

「産業革命が起こり、資本主義と共産主義が現れた・・・・しかし今日再び転換の時が訪れた。資本主義でも社会主義でもない大きな変化が起こりつつある」と。非常に大きなテーマではありますが今年の金融危機でアメリカの一国支配は終わり、もはや今までのように先進国だけを中心とした考え方で世界を語ることは出来ず、新しい時代の到来を誰もが少なからず予感していると思います。

新しい時代にはより「知識」が重要になってくるとドラッカーは言います。肉体労働は更に少なくなり知識労働こそが国際競争力を獲得し、維持するための生産要素である、土地や資本や労働力は必要条件だが本質的に競争力を左右するものではなくなると。

その知識を活用してどのように成果を出すかが本書ではいくつか書かれていますが

「成果をあげることは一つの習慣である・・・習慣的な能力は単純である」

「仕事が刺激を与えてくれるのは、自らの成長を期しつつ、自らの仕事の興奮と挑戦と変化を生み出している時である」

「成長のプロセスとしての強力な手法を三つあげるならば、教えること、移ること、現場に出ることである」(成功を仲間に教える、別の組織で働く、現場で働くことが重要)

「何によって憶えられたいか」を自らに問い続ける


仕事を通じて成長する、その為には成果を出す(予見できない成果のほう良い)ことが重要である。
立ち止まる時間など我々には無いはずで、常に新しい目標を設定して挑戦し続けていきたいと改めて思います。
 2008/11/09 08:23  この記事のURL  / 
ユニクロは大行列
先週はアウターが大きく前年比でマイナスし、全くもって惨憺たる週でしたが、この3連休は気温も少し下がり先週よりは少し売上改善ではないでしょうか。

10月度は各社9月よりは総じて良化していると思いますが引き続き厳しい状況は変わらずだと思います。

そんな中ユニクロだけは引き続き絶好調のようで、この週末も郊外の普通のユニクロでも大行列が出来ていました。ボアフリース、中綿ベスト、ヒートテック、メリノウール、カシミヤなどベーシックで単品訴求力のある商品がしっかりと打ち出されており売れそうな店頭になっています。

ユニクロ好調の背景には商品完成度の向上も当然ながら、ベーシックというものがが一つのトレンドになっているのではないかと思います(トレンドが無い反動)。去年くらいからベーシックなパーカーやインナーロンTなどがアパレルでも売れており、ユニクロだけが売れているというより全体傾向として無地物やベーシックに流れたと思います。

週間ダイヤモンド「選ばれる店」でしまむらの藤原会長のコメントがありました。「衣料品の消費環境は春夏に大きな流行が無かった。結果的に消費者はベーシックな商品へ流れた。我々は流行を追い求めた商品をそろえるコンセプトなため、その影響を受けた・・・・・ただ、下期は流行の潮目が変わってきている・・・・」

物事は全て振り子のようなものでどちらかに振れれば必ずそのゆり戻しはあるはず。いつまでもユニクロばかりを買うわけは無く、いずれベーシックの流れからトレンド商品へのゆり戻しがあるはず。

ただ今回のベーシックばやりの背景には多少なりとも金融危機があり、そちらの動向次第でしばらくベーシック低価格志向が続くのかもしれません・・・・。自ブランドにおけるベーシックをしっかりと展開することが今のMDポイントの一つだと思います。
 2008/11/03 18:43  この記事のURL  / 
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