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2009年12月14日

どうなるアバクロ



あす15日、アバクロこと「アバクロンビー&フィッチ」の旗艦店がオープンする。

場所は、東京・銀座6丁目交差点近く。ビルの11フロアを使い、合計970平方bの店舗面積というタテ長のショップになる。

アバクロの出店については、もちろん業界関係者の間でも話題に。「成功する」「成功しない」の論議が巻き起こり、業界総ジャーナリスト化となる面白い現象になっている。笑

当事者のアバクロ側は、取材や写真撮影をNGとし、秘密主義を貫いている。H&Mやユニクロ、キットソンなど、大々的なメディア戦略が主流となっている現在、これだけのシークレット戦略は異例。世界的に見ても、あまり情報が出てこないアバクロだけに、社風というか、スタイルを貫いた格好だ。

ちなみに銀座店は、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、ミラノに続く5番目の旗艦店。日本では出店の噂が絶えなかったこともあり「ようやく出てきた。新鮮な感じはしない」との指摘もある。

価格帯や日本に投入する商品についても明らかになっていない。早急に判断することはできないが−−米国の店舗には日本人観光客が押し寄せ、商品を購入していることを勘案し、日本向けのMDを研究していると思われる。これはフォーエバー21にも言えることだが、米国の店舗情報をフィードバックし、日本進出に生かすことは容易に想像できる。

問題なのは価格帯。

今の日本市場で「高い」と思われたら、その勢いは失速する。米国の価格帯から推測すると、Tシャツ類で3000円、デニムパンツで1万円台、カジュアルアウターで1−2万円台か。しかし様々な諸経費を考えると、この価格で販売するのは難しい。

折り合いをどこでつけるか、着地点に注目したい。
(市)

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