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2006年06月28日

マハラジャのマンゴー

きょうはお昼にインド貿易振興局の記者会見にいってきました。インド貿易振興局の会見は銀座の「アショカ」か赤坂の「ザ・タージ」というインド料理店で開かれるのが通例なんだけど、今回はなぜかカナダ大使館ビルにあるレストランで開かれました。

会見のあとは、インド貿易振興局やインド大使館のスタッフの方とテーブルを囲み、フランス料理(たぶん)を食べながら談笑しました。
インドの社会情勢とか真面目な話もしたのだけれど、私が一番印象に残ったのは、デザートを食べている時に、インド大使館の○○さんが何気なく語った一言。

「アルフォンソマンゴーの輸入が解禁になるんですよ」

アルフォンソマンゴー! 何年か前、テレビで見たことがある。インドは世界一のマンゴー生産国だが、その中でも“マハラジャのマンゴー”と呼ばれてるマンゴーがあって、世界中の食通から愛されている。でも植物防疫法の関係で青果では日本に入ってこなかった(缶詰やジュースならOK)。 テレビでレポーターが美味しそうにがぶりついているのを見て、うらやましく思ったのをよく覚えている。仕事のことはよく忘れるが、食べ物のことは執念深く覚えているのです。

会見の内容も少し書かないとね。
インド貿易振興局主催のインド衣料品展が7月25日から3日間、大阪のマイドームおおさかで開かれます。有名デザイナーやラグジュアリーブランドまでを魅了する今日のインドファッション。最大の特徴である手織りや手染めの技術を一堂に見ることが出来ます。
2006年06月27日

ベネトン40周年なのだ

何年か前にベネトンジャパンの広報の方から頂戴した本。
そのときは本の厚さと内容のあまりの濃さに途中で挫折していまったのだが、いま必要に迫られて読み返しております。って、まだ序章ですけどね。
ベネトングループといえば、一致団結、箱弁当、鉄の結束を誇るファミリー企業。その歴史はたびたび映画「ゴッドファーザー」に喩えられるほど、愛憎劇あり、サクセスストーリーあり、比較文化論的であり、なんでもありの大河ドラマなのです。

ベネトンは単なるアパレル企業ではなく、衝撃的な広告活動、文化活動を通じて世界に影響を与え続けている企業です。今年は創業から40年の節目。まあ、じっくり研究してみますわ。
2006年06月26日

模倣から始まった

「私はリーバイスに商標権侵害で訴えられた初めての日本人なんですよ」

と、こともなげに話すのは日本のジーンズの黎明期を知るTさん。

昭和30年代、国産のジーンズブランドはまだ無かった。そもそもジーンズ自体が珍しい時代だった。
縫製業を営んでいたTさんは一部で評判だったアメリカ製の「リーバイス501」を参考に、オリジナルのジーンズを作った。
基本的なパターンやファイブポケット、リベットなどを研究したまでは良かったが、バックポケットの弓形ステッチまでも器用に再現してしまったのだ。
ある日、突然やってきた警官に署に連行されたと振り返るTさん。

「リーバイスの模倣品を作ろうなんて気はさらさらなかった。ポケットが5つあるのと同じように、ジーンズにはああいうステッチがあるものだと思っていたのです」

今からみれば、のどかな時代だったのだ。
Tさんはその後、日本のジーンズのパイオニアとして業界に礎を築く。
時は流れて40年、日本はジーンズに関しては技術的にも流行的にも世界をリードするようなった。
2006年06月25日

模倣品は持ってるだけで犯罪?

