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三井アウトレットパーク・木更津と周辺環境
リーマンショック以降低迷が続いていました小売業にも大きな変化が見えてきました。
震災はまだ復興までは時間が掛かり、政府と現地の調整はもどかしさを隠せません。

掲店は4月にも記載しましたが、木更津市の期待もあり、活況を呈しています。
しかし、リーマンショック以後、百貨店業界は苦戦気味でしたが、掲店はオープン後順調に、売上を作っていました。
しかし、駅前を中心とする商店街は閑古鳥が鳴いており、町興しは遠い夢となっています。
アウトレットパーク周辺には現在工事中ですが、大型電機店や大型の専門店が進出しようとしています。集客の安定しているエリアには各社群がって来るのは当然ですが、他力本願の集客しか期待していない商店街はいかがなものでしょう。

このような状況の中で、日本の商店街の在り方が問われて来ているように映ります。
まず、自力での集客が見受けられません。誰かが何とかしてくれると期待しているのか、自らのアクションが見受けられません。
千葉県の知事の森田氏はアクアラインの通行料金を値下げし、千葉への関心を高め、千葉テレビ等に多数出演し、千葉のアピールに邁進しています。森田知事におんぶにだっこしているのか、お手並み拝見しているのか、各都市の町興しにはそんな気概は全く伝わってきません。
折角のアウトレットパークが出来、近隣にも商業施設が出来出しつつあるのですから、喰われると怖がる前に、如何に相乗効果を利用しての自らの集客アクションを起こさないのか全く不思議としか言いようがありません。

オーバープロダクト、オーバースペースの環境下、これからの日本の消費構造の変化を鑑み、「お客様目線で売場や商品を見て、手直しはプロの技」といった事を徹底しながら差別化する事は至難の業ですが、諦めずにチャレンジしていく事は永遠の課題でしょう。
これからも、特にリピーターを財産として捉え、ストアブランドとグッズブランドの違いを認識され、各ブランドの価値創造による消費者のライフスタイルの確立を目指すビジネスの重要性が増すものと考えます。これらの実行が、今後の発展に寄与できるものと確信しています。
 2012/08/27 05:03  この記事のURL  / 
三越銀座店
リーマンショック以降低迷が続いていました小売業にも大きな変化が見えてきました。
震災はまだ復興までは時間が掛かり、政府と現地の調整はもどかしさを隠せません。

掲店は3月にも隣の松屋銀座店と共同販促による「ギンザランウェイ」を開催し、小雨降る中凄い集客をして注目を浴びた店です。

しかし、リーマンショック以後、百貨店業界全体では苦戦気味でしたが、掲店はリニューアルオープン後順調に、売上を作っていました。昨年後半に阪急MEN‘S TOKYOがOPENしてからも、特にメンズの影響はそう少なく、トレンダ―も喰われているとは言えない状態です。理由は最初からトレンダ―を確保出来ていなかった事も要因です。しかし、阪急MEN’S TOKYOも昨年OPENから年明け1月中旬までは順調でしたが、少しずつ客が少なくなっているように見えます。

このような状況の中で、日本の百貨店の紳士服売場の在り方が問われて来ているように映ります。まず、百貨店の紳士服売場の男性入店客比率は欧米や中国に比べ、日本は低く20%に何なんとしています。これはダブルインカム比率が低いのと同調しており、伊勢丹新宿MEN’S館以外はほとんど同様な状況です。

その上、購買決定権はほとんど女性が握っており、男性は仕事に追われ、ファッションを自分で選ぶことが出来なくなっています。土日祝にカップルでの来店にしても、奥さまや彼女が「貴方、それ似合わないわね!」と言われた途端に購入はなくなっているのです。これがスタンダード(平均的)な購買パターンなのです。

この実態を素直に受け取って、それをスタンダードと認識しての売場構築が望まれます。つまり、女性に男性服のレシピを提案しての購買に繋げる方法を取るべきまのです。「水に定型なし」なのです。顧客に柔軟に対応する事が必要なのです。男服の拘りは必要ですが、来店の中心である女性には伝える必要がなく、伝える事により購買に障害がある程なのです。逆に女性に購入していただき、着用する男性にはその拘りが十分伝えられる事が必要であり、この伝え方が必要不可欠なのです。この手法を百貨店紳士服売場は模索する事が重要です。

三越銀座店にはこの事が受け継がれているのです。よって、安定した売上を構築できているのです。もし、リニューアルオープンした時のように、トレンドを追っている部分を継続し続けるなら、最初から新館部分は伊勢丹銀座店とし、旧館は三越銀座店のままで2店両立させる方法が妥当であったでしょう。法的な問題は別としても、、、

