先日、オンワードホールディングスの第2四半期決算説明会へ。
同社の水野健太郎社長が、アパレル業界を取り巻く景況感などを話す。その際、気になる発言があった。それは「2コインで服が買える時代になった」という言葉。改めて、服が安くなったことを実感させられる言葉だ。
以前は2コインで服が買えるとは、誰も思わなかったはずだが、今では銀座や渋谷で、普通に服が買える。感覚が麻痺してしまったのか・・・。アパレル業界のトップ企業からこういった発言が聞かれると、デフレというか、改めて価格偏重の時代を実感させられる。
その中で「次の成長分野をしっかり探す」と話した水野社長。オンワードHDでは「価値価格」という言葉を使い、自社ブランドのバリューを高める方針を示した。その裏には、基幹ブランド「23区」「自由区」などの復調が見えてきたことにある。基幹ブランドに資源を集中してきた成果も出ている。
消費者の生活防衛意識にどこまで切り込めるか。
トップ企業が打ち出す価値価格に注目だ。
(市)