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ららぽーと豊洲
リーマンショック以降低迷が続いていました小売業にも大きな変化が見えてきました。
震災はまだ復興までは時間が掛かり、政府と現地の調整はもどかしさを隠せません。

掲店は都心に作られましたSCであり、本年でリニューアルを迎えます。OPEN当時は周辺には高層マンションが建築され、お客様もこれから増加傾向に向かう段階であり、ローン等に追われ、可処分所得が期待できにくく、なかなか注目される売上にはなっていなかったと推測されます。近年利便性もあり、徐々に活性化してきており、今後期待されるエリアでもあります。

OPEN当時から東京湾を目の前に配し、アーバンドックとネーミングされているように、海が見える事も特徴にしています。但し、地下鉄から徒歩で来るとアーケイドもなく、地下からの連絡通路もないので、雨の日には来館しにくい状況です。駐車場は地下1フロアと上層階に屋上も入れて3層と十分に配置されており問題はありません。

但し、上層階の駐車場へ向かうエスカレータは最悪で、お店がないフロアなのに駐車場フロアのエスカレータは昇って次のフロアに行くと、その次のフロアへ行くエスカレータは反対側に回らないと行けない作りであり、単純に隣のエスカレータを昇りに変更すれば済む事なのです。このようにお客様目線が欠けているのは問題です。

地型も悪く、L字型の右側が跳ねた形状で、ジョイント部分が地下鉄からの一番近いメインの入口なのです。よって、サウスポートに行ってから入口に戻り、センターコートを抜けてノースポートまで行かなくてはならず、それも3層と偶数階ではないので、無駄な動きをお客様にしていただかなくてはならず、効率の悪い回遊性なのです。

また、駐車場の精算機に前のお客様が忘れられたポイントカードをインフォメーションに届けても、拾った方の住所や名前を控えずに預かる仕組みはいかがなものでしょうか?これはこの館のみでなく、他のSCやFBも同様の対応となっており、確実にご本人に戻っているのか甚だ疑問に感じます。拾った方が届ける前にポイントを使用されていても、文句も言えません。

ショップレイアウトとしては、サウスポートの奥には核店舗として1FにACTUS、2FにIn The RooM、無印良品、3FにUNITED CINEMASがあり、ノースポートの奥には核店舗として、1FにTOKYU HANDS 手前にGAP、2FにSuper Sports XEBIO 手前にユニクロ、3Fにキッザニア東京 手前に紀伊国屋書店が配置されています。

サウスポートの核店舗はインテリア関係で纏められ、ノースポートの1FのTOKYU HANDSの向かい側にはヤングメンズのショップが纏められ、2FのXEBIOの向かい側には子供服が纏まってレイアウトされています。このように同アイテムで纏めたレイアウトにすると目的買いのお客様はその場所に向かい、比較はしやすいのですが、そのお客様の衝動買いを否定しており、もったいない環境を構成しています。

館の売上はお客様の滞留時間と比例する訳ですから、目的買いのみではなく、衝動買い(何か良いものがあれば?)との購買心理をも掴まえるショップレイアウトをするともっと売上が取りやすいのです。お客様が館内を歩いて、色々と異なったお店が見えて、楽しめるショップゾーニングが求められます。勿論フロアコンセプトはある程度維持させるのは当然ですが、、、売上はお客様の評価のバロメーターですから、回遊性の高いショップレイアウトによるリニューアルを期待しています。

オーバープロダクト、オーバースペースの環境下、これからの日本の消費構造の変化を鑑み、「お客様目線で売場や商品を見て、手直しはプロの技」といった事を徹底しながら差別化する事は至難の業ですが、諦めずにチャレンジしていく事は永遠の課題でしょう。

