巨大な盆栽!
表参道の交差点から外苑方向に246に沿って歩き、ブルックスブラーザースさんの丁度、前辺りの怪しい小路に入り抜けたところに風花東京と言うフラワーショップがある。



説明の通り〜まさに東京の里山、隠れ家、秘密基地のような店である!
ヤカタ全体が流行のコケ盆栽なのである〜!!!と  最近はやりのTV番組では無いが、新名所になっても良いほど楽しい〜!




店の前には、良く見ると小川のせせらぎがあり、メダカが泳いでいる・・・

 こちらのお店をプロデュースされた石原和幸さん(ランドスケープアーティスト)の事を新聞記事で知りましたが、実はガーデニングの世界では有名な方で、今年の5月に英国王立園芸協会主催のチェルシーフラワーショー2008で、最高位のゴールドメダルを取られ、しかも快挙の3連覇だそうです。



その他の作品もWEBで見る事ができますが、ふとどこかで見た風景?かな〜と思いませんか?
この懐かしいようなゆるさは、トトロの森を始めとする宮崎駿さんの世界を私は連想します。
だからと言ってそれが日本人ならではの世界感とは申しませんが、箱庭や盆栽のような小宇宙のみたては、やはりジャパンクールですな〜!

緑も花もイイですな〜!青山に行かれたら是非、お立ち寄りください。癒されること間違いありません!

ついでの話で恐縮ですが、私も最近、ガーデニングビギナー?になり、植物や盆栽などのようなモノを見るとついつい見入ってしまう。
しかし、我が家も箱庭のような家なので、家の周りに何10センチかある土部分を有効に使うとなると縦に伸びるツル性の植物が主体になる。
実はこれがポイントで狭い日本に打って付けで特にイングリッシュガーデンに向くのである!

ご興味のある方は、是非やられてみるとわかりますが、
まず主役のツルバラは、オールドローズ&イングリッシュローズ、アクセントにはハニーサックルである。それに絶妙にマッチングする助演のツル花はクレマチス、これを色と形のバランスを見て3,4タイプは欲しい。
あとは、ところどころ季節に応じて春などはジギタリス、ラベンダーなどをアクセントにすれば見栄えの良いイングリッシュガーデンになります。
京都の町家には、やはり和風が似合いますが、狭い日本は、ツル性植物で緑化しましょう!

近くに大きな花屋さんが無い方は、通販も色々ありますから是非、マイプランテーションを造って見ては如何でしょうか。
園芸ネット

 ※チェルシーフラワーショーとは・・・
英国王立園芸協会が主催し、毎年5月にチェルシー(ロンドン市内)で開催される伝統行事。1913年以来続く、世界最古にして最も権威のあるガーデニング&フラワーショー。ロイヤル・チェルシー病院の広大な敷地内に、600もの出展者がそれぞれのジャンルに分かれた庭園などを出展。期間中、20万人以上の人々が訪れ、毎年入場制限が行われる。
(風花東京さんより引用)
 2008/08/02 22:45  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


シオンテックの「ナチュラルダイ」!
最近、久々にワクワクする方と出会えました!

新聞を始めとして草木や鉱物を主に天然染料の染色「ナチュラルダイ」で注目されている潟Vオンテック菱川社長さんです。

実は周りの方々からお噂を聞き一度、お会いしたいと思っていた矢先、講師をさせて頂いている大塚テキスタイル専門学校さんの繊維工学校外セミナーに紛れ込み学生さんと共にお話を聞かせていただきました。



学校との交流はシオンテックさんが以前、信濃町で事業されていた時に菱川社長が近くの大塚テキスタイルに新卒求人に来られてからのお付き合いだそうです。
ですのでシオンテックさんには2人の卒業生が染色スタッフとして就職されて頑張っているそうです。

ご存知の方も多いと思いますが、簡単にシオンテックさんをご説明すると一般的に
天然染料の堅牢性の上がらないことが当たり前とされていた常識を解消し、従来の金属性媒染から特種なカチオンバインダーを開発され品質の安定と量産、工業化への道を切り開かれ一躍、時の人になられました。

 地球環境、エコロジーへの認識が衣食住すべてで問い直される昨今、草木染めや鉱物を始めあらゆる天然色素の染色を芸術や工芸の域から世界に先駆け実用化に成功され、最近は、アパレル、商社、紡績、小売さんと業態に関係なく来客や相談が毎日のようにあるそうです。



■当日は社内の染色工房にて綿パイルのハンカチを用意して頂き「くちなし」と「ラック」の2色の草木染めを
実験し、従来であれば、タンニン酸などのたんぱく質を附加しないとセルロース繊維には
薄っすらとしか染まらないはずですが、今回、シオンテックさんで開発され特殊な下処理を施したハンカチは染料バットに入れた途端にみるみる鮮やかに染まり上がりました!




直感ですが、衰退産業とも思われていた国内の染色加工に一筋の新しい道が切り開かれ 決して大げさな話ではなく、久々に日本の繊維業界も20年前のテンセル規模の展開があるのではないかと期待しております!

 個人的な思いつきですが、大正紡の近藤部長が【紡績のマイスター】であれば、菱川社長は、【染色のマイスター】だと思いました!

と 実際、菱川社長にお話してしまったところ「実は、近藤さんとは、気が合います!」
・・・やはり、このお二人は同じ波長の達人です。そして世界にも稀なクールジャパンな方々です。

私も傍から見て、各々の専門ジャンルで言えば、近藤さんはエンジニアであり、菱川さんは科学者でありますが、それ以前に地球に優しい哲学者だと感じました!!!

シオンテックさんにはこれからも更なる開発を期待しつつ、日本の産地が連動し果ては海外に影響するモノヅクリに結びつくことを願ってやみません!

マンガに変わり日本の繊維業界がクールと言われる日は近いと思いませんか!



 2008/07/26 18:58  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


墨絵
これぞ、梅雨空!まるで墨絵のようなどんよりとした雲が漂う6月も末の土曜に長い御付き合いのテキスタイルデザイナー河野麻樹さんが最近、墨絵を始められ 初の展示会に出品をされた言うので拝見しに行きました。

場所も一度、行きたかった六本木にある国立新美術館でした。


館のデザインは、あの黒川紀章さんで、大胆な波状フォルムのガラスのカーテンウオールとモダンでシュールな内装は、流石に展示品に負けないくらいの迫力があり、暫く立ち止まり見入ってしまう。。。


【第8回国際墨絵画会展】



展示会場の中の様子は、写真に撮れず残念ですが、やはり どれを取っても落ち着きますね〜!東洋人のDNAなのか この単色の濃淡で描かれている静寂の世界の中にずるずると引き込まれ、頭の中の妄想が更にエスカレートする感覚は久し振りな気がします。。。普段の視覚環境が、最近は特にリアルになりすぎているからでしょうか・・・



終盤にやっと河野さんの作品がありました。なんと初出品で【文化賞】を受賞されてました!

早速、受賞のインタヴューです。。。

Q:はじめたきっかけは・・・?

A:パソコンでの仕事で、極限まで肩凝りがひどくなってしまった時期に
 「とにかく筆で絵が描きたぁ〜い!」
 と思いたち、油絵でも水彩画でもなく、水墨画が一番新鮮さがあったので 「国際墨画会」に入門しました。

Q:やりはじめて、何かかわりましたか?また発見とかありましたか?

A:仕事と比較するのはどうかと思いますが
 仕上がった時の達成感が、全然違いますねー。

Q:お仕事(図案、テキスタイルデザイナー)としてプラスになりまし たか?

A: 「自分の作風」とか「自分らしい作品」といった事を
 もっと突き詰めていかなくては..、と今更ながら思いました。 
 
Q:今後は、水墨画でどのような事をやりたいですか?

A:水墨画を仕事に活かす、というよりは 今までずっと続けて来た仕事のエッセンスを
 水墨画の方に活かしたいと思ってます。
 まだ全然先は見えてませんが、 『ファッショナブルな水墨画』がテーマです。

河野さんオメデトウゴザイマス! エエモノ見せていただき本当に有り難うございました!
是非、今後も精進頂きプリントテキスタイルにセンセーショナルを巻き起こして下さいね!

皆様もご興味があれば、是非 チャレンジしてみて下さい。癒されますよ〜!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
《問い合わせ先》
■国際墨絵会  http://bokuga.org/
本部 〒157-0068 東京都世田谷区宇奈根1-33-8 TEL/FAX 03-5727-2282
  ・・・教室の案内有ります。はじめは、四君子と呼ばれる(蘭、竹、梅、菊)から始め、花、虫、鳥など自然世界の画題や季節感を感じながら学んで行くそうです。
■水墨画に魅せられて http://china.bokuga.org/

 2008/07/09 21:09  この記事のURL  /  コメント(1)  / トラックバック(0)


ファッションスクールの行方。。。
一昨日の繊研新聞さんの記事に「ファッションスクール」の特集が出ていた。
読まれた方も多いと思いますが、平成21年度卒業予定のファッションスクール学生アンケートである。

要約しますと、お約束のランキング質問の
Q:好きなブランドは?・・・ヴィヴィアン、ツモリ、ギャルソン・・・
Q:注目企業は?1位がエイネット、2位がワールド・・・フムフム2極化だよね・・とここまでは、ファッションスクールらしさもある。

ところが重要な質問の良く買うブランドは?・・・1位ユニクロで2位のローリズファームを引き離し更にセレクトショップが並ぶ。。。

それと注目したいのが、購入場所の上位に古着屋が定着したとも。

ファッション好きの若者が集まるファッションスクールでは、「服の購買行動は一般の若者とはかなり違う」−そんな定説がくずれつつある。ファッションへの関心の低下と若年層の経済状況の悪化が顕著になってきた。
また「好きなブランド」と「よく買うブランド」の乖離は年々大きくなっている。

このアンケート結果を皆さんはどう感じましたか?

