先日も書いたように「ゾゾタウン」を運営するスタートトゥデイが始めた「WEAR」がショールーミングを加速させているのではないか、という記事が本日の日経MJにありました。著者はしめとして「売り場磨けば目に留まる」と閉めていたように、12月の衣料品販売に占めるネット比率は10%だといいますということは90%は実店舗で買い物をしているわけで、どちらがどう。。という事は一言には言えない訳ですただ、スタートトゥデイのような新しい会社が著しく業績を伸ばしているという事は、パイの奪い合いで厳しい会社が沢山あるということ。先日「スタートトゥデイの教科書」という会社の概要本を読み機会がありました。そこには3名から始めた社歴や事業内容がとてもわかりやすくありました。独自のユニークな制度もある中で、時代にあった、コンセプト企業理念を地道に展開している姿勢が見え、ネットの世界だから。。という話し自体が既に古いなと思いました
結局、ネットであろうと、リアルであろうと、顧客にとって快適でいいなと思えるサービスを提案すればいいわけで、チャンネルは何でもいいのではないでしょうか?
相変わらず変わろうとしない会社もある中、すぐやり、どんどん進化する会社の違いは明らかあとはやるかやらないかです! ルイヴィトン ガチョウのすごろくゲーム ディスプレイと広告連動した企画です
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昨晩の[BSプレミアム]で放送された、京都迎賓館「極める!京都の技とおもてなし」はかなり必見の内容でした京都御苑の中にある京都迎賓館。日本ならではのスタイルで海外からの賓客をもてなす施設だそうで、当然一般ピープルは見る事さえもできない!今回は設計に携わった職人の人の声やこだわり、究極の一見さんである海外の賓客を迎える京都の真髄を垣間見ることが出来、ただ感動というか驚きでした
贅をつくした「おもてなし」とは、と感じる細部にまで徹底的にこだわったすべて。その中でも感動的だったのは、庭園の庭師の方がおっしゃっていた「しつらい」という言葉。私たちはあまり「しつらう」という単語を使わないのですが、「しつらい=室礼」とは、飾りや調度をその場にふさわしく整えるという意味だそうです。
目立ちすぎず、ただ凛と環境と共生する、日本人の繊細な美意識がこの言葉につまっているようです。空間や店舗の仕事は商業ベース。当然ながら「目立つ、訴求効果を高くする」という事が当たり前。でも本当のおもてなしとか、本当の美しさはもっと本質的なもので、表面的なものではないんだと見入ってしまいました
今年の流行語のおもてなし。それを外国の人に意味を説明するのが難しいのと同じように、しつらいの意味は日本の美心にあり、表面的なものではないと改めて感じました 「晩餐室」
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