これからも、特にリピーターを財産として捉え、ストアブランドとグッズブランドの違いを認識され、各ブランドの価値創造による消費者のライフスタイルの確立を目指すビジネスの重要性が増すものと考えます。これらの実行が、今後の発展に寄与できるものと確信しています。
 2012/01/30 05:59  この記事のURL  / 
コレクトポイント
リーマンショック以降低迷が続いていました小売業にも大きな変化が見えてきました。
震災はまだ復興までは時間が掛かり、政府と現地の調整はもどかしさを隠せません。

ポイントは企業としても素晴らしい経常利益を上げています。各ブランドも100億円単位での成長をしており、安定した成績を残しています。
原宿のコレクトポイントは基幹店として、多ブランド混載型ですが、各ブランドの持ち味が生かせていないのが課題です。

弊社のHOME-PAGEのREPORT-33(2009年5月27日寄稿)にも記載しましたが、まったく変化が見られません。近くのPALが展開していますCHAO-PANICの方が各ブランドの持ち味を十二分に発揮できる売場環境を作っています。当然企業としても安定した高収益企業なのです。しかし、セレクト売場構築はPAL-GROUPの方に一日の長があるのです。

コレクトポイントのセレクト系ショップはその後多店舗化していないようで、逆にコレクトポイントというブランドにして、1BRAND-1SHOPにした店を新宿三丁目に出店し、判りやすく明確になっています。転んでもタダで起きないところが素晴らしいと思われます。

オーバープロダクト、オーバースペースの環境下、これからの日本の消費構造の変化を鑑み、「お客様目線で売場や商品を見て、手直しはプロの技」といった事を徹底しながら差別化する事は至難の業ですが、諦めずにチャレンジしていく事は永遠の課題でしょう。

これからも、特にリピーターを財産として捉え、ストアブランドとグッズブランドの違いを認識され、各ブランドの価値創造による消費者のライフスタイルの確立を目指すビジネスの重要性が増すものと考えます。これらの実行が、今後の発展に寄与できるものと確信しています。
 2012/01/23 05:59  この記事のURL  / 
首都圏・郊外百貨店+FB+SC初売りセール状況−2
リーマンショック以降低迷が続いていました小売業にも百貨店を中心に、一昨年後半より光が差し始めてきました。しかし、予断を許すべき状況にはありません。
震災で一度は脇が閉まった消費者も4月からは節約モードに飽きがきて、8月くらいまでは売上も順調に見えていましたが、1年が過ぎると買い回り期間が過ぎて、元に戻り消費者の脇がまた締り始めています。だから、旧態依然の形態で百貨店が生き延びる訳ではありません。
小売業を含む企業は時代の変化に適応しながら、お客様の望む物を提案し続けなければなりません。勿論顕在需要のみではなく、潜在需要の掘り起こしも重要な課題です。

今年に入り、セールも一つのバロメータでもあります。
1月3日(火)に郊外百貨店+FBに、6日(金)にSCに目を向けて、店頭リサーチをしてきました。売上の評価は追ってマスコミが掲載してくれますので、お客様目線における百貨店+SCの評価と入店状況等について、近視眼的ですが、リサーチにて感じた内容を想いのままに記載してみます。少々乱暴な点はご容赦願います。

三越千葉店(3=小職評価の入店客数ランク)
朝一でしたが、駅に向かっての通り過ぎるお客様が多く、今一の状況であり、ワゴンセールや催事場のセール以外パワーは感じられませんでした。

そごう千葉店(6)
11時頃からSALE商品目当てのお客様も多く来店されつつありました。

西武船橋店(1)
お昼過ぎた頃ですが、残念ながら掲店は入店客がまばらであり、集客施策の見直しが必要な店舗ではないでしょうか?現時点では売場や商品はまともであると思われますが、お客様が来店されなければ商品の良さが伝わりませんし、本当に顧客に合った商品なのかの検証も出来ません。再度自店顧客の見直しとその顧客に対するライフスタイルの分析、その顧客に対してのアプローチ方法の見直しが必要と推測されます。