また、反対面特集記事:「服飾系専門学校の現状と課題」「FB業界での役割ますます高まる」とありましたが、この大きな特集記事の中にクリエイションらしき言葉がひとつも出ていない事が懸念される。
ファッションスクールも企業のオーバーストアならぬオーバースクール?という事なんでしょうか。
 2008/06/29 23:18  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


テストマーケティング・ショップ「Rin」
表参道交差点(みずほ銀行のブロック)の一筋入ってすぐにテストマーケティング・ショップ「Rin」が出来たというので行ってみた。
事務所から近く時々お邪魔している三井物産インターファッションさんの本当にすぐそばでした。


こちらのショップは独立行政法人 中小企業基盤整備機構さんが地域資源を活用した「新しい都会の暮らし」を提案するテストマーケティング・ショップ「Rin」と言うネーミングで4月25日にオープンしたものです。

 このショップの1階は、日本各地の特色ある地域の資源を活用した雑貨、インテリア、家具などの商品をギャラリー形式で展示、販売されてます。中小企業地域資源活用促進法の認定を受けた商品のほか、JAPANブランド育成支援事業の支援商品、その他の日本各地から集めた地域性・デザイン性の高い約600アイテムの商品を取り扱われているようです。



実際、こちらにおいてある品々は、繊維製品を初めとした日本各産地に継承されている伝統工芸がベースのものも数多くあり、新しいライフスタイルに向けてリデザイン化された素晴らしいモノばかりでした。改めて日本の伝統の深さを感動します。
 しかし考えてみれば、 和紙、草木、竹、漆・・・原料から塗料まで殆どがオーガニックなわけですから益々、注目されている意味がわかる。。。それと先日、東京ビッグサイトで開催され大盛況であったInteriorLifestyle展にも出品されたメーカーさんの商品も多かったので是非、一度ご参照ください。

 

 また、まだ、食べたことはありませんが、2階には「食の体験コーナー」としてカフェ&ダイニングスペースです。ランチタイムには地域の特産品と旬の食材をふんだんにつかった「Rin御膳」、地元野菜を使用した「長岡野菜スープカレー」などのランチセットを、ディナータイムには全国の旬の野菜や海産物などを使った地域のこだわりメニューを提供され、地域発の食料品、飲料、スイーツなど約100アイテムの商品も販売されているようです

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 
■ショップ概要
ショップ名 : テストマーケティング・ショップ「Rin」
所在地 : 東京都港区北青山3−6−26 (東京メトロ表参道駅より徒歩2分)
営業時間 : 年中無休 1階ショップ&ギャラリー 午前11時〜午後19時
2階ダイニングカフェ 午前11時〜午後23時30分

ターゲット : 高感度な20代〜40代の女性を中心とする消費者層、およびこれらの消費者を主な対象とする流通バイヤー等 取扱商品 : テーブルウェアやキッチン用品、ヘルス&ビューティ、ファブリック、家具、照明、インテリアアクセサリー、ホビー&カルチャー、 ステーショナリー、食品、酒・飲料など

その他特徴:
商品出展者には、商品の売上動向に関する情報のほか、その商品に対する消費者の生の声をまとめてフィードバックし、首都圏での販路開拓への提案や消費者のモニタリングを希望する皆様のニーズに応えていく予定。

※資料(独立行政法人 中小企業基盤整備機構 地域活性化グループ
 2008/06/22 23:48  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


尾州の逆襲!-Joint Bishu
                JOINT BISHU

「尾州の逆襲!」とはやや大袈裟ではあるが・・・
ついに日本の機屋さんも今までに有り得なかった新たな展開を英断され、新時代に生き残りを掛けた姿に変容した。

ジョイント・尾州」ブランドのもとで産地振興策に取り組んできた尾州地区のテキスタイル・メーカー17社と2団体は4月1日、「有限責任中間法人ジョイント・尾州」を設立した。公益法人と営利法人の間をなす中間法人とすることで、企業連合によるJBブランド発信事業を一層強化・推進していくとの事。

 参加メンバー各20万円の出資で総額380万円の基金とし、代表理事に長尾大八郎長大社長が選出されている。

 産地ブランド「JB(ジョイント・尾州)」は平成16年度より、「JAPANブランド育成支援事業(中小企業庁補助事業)」に採択され、一宮商工会議所を中心に事業を展開し、その集大成が今回の法人化と言う事である。



しかし、ここまで来る事も大変であったと思う。

第一にブランドの商標登録である。
法的な規則では、個人或は、法人にしか認められず、組合とも違う連合のJBと言う組織体のブランド化は認められなかった。

だが、今回、設立された「中間法人」であれば法的な問題も無くプルミエール・ヴィジョンにも参加が可能になり、収益を上げることも認められているそうだ。(※出資者への配当は無し)

尾州産地は昔から一匹狼的な企業が多いとされた産地である!

それだけ他産地に比べ日本固有の縦型商習慣や、大手問屋の抑制を嫌い早くからアパレルへのダイレクト販売をされていた事も今回のスピーディーな時代対応になった理由だと思う。

ですので、他の産地の先陣を切ったと言うかもしれませんが、他の産地で追随できる産地があるのかは疑問である。

また、理事である小池毛織の小池社長、昭和毛織の伊藤社長など、海外経験をした若い経営者と産地の古参・重臣がお互いの個性・強みをフォローし合っている組織である事が一番の存在理由であると受け取れる。

何はともあれ繊維企業も含めファッション業界はどの業態もオーバーカンパニー?である。

合併以前にこのようなスタイルを具現化できる方々は確実に生き残れる企業だと思いました。

日本の産地の先陣を切って頑張ってください!

■参加企業

・長大株式会社 ・中外国島株式会社 ・後藤毛織株式会社
・早善織物株式会社 ・石慶毛織株式会社 ・いわなか株式会社
・日本エース株式会社 ・小池毛織株式会社 ・三星毛糸株式会社
・みづほ興業株式会社 ・森織物合資会社 ・野村産業株式会社
・昭和毛織株式会社 ・田中テキスタイル株式会社 ・艶金興業株式会社
・渡六毛織株式会社 ・山長株式会社


■関連情報

JOINT BISHU http://www.joint-bishu.jp/info/org_jp.html
 ・一宮商工会議所 http://www.ichinomiya-cci.or.jp/
 ・JAPANBRANDウェブサイト https://www.japanbrand.net
 ・ものナビ http://www.jcci.or.jp/mono
 ・地域のブランド戦略  http://www.jcci.or.jp/mono/JB.

 2008/06/07 20:00  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


ピンタック・テキスタイル
PINTUCK TEXTILE(ピンタックテキスタイル)?
と言うテキスタイルのジャンルを築こうとしているクリエーターがいる!

去るゴールデンウィークの真っ只中に表参道のスパイラルホールで開催される第9回Spiral IndependentCreatorsFestivalに出展している菅野一剛君を尋ねた。。。





このSICFとは、スパイラルさんが主催されている無名な若いクリエーターのインキュベート展であり、最近のデザインフェスタや村上隆のGEISAIに並ぶプロの展示会に見飽きたヒト?に好まれている展示会である。

 

ネーミングの「ピンタック テキスタイル」または「Penne Pintuck(ペンネピンタック)」と呼ぶ由縁は勿論、見た目である。ペンネはマカロニの親戚のようなアレです!

 

創作工程は以外に単純である。職人のように生地をミシンで、1つ1つまめにピンタックを取り加工していく。
単純な作業に感じるが、実は、全体のバランスを見ながら積み上げていく緻密な技術なので、スピードを上げる事ができないんです。と菅野君

実際シンプルな発想だが、これが出来上がるとまるで自然の造形物のように見えてくる!
それぞれの作品に命が吹き込まれ何か生き物のようにメッセージを訴えてくるから不思議である!


 

世界一無名なテキスタイルクリエイターであり、無名なテキスタイルのジャンルであるが、実はニューヨークのHAL TEXTILEGALLARYが作品を買い上げ展示されている。
また、ニューヨークMOMAのテキスタイル部門のキュレーターにも作品購入されたことがあると言うから やはりわかる人にはわかると言う事ですな〜!

テキスタイルと言うとどうしても美大系やクラフト系学校の出身者が中心になる事が多いですが、菅野君のように急にテキスタイルに目覚め仕事とは別に自分のライフスタイルの中にテキスタイルアーチストとしての地道な活動を続ける若者がいる事が嬉しい!

