
♪ポーニョ ポーニョ ポニョ さかなの子〜
またまたジーンズの話。1日開幕したJFWのメイン会場である東京ミッドタウンで、国内のジーンズ関連企業が集まって「ジャパン・ブルー・ジーンズ展示会」を開いています。内容は藍染めや絣の文化を背景に持つ日本のデニム産業の歴史や最新商品、付属品などの紹介。その展示のひとつが、この水槽です。中には小鮒が気持ち良さそうに泳いでいます。何の展示かというと、これはジーンズの洗い工場の汚水を浄化した水なのです。
洗い工場では大きな洗濯機でジーンズを洗い、ウォッシュ加工を施します。大量の水を使い、当然デニムの染料に染まった大量の汚水が発生します。だから洗い工場には浄水設備が義務付けられており、きれいな水にしてから河川などに戻します。
通常ならパネルや写真で展示するところですが、それでは面白くないと考え、浄化した水で魚を飼うアイデアを出したのは、エドウイン・生産部のKさん。秋田にある自社洗い工場近くの川でフナを採集し、浄化した水を水槽に入れて、10日以上飼育したそうです。大きな水槽を2つ、秋田から車で一日がかりで運んだとのこと。まるでイケス業者です。さすが、雑誌に釣りレポートを寄稿するほどの太公望Kさんです。
以前、私もKさんの案内で秋田の洗い工場を取材したことがあります。規模が大きい洗い工場だけあって浄水設備も立派。いくつかの浄水層でろ過されるたびに、インディゴに染まった水が透きとおっていく様は見ごたえがありました。
ジャパン・ブルー・ジーンズ展は3日まで開催しており、一般の方も来場可能です。JFWに来場の方はお見逃しなく。
(H)