1日昼、モンクレール・ジャパンで取材。
仏モンクレール社が、10年秋冬シーズンから展開するメンズライン「モンクレール・ブイ」(MONCLER V)の展示会へ行く。
同ラインは、ビズビムの中村ヒロキをデザイナーに迎え、モンクレールのアーカイブをアップデートさせた商品が特徴だ。1950、60年代の豊富な資料から、アウトドア派生のクリエーションを展開。写真のようにダウンジャケットやコート、ニットなどが並ぶ。約20型の商品構成だ。
そしてシューズや靴下といったビズビムでも人気のアイテムが、このモンクレール・ブイでも販売される。
アウターの価格は10万−20万円になる見込み。シューズは10万円前後。デザインを見ると、過度な装飾やクリエーションを避け、ブランドの強みを最大限生かした印象だ。多くを変えない、ある意味潔いデザインのように思える。
日本をはじめ、欧米でも販売。日本では30店舗前後の卸先を開拓するが、全世界では合計100拠点を超えそうだ。
同じく日本人デザイナーの阿部千登勢を起用したレディスライン「モンクレール・エス」が、クリエーションを満載した印象だっただけに、シンプルな「モンクレール・ブイ」に対照的な戦略を見た。これなら多くの年代に訴求でき、着こなすことも可能。そして長く着られるデザインにも見える。
今後も型数を拡大せず、現状を維持。「モンクレール・エス」と同様、20−30型前後で販売する。
ビズビムのファンはもとより、大人の男性が興味を示しそうだ。
(市)