実は菅野君とは、もう4年ぐらいの付き合いになる。
最初にお会いしたのは、私がバンタンデザイン研究所で講師をした時の学生でした!
同時期に元ニコルの田向待子氏のテキスタイルゼミでこの作品が開発されたようです。

菅野君、このジャンルで世界一を目指してください!


 2008/05/31 15:03  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


白馬に乗った王子様は・・・
最近、事務所のある表参道駅の張り紙広告に少し笑えるコピーがありました・・・
朝の出勤途中のOLが、横目でニヤニヤ笑って通り過ぎていきます。。。


読んでみますと・・・

「白馬に乗った王子様は、
表参道のオモテにもウラにもいない。」

???オヤジギャグのようで面白いですが、何の広告かわかりますか?
ついで、駅の外に出て骨董通りの入り口、マックスマーラさんから青山学院大学に渡る交差点の角にも・・・何と内容のコピーが違うんです!

 (拡大)

と言うわけで、知人などにきいてみると駅を始めとして都内のいたるところに、この広告が露出され話題を呼んでいたようです。・・・

広告下にあるサイトを検索したところ米国に本社のあるマッチ・ドットコムと言う
【ギネスブック公認 世界最大の恋愛マッチングサイト】
の広告であった!


なるほど恋愛のマッチングも、昔とはかなり違う価値観になってきたのだな〜!と感心しつつ、良く考えれば、私共の仕事も人材と企業のマッチング業務と言う事になり無理に落ちをつけるわけではありませんが・・・

【白馬に乗ったアパレルさんは、
いつ現われてくれるのでしょう〜!】


 2008/05/26 10:58  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


KINO
4月5月と展示会が続いております。

忙しいなどと言い訳に感け折角、拝見させて頂いたのものの
タイミングを外してご紹介できなかった展示会が今まで多数ありました!(皆さんスイマセン!)
今年はご報告が遅くなってもブログでお知らせして行きたいと思います。

個展、合同展、コレクションと目白押しでしたが、
その中でも久し振りにKINO(デザイナー:石川智恵)さんの展示会を
ゆっくり拝見する事ができました。


場所も、落ち着いた青山界隈の静粛な住宅街にある、おしゃれなDEE'S HALLです。



展示会 テーマ: 
 〜WAVE〜  波・波動
テーマを象徴する繊細なフリルをKINO流にアレンジ
決して甘すぎず、フェミニンにかたよらず
 フリルの通常の向きを逆にして
 シンプルの中にありそうでありえなさそうなパターンテクニックが
 強く打ち出されたコレクション。



デザイナーの石川さんとは、ワールド時代に田山淳郎氏を迎え、その後のSPA事業のきっかけになったOZOCの立ち上げ後、第2弾に開発されたINDIVIの立ち上げメンバーで参加され知り合いました。

(その後、私より早く独立した石川さんには起業ノウハウを伝授頂きました!)

最近は、活動範囲も広げられ、本年3月にはロシアにてコレクション
発表されたようです。

場所はサンクトペテルブルグの大理石宮殿にて
行われたショーの場面で、鏡張りの床でシンメトリーに光に包まれた美しい演出であったようです。
※詳しくは、こちらのアパログでご活躍中の【スタイリスト芹沢絵美さん】のブログで【ロシアDAYS】などをご参照ください。
(芹沢さん勝手に引用してすいません!)




【 石川智恵/Profile 】

バンタンデザイン研究所卒業。BIGI, INDIVIなどで
デザインを手がけた後、1999年にKINOをスタート。
2003年からは東京コレクションにも参加。
「シンプルかつ洗練された大人のエレガンス」をポリシーに、
コレクションを展開している。
KINOとは女性の名前でもあり、ドイツ語で映画という意味を持つ。

※最後にインタヴュー

■Q:.あなたにとってテキスタイルとは?
  
■A.いちばん肌に近い存在で人のシルエットを美しく見せてくれるツールです〜!

※PS:KINOさんの今後の展開を御聞きしたところ、やはり【海外進出!】を直近の目標とされているとの事でした。



皆さんも今後のKINOの発展を注目し是非、応援して下さいネ!


 2008/05/17 14:21  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


誰でもわかる!テキスタイルセミナー
こんにちは、5月に入り、事務所に近い表参道付近のショップには、まだ初々しいアパレルの新入社員らしき若者を良く見かける今日この頃ですが、皆さんの会社の新入社員さんは如何ですか?

やはり、新入社員といえば、【新人研修】ですね!
アパレルを始めファッション業界でまず、学んでいただきたいジャンルにテキスタイルがあります。
しかし、専門書の理論が中心の座学だけでは眠くなりますので、今回、私も講師をさせて戴いている新宿、信濃町にある大塚テキスタイルデザイン専門学校と私共のインターセンスが協賛で
【誰でもわかるテキスタイル基礎講座・・・!】を来月6月14日より始める事になりました。


セミナー概要&趣旨
この新たなテキスタイルコースは、ファッション・インテリア業界で働いている新入社員〜2、3年目の企画・生産・販売・バイヤーに携わる方や将来的に目指している方を対象としております。特に昨今、業界として重要な最前線の店頭で活躍していただく販売系の新入社員の方々には産地工場などに行かずしても理解できるようにと考えて戴きました。

特徴
このコースの特徴として従来行われている講義中心の講座と違い、機材を使い実技を中心に従来は産地や工場に行かないと理解できなかった製織、捺染、加工、ニットなどのメカニズムや技術的な基礎知識を把握できる講座です。

この講座の目標としましては・・・
販売職の方は自社で扱っている商品の特性を理解し、接客時にも自信を持った説得力のある商品アピールをする事ができるようになる!

企画・MDの方は、専業の取引先様との開発、企画の商談がスムーズに行えるようになる!

生産管理の方は、生産計画を立案する際の専門的な組み付けやトラブル原因となった生産工程がイメージでき、的確な対応とプロとしての判断の選択肢が身につく!

実際、業界の経験者の方々でも長年、産地の機械を見ても今ひとつ理解できてなかったとか、何度、講義を聴いてもわからないと言うお話を良く聞きます。ですので、いかに難しいとされているテキスタイル学を簡潔に体感し理解して戴く事がポイントになります!自らも手を動かし、生地が出来上がるプロセスを把握する事ができる本講座に是非、御参加ください。


講座内容は、下記の内容のテキスタイルを製造する上での基礎となる「織り」「ニット」「染色加工」の3コースに絞り充実した内容を行います。講師陣も現場で活躍されている方を招き、より実践的な内容を行っていきます。東京都新宿区という交通の便もよい場所で、今まで理解できなかったテキスタイルの疑問点の解消やスキルアップにご利用下さい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■それでは、例として今回特別に【染織・加工コース】の中の一部の授業シュミレーションを実際に教務担当の春日先生に再現していただきました。。。

プリント同時オパール加工編
■今回は、基布がPE100%、パイルが綿100%の生地を使用します。


続いて左より・・・
@デザイン画を製作:ストライプと水玉を組み合わせた柄を描きます。
Aストライプを転写シートを使って生地に写します。(転写シートは分散染料で描いてあるシートで、熱処理をする事で柄が生地に転写されます。)
Bポリエステル面に転写シートを載せて、200℃で30秒間プレスします。
Cストライプの柄が転写されました。

   

Dオパール用の版を製作します。デザイン画に合わせて透明なフィルムにオペークします。
Eシルクスクリーンの枠に紗を貼り、感光液を塗ります。
Fスクリーンが乾いたらオペークしたフィルムとセットし紫外線で感光させます。
G水流をあて、オペークインクで伏せた箇所のみ抜け落ちます。(感光液は紫外線があたると固まる性質がある為!)

   

Hオパール液を捺染します。
I乾燥→熱処理後、ソーピング。(オパール液は酸性で出来ており、高温処理する事で
綿が、脆弱化し溶けます。)
J直接染料で生地を浸染します。(無地後染め→ブルー)
K再度、ソーピング→乾燥。パイルがキレイに染まり、よりオパール加工が際立ちました!(完成!)

