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ららぽーとTOKYO-BAY
掲店は2013年11月22日に西館をグランドオープンしました。元そごう船橋跡地をテナントビルにリニューアルし、そして今回大箱中心とした施設に変貌させたのです。
この西館は南船橋から一番奥に位置しており、集客力のあるショップを中心にお客様を奥まで来て頂く手法としてはベストです。湘南テラスモール等のユニクロ同様です。

西館1Fには食品スーパーの京成系を藤沢のロピアに変更し、大型店で明るい売場作りが集客力を高めています。隣接には100均のダイソー、マツモトキヨシ、千葉県の産直の房の駅も出店しています。2Fにはユニクロ、アカチャンホンポ、トイザらス・ベビーザらスがメインであり、ポケモンセンタートウキョーベイ、オリヒカ、ウニコも含め、ニューファミリーターゲットと見受けられます。3FはTOHOシネマズ、マリンガーデン、クリニックワールドの他、屋上広場と一部改装中です。最終は完成型を見ないと全体像のリレーションが判断しにくいのですが、狙いは見ており、ほぼターゲットに適したお客様の来店が見込めるでしょう。

また、通路の作りも回遊性を持たせた事は正解で、コルトンプラザの東館をジョイントした方式と同様で、将来楽しみです。今回のグランドオープンに際し、移設したショップのリレーションも良くなったのは、三井不動産商業マネジメントの実力でしょう。面白いリレーション効果を生み出しています。

気になるとすれば、移設店の紹介が弱く、もっとプロモーションを強化しないと既存顧客の売上が苦戦する可能性もあり、新規顧客の増加の足を引っ張る懸念を感じます。
また、ロピアの迫力で、千葉県の産直の房の駅の味が出ていなかったり、大箱によって隣接のニアリ―カテゴリーショップの拘りが必要とされるお客様に伝わっていなかったり、オンワードの2ヶ月間ポップアップショップも仮の姿とは言え、チャコットとボンベイダックの雑貨のジョイントという違和感のある勿体無い展開をしています。

特に房の駅等は千葉北の郊外店では、野菜中心の産直を徹底して展開しており、秋葉原のJR高架下のチャバラのインショップでは、野菜はなくグロッサリ―のみで地域顧客を意識しエリアマーケティングを徹底し、ローカライズしたマーチャンダイジングをこなしています。このトウキョーベイ店ではまだエリアマーケティングに不備があり、ましてロピアとの影響も図られていなく、これから修正を必要となってくるのでしょう。徹底したエリアマーケティングによる修正、改善を期待しています。

全体的には西館のみを見るのではなく、全体の構成とお客様のニーズを勘案すると細かい点を除いては、大筋適した構成ではないでしょうか?
小売業も常に完成型はないのですから、日々研鑚です。三井不動産商業マネジメントにはその力があると思いますので、今後の修正、改善、改革が楽しみです。期待しています。
 2013/11/25 06:31  この記事のURL  / 
スナモ
掲店は2013年10月25日にリニューアル・オープンしました南砂町のショッピングセンターです。過去にも記載しましたが、都心型の地域密着SCで、オープン時は土日には駐車場が満車状態が続き、落ち着いた時期には駐車場を減らして、駐輪場を増設させたり、来店客に合わせた柔軟な対応ができる経営を実践しています。また、インフォメーションのスタッフも高島屋からの派遣であり、接客レベルはそれなりにグレード感もあるのです。

今回のテナントの入れ替えは、無印良品、ユニクロ、WEGO、studioCLIP、GIORDANO、B-Three等を始め、Glitter、ALGY等の特徴のあるブランドショップを導入した事が新鮮です。
いままでのニューファミリーターゲットのみでなく、次のターゲット(これから結婚を意識した)を
将来に見据え、百貨店の様に既存顧客とともに顧客エイジが上がって行くのを防ぐMDリニューアルなのでしょう。

アパレルのブランドも常にヤングシフトを試み、次の時代を担う顧客を意識してのブランド・リニューアルを試みてトライしていますが、中々旨く育てられていないのが現状です。例えばダーバンはデビュー当時はアランドロンをイメージキャラクターに当時の30歳代を意識していたブランドですが、既にリアルな購買層は50歳代に見えます。同様にインターメッツオも、、

三陽商会のスコッチハウスも直近まで35歳以上の大人と謳っていましたが、リアルな購買層は既に60歳代が中心であることは認知されています。勿論上記ブランドはマインド年齢であり、30歳代の方が着用されている事も当然あるのですが、中心ではないのです。

このようにアパレルのグッズブランドのみでなく、百貨店やGMS、FBやSC等の商業集積におけるショップブランドも顧客とともにエイジが高くなってくる渦に巻き込まれている状況が続いていますが、抜け出す方法はないのでしょうか?つまり、売上が維持向上させながら、新規世代顧客の獲得が出来ないのでしょうか?答えは別の機会にご紹介しましょう。
 2013/11/18 06:10  この記事のURL  / 
新宿マルイ本館
掲店は2013年10月から順次6〜8Fにメンズフロアをオープンしました伊勢丹新宿本店の前の店舗です。別途新宿5丁目にはメンズ館があり、アネックスも近くに存在しています。
今回のリニューアルの目玉は、やはりメンズの導入で、カップル客の確保がメインであり、雑貨も充実しています。