更新をサボっていたら、アクセス数が激減してしまいました。やっぱブログは頻繁に更新しないとダメですね。気持ちを入れ替えてマメに更新しますので、ご愛読よろしく。

きょうは模倣品のお話。

インターネットオークションにたくさんの模倣品が出品されていることが問題になっています。某オークションで高級服飾ブランドの特定商品の約半分が模倣品だったという衝撃的な調査結果もあるくらいで、異常事態といってよいでしょう。

もちろん模倣品で儲けようとする人が一番悪いんだけど、それを許してしまう土壌が日本にはある。つまり模倣品だと分かった上で購入する人たちが結構いるわけです。「なんちゃってヴィトン」などと言いながら、模倣品の消費を楽しんでしまっている人が少ながらずいる。模倣品を所有することを恥と考える欧州とは対象的です。

政府がこのほど発表した「知的財産推進計画2006」では、模倣品を所有する個人をも罰則の対象とする法整備に言及しています。フランスでは10年以上も前から同様の法律「ロンゲ法」が施行されており、罰金もかなり厳しいようです。

フランスの模倣品対策の厳しさを示す例としてよく引き合いに出されるこんな話があります(真偽は不明)。

むかし新婚旅行の日本人がフランスの空港に降り立つと、ペアで着ていた「ラコステ」ポロシャツを没収された。
ふたりは「日本の有名百貨店で買ったのに、なぜ!?」と戸惑うばかり。
たしかにポロシャツは真正品だった。
いまは違うが、かつて日本で販売されていた「ラコステ」のロゴマークは日本市場のみワニロゴの上に「lacoste」の文字が刺繍されていた。日本にもうひとつあるワニロゴのブランドとの区別するための、苦肉の策だった。それが税関に引っかかったというのだ。「こんな『ラコステ』を我が国に入れるわけにはいかない」と。

「知財推進計画2006」では個人所有の罰則にまで踏み込みましたが、実際に法律が施行されるかは、現行法の整合性の問題もあって非常に難しいだろうというのが専門家の見方のようです。とはいえ、国内でこれだけ模倣品が大手をふるっていると、ニセモノ大国といわれる中国のことをとやかく言えなくなってしまいます。模倣品に寛容な風潮を変えないといけません。
2006年06月21日

“匠”が日本を救う!?

少し遅くなりましたが、先週テクスタイルデポで同社と産地有力企業の「匠展」が開催されました。
参加したのは、エイガールズ(ジャージー)、妙中パイル織物(ベルベット)、オカテックス(ジャカード)、細川織物(ウール)、桑村繊維(シャツ地)、クロキ(デニム)の6社。

各社が展示したのは、技と力のこもった珠玉の逸品ばかり。
エイガールズのハイゲージのリヨセルジャージーや
妙中パイルさんのシルクのうすーいベルベットは、タッチがすっごいファイン。
柔らかくてなめらかでサイコーです!
あと個人的には、桑村繊維さんのガーゼのジャカードシャツ地と
オカテックスさんの明るい色のジャカードスカートも気になりました。
今回は主に07年春夏向けでした。

テクスタイルデポは昨年、若いクリエーター向けに良質なテキスタイルを小ロットで販売することを目的に設立されました。
日本のテキスタイル業界は競争が厳しい一方で、
流通構造の関係から、こうしたテキスタイルがなかなか若手に届かなかったのが現状。
今回は、テクスタイルデポの森口社長の呼びかけに、
海外のラグジュアリーブランドにもお客さんを持つ有力産地企業が集まりました。

森口社長によると「一部はショールームに展示し、ネットでも販売していく」とのことでしたので、
皆さんもぜひ一度、恵比寿のショールームに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。


左がエイガールズのイケメン若大将山下さん。かっこいいのに優しいんです!しかも独身!
右が森口社長。お忙しい中、取材に応じていただきありがとうございました!