   

■コースのご案内■

@織りコース 6/14・21・28 7/5・12・26 8/2・9・16・23 計10回
 10:00〜13:00 織りの技法(平織・綾織・朱子織)を織り機を使って学
ぶ講座です。

Aニットコース 6/14・21・28 7/5・12・26 8/2・9・16・23 計10回
 10:00〜13:00 ニットの技法(ゴム編、袋編、平編、倍編、パール編、両面編、片袋編、ミラノリブ編)を緯編み機を使って学ぶ講座です。


B染色加工コース 6/14・21・28 7/5・12・26 8/2・9・16・23 計10回
14:00〜17:00(7/26のみ10:00〜13:00) 染色加工の技法(無地染、プリント、抜染、防染、発泡、オパール、箔、塩縮、リップル)を学ぶ講座です。

※各コース共、最終に簡単な商品を製作して戴きます。
※こちらのコースは初回の為、かなりリーズナブルな受講料の設定になっております。

■詳しい内容とお申し込みは・・・

>■大塚テキスタイルデザイン専門学校テキスタイルデザイン科
リカレントスクール土曜 担当:春日宛

TEL 03-3357-3671 FAX 03-3226-9745

MAIL info@otsukagakuin.ac.jp

〒160-8560 東京都新宿区須賀町10番地
URL : http://www.otsukagakuin.ac.jp

ケータイでも資料・願書請求可
URL:http://www.otsukagakuin.ac.jp/k

JR 総武線信濃町駅下車 徒歩8分
JR中央線四ツ谷駅下車 徒歩10分
東京メトロ丸ノ内線四谷三丁目駅下車 徒歩10分





 2008/05/03 13:33  この記事のURL  /  コメント(1)  / トラックバック(1)


RED CARD JEANS
先日、原宿のアッセンブリールーム632にてクラボウさんの「Rock The Denim」と言うジーンズ展示会に行ってきました。 


その中で、以前このブログでご紹介させて戴いたデニムの本澤氏による2009SSデヴュー
【DOCTOR DENIM HONZAWA×KURABO究極のECO DENIM =RED CARD CORE JEANS】の特別展示があった。

  
■テーマ・・・
キバタ仕上げのDENIMほど、ECOな素材は見付からない・・・
何故なら、通常のDENIMの仕上げには、パンツ1本につき約10リットルの水とそれに伴う熱を発生するから・・・
今回D、D、HONZAWAがプロデュースする究極のECOデニムは、織り上がり後に生地の整理加工をしないキバタ仕上げの魅力を150%引き出しながら、JEANSの本来持つ強さと柔らかさの2面性を表現。本来100年以上も前のXX DENIMは全部キバタの時代。ここにUNISEXで本当に飾らない、はく人を選ばないJEANSの表現をしていきたいとの事。


キバタとは
@生地の縮率を抑える為のサンフォライズ工程
A生地の掠れを抑える為のスキュー工程
B織りつけ後の毛羽を焼く為の毛焼き工程
現代のDENIMはこの大きく3つの生地仕上げ工程から成り立つ仕組みになっている。
そこであえて、この生地安定工程を全くしないのが、キバタ KIBATA DENIM 
JEANSは50年前はまだ工程が無く、大きく縮み、左右にねじれ、はくと毛羽がでたのです。
JEANS好きが最終的に行き着くXXのDENIMはまさにキバタ=KIBATA
D,D、HONZAWAは以前から究極を目指していたが、最終的にキバタ(生機)に行き着いた事は自然な展開でありJEANSのファンも納得する事であろう。しかし、品質管理の方々から見るとこの時代に逆行した発想には、着いて行けないでしょうね!


■隠しPOINT!このキバタデニムの為使用されたPerfect Skyと言うRTYの毛羽だちを抑えたコンパクト糸を使うので、軽さ、風合い、見え方が従来のレギュラー糸とは断然違う!とスタッフの小島安紀子さん。
 
この企画は、限定で某セレクトショップさんのみの展開と言う事ですので是非、店頭で探してください!

クラボウさんもこちらに負けずの企画展でした。

「Rock The Denim」の意味は・・・
ロックは既成概念を壊し、新たなものを生み出し、人を元気付けるものであり、
ファッションもまた、ロックと同じジャンルであり常に新しいトレンドを打ち出して
行くことが求められている・・・

その中で特に目に付いた
アースデニムとは・・・
染色したロス糸と回収後の屑物を開繊して綿に近い状態にし、通常の原綿と混ぜ合わ
せて再び紡績し、インディゴ染料のみで染色する環境配慮型のデニム素材。


紡績された糸の一部はすでに色が着いているため、濃色の染色に必要な硫化染料を使用せ
ずに、通常のインディゴ染料による染色だけで、黒味がかった濃色デニムとなるようです。
なるほど、最近のデニムは原糸、加工、染料、廃材料などの再利用まであらゆものにエコロジーが広がってますね!
 2008/05/01 16:45  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


JAPAN CREATION
ビッグサイトで行われたJAPAN CREATION 2009S&Sを見てきました。
私のアパレル時代に御世話になった方々にも会えるのでそれも楽しみな展示会です。



今回はメインの入り口を入ると真っ先に目立ったのはワールドさんの50周年記念セールの会場でした。未来の展示会と過去の遺産・・・微妙な空間です。。。

公表で総入場者数は20,885人 2008SS対比は127% との事。
しかし、今回は最後になるCBFもとなり合わせで開催されていたが、こちらは、また別の入場券が必要で入れない方から不満も出ていたようです。

JCさんのサイトにも感想が出ていましたが、プロモーションゾーン、テキスタイルビジネスゾーン、更にバイヤーズセレクトコーナーが追加され一見、入場者が増えた事は歓迎すべき点としても業態混在の総花的な展示会になり、自立自販を目的にした機屋さん、産元さんからストック型で海外生産の大手問屋さん、紡績さんと日本の縦型構造の博覧会にも見えてしまうのは私だけでしょうか?
 国内の需要で考えるとCBFは主にデザイナーブランドのクリエイティビティに期待するモノ造りよりメーカーさんが中心で、JCは大手アパレルを中心としたリスク問屋さん、あるいはQR、量産が得意な中堅以上のメーカーが多く見える。
2極化の時代、それぞれ目的別にグループが分かれる事は必然であるがCBFの後の需要はどうなるのか気になるところである。

【左:最近の一番人気の大正紡績さんグループブース】
【中:取材も多い大正紡績の近藤部長
【右:大正紡績さんとコラボレーション出展されている尾州の丸編みの匠:サンシャインの葛谷社長と裕樹氏】
  

【左:浜松の産元:鈴木織商の鈴木専務 産元としての責任感のある人です。
【中:静岡県別珍・コール天煎毛工業組合によるカッチング実演】
【右:アパレルウェブさんのTEXTILE NET 担当の田中さん】

  




 2008/04/25 20:12  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


mariko kouga 10周年記念
先週、潟}リコ・コウガ(甲賀 真理子代表取締役)の設立10周年記念パーティーが青山のスパイラルホールにあるレストラン「ラマージュ」に於いて開催され私も参加させて戴きました。

  

1980年代のアーカイブから現在に至るコレクションのビデオがスクリーンに流される中、会場では、フルートとハープの生演奏で、ピアソラ、サティなどMARIKO KOUGAの一貫したブランドイメージの楽曲が流れ、モダンな中にデカダンスな雰囲気を醸しだしていた。

またゲストの方々も甲賀さんの交友関係の幅の広さを物語っている。。。

■左より・・・四方義朗氏【棺ル・インターナショナル】・久田尚子氏【東京ファッションデザイナー協議会(CFD)特別顧問】・吉田ヒロミ氏【葛g田ヒロミデザインインターナショナル】・萩原富男氏【東京ソワール代表取締役】



【BRAND COCEPT】

女が女であるための服・・・

しっかりと自分自分自身のアイデンティティを持ち続け、

粋で個性的、人生を積極的に楽しもうという

大人の女性に向けて・・・


今更、解説も無いですが、甲賀さんは、潟jコルにてチーフデザイナーとして、一世風靡をしたZELDAからMARIKO KOUGAにブランド名変更をした後、1998年に潟}リコ・コウガを設立し代表取締役に就任。

その後、鞄結档\ワールさんより「MARIKO KOUGA Fil Dore」他、潟潤[ルドの「LAMiAViTA」など多々のディレクションやライセンスを手がけた他、潟ニフォームセンターの理事就任と駆け足の10年のようでした。

また、日本を代表するファッションデザイナーとして東京ファッションデザイナー協議会(CFD)と共に若手クリエイターの支援など業界の活性化の為に、日々邁進されるご多忙なこの頃のご様子です。
 アーカイブのコレクションを改めて拝見させて戴いているとクールジャパンのファッションは最近の若手からでは無く、実は甲賀さんなどのDC世代のデザイナーが欧米のトレンドとは、また違うカウンターカルチャーを背景に新ジャンルを切り開かれた事を再認識できました。
やはり日本人のDNAには【見立て】の文化と言いますか、西洋人とは違うモノ、コトの解釈の仕方が備わっているんですね!これがクールジャパンなんですね〜!(自己満足?)
甲賀先生のこれからも新たなご活躍を期待しております!

■元ニコルの方々に混ざってスナップ!・・・
・左:アパログにも最近、参加された元ムッシュニコルの小林由紀雄氏・中央の甲賀真理子さんの右側:元マダムニコルのテキスタイルデザイナーの田向待子氏【Lab主宰・隠れたる若手クリエイターの素材開発ディレクターである。】


※CM:上記の方々とのコラボレーションなどは是非、インターセンスに御相談ください!



