以前のブログ、「+J」の衝撃に続き、決算の衝撃を。
ユニクロを展開するファーストリテイリングの09年8月期の連結決算が、スゴいことになっている。営業利益は1086億円(前期比24・2%増)となり、8年ぶりに過去最高を更新、さらに売上高は6850億円(前期比16・8%増)で、国内外においてユニクロの好調さが際立っている。無論、売上高も過去最高だ。
各メディアでは、低価格路線の成功や複数商品のヒットなどが挙げられ、ユニクロの好業績を分析。それにしても「自信が確信に変わる」とは、同社のことを言うのだろう。打ち出した商品がことごとくヒット、その商品自体の評価も高いのだから。
会見に出席したN野流通デスクは「世界への階段を着々と上っている。一見、大風呂敷を広げているようだが、実は計画的だよ」と言っている。売上高5兆円計画も、綿密なロードマップがあるに違いない。
同社の決算資料をN野デスクから取得、ちょっと覗いて見ると・・・。
「アジアの各国で圧倒的なナンバー1になる」と書いてあった。現実的にはアジアで1位になり、将来的に世界ナンバー1企業になる目標を立てている。
中国(香港含む)は、2011年に100店舗超えを目指し、その後も年間100店舗の出店可能な体制を構築。韓国も12年までに100店舗体制を整える考えだ。東南アジアでは、先行するシンガポールを拠点に、タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、インド、ベトナム、オーストラリアへの進出も検討している。
「+J」も衝撃だったが、業績も衝撃的。日本のファッション企業では頭一つ、いや頭三つぐらい抜け出した感がある。世界規模で大型店の開設を続々と進めるが、M&Aの噂も絶えないファーストリテイリング。あっと驚かせるM&Aもあるかもしれない。
(市)