特に良いのは、エスカレータ前(昇りのみでなく、下りにも)メンズVPが、レディスフロアにも準備され、徹底した訴求を試みている事です。このVPで確実に今迄無かったメンズフロアが存在している事をカップル客の男性に位置付けされており、十分な評価に値します。

いくら良い商品やショップを展開しても、必要とされるお客様に告知されない限り、売れないのです。倉庫に置いているのと何ら変わらないのです。是非とも、NEW-SHOPやNEW-GOODSの展開・導入時期の告知の実践が必要なのです。そのために、自店に来られているお客様の潜在ニーズを把握し、それに向けた徹底したプロモーションが必要不可欠なのです。
 2013/11/11 05:40  この記事のURL  / 
ショ―ルーミング化によるマーケットの変化
物販のチャネルの一つであります店頭販売と通信販売(カタログとオンライン)があり、どんどん店頭のショ―ルーミング化が進んでいます。

特に家電業界などは酷い状況で、メーカーサイトの方が店頭よりも安かったりしており、消費者は店頭での値引き競争よりも、現物を見て自宅でのメーカーサイトや価格ドットコム等で購入した方が、価格も利便性も高いのです。また、大手家電量販店のサイトの方がその店頭よりも安いケースも見受けられるのです
大手家電販売店の利益は、その方法を知らない人が店頭で値引き交渉をして、高く購入している利益の上に成り立っているビジネスなので、消費者が知識を持てば持つ程、いずれ終焉を迎える事になるビジネスモデルと推測されます。

つまり、付加価値の表現が余りなされていない実需商品は利便性と価格の差でしか購入されなくなってきており、如何に付加価値を付けたビジネスに転嫁できるかに掛っています。高くてもアフターケアやサービスを求めている人も多くいますので、お客様の個々の必要なニーズを分析して、ONEtoONEのマーケティングが必要な時代になってきています。

また、衣料品業界においても、同様に店頭のショ―ルーミング化が進行しており、オリジナル性の高い商品開発ができるアパレル等は自社ブランドをネットでの販売チャネルにシフトしたりして来られるので、いつまでもリアル店舗(百貨店やFB、SC)に拘る事なく、展開が可能なのです。小売業の場所を借りての売上や利益はますます縮小傾向に向かう事が予測されます。

小売業側から見れば、百貨店やGMSの様に独自の商品開発が出来る所は、ますますPBの比率を高め、自社(店頭とオンラインサイト)でしか展開していない商品群の開発が必要であり、最終はテイストを揃えてのお客様の購買し易いプライベートブランド開発が重要になってきます。PBであれば自社店頭と自社カタログの併買率や、自社店頭とオンラインサイトの併買率を高める事も可能になるのです。このようなフルラインを持っている小売業(百貨店やGMS)のテイスト別ライフスタイル型ブランド開発によるSPA化は進行しやすいのです。

そういう意味からいうとデベロッパーサイトはまだまだ成功する比率は低いので、当面展開店舗からのチョイスによるテイスト別コーディネイトサイトの構築から入り、その後SC独自のテイスト別ブランドによるオンライン限定PBを開発し、独自のテイスト別PBサイトの開発までを視野に入れての展開を模索する事が必要でしょう。このような自分で商品の企画・生産・販売機能を持たないデベロッパーのSPA化は時間は掛りますが、、、

このような状況の中、各業態や各企業がオムニチャネル化を模索していますが、まずは自社の顧客DATAの解析による自社既存顧客の実態把握を実施し、既存顧客のコアリピーター化による既存売上の向上を前提とし、その上にその顧客動向を基本に新規顧客をターゲットにした新規顧客想定を設定し、それに向けての個別アプローチが重要なのです。
これに向けて、アクションを起こさなければ地に足が付いた戦略が取れないのです。

各社、自社DATAを収集する事には長けていますが、解析や分析方法には全く無頓着で、宝の持ち腐れ状態です。DATAから読み取れる顧客情報の在り方が設定できていないのです。
是非とも、財産とも言える顧客DATAを有効活用して、今後の戦略、戦術に役立て頂きたいものです。
期待しています。
 2013/11/04 07:15  この記事のURL  / 
オチマーケティングオフィス
プロフィール

生地雅之(おちまさゆき)
1952年3月 大阪市生まれ
1974年3月 龍谷大学法学部卒業
1974年4月 ニチメン衣料梶i現双日インフィニティ梶jに入社
メンズブランドの生産担当、営業担当を経て、メンズ企画課長、次長、マーケティング担当(ブランド開発)次長、販売部長を歴任
1997年6月 潟jチメンインフィニティ(現双日インフィニティ梶j取締役に就任
2003年6月 潟jチメンインフィニティ(現双日インフィニティ梶j取締役を退任
2003年9月 潟Iチマーケティングオフィスを設立(小売、アパレル向けコンサル他)
2004年7月 繊研新聞社より「メンズ市場とブランドビジネスサポート」を発刊

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