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三越伊勢丹HDS応援宣言
小売業界は、昨年まで厳しい環境下に置かれ(今年も?)、業績が悪化している企業も多く出てきています、しかし、反対には儲かっている企業も多くあります。その差は何なのでしょうか?ずばり、経営者の力量の差なのです。

業績が良化している企業も、悪化している企業も、ビジョンは割と明確に設定されているケースも多いのですが、自社の立ち位置の認識が的確ではなく、手法が間違っている事が結果を出せない要因の大半なのです。ビジョンについては、弊社HP-REPORT(下記URL)ご参考に
http://www.o-m-o.com/report_4.html  
http://www.o-m-o.com/report_5.html
http://www.o-m-o.com/report_17.html
http://www.o-m-o.com/report_65.html
http://www.o-m-o.com/report_66.html
http://www.o-m-o.com/report_115.html
http://www.o-m-o.com/report_124.html
のアパレルを百貨店にお置き換えてご一読下さい。

自社の立ち位置、実力、可能性のある領域の把握、強みと弱み、そして実践できる人材の有無がすべてを握っているか否かなのです。これを冷静な第三者目線で俯瞰してみると、自社のスタンスが見えて、ゴールとの差を直線で走るように手法を導き出す事に尽きるのです。

これを俯瞰できる経営者でないと、目標は上手く達成できません。「良い商品を作れば売れる」とか、「良い売場を確保すれば売れる」とか、様々な考えの経営者がいらっしゃるのですが、完全に間違っているのです、勿論、良い商品を企画、生産、展開する事は当然であり、良い売場を確保しての展開も重要ではありますが、経営とは大きく異なるのです。

今回の三越伊勢丹HDSの社長交代も、自浄作用が働いたモノと判断できます。様々な憶測が新聞を賑わしていますが、本筋は経営の本道に戻ったと見るべきではないでしょうか?
ビジョンが明確であっても、立ち位置の認識とそのGOALに向かっての道程が間違っていれば結果は追いてきません。当面の結果(営業利益)を安定させなければ、次の一手(新規事業への投資)もままならないからなのです。

本業が出来ない企業に新規事業の成功など覚束ないのですから、百貨店業に当面邁進すべきなのです。業界の改善も重要な課題ではありますが、まずは自社の足元の安定が最初であり、自社が崩れては「業界の、、」は夢のまた夢なのです。他人は美辞麗句を述べますが、誰も責任を取ってくれません。頭上の蠅は自分で追わないと行けないのです。

大西前社長も業界の発展を願っての素晴らしい行動でしたが、杉江新社長は就任記者会見以降の発言やコメントを聞いても、その点しっかりとした地盤作りに目を向けようとしていますので、安定は見込めるのではないでしょうか?その間に次のステップに向けての施策を打つものと推測できます。4月に入り現場の人事異動も落ち着き、これからリ・スタートでしょう。

マスコミが面白おかしく書いても、揺らぐことなく粛々と業務に邁進されるものと考えられます。現場の売場の販売員やマネージャーの方達も、既に真剣にお客様を向いて仕事をしていますので安心です。マスコミのキャッチコピーに踊らされている一般客も、マスコミの対応もすぐに落ち着きを取り戻すと思われ、株価もそう時間を掛けずに安定するものと見受けられます。

経営の評価は結果と時間が出してくれますので言葉は不要です。小職は百貨店業態の復活を願って、企業毎に応援させて頂いているのです。クックパッドの様に施策を隠しても何も生まれません。真似をされる程度の施策など誰でも描けるのです。誰でも描ける施策を粛々と実践する事の方が難しいからなのです。まずは営業利益率を最低2桁にしてからの話です。

売場(リアルも画面も紙面も)以外にはヒントとマネーが落ちていないのですから、常に現場でお客様目線にて、ヒントを見つけるプロの技の知力(気付き)と、それを拾う体力(実行力)を身につける事が、小売業の現場責任者(営業本部長や事業本部長クラス)に必要です。

それを踏まえて経営者(社長)が自社を正しい方向に導く戦略をとり、現場に命令し結果を求めるのです。方向性とスケジュールの管理を徹底し、進捗の確認は当然必要ですが、決して手法までを押し付けてないで、すべては「儲かるか否か」の目線軸での実行が必要なのです。

これが企業を維持向上させていく重要なファクターなのです。マーケットはブルーオーシャンなのですから、マーケティング力とマーチャンダイジング力、それをお客様にお伝えするプロモーション力、そしてマネージメント力のバランスの良い構築が必要です。

弊社は小売業やアパレルを中心とした現場に精通した経営コンサルティングを実践しており、「当たり前の事を当たり前のように実践できる」サポートです。当ブログでは業界の課題の発見と方向性を総論として示唆をさせて預いており、企業毎により課題と戦略や手法は異なるので、個別対応させて頂いております。

弊社は「企業ビジョンを明確にし」、「本当の貴社・自店の顧客マーケティング分析・解析により」、それを「クライアントに的確なマーチャンダイジングをコンサルティングし」、「それを可能にできる人材育成」を実践し、「クライアントの営業利益拡大」を目指しているのです。

ブログにつきましては、コメントを頂いても見られないようになっておりますので、ご意見、ご連絡は弊社HOME-PAGE(このブログの右上のバナーをクリック)のお問い合わせから、または弊社HPの左上のバナーからブログに入れます。 [お問い合わせ] information@o-m-o.com
特に、弊社HPのREPORT欄とこのブログを過去に遡って、ご一読頂けば幸甚です。
 2017/04/03 03:43  この記事のURL  / 

オチマーケティングオフィス
プロフィール

生地雅之(おちまさゆき)
1952年3月 大阪市生まれ
1974年3月 龍谷大学法学部卒業
1974年4月 ニチメン衣料梶i現双日インフィニティ梶jに入社
メンズブランドの生産担当、営業担当を経て、メンズ企画課長、次長、マーケティング担当(ブランド開発)次長、販売部長を歴任
1997年6月 潟jチメンインフィニティ(現双日インフィニティ梶j取締役に就任
2003年6月 潟jチメンインフィニティ(現双日インフィニティ梶j取締役を退任
2003年9月 潟Iチマーケティングオフィスを設立(小売、アパレル向けコンサル他)
2004年7月 繊研新聞社より「メンズ市場とブランドビジネスサポート」を発刊

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