
18日午後、オンワードホールディングスによる企業買収の情報が編集部に入りました。オンワードは今月初めにドイツの「ジルサンダー」を264億円で買収すると発表したばかり。次はどこなんだろうと思ったら、ペット衣料の
クリエイティブヨーコ(長野市、伊藤洋子社長)でした。ラグジュアリーブランドの次はワンちゃんの服。この落差に驚きながらも、目の付け所に感心しました。(写真は同社の通販HPから)
クリエイティブヨーコはを国内146店、加えてニューヨークやアジアにも数店出店しており、07年度の売上高は87億円。人間様の服の市場は少子高齢化で縮小の一途をたどっておりますが、ペット関連の市場規模は5年前に比べて13%増の約1兆円に達しているそうです。十数年前まで、一部の愛犬家が犬に服を着せることに対し、やすりぎだと感じることが、まあ一般的な感想だったと思います。ところが今ではけっこう当たり前に受け入れられている。時代の変化とは激しいものです。今後も服を着た犬が増え続けるのでしょうか。
クリエイティブヨーコでは「フィオルッチ」「リー」「アルファ」なんていうブランドのペット服を展開している(すべてエドウイン系ブランドですね)。表参道ヒルズの直営店には来日した海外セレブがまとめ買いにやってくるケースも多いそうです。オンワードの廣内会長は「海外でもペット衣料をこれだけの完成度で作っている企業はない。(犬種によって異なる)サイズの問題までクリアして作りこなすノウハウはたいへんなものだ」と、海外でのポテンシャルを評価していました。伊藤洋子社長は廣内会長に「(今月オンワードが買収発表した)ジルサンダーやジョゼフの服を作らせてください」と提案したそうです。
(H)