オーバープロダクト、オーバースペースの環境下、これからの日本の消費構造の変化を鑑み、「お客様目線で売場や商品を見て、手直しはプロの技」といった事を徹底しながら差別化する事は至難の業ですが、諦めずにチャレンジしていく事は永遠の課題でしょう。
これからも、特にリピーターを財産として捉え、ストアブランドとグッズブランドの違いを認識され、各ブランドの価値創造による消費者のライフスタイルの確立を目指すビジネスの重要性が増すものと考えます。これらの実行が、今後の発展に寄与できるものと確信しています。
 2012/08/20 05:39  この記事のURL  / 
松屋銀座店
リーマンショック以降低迷が続いていました小売業にも大きな変化が見えてきました。
震災はまだ復興までは時間が掛かり、政府と現地の調整はもどかしさを隠せません。

掲店は3月にも隣の三越銀座店と共同販促による「ギンザランウェイ」を開催し、小雨降る中凄い集客をして注目を浴びた店であり、共同販促とはいいながら主だった部分は松屋銀座店の販促部隊が懸命の知恵と汗を流しての結晶と言えます。

また、6月には百傘会と銘打って、1Fの吹抜け部分でのイヴェントは毎回の事とは言え、大したものです。そして、紳士服には名物バイヤーの催事の商品企画による売上と催事集客パワーには目を見張るものがあります。最近ではインタビューによる書籍まで出版され、業界内でも話題になっています。地下の食品のワインセラーも常々話題にも上り、1Fのヴィトンの売上は日本一であり、話題作りには事欠かない状況であります。

しかし、リーマンショック以後、百貨店業界全体では苦戦気味でしたが、掲店は隣の三越銀座店の改装工事期間は三越銀座店の売上の一部を確保して順調に、売上を作っていました。三越銀座店のリニューアルオープン後も相乗効果からか昨年末位までは順調でしたが、昨年後半に阪急MEN‘S TOKYOがOPENしてから、特にメンズの影響は著しく降下して、トレンダ―の一部は喰われている状態に見えます。しかし、阪急MEN’S TOKYOも昨年OPENから年明け1月中旬までは順調でしたが、少しずつ客が少なくなっているように見えます。

このような状況の中で、日本の百貨店の紳士服売場の在り方が問われて来ているように映ります。まず、百貨店の紳士服売場の男性入店客比率は欧米や中国に比べ、日本は低く20%に何なんとしています。これはダブルインカム比率が低いのと同調しており、伊勢丹新宿MEN’S館以外はほとんど同様な状況です。

その上、購買決定権はほとんど女性が握っており、男性は仕事に追われ、ファッションを自分で選ぶことが出来なくなっています。土日祝にカップルでの来店にしても、奥さまや彼女が「貴方、それ似合わないわね!」と言われた途端に購入はなくなっているのです。これがスタンダード(平均的)な購買パターンなのです。

この実態を素直に受け取って、それをスタンダードと認識しての売場構築が望まれます。つまり、女性に男性服のレシピを提案しての購買に繋げる方法を取るべきまのです。「水に定型なし」なのです。顧客に柔軟に対応する事が必要なのです。男服の拘りは必要ですが、来店の中心である女性には伝える必要がなく、伝える事により購買に障害がある程なのです。逆に女性に購入していただき、着用する男性にはその拘りが十分伝えられる事が必要であり、この伝え方が必要不可欠なのです。この手法を百貨店紳士服売場は模索する事が重要です。

オーバープロダクト、オーバースペースの環境下、これからの日本の消費構造の変化を鑑み、「お客様目線で売場や商品を見て、手直しはプロの技」といった事を徹底しながら差別化する事は至難の業ですが、諦めずにチャレンジしていく事は永遠の課題でしょう。
これからも、特にリピーターを財産として捉え、ストアブランドとグッズブランドの違いを認識され、各ブランドの価値創造による消費者のライフスタイルの確立を目指すビジネスの重要性が増すものと考えます。これらの実行が、今後の発展に寄与できるものと確信しています。
 2012/08/13 05:51  この記事のURL  / 
京急百貨店
リーマンショック以降低迷が続いていました小売業にも大きな変化が見えてきました。
震災はまだ復興までは時間が掛かり、政府と現地の調整はもどかしさを隠せません。