 2008/04/12 18:45  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


伝統に目覚める!
NHKの連続朝ドラで人気の「ちりとてちん」が無事終了した。

主人公の喜代美の実家はアメリカ大統領候補のオバマ氏で有名になってしまった福井の小浜市で代々「若狭塗箸工房」を営んでいる。

「若狭塗り」とは、貝殻、卵殻に付着させ、その上から何層にも漆を塗り重ねては研ぐを繰り返すらしい。

さて、知人で牧門堂を主宰する牧野浩子さんは「津軽塗」の職人である。
久し振りに事務所に訪れてくれました。



以前に頂いた塗箸は、津軽塗の特徴である更に多重な工程から醸し出される奥深い色合いの斑模様が美しく遊びにくる知人に見せびらかしております。
(右:拡大写真)
 

作品の種類も増えたようで碗、刀剣の鞘からアクセサリーに至るまで幅広いアイテムに広がっているようですが、最近は雑誌の取材や東急BUNKAMURAの特集、先月はFMラジオにも出演する忙しさのようだ。

牧門堂ホームページより・・・】


 牧野さんは、もともとはファッションデザイナーを目指し文化服装学院で勉強をされていた。
そして卒業後、本場のファッションに触れるつもりでイタリア、イギリスへと渡る。

しかし、そこで思いしった事が、「自分が日本人である」ということと自国の文化を海外の人に説明できなかった事である。自分がヨーロッパの文化に憧れるのは日本に無い文化だからであり他国の人も逆に日本への興味を持つ事と同じだと・・・しかし、これがきっかけで牧野さんは、他国に無い日本の伝統文化に携わる事を決意した。
「極端な話、の日本の伝統文化を継承する仕事であれば、津軽塗でなくてもよかった」とも言い切る!



津軽塗との出会いは、半ば思いつきで雑誌に掲載されていた津軽塗の協同組合に電話を掛け、やはりこれを起点として弘前にある津軽の塗りの製造会社で職人の道を歩みだしたと言う事です。

現在もファッションデザイナーを目指し頑張っている学生さんは数多くいらっしぃます。自分のアイデンティティに迷われたときは、牧野さんのように内なる声に耳を傾けると答えがみつかるかもしれませんね!

 牧野さんの事はホームページが充実されてますので是非、一度覗いてください。

テキスタイルに限らず、これからも更にクールジャパンを掘下げて行く若いクリエイターを取上げて行きたいと思います!





 2008/04/01 16:22  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


元気なアパレルは・・・!
新聞でも最近賑わっている話題ですが、日本のアパレル業界は、ついに大きな曲がり角に来たのでしょうか。

考えてみれば、私達の世代は今の中国の勢いと同質な気持ちをバブル時代に謳歌させて頂き、やはり青天井で経済が発展する事しか視野にないときがあったように思います。

丁度、電機業界がヨロズヤ的な全方位型商品製造を辞めていく話が最近ニュース等で良く聞きます。

大手アパレルさんも同じように多ブランド、多業態→同質化→過当競争→崩壊と言うパターンにならないように強みの特化型になるのではと言う予想も多く、百貨店さん同様に前向きな合併も増える事は後進国型の繊維産業構造から先進国型に切り替わる節目なのかもしれませんね。

今はあまり実感していませんが、あと5年ぐらいたつと2008年がどんな年であったかわかるんでしょうね〜!

ところで、そんなの関係ない〜!と新規事業をガンガン伸ばしているのは109系企業だけかもしれませんね!

更にその中でもマーキュリーデュオなどでも有名な今もっとも勢いを感じる企業のマークスタイラーさんのブランド【MURUA】さんの展示会を拝見させていただきました。





■読者モデル出身の荻原桃子さんがプロデュサーで服作りも4シーズン目だそうだ。

  

エスニックな中にラグジュアリー感のあるドレスからドレープ感のあるカットソーまで、夏を本当に楽しめそうなオーラの感じる商品でした。

HRD事業部長も頑張って下さいね!今後も期待しております!

 2008/03/26 20:58  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


東京ローカルバザール
浅草の仲見世も突き当たりに差し掛かる手前右側を見ると狭いが裏道に出る小路がある。

その先に昔の洋品店のような構えの店が見え看板に「TOKYO LOCAL BAZAAR」」とある。

  


この店で3年前よりTシャツや染織のディレクションをしている小出浩志さんを久々に訪ねた。

小出さんは多摩美の染織を卒業後しばらくは助手として大学に残り後輩の指導にあたっていたが、ある時、オーナーとの出会いからこの東京ローカルバザールさんのディレクションの携わる事になった。

それは、当事オーナーは、若者の文化の発信源と言われた渋谷、原宿の流行を追うのでは無く、都内の有数な繊維産地である墨田区、台東区などの染工場や縫製工場、ニッターなどの職人さん達と話しながら小売のオリジナルブランドで「下町から発信するモノヅクリ」をしたいと考えていたそうだ。

その適任者を暫く捜していたようだが、条件は1人で、素材開発、染色、縫製の事まで一貫したサンプル造りをこなせる事ができる人材と言う内容であり適任者がなかなか見付からなかったようだ。

そんなある日、その条件を満たした小出氏と出会い、更に将来の夢や価値観も近かったようで、とんとん拍子にショップのディスプレーから商品企画の全てを任される事になったとの事。。。
  

得意とする「柄」は日本画や水墨画を描いているように筆先が踊りながら図案になっていく。。。

お客様の反応は上々であるが、小出さんの野望も大きく「現状に満足せず、将来的には、この土地でしか出来ない匂いのする21世紀の江戸伝統工芸と呼ばれるようなモノ造りを目指して行きたいと言う。

  

■草木染で染め上げたかせ染めは桐生の染色作家へオーダーしている。・・玉葱(タマネギ)、石榴(ザクロ)、藍(アイ)、茜(アカネ)。。。

  

【秘かなコダワリ・・・!】
■生地の肌触りや表情への拘りから、特殊なリサイクル糸を使う事が多
く、織(編立て)も低速織機を使用している。

 また、古着や裁断落ち生地を粉砕して綿に戻し、再度紡績下原糸を使用した
ものもある。

すると新しい綿糸には無い、柔らかさを持った風合いの生地になるの
で、手間はかかり割高になるが今後も拘りたいポイントである!

■ちなみに染色は地元、墨田区にある東染色さんと言う工場で染めているとの事。


■フラットシーマー(ミシン)の4本針で縫うためデボコ感が無く着心地が良い!縫製にも繊細な気遣いが漂う!

■まだまだ職人の域には、程遠いです!と謙遜する小出さんであるが、コツコツと繊細な感性が零れ落ちる商品企画は、きっと近い将来、浅草産地の新たな顔を造ってくれると思いますので、是非みなさんも浅草に行かれた際はお立ち寄りください!
 2008/03/20 18:17  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


2008インテリアトレンド
去る2月21日、私も人材育成のお手伝いをさせて戴いている日本テキスタイルデザイナー協会主催の【2008インテリアトレンドセミナー】が表参道の東京ウィメンズプラザにて開催され勉強に行きました!



主な内容はヨーロッパで新春に開催されるインテリアテキスタイル分野の3大展示会「ハイムテキスタイル展」「ドモテックス展」「メゾン・エ・オブジェ展」のトレンド情報です。

■Heimetextil展 1/9〜12 ドイツ/フランクフルト
・出展社数2844社/65カ国、来場者86378人
インテリアテキスタイル全般から壁装までの全てのカテゴリーを講師のI..F.planning代表である杉山哲三氏の解説で伺った。

・4つのインスピレーションテーマ【VISIONARY(先見性)・ORIJINAL(素)・MAJICAL(魅惑的)・VIBALANT(溢れる活気)】と共通に流れる要素として「メタリック」と「ストラクチャー」の2つがトレンドとの事。

新たな世紀(ミレニアム)に向け、過去(レトロ主義)に決別し未来に目を向けたアーティステイックな純粋主義のスタイルを創造、提案。

■DOMOTEX展 1/12〜15 ドイツ/ハノーバー

・出展社数1,442社/60ヶ国、来場者47,000人
世界最大のカーペット・ラグなどフロアーカバーリングの専門展示商談会。この展示会を見れば世界の傾向が分ると言われてます。

講師の今野文雄(KONNNO DESIDN STUDIO)氏は10数年継続して、この展示会で商談もし、しかもデザイナーの視点で大きな流れやトレンドを分析したものを分りやすく映像で纏めて解説していただけました。

・こちらの4つのテーマは【・natural beauty(自然美)・exclusive extravagance(伝統とモダンMIX) ・functional coolness (レトロモダン)・classic comfort(ネオクラッシク)】大きな特徴として
カラーはパープル系の頻度が強く、素材傾向はウール使いが増えた。

また、欠かせないサブテーマとなったラグジュアリー感でブライト糸や加工を含め光沢を所々に散りばめたゴールドも効かしのディレクションカラーとして常連になったようだ。


■maison&obje展 1/24〜28 フランス/パリ

・出展3001ブランド毎来場者は86,086人、年2回、開催される最近、大人気のライフスタイル型トレードフェア。家具、テキスタイル、食器、オーナメント、雑貨など生活全領域を網羅する展示会である。

講師のフリーデザイナー大場麻美さん(元セルコン)の繊細な視点から昨年を対比しての解説は、大変説得力があり理解しやすかったです。

詳細な報告はこの場で割愛させて戴きますが、こちらのセミナーの解説レジメは日本テキスタイルデザイン協会にて御問い合わせください。


 2008/03/03 16:30  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


校舎の無い大学を造るヒト
2006年の夏に知人のASOBOT 近藤ナオ君よりこんなメールを貰った。

2006年9月2日、大学を開校します。
この秋、渋谷区と組んで、渋谷の街に大学を開校します。
と言っても、実際に校舎があるわけではありません。


「いま歩いている街が、そのままキャンパスだったら…」
という想いをもとに、渋谷のいろいろな場所を教室に
「教科書には載っていない大切なこと」を授業にしたいと思います。

渋谷から変われば、東京が変わるかもしれない。
東京が変われば、日本が変わるかもしれない。
日本が変われば、ほんの少し世界も変わるかもしれない・・・

そんな想いで、「学ぶ」ということを楽しく考えてみたい
と思っています。ぜひみなさんも授業を受けに来てください。

そして、先生も募集しますので、どしどしご応募下さい。


シブヤ大学URLhttp://shibuya-univ.net/

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
当時、私は案内は戴いたものの意図がよくわかってませんでした!