(Y)
2006年06月18日

ナイキのワッフル

写真は「ナイキ・オレゴン・ワッフル」。
1973年、当時、オレゴン州の新興企業に過ぎなかったナイキの名を米国中に知らしめた記念碑的シューズです。靴底にワッフルのような凹凸がついていることから名づけられました。
ナイキは秋冬から初期のモデルを復刻したシリーズ「ナイキヘリテージ」を展開します。


写真は「ワッフルとブルーベリージュース」。
先週渋谷で行なわれた「ナイキヘリテージ」の展示会で来場者にふるまわれたものです。
ブルーベリーはナイキ創業の地であるオレゴンの名産なんだって。
たいへん美味しゅうございました。
2006年06月15日

産経新聞ブログ「iza」

産経新聞スゲー!
グループ紙をまとめてブログ化です。

 産経デジタルは6月15日、「iza!」ベータ版の運用を開始した。産経新聞グループが提供するニュースを掲載し、会員登録によってブログを開設すれば、すべてのニュースにトラックバックできる。
CNET 2006/06/15 18:46

報道から芸能、文化、整理まで色々な記者さん62人のブログも見物です。
報道関係は、自社のニュースの解説が多いみたいですね。
いろいろと参考になります。

いっそのこと日繊のブログもここでやるってのはどーなんでしょうか。
というわけではないのですが、私はさっそく登録してみました。


これからは私も、ニュース解説なんかでこのブログを充実させていきたいと思います。

(Y)

2006年06月07日

裏原宿の商店会

原宿神宮前商店会の懇親会が7日夜、原宿の東郷神社内の和楽殿で行なわれました。

いわゆる裏原宿地区の商店会で、3年前にカジュアルメーカー、ジムの八木原保社長が音頭を取って発足。全国に商店会数あれど、人気ショップがこれだけ加盟する商店会は無いでしょう。今年は表参道ヒルズも開業し、ますます注目されるエリアになりました。

商店会というのは、ふつう、どうやってお客さんを集めるかというのが課題なわけですが、原宿神宮前商店会の場合はその点に関しては心配は無し。それよりも混雑によって起こる諸問題(ゴミ、落書き、キャッチ、近隣住宅との共存など)にどう対応するかに知恵を絞っているようです。商店会に加盟するショップの販売員さんが朝早くゴミ拾いや落書き消しをしていることは案外知られていない。そうやって街が荒れないようにしているわけです。

懇親会では三味線とパーカッションのライブも開かれました。
裏原宿の賑わい、東郷神社の静けさ、和楽殿と三味線ライブ。
原宿は懐の深い街ですね。
2006年06月07日

ソニーのリテール事業

ソニーグループのリテール6社を傘下におく新しい持株会社「スタイリングライフ・ホールディングス」の発足会見に、きょう7日午後、日比谷の帝国ホテルに行ってきました。

リテール6社のなかには輸入雑貨のソニープラザとか通販のソニーファミリークラブとかお馴染みの企業も含まれているんだけど、私は資料を見て初めて知ったんですが、「マキシム・ド・パリ」とか「あるでん亭」というのもソニーグループだったんですね。
幅広い業種業態をもっている強みを生かして総合ライフタイル事業企業グループを目指しますというのが本日の会見の主旨だったわけです。

で、同時に三井物産との業務提携も発表されました。
物産の蓄積するライフスタイル関連分野の各種ノウハウをいかして、新しい事業やサービスを開発するというわけです。会見には物産の山本憲一ライフスタイル事業本部長(写真左)も出席し、スタイリングライフの畑社長(同右)とがっちし握手を交わしました。
まさに「物産のリテイル戦略から目を離すんじゃねえー!!」という感じでしょうか。
2006年06月05日

芝に溶け込む

スポーツネタばかりで恐縮ですが、ドイツW杯まであと4日ということで、スポーツブランドの販促活動も盛んになっています。

今晩はプーマが原宿に明日オープンさせる「プーマ welcome to football house」のレセプションに行ってきました。表参道沿いにあるカフェ「モントーク」を期間限定(18日まで)のピッチ風カフェとして営業するというもの。芝の迷彩柄で店内を埋めるというユニークな試みです。

これはプーマがW杯出場の契約選手に提供する新作スパイク「v1.06 grass camo boot」にちなんでのアイデア。このスパイク、見ての通り芝の迷彩プリントなのです。これを履いてプレーすれば、敵に予想不能のキックやドリブルが……できるかな? 
でもどうせならW杯出場32ヵ国中12ヶ国にユニフォームを提供するプーマなんだから、どこかの国のユニフォームやソックスをすべて芝の迷彩柄にしたら面白いのにね。
芝が突然むくっと起き上がったと思ったら、そのままシュートを決めちゃうみたいなの、ダメですかね。

