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世界と日本の営業利益ランキングを見て
FORBES(2016.06.14付)による世界有力企業2000社ランキングの営業利益率TOP10は、
(1ドル115円換算)         売上高(億円)    利益高(億円)    利益率(%)
1.中国工商銀行           196765         50830            25.8
2.ウェルズ・ファーゴ(米金融)   105110         27255            24.8
3.中国建設銀行           168820         41860            24.8
4.JPモルガン・チェ―ス       114885         27025            23.6
5.アップル               268295         61755            23.0
6.中国銀行              140300         31280            22.3
7.中国農業銀行           151685         33120            21.8
8.HSBC-HDS(香港上海銀行)   80845         15525            19.2
9.シティグループ(米金融)      98785         18170            18.4
10.バンク・オブ・アメリカ       105225         10170           17.3

日本経済新聞による14年度日本主力上場企業ランキングの営業利益率TOP10は、
1.USS(愛知県=自動車)         675          334            49.5
2.カカクコム                 357          168           47.0
3.ヤフー                  4287          1972           46.0
4.国際石油開発帝石         11702          5348           45.8
5.コロプラ(スマホゲーム)        535           236           44.1
6.オービック(情報システム)       561           242           43.1
7.ファナック(PC-HARD+ROBOT)  7299           2978           40.8
8.スタートトゥディ             424           150           36.8
9.エムスリー(医療系IT)         511           160            31.3
10.JR東海               16726          5065           30.3

日本経済新聞による14年度日本主力上場企業ランキングの営業利益額TOP10は、(億円)
1.トヨタ  28540  2.NTT  13481 3.ソフトバンク   9995 4.KDDI  8334
5.日産自動車  7933 6.NTTドコモ  7830 7.日立  6349 8.JR東海  5787
9.富士重工   5656 10.JT   5652   

日本経済新聞による14年度日本小売業企業ランキングの営業利益額TOP10は、(億円)
1.セブン&アイ    3523 2.イオン   1770    3.ファーストリテイリング  1645
4.ニトリホールディングス  730 5.ローソン   725   6.山田電機   582
7.ユニーファミマ   488 8.Jフロントリテイリング   480 9.ABCマート  415
10.しまむら   399

日本の業種別営業利益率ランキングは、2016年7月18日付ブログ「おちまさゆきのお客様目線」に記載していますので、ご一読下さい。データは少し前のものですが、、、、

「売上はお客様による評価バロメーターであり、利益は経営者への評価バロメーターなのです。」営業利益はホームランや打点と異なり、一度確保できてもUP=DOWNするもので、打率と同様なのです。
日本の小売業の営業利益率はまだまだ低いので、良化させることは至難の業ではありません。経営者は利益額・率を「向上させる使命があるのです。

特に小売業の新規事業に手を付ける時は、自社本業の営業利益率を基本としないで、最初から10%は確保できる案を立てて、初年度から黒字化を目指すか、最低3年で投資回収が出来る位の案でなければ検討に値しないと判断すべきで、その案を如何に実行できるかを検討し、売上規模でなく利益額や利益率の高いビジネスモデルを構築すべきでしょう。

同率程度の新規事業なら、既存事業の深耕の方が新規経費投資も少なく、リターンも計算できるからなのです。わざわざ新規事業で苦労されるなら、それだけのリターンのある計画でないと新しく事業を展開する必要もないのです。当然、会社のNO.2や3を投入し、新規事業の経営者に自ら汗をかかせないと、新規事業の成功などは覚束ないからなのです。

出来ないと思えばそれまでですが、出来ると思って向かえば知恵も出て来るのです。改革、改善出来る箇所・課題は山ほど残っているのです。一早く見つけて、対策を打てば十分に可能なのです。遅くはありません。気が付いた時から始めれば良いのです。

小売業は儲けるための営利団体なのです。経営者、従業員、株主、取引先、お客様の5つの方向に向け、ウィンウィンの関係を保てる経営が望まれているのです。絶対不可能ではありません。気付いた時から始めれば良いのです、「計画は慎重に、実行は大胆に」ですが、、、

売場(リアルも画面も紙面も)以外にはヒントとマネーが落ちていないのですから、常に現場でお客様目線にて、ヒントを見つけるプロの技の知力(気付き)と、それを拾う体力(実行力)を身につける事が、小売業の現場責任者(営業本部長矢事業本部長クラス)に必要です。

それを踏まえて経営者(社長)が自社を正しい方向に導く戦略をとり、現場に命令し結果を求めるのです。方向性とスケジュールの管理を徹底し、進捗の確認は当然必要ですが、決して手法までを押し付けてないで、すべては「儲かるか否か」の目線軸での実行が必要なのです。

これが企業を維持向上させていく重要なファクターなのです。マーケットはブルーオーシャンなのですから、マーケティング力とマーチャンダイジング力、それをお客様にお伝えするプロモーション力、そしてマネージメント力のバランスの良い構築が必要です。

弊社は小売業やアパレルを中心とした現場に精通した経営コンサルティングを実践しており、「当たり前の事を当たり前のように実践できる」サポートです。当ブログでは業界の課題の発見と方向性を総論として示唆をさせて預いており、企業毎により課題と戦略や手法は異なるので、個別対応させて頂いております。

ブログにつきましては、コメントを頂いても見られないようになっておりますので、ご意見、ご連絡は弊社HOME-PAGE(このブログの右上のバナーをクリック)のお問い合わせから
 2017/01/16 04:35  この記事のURL  / 

オチマーケティングオフィス
プロフィール

生地雅之(おちまさゆき)
1952年3月 大阪市生まれ
1974年3月 龍谷大学法学部卒業
1974年4月 ニチメン衣料梶i現双日インフィニティ梶jに入社
メンズブランドの生産担当、営業担当を経て、メンズ企画課長、次長、マーケティング担当(ブランド開発)次長、販売部長を歴任
1997年6月 潟jチメンインフィニティ(現双日インフィニティ梶j取締役に就任
2003年6月 潟jチメンインフィニティ(現双日インフィニティ梶j取締役を退任
2003年9月 潟Iチマーケティングオフィスを設立(小売、アパレル向けコンサル他)
2004年7月 繊研新聞社より「メンズ市場とブランドビジネスサポート」を発刊

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