近藤ナオ氏・・・
近藤ナオ氏との出会いは5年ほど前でしょうか。
私は横浜のベンチャーマネージャーの仕事でサポートしたファクトリーブランドのオーナーより面白い建築デザイナーがいるよ!と紹介されました。
 場所は原宿交差点近くのCA4LAのオープンニングレセプションで、彼は内外装のディレクターと言う肩書きでした。今はもう無いショップですが、彼はその時の説明で「チェコの構成主義」と言うコンセプトでこのショップを造りました」と丁寧に語ってくれた事と195pの長身なので2階の人と話しているような印象で有った事を覚えてます。

その後、彼は、渋谷のLIVIS STORE、Heaka AVEDAの店舗デュースやファッション関連ではポーランドのクリエイター支援、IFFのディレクター、劇団ニプロールのプロデューサーなど多ジャンルのディレクションを活発に行っていた。2004年に自らの紙媒体を持つ事に意義を感じタブロイド版「GENARATION TIMESの編集にも関り、更に行動範囲が広がっていったのである。



そして、つい最近、青山の新オフィスに伺ったところ、シブヤ大学をさらにスケールアップした構想である関東ツーリズム大学への発展と開校の話を聞かせて貰った。
「今まで、自分達は建築、ファッション、広告、メディアと業界を限定せずに、極端に言えばクリエイティブな創造のみを目標に切磋琢磨してきた。しかし何か不足感を感じていた。そして、もっと色々な人に出会うには自分達で媒体を作るしかないと言う考えになり【GENERATION TIME】の発行に至った。しかし、難民問題や社会問題に触れ、向き合う内に更に社会勉強の必要性を感じ、人間の本質的な根源に触れたくなった。」と言う。

 



そして2008年の夏に「1都10県」を1つの道、州と言う架空のキャンバスに見立て、また都市と地域を結ぶプラットフォームとする構想の「関東ツーリズム大学」(NPO法人の予定)の立ち上げに至ったとの事。目標はラーニングコミュニティの創造、発展を目指したいと考えているそうだ。


この話はまだお伝えしたい事が山ほどありますが、また改めてご報告したいと思います。
 最近、スローライフの流れで「半農・半X」と言うライフスタイルが提唱されています。ギョーザ問題以前から食の安全、自給率に限らず、半農しながら好きな仕事をしよう!と言う事のようです。私達ファッション業界人も、都会にしがみつくだけでなく、また、ライフスタイルと言う言葉を仕事上のキーワードとしてでなく一市民として考える時代になったようですね。
 ちなみにナオ君は、今まで青山に拘ったミーハーだったようですが、最近は活動範囲と考えが変わり、青山の事務所は週2日で、あとの2日は山梨県北杜市、残り2,3日をどこかの地方都市にいるようです。
皆さんもご興味がありましたら是非、御参加ください!




 2008/03/02 23:44  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


TOYOTAは織物から始まった!
鬼の会の翌日、昭和毛織の伊藤さんにご案内頂き、名古屋駅近くにある産業技術記念館を見学した。

【世界のトヨタは尾州で織機造りからはじまった!】

トヨタさんが、織機を作っていたことは知っておりましたが、正直、自動車がメインの展示場であろうと余り期待せずに行ったところ驚きました。
今はやりの「工場萌え!」ならぬ「織機萌え〜!」の世界です。広い工場のような館に所狭しと並んでおりますが兎に角その数に仰天!また、長いレポートに御付き合いください!

【 産業技術記念館とは・・・】
この記念館は1994年にトヨタグループ13社の共同事業として創設者である豊田佐吉が明治44年に自動織機の研究開発のために創設した試験工場の跡地をトヨタの「モノづくり」の歴史的原点とした象徴的な場所である。

【 環状織機 】
この館のシンボル展示である!
一見、ジャージー用の丸編み機に似ているが中心部に綜絖や筬がありシャトルが回転運動する豊田佐吉が19カ国で特許を取得した夢の【丸織機!】であるが、実用としては使われなかったようだ。
しかし、素晴らしいアイデアである。
これを改良し実用化できれば島精機さんのホールガーメント並の特許になりそうです。。。あるいは、ミラニーズのように希少価値のテキスタイルができそうですが。。。どなたか。。。



再々の説明で恐縮ですが、トヨタグループのルーツは繊維機械事業であり、豊田織機である。その中でもとりわけ有名な【無停止杼換式豊田自動織機】通称【G型】から世界のトヨタが始まったと言って過言でない。

【無停止杼換式豊田自動織機】


この広い記念館の中は、大きく分けて、その繊維機械館自動車館の2つに分かれる。

繊維機械館の見どころは、先の織機や紡績機を中心にアナログから今日のデジタルハイテク機に至る機械化の歴史変遷を見たり触れたりできるので、通常の工場見学では見れない場所やメカニズムをわかりやすく係りの方が親切丁寧に教えて頂けるのも特徴です。

【紡績の基本は、まず糸車の手紡ぎ から。。。係りの女性は新人研修のようですが、説明しながらも見事に紡いでおりました!】




ガラ紡!日本独自の技術である紡績機、デザイナーブランドの方などに昔から人気がある!こちらは手動式ですが動力式も展示されてます。】



ジェニー精紡機、1764年(英)やはり1人手動型ですが複数の紡車を操作できるのでミュール紡績機に取って変わるまでイギリスの家内工業では長らく主役であった。】



ウォーターフレーム精紡機、現代の精紡機に受けつながるローラドラフト原理はこの機械から始まったようです。】




ミュール精紡機、細い糸が引けるためイギリスの綿紡績で爆発的な普及をした。】


その他、紡績機は、リング紡績、スーパーハイドラフト、オープンエンド(空紡)まで、何でもある〜!
また織機もこれ以上に沢山の種類、亜流種もあるのでさすがに全部を見るのは厳しく、後半は疲れてきました〜!さすがにトヨタさんですね!



【左:空引機、そらびきばた・・・中国より伝わった緞子(どんす)などの紋様を織るために上にもう1人のヒトがすわり、ソウコウを上げ下げするアナログのジャガード織機です。日本では1300年も使われたそうです】

【中:エアージェット織機の糸が飛ばされるところを見れる!】

【右:最新鋭、豊田エアジェット、コンピュータージャガード織機JAT710−J型】

  

蒸気機関 スイス、スルザー社製 当時の動力は蒸気機関が中心】

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

■繊維機械館は2時間も見ただろうか。。。さすがにやや飽きてきたところで、自動車館に辿りついた!

【トヨタスタンダードセダンAA型乗用車】
最初にお目見えしたのは、やはりトヨタ自動車のシンボルで
1936年完成したトヨタ初の乗用車だ!

価格は当時、名古屋渡しで3350円。フォードやGMより400円安かったそうだ。



【自動車館の一望】



【メインボディの自動溶接ラインと溶接ロボット】



【トヨタ生産方式・・・ジャスト・イン・タイム】



自動車館も終盤にパネル、ビデオを中心のコーナーがあった。
トヨタさんが世界に誇る【看板方式】や【カイゼン】など生産性向上啓蒙の数々である!
実は懐かしい思い出が読みがり、以前に在籍していたアパレルでは、1985年頃、一業種一社でトヨタさんが開発された通称、看板方式から進化させた生産ロジック?NPS( NEW PRODUCT SYSTEM)を導入し業務改善運動の真っただ中であった。

【必要なものを、必要な時に、必要なだけ造る】をうたい文句に生産性改善運動のようなものですが、当時の講師先生は、「アパレル、繊維産業」は、無駄、無理、ムラの象徴産業で、ロスが多すぎます!と指摘されました。
モデル縫製工場には、当日の裁断分しか送らないなど試してみましたが、皮肉にも出荷の手間が増えたり運賃が上がったりで結果サプライヤーさんにご迷惑掛けてしまいました!
ところで、その後この教えはアパレル業界に生かされてますかね???

と言う事で、こちらの記念館は、まだまだご説明できない多大な資料をお持ちです。
是非、皆さんも尾州へのご出張の際に一度はお立ち寄りください。

【オマケ:おみやげコーナーでガラ紡で造られた”びわこ”と言う名前のエコロジーふきんをい買いました。洗剤なしで食器がきれいになるそうです!】
 2008/02/16 19:08  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


鬼の会
大寒の1月19日に一泊二日のスケジュールで、テキスタイルの匠が集まる『鬼の会』に参加させて頂いた。

今回は尾州での開催と言う事で、丹羽正毛織の丹羽さんと昭和毛織の伊藤さんが幹事を勤められた。場所は蟹江の某温泉旅館である!