ちなみに古田監督率いるヤクルトスワローズは7月と8月の巨人戦、阪神戦で迷彩柄のユニフォームを着用します。これは芝に溶け込んで気付かれずに盗塁するため、ではもちろんなくて、ファッション的な理由のようです。今年からヤクルトのユニフォームデザインを手掛けているビームスからの提案です。
2006年06月04日

6月のスキーショー

ゴールドウイン、デサント、フェニックス、東レによるスキーイベント「スキーヤーズサミット」が3、4日の土日に目白のデサント東京オフィスで行なわれました。

一般ユーザーに日本一早く06/07年の新作スキーウエアを披露するこのイベント。
私は土曜の夕方に取材したのですが、会場は人でいっぱいでした。
スキーウエア市場はピーク時にくらべて10分の1という凄まじい縮小になってしまいましたが、熱心はファンはまだまだいるんだなと感心しましたよ。



プロ選手や一般のスキーヤーがモデルとして出演したファッションショーも行なわれました。
体育会のノリでモデルと観客がひとつになった素敵なショーでした。圧巻はアルペンのエース、佐々木明選手(ヘアスタイルがいつの間にかコーンローになっていました)。ショーマンシップに長けていて、パフォーマンスで観客を一気に盛り上げてくれました。ヨーロッパで人気があるという理由がわかりますね。

2006年06月02日

チャイナリスク

日本繊維新聞のネット版にこんな記事が出ていました。

◆ミズノ、中国・旗艦店「瀋陽店」を閉鎖
 ミズノは、中国の旗艦店である瀋陽店が、土地の所有者である瀋陽市当局の一方的な通知によって6月1日で閉鎖されたと発表した。04年8月に開店した同店は5階建て売り場面積2000平方bで中国最大級のスポーツ店。ミズノは瀋陽市と08年まで賃借契約を交わしており、その後も自動更新で6年間の契約となっていた。


詳しくは6月5日(月)付の新聞紙面に掲載されますが、瀋陽市当局が香港のディベロッパーに土地を売却、そのディベロッパーが大型モールを作ることになったためとのこと。

うーん、まさにチャイナリスク。
日本の常識では考えられない理不尽なことが起こるもんですな。

ミズノがなぜ北京や上海ではなく瀋陽に旗艦店を作ったかというと、瀋陽というのは中国の各種スポーツ団体の選手育成機関が集中していているスポーツ都市だからです。08年の北京五輪を前にビジネス拡大を図りたい同社としては冷や水を浴びせられた格好になってしまいました。
2006年06月01日

ダンボールの棚

ユニクロ原宿店がきょう1日からTシャツ博物館になっています。

以前にこのブログで書いた企業コラボTシャツが1階を占領。デザインのモチーフになっている商品がTシャツと一緒に並んでいて、ガムやポップコーンが展示されていて楽しい。プラズマテレビとかジェットスキーも置いています。

またユニークなのがTシャツ博物館の内装。
壁や棚、イスなんかが全てダンボールで出来ているんです。大きな棚はしっかりしているし、実際にイスに座ってみたんだけど、私の職場の椅子よりもずっと座り心地がいいし、頑丈です。(H)
2006年06月01日

ウール君、衣替えする

こんにちは、ウール君です。

すでにお気づきの方もいらっしゃるでしょうが、6月からウール君も衣替えしました。
もうすぐワールドカップ。ウール君は羊界を代表して勝手に日本代表の応援団長に就任しました!
ユニフォーム姿かわいいでしょ?
え? プードルみたいだって? 失礼しちゃうな。プンプン。
こう見えても運動神経バツグンなんだよ。

とはいえ、ウール君は日本と初戦であたるオーストラリアにお友達や親戚が多いので、なんか後ろ髪ひかれちゃうなぁ。
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