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迅速な経営判断
小売業界は、昨年まで厳しい環境下に置かれ(今年も?)、業績が悪化している企業も多く出てきています、しかし、反対には儲かっている企業も多くあります。その差は何なのでしょうか?ずばり、経営者の力量の差なのです。

先日、久しぶりに百貨店経営者で迅速な判断を下せる方に出会い、感動しました。
何が迅速かといいますと、まず事前にやる前に結果が見えている場合に、やる、やらないの判断をする事は当然で、やらないと判らない事で、経費が掛らないか、ほとんど掛らないのであればやってみないと判らないのでやると、、

しかし、現実においては、事前にやる価値があるのか、やらない方が良いのかの目線軸を持って判断されているケースは殆どなく、下から上がってきた案件に責任は提案した側にあるからという認識で決済しているケースも多々あるのです。その目線軸が無い事にまず問題があるのです。「それは何のためにやっているのか?」「それで儲かるのか?」を問いかけるだけで現場は考えて仕事をしてくれ、提案してくるのですが、聞かないと前年踏襲型で継続的に上申しているのです。

また、やってみないと判らない部分は、現場も経営者も同じであり、現場は結果が出ないとの責任を取りたくないので、自分の業務に余計な提案は出さないでスル―しているのです。自社にとってプラスであろうが、、このような社風は殆どの企業に蔓延しているのです。結果大きなマイナスにならないなら、提案者にお小言などを言わずに「良く小さい経費でトライできたな!」との褒め言葉で、次に同様の提案を引き出す程度の上司にでも最低線なって預きたいものです。

自社は違うとか、自分は違うとか思わないで、自問自答してみて下さい。会社に波風が立つのを恐れて改革の手が止まれば、企業の成長も止まるのです。売上拡大のみが企業の成長ではありません。どのような経済環境になろうが、自社の継続こそ優良企業と評価されるのです。「水に定型なし」です。足元がぐらついている時に理想のみをメインに推し進める事はいかがなものか?

まずは理想を持つ事から始めるべきですが、常に業務は立ち位置からその方向に向いて行くべきなのです。到達時期を優先せずに既存事業での営業利益2桁をクリアする位になってから、スピードを加速したり、新規事業に乗り出す(事前に研究はしておくべきですが)べきではないでしょうか?

業績が良化している企業も、悪化している企業とも、ビジョンも明確に設定されていないケースも多いのです。そして自社の立ち位置の認識が的確ではなく、手法が適正でない事が結果を出せない要因の大半なのです。自社の実力、可能性のある領域の把握、強みと弱み、そして実践できる人材の有無がすべてを握っているか否かなのです。

これを冷静な第三者目線で俯瞰してみると、自社のスタンスが見えて、ゴールとの差を直線で走るように手法を導き出す事に尽きるのです。これができる経営者でないと、目標は上手く達成できません。「良い商品を作れば売れる」とか、「良い売場を確保すれば売れる」とか、様々な考えの経営者がいらっしゃるのですが、完全に間違っているのです、勿論、良い商品を企画、生産、展開する事は当然であり、良い売場を確保しての展開も重要ではありますが、経営とは大きく異なるのです。

極論を言えば、良い商品を作っても納期遅れで店頭に出なければ、、また良い売場を確保しても、商品がお客様の欲しいものでなければ意味はありません。この様な事は小売業やアパレルでは最低条件であり、「弊社は不良品は出しません」とか、「経費をブラックボックスにはしません」等のコメントを出す企業など論外なのです。

また、業績が悪化(売上や利益が減収減益)しているのに、今まで通りやりますでは、何も改善できません。今まで通りが悪いのですから、減収減益になっているのですから、何が悪いのかを見つけ、そこに手を加えなければ良化は程遠いのです。まずはその原因を見つける目線が必要であり、見つけたら悪い原因を削除し、良化に向けた施策を打つ事なのです。

経営者とは、自社が利益拡大に向けて、どの様なビジョンを示し、目的である利益拡大という戦略を自社領域内で明確に立て、手法である戦術を自社でできうる可能な枠内で設計し、それでも届かなければ、その部分を外部の「知恵」を買ってでも成し遂げさせる事が必要封可決なのです。要は部下を使って結果を出させるスキーム作りと運営が業務なのです。
http://www.apalog.com/ochi/archive/408

弊社のフィロソフィー
売場(リアルも画面も紙面も)以外にはヒントとマネーが落ちていないのですから、常に現場でお客様目線にて、ヒントを見つけるプロの技の知力(気付き)と、それを拾う体力(実行力)を身につける事が、小売業やサイトの現場責任者(事業本部長クラス)に必要です。

これが企業を維持向上させていく重要なファクターなのです。マーケットはブルーオーシャンなのですから、マーケティング力とマーチャンダイジング力、それをお客様にお伝えするプロモーション力、そしてマネージメント力のバランスの良い構築が必要です。

弊社の事業
弊社は小売業やアパレルを中心とした現場に精通した経営コンサルティングを実践しており、「当たり前の事を当たり前のように実践できる」サポートです。企業毎により課題と戦略や手法は異なるので、個別対応させて頂いております。

A)企業ビジョン(あるべき姿)をより明確にし、現在の立位置を冷静に(第三者目線)認識し、
B)真の貴社・貴店の顧客マーケティング(お客様目線)の実行・解析により、
C)的確なマーチャンダイジングをコンサルティング(プロの業)し、
D)事業を可能にできる人材育成を(OJT)実践し、
E)営業利益の安定的拡大」(結果)を目指しています。


企業の最終目標
最終はブランドエクイティを高める事により、売上と利益は後で付いてきます。
その過程で売上規模の拡大をしながら、高い営業利益率20%超を生みだす目標としましょう。
当面(5年程度)で、売上規模を拡大しながら、営業利益率10%超を通過点と設定しましょう。

是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。
弊社へのお問合わせは、HOME-PAGEのお問合わせより、お願いします。
 2017/09/18 05:00  この記事のURL  / 

オチマーケティングオフィス
プロフィール

生地雅之(おちまさゆき)
1952年3月 大阪市生まれ
1974年3月 龍谷大学法学部卒業
1974年4月 ニチメン衣料梶i現双日インフィニティ梶jに入社
メンズブランドの生産担当、営業担当を経て、メンズ企画課長、次長、マーケティング担当(ブランド開発)次長、販売部長を歴任
1997年6月 潟jチメンインフィニティ(現双日インフィニティ梶j取締役に就任
2003年6月 潟jチメンインフィニティ(現双日インフィニティ梶j取締役を退任
2003年9月 潟Iチマーケティングオフィスを設立(小売、アパレル向けコンサル他)
2004年7月 繊研新聞社より「メンズ市場とブランドビジネスサポート」を発刊

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