私は昨年、初参加の福井に続き2回目であるが、今は素材を造る現場から遠ざかっているので、匠の方々と一年に一回、一夜をともに膝を交え、酒を飲み、語り合う機会を得た事は大変嬉しいかぎりである。

【会議室にて、発表。ミナの皆川明氏も匠の要望に答え欧州での活躍を報告いただいた!なかなか聞けない貴重な話である!】【左:皆川明氏、右:山崎ビロード会長】


また、日頃は、会員も別々の産地やジャンルなので、この場は一年に一回の貴重な情報交換や勉強会にもなる。



                 
さて、『鬼の会』をご存知の方は少ないと思います。
それもそのはずで、実態のある活動団体と言うより、そもそもは、日本を代表するデザイナーブランドを中心に素材開発で活躍されていた鬼澤辰夫氏の掛け声で1994年に始まった、産地を越えた匠の自由連合なのである。
テキスタイルの猛者が鬼澤さんの縁で集まったのであるから【鬼の会】と呼んではどうか?と当時、顧問役の三島彰氏が命名したことが由来らしい。
(日本繊維新聞社:平成12年12月10日記事:三島彰のファッショントークより)

 そして14年目の2008年を迎え、座長の鬼澤さんに近況を語っていただきました・・・
「昨今の私たちを取り巻く環境が10年を過ぎ、激変し、当時のような余裕ある状況は許してくれません。
まずは、この時代を的確に読む人を講師にお願いしセミナーを開催するなどを検討し、今回はメンバーの皆川明さんに依頼しました。また会員のひとたちには、年間の継続的な活動をお願いするためにために、分科会を提案致しました。今回は急遽、宴会の途中でシキボウ鰍フ国司部長に「環境問題をどのように理解し、対策を採るべきか?また業界の動向と状況報告」とテーマにて発表をお願いしました。一応、次回の分科会からは、

@国内マーケット動向(アパレル、インテリア含む。)
A海外マーケット動向(同上)
B川上の現況(国内、海外の現場調査、各産地状況)
C環境問題
このようなテーマで会員の人たちに携わっていく予定です!




【山崎ビロード会長の挨拶に始まり、鬼の会も宴もたけなわであるが、
やはり朝までテキスタイル談義がつづく。。。】




この日に集まった面々を紹介すれば・・・(順不同敬称略)

山崎ビロード工業(株)の山崎昌二氏、丹羽正毛織工場の丹羽正蔵氏、シキボウ鰍フ国司正三氏、サイボー伎雌。邦彦氏、(株)ウエマツの松山 繁美氏、昭和毛織(株)の伊藤徳彦氏、金沢大学院生の大家 一幸氏、サイボー(株)の斉藤邦彦氏、(株)久野染工場の久野剛資氏、潟\トーの浜田光雄氏、テキスタイルこんまつの谷口氏、テックスソウス の佐井 隆英氏、中嶋機業場(有)の中嶋達夫氏、(有)オー・エス・エーの長 泰一氏、蒲ムキルティングの林千尋氏、岸商事鰍フ萩原俊氏、(有)古橋織布の古橋敏明氏、丸紅ファッションリンク褐恒弘氏、空仮中舎の鬼澤辰夫氏、
そして唯一の参加デザイナーでは、(株)ミナの皆川明氏、である。

【右:鬼澤辰夫氏】



マーケットを見れば海外生産の低価格商品もすでに飽和状態を迎えた昨今であるが、国内産地のバックアップで成長したアパレル人の私達は、やっと他の国ではマネのできない素材の付加価値が身近にあることを今、再認識する時期が来たのかと思う。

 2008/02/04 16:00  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


HOLLYWOODGOLF
T-LINE 【ROSANSEN】を中心としたゴルフセレクトショップHOLLYWOODGOLFが青山のラ・プラース一角にオープンしオープンニングレセプションに伺いました。



1999年にLAで発足したプロゴルファーもサポートする本格的ゴルフウェアブランド”ROSANSEN”に日本人デザイナーが起用され世界に向けたハイエンドライン”T−LINE”が登場!

  

2007SSのスタート同時に話題となり国内外アパレルセレクトSHOPから支持される。

【取り扱いディラーリスト】

■海外:FRED SEGAL/LA,ROSANSEN/LA,NOMUDE GERE/NY,BLOOMING DALE SOHO/NY,AMERICAN LAG CIE/LA,&MORE・・・
■国内:CELUX/LVJ ,BEAMS/INTERNATIONALGALLERY,LOVELESS,EDIFFICE,JOURNAL STANDARD,ROYAL FLASH,VERMEERIST,ISETAN RESTYLE,&MORE・・・

  

スイングするゴールドスカルの刺繍やラインストーンをモチーフにタイトフィットなスカル総柄ポロシャツやシルクシフォンを多用したパフスリーブタキシードポロは更に人気が高かったようだ。

  

セレブでキッチュなデザインはゴルフウェアとは思えない斬新さがあるが、ハイテク素材を立体裁断でこなしつつフィールドでの機能性を追求された次世代のゴルフウェアといえる。
おそらく日本でもファンが増える予感がする。



 2008/01/27 20:00  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


第1回[渋電メモリアル]
先日、お伝えしました「渋谷電脳リサーチ」を主宰する小山君より
10年前を振り返る[渋電メモリアル1997年SPRING]の寄稿を頂きました!
まだ最近のような気がしてましたが、写真をみているとビミョ〜な違いに
懐かしくもあり、恥ずかしくもアリ?ですね〜!
皆さんも当時を思い出して下さい!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

1997年春の渋谷スナップから、トレンドワードを抜き出してみました。

エスニック

プレッピー

リゾート

和スタイル

何だか2008年春夏のトレンドワードに似ていませんか?

流行のサイクルは10〜12年と言われますが、まさにそうですね。

トレンドの全体感、デザイン等、部分的に近いものを感じます。

ただし、ここで注意したいことが

1997年は「裾広がりの70年代調フォルム」の時代に入っている事です。

シルエットトレンドは、デザインの骨格を形成する大切な要素だと思います。

一方、2008年は「裾窄まりの80年代調フォルム」に入っていますから、

当時のデザインの出発点は今と真逆なんですよね。

そんな事も前提におきながら、

皆さんの当時の思い出の曲なんかとともに、楽しんで見てくださればと思います。


●「エスニック」●
  和、リゾート、ヒッピー、、、3つまとめてエスニック。
  ここではサイケ、ヒッピーテイストでまとめています。



●「プレッピー」●
 空前のルーズソックスブームがひと段落し、ラルフローレンの紺地ハイソックス
 が話題になった時期でしたね。
 「パフィー」の影響でビンテージデニムとTシャツ姿のボーイッシュな着こなしの
 女子2人組なども街に出現しました。

 



●「リゾート」●
 ハイビスカスの髪飾りやワンピースが大ヒット。
 厚底サンダルにリゾート風ワンピという姿があちらこちらで見られました。

 



●「和スタイル」●
 着物や浴衣地を使ったデザイン、金魚やちょうちん、とんぼ等和モチーフを
 使ったTシャツが流行りました。

 



情報源:渋谷電脳リサーチ[http://www.shibuden.meguro.tokyo.jp/]
最近の原宿レポートはこちら[ストリートスナップの鬼http://www.apalog.com/street_research/]
 2008/01/26 21:03  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


Doctor Denim HONZAWA
夜も更け行く、あるMILANOトラットリア。。。
では無く事務所の近くのイタリア家庭料理のIL PACIOCCONEさんです!


今回は食べ物の話ではありませんが、こちらも大変美味しく、かつ気さくで気取らないサービスで一押しのお店です。一度ご賞味下さい。

さて今回はJAPAN COOLの帰化版【デニムマイスター】です。
何故帰化バージョンかと言いますと以前にご紹介しましたキモノなどの和系伝統に対し欧米生まれの文化が日本型に進化し生まれ変わり日本DENIMと言うひとつのスタイルができていると言う解釈です。屁理屈みたいでごめんなさい。

ドクターデニム本澤”氏は、兎に角デニムに関する事は何でも知っている!と言って過言でないヒトである。


向かって左側が本澤氏。真ん中の美女KNB女史は覚えていらっしゃる方も多いと思いますが、以前にLIVISさんのLADYSTYLEで小雪さんをキャンペーンイメージに展開した際のレデイスディレクターです。(本業はプレタ!ですが)

2007年の9月のWWDにも彼の事が露出された。


本澤氏のデニムワークは、面白く1つして同じコンセプトが無い。
例えばユナイテッドアローズさんには、【平凡デニム】と言うオーガニックのオーダーメイドジーンズを提案し、ベイクルーズさんのジャーナルスタンダードさんには、2つと同じ生地が無いと言うコンセプトで取上げられたり・・・そんな調子でバーニーズジャパンさんのメンズ、レディスも本澤氏のプロュースである。
そして好きな事は儲からなくて良いと言う鬼才である。

しかしビジネスとしてもそのクリエイティビティーは留まる事を知らずで、複数のグローバルSPAとの取り組みをしっかり展開されているようだ。

ですのでデザイナーでは無い本澤氏が神ががり的に次々とアイデアを実行していく姿に感動し、私は転機の相談で会ったクリエイターさん達には、2極化の仕事の成功お手本としても良く引き合いに出させて貰っている。

伝説のLIVIS501 基本の3フィット!

