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7月概況
セール開始日のずれはありますが7月度の売上は少し回復傾向にあるようです。海の日を含む3連休までは概ね好調。連休明けからは少し落ちてきた感じです。ただ、給料日が前年とずれているので先週末(26日−27日)の動向次第でしょうか。
売れているのはショートパンツ、クロップトパンツ、サンダル、Tシャツ等まさに盛夏商品です。僕がMDをやっていたころは夏物も基本的にセールをして売れている品番を数品番セール除外にして7月末には半面秋物という感じでしたが、今は7-8月が夏の実需という感じで先物買いの気分はほとんど無いのではないでしょうか。
プロパー消化率60%で残在庫10%というビジネスモデルが標準的なアパレル事業モデルだと思いますが、今までよりも夏の売上が後半にずれてきているので7-8月にある程度の夏物を投入して8月にその商品のセールをするとなると、当然7月の春物のセール消化は低くなると思います。
ということは6月までのMDでプロパー消化60%ではもはや駄目でより高い消化を目指すべきではないかと思います。「売れるものを」「売れる時に」「売れるだけ」というMDがこれからますます重要になってくるのだと思います。
 2008/07/27 16:28  この記事のURL  / 
何のために働くのか

SBIホールディングスCEOの北尾吉孝さんの「何のために働くのか」という本を読みました。
何のために働くのか?全ての人が一度は考えたことがあると思います。僕が初めてこの問いを考えたのは新入社員研修だったと思います。その時の僕の考えは@生活を支える手段であると同時にA社会に対して自己実現するための手段というものでした。それから10年以上経つ現在では「マーケットを変えるような大きくて影響のある仕事をしたい」が付け加えられます。
本書では@もAも仕事の動機としては非常にプリミティヴなものでそれだけでは駄目だと書かれています。「仕事は自分の為ではなく公のためにする」「仕事は天命にしたがってする」ものであると古典引用をしながら説いています。
天命などというと宗教的、道徳的で隔世の感がしますが僕なりに解釈すると仕事は大きな志を持ってすべきである。志は社会のことを思うことで個人の自己実現や金銭的収入が目的ではないと。
我々の仕事に置き換えれば「(ファッションを通して)人の喜びを創造する」というのが「志」です。自分達の作った商品をお客さんに買ってもらった時の嬉しさ、買ってくれたお客さんが喜んでくれた時の嬉しさ、そんな気持ちを忘れずに常にチャレンジしていきたいと思います。
 2008/07/21 00:54  この記事のURL  / 
夏の始まり
30度を超える日もようやく出てきてやっと夏らしい気候になってきました。市況に関してもバーゲンが重なったこともあり6月までのひどい状況からはやや好転してきたように思います。ただ6月末から7月頭のセールの合算で言えばやはり前年をクリア出来ているところは少ないのではないでしょうか。
セールだからといって複数を買うのではなく、単品買いが目立つようでプロパー時期から続く「必要なものを必要なだけ」という消費行動は変わらないようです。
売上データから予測する限り7,8月は間違いなく夏の実需です。7,8,9月まで含めて夏のMDをしっかりと組むことが絶対に必要だと思います。7,8,9に夏のMDを構築できていないブランドは非常に厳しいと思います。

厳しい市況の中注目されているブランドがあります。ルミネエストの「オリエンタルトラッフィク」です。トレンドレディーシューズが3900円くらいから品揃えされていて、平日から非常にお客様が入っていました。やはりプライスは必要不可欠なキーワードなんですね。今後の動向に注意です。
 2008/07/13 12:07  この記事のURL  / 
中国出張を終えて
中国のアパレルビジネスは現状では卸業態が中心のようで、日本で言えば80年代から90年代くらいの感じでしょうか。私がワールドに入社した96年はOZOCやUNTITLEDなどSPA事業が成長し始めていたとはいえ、まだまだ売上の中心は専門店向け卸ビジネスで、私の配属先も専門店向けミセスブランドでした。
卸業態における商売のキモは顧客である専門店オーナーやバイヤー、販社の方との信頼関係なのだと思います。展示会での接客、毎月のデリバリー管理、集金、店舗訪問とVMD、イベント手伝い、そして頻繁にある客注にどれだけ対応できるかなどなど・・・。お客はあくまでもエンドユーザーではなく専門店オーナーということになります。物が売れる時代は物作りに専念するメーカーと販売に専念する専門店が互いの業務に専念しながら協業することが成功パターンでした。
90年代のバブル崩壊による消費の低迷を受けて各社はマーケットアウトからマーケットインのものづくりに大きくシフト、エンドユーザーが何を求めているのかを重視するようになりました。
ギャップの進出、ユニクロやワールド、ファイブフォックスのSPAアパレル企業の躍進などが卸ビジネスから直営型モデルへと業界の変革を後押ししたのだと思います。

中国は国土が広大な事と売上の回収リスクが高い為、代理省の存在が不可欠だと言われます。
高度成長を続けるアジアですが、どこかで必ず踊り場が来ます。その時にどうなるか、アメリカ、日本と同じようにSPA企業が席巻するのか、卸モデルが進化するのか。いずれにせよ時期が来れば新しい業態が求められることになるでしょう。


↑広州から香港へは列車で(広州駅)
 2008/07/06 22:04  この記事のURL  / 
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