東武船橋店(4)
それなりにお客様が入店されており、低層階にはそれなりの活気がありましたが、フロア毎の顔が判り難くなりつつあります。10数年前にメンズを上層階に上げた時のリニューアルはそれなりに、各フロアコンセプトも明確であり、その時代に合っていて、地域に密着した構成と言えましたが、それ以降お客様の変化に付いていけていないように思われます。再度自店顧客のマーケティングが必要な時期にきているものと思われます。

高島屋柏店(6)
地域一番店の高島屋は流石に入店客も多く、全フロアとも賑わいが感じられました。

そごう柏店(3)
昼過ぎでしたが、セールといえどいつもの既存客以外のお客様は少なく閑散としていました。
おしゃれガーデンもシーズン対応ができていないのか、過日リサーチ時期との変化が感じられなくなっており、その時期に旬な顔が見えていません。もっと旬や季節感、この時期はこうあって欲しいといったイメージ等を強調すれば足を止めるお客様も増えるのではと思います。

PARCO浦和(5)
ユザワヤとノジマを導入してから入館数は増加しているように見受けられますが、意外と売上の増加は図れていないように思われます。ユザワヤやノジマに来店されているお客様はノンエイジでありますが、本来のPARCOのファッションを購入しているお客様のライフスタイルとは異なっているのです。これはB1Fのダイマルフードマーケットにも通じる事ですが、ダイマルフードマーケットのお客様はエイジが高く、また異なるのです。よって、ターゲット顧客のズレが生じているのです。

*シングルライナー的手法
PARCO浦和のユザワヤやノジマやダイマルフードマーケットの手法も、高島屋や東武がユニクロを導入していても相乗効果が出にくいのもそのターゲットのライフスタイルを分析し、それのみではなく、他のカテゴリーもジョイントしたMD構成が必要なのです。JFRのうふふ等のビジネスでは、その顧客の買い回り商品も意識した売場MDを模索しつつ(未完成ですが、、)あります。MARUIの中野店や京都店などを参考にした手法が現時点では最もまともなのではないのでしょうか?

伊勢丹浦和店(6)
いつもながらしっかりした売場構築ができており、全フロアかなり混雑していました。

グランデュオ立川(4)
リニューアル後はしばらく活気あふれていましたが、既に元の状態に戻りつつあり、継続性の難しさを感じる店でした。

LUMINE立川(7)
セールのパワーはいつもながらすごいものであり、下層階のフロアに賑わいがありました。

伊勢丹立川店(6)
いつもながらしっかりした売場構築ができており、全フロアかなり混雑していました。

高島屋立川店(4)
例年同様閑散としており、パワーが感じられませんでした。上層階のユニクロ導入により、ユニクロ目的のお客様の買い回りは予想以下であり、高島屋新宿店、東武池袋店の事例を見ても想定されるべきで、この手法を取るにはもう一歩進んだMD(そのお客様のライフスタイルを揃えて、既存客との差別化を図るべき)を構築すべきでしょう。

ここから1月6日のリサーチ
ららぽーと新三郷(3)
6日ともなるとセールも一段落しており、通常の平日と変わらない状況で、ニューファミリー客が中心となっていました。やはり店舗数の少なさがパワーダウンとなっている事は否めないでしょう。

イオンレイクタウンSC(4)
店舗数が多く、全館見るには疲れるSCですが、既存顧客は目的を決めて来館し、無駄な動きをしているようには見えませんでした。但し、昨年OPENしましたVIVRE-GENEは平日の昼過ぎとはいえ全く閑散としており、コスメーム等は誰一人お客様が入っておらず、販売員が時間を持て余している状況でした。当然回りのショップもカフェ・スイーツ以外にはお客様が0であり、とても採算には合っていないのではと思われます。
これはシングルライナー的で展開コンセプトは良いのですが、既存顧客マーケティングに不備があり、そのようなライフスタイル客が近隣に存在しなかったと言えます。存在する顧客に向けてのMDを再構築する必要があるものと思われます。

