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2010年02月10日

sacai man



9日昼、代官山にある「サカイ」のショールームへ。

「sacai man」10年秋冬展示会の取材。メンズウエアにエレガントなモチーフを加えた同ラインは、ニットを中心に品番数が増加していた。約40型を並べたが、色展開も豊富なので全体的にボリューム感がある。

アウターを含め、10万円を超える商品はない。ラビットファーを付けたニットジャケットや二重構造のニット、比翼仕立てのカットソーコートも価格を抑えていた。

これだけの付加価値で価格を抑えられる。セレクトショップや百貨店の自主編集売り場で、プロパー消化率が高いというのもうなずける。従ってバイヤーの評価も高い。

サイズは4サイズを用意。サイズを揃えられないデザイナーズブランドが多い中、海外展開を意識したサイジングも(当たり前だが)特徴だ。メンズラインは限られた店舗で販売。日本では20店舗弱というところだろうか。海外では、パリのコレットやロンドンのドーヴァーストリートマーケットなどで販売している。また、アジア地域でも販路を広げつつある。

ニットは、ところどころで温かみを感じさせた。アーガイルニットにはハンドワークでステッチを入れたり、二重構造のニットは切り込みを入れ、フリンジ状の糸をむき出しにしている。

こうしたブランドには、景気悪化は関係ないようだ。

ショールームの片隅には、年間対応の質の良いニットウエアもある。
(市)

2010年02月08日

スタイルアップインナー



6日夜、私用で銀座へ行くと、ユニクロの袋を持った女性たちを多く見かけた。

そこで銀座店に入ると・・・やはり「スタイルアップインナー」を求める女性たちでごった返している。まとめ買いも多く、1000円という価格も購買を後押しする。

このスタイルアップインナーという商品、弊社のインナー担当記者が書いた記事によると、姿勢に着目した下着であるという。ちなみに上の写真は4日に行った記者会見の様子。ユニクロが行ったアンケート調査などを基に、女性が美しさを保つために姿勢を重視している点に着目し開発した。

補正や矯正というと、イメージ的にちょっとストレスが掛かりそうだが、編み地を変化させ立体設計でストレス感なく姿勢を正す下着になっているという。素材自体もストレッチ性があってとても柔らかい。アイテムはキャミソールとショーツの2型を用意した。

1月度のユニクロ既存店売上高は前年比7・2%減となったが、2月は反転攻勢に出ることも考えられる。

7日に行ったある郊外店では790円で売られていた。同社機能下着の代表格「ヒートテック」に続き、ヒットの予感。信頼感に加え、またもやこの価格インパクト・・・。スタイルアップという、心の琴線に触れる言葉も印象的だ。

女性だったら、この言葉に弱いだろうな。
(市)

2010年02月05日

BFGU







5日午後、新宿の文化ファッション大学院大学へ行く。

同校で行っている「文化ファッション大学院大学ファッションウィーク」(BFGU FW)の作品展示を見る。日時が合わず、残念ながらファッションショーを見ることはできなかったが、2年次修了学生の“力作”を見ることができた。

クチュール感のあるドレスや日常的なライフスタイルから影響を受けた作品、ブースの設営に凝ったものなど多種多様。近くで見ると、(申し訳ないが・・・)実力差もよく分かる。バランスの悪いドレスがあるところは、何とも学生らしい。

会場となった遠藤記念館の入口で、学生の名前が入った表を渡され「お手数ですが、ご意見を書いてください」と言われる。誰が1番良かったか、番号・名前を書く欄もあった。酷なようだが・・・。

以前から各メディアで指摘されているが、同校でも海外留学生の充実ぶりが目立つ。中国、台湾、韓国の留学生が意欲的にクリエーション活動をしているようだ。

その後、新宿地区の商業施設を見て回る。

伊勢丹新宿店メンズ館に行くと、2階フロアに「Nハリウッド」のインショップがあった。ここは以前、「ナンバーナイン」の店舗があったところ。

ナンバーナインが解散、閉店を発表し、業界に衝撃が走ったことは記憶に新しい。しかし、何もなかったかのように別ブランドが入るのも、貪欲に新しさを求めるこの業界の特性かも知れない。

ちなみにNハリウッドのグランドオープンは今月17日を予定。
現在は先行オープンしている状態だ。
(市)

2010年02月04日

コムデギャルソン



3日午後、コムデギャルソンで取材。

いつも思うが、同社の展示会風景は理路整然としている。型数を減らしたり、素材のグレードを下げたりしているブランドが多いなか、コムデギャルソンの展示会では、品番数が充実。型数を増やしたブランドもあるそうだ。

「コムデギャルソン・オム・プリュス」「コムデギャルソン・ジュンヤワタナベ・マン」などを見て、ふと足が止まった。そこには「ガンリュウ」の服が。品番数が倍増し、販路開拓を本格化するという「ガンリュウ」は、丸龍文人デザイナーがクリエーションを担当するブランドだ。

販売は08年から。現在は、同社の直営店「ディエチ・コルソコモ・コムデギャルソン」や表参道の商業施設内にある「トレーディング・ミュージアム」で販売するが、今後は新規の取引先も開拓する。10年秋冬シーズンから、有力セレクトショップへの展開もありそうだ。

仕立ての良さを感じさせるウールジャケット、つまった襟の仕様に特徴があるシャツなど、商品の完成度がアップしている。一部ではユニセックスで着用できるデザインもある。帽子やスカル柄のスカーフといった雑貨類も並ぶ。

以前は、もっとストリート色が濃かった。さらにロックテーストにファンタジーなモチーフを融合したクリエーションも特徴だった。この強みに完成度が加わった印象。

取材が終わってようやく一息・・・。

同社の近くにある和風ラーメン「だるまや」で味噌野菜そばを食べる。お腹いっぱいになって、会計をしようとしたら「床の豆が潰れていて、すみません〜」(店の人)とのこと。

「さっき鬼が来たんで、豆をまいたんですよ」。そうか・・・今日は節分か。
一体、鬼はどこから来たんだろ。笑
(市)

2010年02月02日

モンクレール・ブイ





1日昼、モンクレール・ジャパンで取材。

仏モンクレール社が、10年秋冬シーズンから展開するメンズライン「モンクレール・ブイ」(MONCLER V)の展示会へ行く。

同ラインは、ビズビムの中村ヒロキをデザイナーに迎え、モンクレールのアーカイブをアップデートさせた商品が特徴だ。1950、60年代の豊富な資料から、アウトドア派生のクリエーションを展開。写真のようにダウンジャケットやコート、ニットなどが並ぶ。約20型の商品構成だ。

そしてシューズや靴下といったビズビムでも人気のアイテムが、このモンクレール・ブイでも販売される。

アウターの価格は10万−20万円になる見込み。シューズは10万円前後。デザインを見ると、過度な装飾やクリエーションを避け、ブランドの強みを最大限生かした印象だ。多くを変えない、ある意味潔いデザインのように思える。

日本をはじめ、欧米でも販売。日本では30店舗前後の卸先を開拓するが、全世界では合計100拠点を超えそうだ。

同じく日本人デザイナーの阿部千登勢を起用したレディスライン「モンクレール・エス」が、クリエーションを満載した印象だっただけに、シンプルな「モンクレール・ブイ」に対照的な戦略を見た。これなら多くの年代に訴求でき、着こなすことも可能。そして長く着られるデザインにも見える。

今後も型数を拡大せず、現状を維持。「モンクレール・エス」と同様、20−30型前後で販売する。

ビズビムのファンはもとより、大人の男性が興味を示しそうだ。
(市)

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