掲店は京浜急行沿線の上大岡駅にあり、開店15周年を終え地域に密着している百貨店であり、品川駅同様ウィングと隣接しています近郊の上質顧客を保有している百貨店です。

1Fは京急線上大岡駅の改札口とジョイントしており、2F、3Fはウィング上大岡との連絡口でもあり、3Fには京急線上大岡3F改札口ともジョイントしていて、便利な作りになっています。
但し、2F(ボディケア、ペットショップ等)がほとんど売場としては使えていないので、京急線からB1Fの食品売場のみに来られるお客様と上層階のみに来られるお客様と、上層階に来られてから帰りに食品売場に来られるお客様と改札口からそのまま帰宅されるお客様と、地元からの来店顧客とに区分されます。

またテナントとして、8F、9Fにヨドバシカメラを、1FにヨドバシカメラのDPE、デジタルカメラセルフプリントを1区画準備し、1Fには他にマツモトキヨシを配しています。
このヨドバシカメラはユニクロ同様に、百貨店ではやはり目的買いであり、ここだけ目当ての客が多く、他の売場にはそう相乗効果がでているとは思えません。
まだ他のフロアのGAP、GAP-KIDS&BABYや無印良品、コムサコレクト等は同フロアの商品構成になじんでいるのでしょう。

B1Fには食品とウィングの下に京急百貨店スポーツ館への連絡口があり、ここも目的買いのみになっています。1Fは京急観光や旅行センターとマツモトキヨシ、ヨドバシの一部であり、
3Fから婦人服、婦人雑貨、4Fにも婦人服、5Fにベビー服・こども服・玩具、6Fに紳士服雑貨、7Fにリビング・家庭用品、8F+9Fにヨドバシカメラ、10Fにレストラン、そして11Fには屋上ひろばパティオ、12Fには屋上青空ひろばとなっています。

本来なら3Fの京急線改札口からの導入口は食品に、4Fに化粧品婦人雑貨、5F+6Fに婦人服、7Fに紳士服・雑貨にスポーツを加え、8Fにベビー服・子供服・玩具、9Fにリビング・家庭用品、10Fにレストラン、11F+12Fは現状としペットショップ等を加え、2Fにはマツモトキヨシを
1FとB1Fにヨドバシカメラを、スポーツ館はウィングに渡すか京急百貨店が運営するスィーツ専門店館(カフェ併設)として、ウィング客のティブレークを確保することも考えられます。

西武東戸塚のオーロラモールのコメントにも記載しました様に、分断されている環境では同一の顧客を狙うのではなく、上層階のみ完結型の売場を構築すべきで、地元客に対しては外からダイレクトに3Fに入る事の可能な導線を多く作ることが前提です。
また、このような階層が分断した館には、そごう広島店本館等(バスターミナル)があり、集客方法に一工夫が必要です。

例えば、初めに既存顧客(1枚購入頂いた方)に2枚目以上を提案する手法、次に売場に来場されるが手ぶらで変えられるお客様に1枚目を購入頂く手法、次に店には来店されるが他のフロアに来場されないお客様に来場いただくための手法が重要であり、一度も自店に来店されない方を導入するための手法は、既存顧客をコアリピーターにする事や、ロイヤルリピーターにする事よりも5倍以上のコストとエネルギーが掛り、新規顧客獲得率も数%もないので、当面は諦めて既存購買顧客と来店不購買客の購買化への挑戦を徹底すべきでしょう。

オーバープロダクト、オーバースペースの環境下、これからの日本の消費構造の変化を鑑み、「お客様目線で売場や商品を見て、手直しはプロの技」といった事を徹底しながら差別化する事は至難の業ですが、諦めずにチャレンジしていく事は永遠の課題でしょう。
これからも、特にリピーターを財産として捉え、ストアブランドとグッズブランドの違いを認識され、各ブランドの価値創造による消費者のライフスタイルの確立を目指すビジネスの重要性が増すものと考えます。これらの実行が、今後の発展に寄与できるものと確信しています。
 2012/08/06 06:34  この記事のURL  / 
オチマーケティングオフィス
プロフィール

生地雅之(おちまさゆき)
1952年3月 大阪市生まれ
1974年3月 龍谷大学法学部卒業
1974年4月 ニチメン衣料梶i現双日インフィニティ梶jに入社
メンズブランドの生産担当、営業担当を経て、メンズ企画課長、次長、マーケティング担当(ブランド開発)次長、販売部長を歴任
1997年6月 潟jチメンインフィニティ(現双日インフィニティ梶j取締役に就任
2003年6月 潟jチメンインフィニティ(現双日インフィニティ梶j取締役を退任
2003年9月 潟Iチマーケティングオフィスを設立(小売、アパレル向けコンサル他)
2004年7月 繊研新聞社より「メンズ市場とブランドビジネスサポート」を発刊

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