レイクタウンOUTLET(1)
全く閑散としており、館としての集客が問われます。


オーバープロダクト、オーバースペースの環境下、これからの日本の消費構造の変化を鑑み、「お客様目線で売場や商品を見て課題を発見し、手直しはプロの技」といった事を徹底しながら差別化する事は至難の業ですが、諦めずにチャレンジしていく事は永遠の課題でしょう。
これからも、特にリピーターを財産として捉え、ストアブランドとグッズブランドの違いを認識
され、各ブランドの価値創造による消費者のライフスタイルの確立を目指すビジネスの重要性が増すものと考えます。これらの実行が、今後の発展に寄与できるものと確信しています。
 2012/01/16 05:43  この記事のURL  / 
首都圏・都心百貨店+FB初売り状況−1
明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いします。

リーマンショック以降低迷が続いていました小売業にも百貨店を中心に、一昨年後半より光が差し始めてきました。しかし、予断を許すべき状況にはありません。
震災で一度は脇が閉まった消費者も4月からは節約モードに飽きがきて、8月くらいまでは売上も順調に見えていましたが、1年が過ぎると買い回り期間が過ぎて、元に戻り消費者の脇がまた締り始めています。だから、旧態依然の形態で百貨店が生き延びる訳ではありません。
小売業を含む企業は時代の変化に適応しながら、お客様の望む物を提案し続けなければなりません。勿論顕在需要のみではなく、潜在需要の掘り起こしも重要な課題です。

今年に入り、初売りが一つのバロメーターでもあります。
1月2日(月)に都内に目を向けて、店頭リサーチをしてきました。売上の評価は追ってマスコミが掲載してくれますので、お客様目線における百貨店+FBの評価と入店状況等について、近視眼的ですが、リサーチにて感じた内容を想いのままに記載してみます。少々乱暴な点はご容赦願います。

川崎BE(5=小職評価の入店客数ランク)
お昼前でしたが、駅やラゾナに向かっての通り過ぎるお客様が多く、今一の状況であり、リニューアル時のパワーは感じられませんでした。

ラゾナ川崎(8)
福袋、SALE商品目当てのお客様のみでなく、家族で時間つぶしに見えるお客様も多く、楽しめる場所になりつつあります。

LUMINE横浜(10)
いつも初売りはすごい入館客があり、ユナイテッドアローズ等はレジに長蛇の列で、入口外のJRの改札近くまで並び、通常の買い物客が入場制限しているものと勘違いして諦めるお客様も散見されるほどでした。

そごう横浜店(7)
それなりにお客様が入店されており、低層階にはそれなりの活気がありました。

高島屋横浜店(9)
地域一番店の高島屋は流石に入店客も多く、全フロアとも賑わいが感じられました。

JOINUS(8)
初売りはいつもの既存客以外のお客様も多く、高層階が高島屋になっている事を知らないお客様の問い合わせをかなり多く耳にしました。

高島屋新宿店(5)
勿論通常日よりは多くのお客様が入店されているのですが、売場の縦軸が見難いのかショッパーを持っている人が意外に少なく感じました。この縦軸の売場は既存顧客にはまだ理解されつつありますが、新規客にとっては大変判り難い状況と言わざるを得ません。

京王新宿店(7)
いつもながらのエイジの高いお客様が多く、低層階はかなり混雑していました。

小田急新宿店(6)
初売りでもそう混まないこの店がそこそこに賑わいであり、フロアガイドもなくなる状況で、中国人の入店客がかなり多くなっているように感じました。

伊勢丹新宿店(10)
初売りのパワーはいつもながらすごいものであり、2Fのフロアのお客様のレジに並ぶ列がB2Fまで続いたとの事で、全フロアを見るだけでも疲れるくらいの混雑具合でした。特に本館の低層階とメンズ館の全フロアです。但し、中国人は地下街も店内も多くなっているようです。