原料、糸、組織、ステッチ幅、・・・あらゆるデータが頭に入っている!

スレーキもオーガニックに拘る。


本澤氏を推薦するのは、大正紡の近藤部長、日本綿布の川合社長など、この業界屈指の匠を唸らせる。
日本の繊維の未来に光が当たり出しました!

 2008/01/14 19:28  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


ビリケンさんで今年はハッピー
あけまして、おめでとうございます!

すっかり、サボッテしまい、気がついたらアパログさんの中で一番遅い新年のご挨拶なってしまいました!
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

さて、皆さんは、どんな年末を過ごされましたか?

私は、家族で大阪に行ってきました。
中学生になった息子もおりましたので、「ユニバーサル、スタジオ、ジャパン&なにわ下町ツアー」と言う旅のテーマです。

ユニバーサルはさておき、実は久し振りの大阪の街で、以前在籍しておりました神戸の某アパレルに時代に、改装前の梅田花月で間寛平さんの吉元新喜劇を見て大好きな関西カルチャーを感じたものでした。
私としては今回、その時に行けずに悔いの残った、新世界で「2度付け厳禁」のクシカツ屋めぐりと通天閣参りを楽しみにいそいそと行って参りました!

最寄の駅の地下鉄御堂筋線動物園前駅を地上に出たところからサプライズは始まりました。なんとそこにはヴィンテージ系露天商が並ぶ、昭和30年代の風景がまさに目の前にあった。むむ。。待てよっ!これはどこかで見た景色、そうです新世界はPARISの骨董市、クリニャンクールですね!!!
また通天閣までのアプローチで重要な役目はアーケードです。昔ながらの将棋屋さんで朝からオッチャン達がモクモクと指している風景は更に感動〜、映画の【オールウェイズ3丁目・・・】の撮影がそのままできる!と我ながら監督になりきってました!
そして多々なるクシカツ屋にこてっちゃん屋と予想通りのコテコテ攻撃の展開!に酔いしれ妄想どおりの流れに、、、やっぱり下町の文化のぬくもりはイイヨナ〜!と言う感じです。

そして、何といっても今回の発見は通天閣へ至る道中にも多々置かれているビリケンさんです。以前から知っているモノの何故か今回はいたるところで見掛けるので不思議でした。まさに大阪ビリケンさん大発生!です。
ビリケンさんは元々アメリカで生まれた不思議な神様です。

意外と知らない方多いのですが、実はこのビリケンさんは繊維商社の田村駒さんが昔から商標登録もされていて実際、今までも田村駒さんの重要な福の神と言う存在は事実のようです。
ホームページにも説明が載ってますが、他にもバーチャルオミクジの【ビリケン参り】でその日の運試しができますので一度試してみたら面白いです。
 最後に今回の旅でビリケンさんが恵比寿さま同様に大阪にしっかり根付いた商売の神様であり、特に船場を中心とした繊維業界の復興を支援してくれる繊維の守護神である事を祈って大阪を後にしました。。。



 2008/01/10 16:04  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


着物にクリエイションを!
最近、夏になると浴衣姿の若い方が毎年増えているように思います。
例え花火大会、お祭りの時だけであっても私たち大人より、むしろ素直にキモノの良さを身近に感じているのかも知れませんね。。。
そういえばセレクトショップさんも今夏はかなり力を入れていたようですが、いよいよ和も一時のブームでなくなったのでしょうか!

 今回は、キモノブランドRUMI ROCKを率いるクリエィター、芝崎るみさんより近況報告を寄稿頂きました。(少し長いです〜!)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
着物にクリエイションを!


着物というのは本来日常着です。しかし戦後のことだと思いますが、着物にたずさわる制作販売それぞれの立場で「美しい日本伝統文化」というまことに重たいものを背負わせてしまったため本来の楽しさ、元気の良さを出すチャンネルを失ってしまいました。

それが、インターネットの普及により(最初は15年くらい前、ニフティサーブでの同好会だと思われます)、「こんなに楽しい!着たい!」というムーブメントが着る方の人たちから産まれ、古着や洋服との組み合わせにより、自由で開放的な着こなしのグループが出てきました。 それに沿った形で、また同時進行でアンティーク着物販売店も増え、手頃な値段の着物の企画も増え、浴衣ブームもあり、和ブームも追い風になり、映画などの露出も増え、現在平日でもデパート買い物等遊び着として着物姿がちらほら見られるようになってきています。


洋服文化の日常から解放され、エコや自然に近い形、またむかしからある体の動かし方の体験という意味でも愛されてきているのだと思われます。
着物業界がそれに沿った形で売り上げを伸ばしているということでは決してなく、生きのいい小売店がトレンドを押さえた値ごろ着物を発信している以外は、大きく売る売り方ーつまり問題になっている「ローンを基盤にした高級品の展示会」での展開ががくっと下がっている現状(ローンの規制もあり)では、20年前の半分とか3分の1の事業規模になってしまったようです。

左より【鉄条網】【コウモリ】【大海老】


問題はクリエイティビティです。洋服に見られるような、いまこの瞬間に出来た形、かっこよさの追求は着物という枠にあるのかというと..もちろん、映画などメディア上ではたくさんあります。忘れられない名シーンの着物姿はたくさんあるのです。生活の中では、着物はまことに用途の多い道具です。「お茶会に行く」「卒業式で着る」「受付できりっと見せたい」「日本文化を知っている人になりたい」さてそんな中で「かっこいいから、着たいな」「ちょっといいんじゃない?」「うわたまらない..」が許されるのかどうか?大規模産地でない東京で、染色工房を持たずデザインだけで、また平民(農民)の出ですから、私のやれることはそこしか無いような気がしてます。心の解放です。



というわけで、この冬は浴衣図案の仕込み&小物の小細工&染色方法研究&生地素材集めに終始しております。
手作りに興味のある人をネットで募って、半襟型染め教室を企画してみました。
■写真
※上より:生地にバインダー糊を置くところ
※中:真剣な面持ちで型彫り
※下:某江戸小紋職人も参加、ぼかしの擦り染めで柄を表現


型染め、捺染技術は必要ではありますが、染色に伴う秘技のような知識は必要ありません。シルバー色箔をバインダー糊の上にアイロンプリントしました。
初心者とはいえ、図案意匠は半襟としてもぴりっと決まるものを考えてみたつもりです。
途中で終わってもいいようにしたのですが集まった5名は真剣で、難しい型彫りも丁寧にこなし、箔加工の派手な仕上がりの半襟を持って帰られました。
売り物ではたぶん見られない加工法だと思います。年末、クリスマスにぴったりの仕上がりです。写真いくつか添付します。実際の型彫りのテクニック、バインダー糊の乗せかたは、江戸小紋染工場勤務歴12年、キモノスイッチ金子が指導しました。
全体のコーディネート、部分的な技術やデザインは一般に開放して、着せられているだけではない体験を定期的に作っていけたらと思っています。
 2007/12/19 22:40  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


渋電メモリアル
以前、こちらのブログでご紹介させていただいた「ストリートスナップの鬼!」の小山君もアパログさんにて単独ブログが始まっております!
今では多数のWEBサイトを運営されている小山君ですが、WEBデヴューから今に至る10数年の実績がある「渋谷電脳リサーチ」は私もファン歴が長く、ファッションデザイナーをやりながら1人で定点観測、リサーチ、WEB製作までを手がけられ真似ができない事だと思いました。
今回、テキスタイルアドベンチャーとのブログコラボ?企画と言う事で小山君が提案してくれた内容がこちらです!
渋電これからも頑張って下さい!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

=渋電メモリアル(思い出のストリートスナップ)予告=


ストリートスナップは1996年、渋谷のセンター街入り口から始まりました。
自分自身のオリジナルな情報源を持つ!を心に秘めてのスタートです。
当時は109〜渋谷センター街付近が面白かったんですね。
「原宿でスナップしているのに何故渋谷電脳リサーチなの?」と良く言われるん
ですが、こういった経緯からなんです。。。

2000年からWEB上で一般公開をはじめたんですが、
情報量と比例してサーバーへの負荷も増してきます。
何しろ個人運営サイトですから、諸々の事情で過去の古いデータは削除してきました。
ところが
「昔の写真が見たいんですが」「どうして削除するんですか?」など素朴な
問い合わせメールを何度も頂くんです。

きっとプロだね。。。などと思いながらも、
いつの機会にかそういったコーナーを作れれば喜んでいただける方も多く
いらっしゃるんじゃないかと考えていました。

今がその機会です。

<「情報ブログ」のストリートスナップの鬼!>では最新のストリートトレ