東武池袋店(6)
例年になく閑散としており、パワーが感じられませんでした。上層階のユニクロ導入により、ユニクロ目的のお客様の買い回りは予想以下であり、高島屋新宿店、立川店の事例を見ても想定されるべきで、この手法を取るにはもう一歩進んだMD(そのお客様のライフスタイルを揃えて、既存客との差別化を図るべき)を構築すべきでしょう。

LUMINE池袋(7)
メトロポリタンプラザを買収してのOPEN後、既存のノンエイジ的ターゲットを捨て、本来のLUMINEのターゲット客に絞り、効を奏したものです。若い女性中心に混雑していました。

*新店出店手法
このLUMINE池袋はミニ伊勢丹メンズ館リニューアルと言えます。FBにはMARUIのように地域密着型MD(中野、京都のように)で、地域マーケティングに則ったシングルライナー的 MDが成功しつつある手法とこのように自BRANDのターゲット客がいる場所にリーチを掛ける手法とあり、後者が理想ですが、なかなか難しいものと言えます。
後者の手法では、伊勢丹がOUTLETに期間限定での出店を試みて実験している事や羽田空港への出店策等ユナイテッドアローズの手法の後追いに見える施策も含め、そこに自社、自店の顧客が存在するのかが重要です。また、前者であれば地域顧客に如何に店作りの在り方や商品構成等を合わせられるかに尽きます。しかし、業界が低迷し続けている今、チャレンジする事は評価に値します。上手く成功に導いて頂きたいものです。

西武池袋店(7)
入店客はそこそこですが、4Fエスカレータサイドのワゴン販売員の女性等(社員バッジ有り)がお客様の通りが少ない状況で、後ろ手に組み福袋の声出しをしているのは頂けません。全員がそうとは思えませんが、一事が万事です。気の緩みが大失態に繋がらないとも思えません。折角の初売りの賑わいが勿体無いと感じました。

大丸東京店(8)
17時前頃になり、東京駅周辺は帰りの客で混雑していましたが、掲店はエスカレータの昇り客と下り客の人数が同数程度であり、まだまだ入店客も切れていない状況でした。

*リニューアル手法
大丸東京店が12年秋に増床するにあたり、梅田店のような成功事例を残せるようになっていただきたいものです。それにはまず、マーケティングありきであり、その顧客に向けてのMD提案が望まれるのですが、JFRの事ですからテナントビジネスとの融合を含めた上で、なお新機軸を打ち出すか、梅田店の東京ヴァージョンになるかは楽しみです。
どちらでも問題は無いのですが、その地域に必要なMDであれば結果売上は取れるのです。
売上は消費者の売場・商品への評価のバロメータであり、利益は経営に対する評価のバロメータです。

高島屋東京店(5)
例年と同様に入店客数は少なく感じましたが、売上は確保できているように感じました。

三越日本橋店(5)
例年と同様に入店客数は少なく感じましたが、売上は確保できているように感じました。

松屋銀座店(6)
掲店は集客施策とMDの連動に不備が感じられ苦戦しているように感じました。自店顧客マーケティングとこうありたいと思う気持ちのズレが結果として震災後の売上(他店よりも落ち込み幅が大きい)に結びついていなかったものと推測されます。集客施策と提案MDが連動されていれば、増床三越銀座店に銀座一番店の地位を渡さないで済んだと思われます。これからは時代に適応できる銀座というローカライズされた地域で、カスタマイズした店舗戦略を実施すべき時期にきています。チャンスです。

三越銀座店(7)
増床リニューアル後、紆余曲折していました売場MDも既存顧客確保も一段落し、徐々に安定した売上を保ちつつあります。また、新規顧客ターゲットにも漸く目が向きつつあるような売場MDや商品構成が見受けられます。しかし、まだまだ自店顧客マーケティングに不備が感じられ、伊勢丹のようなこうありたいと言ったMDのみでは、三越のお客様が動いてくれない部分が散見されます。理想と現実のギャップをどう埋めて行くかが課題ではないでしょうか?

LUMINE有楽町(8)
それなりにお客様は入っていましたが、他のLUMINEと異なりエイジが高いせいか横浜や新宿のような賑わいではなく、落ち着いた雰囲気でした。

阪急MEN’S TOKYO(7)
19時近くになっていましたが、1Fでの2490万円の車の展示等での集客もあり、そこそこのお客様が入店されていましたが、今一つショッパーを持っているお客様が少なく感じました。


オーバープロダクト、オーバースペースの環境下、これからの日本の消費構造の変化を鑑み、「お客様目線で売場や商品を見て課題を発見し、手直しはプロの技」といった事を徹底しながら差別化する事は至難の業ですが、諦めずにチャレンジしていく事は永遠の課題でしょう。
これからも、特にリピーターを財産として捉え、ストアブランドとグッズブランドの違いを認識され、各ブランドの価値創造による消費者のライフスタイルの確立を目指すビジネスの重要性が増すものと考えます。これらの実行が、今後の発展に寄与できるものと確信しています。
 2012/01/09 10:52  この記事のURL  / 
ユニクロ=テラスモール湘南店
リーマンショック以降低迷が続いていました小売業にも大きな変化が見えてきました。
震災はまだ復興までは時間が掛かり、政府と現地の調整はもどかしさを隠せません。

ユニクロも実需型商品の完成度は素晴らしいものであり、ファッションを求めての提案はまだまだ研究の余地を残しています。いままでの売れ筋はフリースやヒートテックであり、ホームウェアの域をでていないものがヒットしており、機能商品の開発とプロモーションを上手く融合させている手法は見事なものです。
しかし、売場構築や商品陳列、VPについてはまだまだ完成されているとは思えない状況です。昨年11月11日にOPENしました辻堂のテラスモール湘南のユニクロは1Fの駅から一番奥まった場所にあり、SCの吸引力を持たせているのです。

売場については少し進化してきており、壁面のカセット表現がそれなりに型にはまってきていますが、まだまだそこに置いてある商品に意味をもっていないように見受けられます。
また、中島什器は高さを10cm以下に抑え、すごく奥まで見渡せる高さになっています。しかし、中置きパイプ什器の高さはまだ高く感じるのです。
このように少しずつではありますが、ユニクロもユニクロなりに進化遂げようとしているのですが、残念なことに売場構築については不備が多々見受けられます。
再度お客様目線に立ち、見直しをされると「鬼に金棒」なのです。

オーバープロダクト、オーバースペースの環境下、これからの日本の消費構造の変化を鑑み、「お客様目線で売場や商品を見て、手直しはプロの技」といった事を徹底しながら差別化する事は至難の業ですが、諦めずにチャレンジしていく事は永遠の課題でしょう。

これからも、特にリピーターを財産として捉え、ストアブランドとグッズブランドの違いを認識され、各ブランドの価値創造による消費者のライフスタイルの確立を目指すビジネスの重要性が増すものと考えます。これらの実行が、今後の発展に寄与できるものと確信しています。
 2012/01/02 05:59  この記事のURL  / 
オチマーケティングオフィス
プロフィール

生地雅之(おちまさゆき)
1952年3月 大阪市生まれ
1974年3月 龍谷大学法学部卒業
1974年4月 ニチメン衣料梶i現双日インフィニティ梶jに入社
メンズブランドの生産担当、営業担当を経て、メンズ企画課長、次長、マーケティング担当(ブランド開発)次長、販売部長を歴任
1997年6月 潟jチメンインフィニティ(現双日インフィニティ梶j取締役に就任
2003年6月 潟jチメンインフィニティ(現双日インフィニティ梶j取締役を退任
2003年9月 潟Iチマーケティングオフィスを設立(小売、アパレル向けコンサル他)
2004年7月 繊研新聞社より「メンズ市場とブランドビジネスサポート」を発刊

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