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え?カジュアル?
 中間決算発表以来株価が下落し続けたTOKYOBASEの株価がまた上がった。
しかし、昨日・今日とまた株価は下落している。

株価が上がった理由については、TOKYOBASEがカジュアル市場へ参入という報道があったからだといわれている。
しかし、正直言って、自分にはこの報道はまったくの「?」だった。

え?これまで売ってきたのもカジュアルじゃねえの?

一般人からすると会社に着て出勤できない服はすべてカジュアルである。
だからTOKYOBASEが店で売っているスーツ、ドレス以外はすべてカジュアルだと思っていた。

あの記事も本文はさっぱり意味がわからない。
アメカジみたいなのを想像しているのだろうか?

それとも業界人様たちは「モードはカジュアルじゃない」とでもいうのだろうか。
モードがどれほど崇高wwwwwwなものだろうと、会社に着ていけない時点でカジュアルだし趣味の服でしかない。

フォーマルでもオフィスワークでもなければカジュアルでしかない。

モードとカジュアルは別なんていう業界人の区分けが消費者にはまったく通じないと思うのだが。
 2017/10/31 10:18  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

売れないのは当たり前
 ユニクロのJWアンダーソンコラボ商品が金曜日から11月2日まで、ほぼ全型期間限定値下げになっている。500〜2000円くらい値下がりしている。

先行販売したイネスはいまだに一度も値下げされていないことを考えると、アンダーソンの商品は売れ行き不振なのだろうと思う。
アンダーソンの商品が売れ行き不振であることは何の不思議もない。

あんなに派手な色同士を組み合わせた柄物は通常の人は敬遠する。
トレンチコートもかっこいいが、ライナーがないので真冬に着るには適さない。
かといって、昨年のユニクロUみたいにブロックテック素材で作られているわけでもない。

何の機能性もない上に、リバーシブルで裏側を着ると、チェック柄と無地部分で切り替えられており、一般人が着こなすのは難しい。

アンダーソンが売れないことは別に日本の消費者の感度が悪いわけでもファッション後進国だからでない。

奇抜な色柄は売れにくいというだけのことで、日本の消費者は極めて常識的だといえる。

奇抜さこそがファッションみたいに思っている業界人のほうが基準がおかしい。
そのおかしな基準がまかり通っていたのは90年代で終わっている。

ファッション業界人の基準がズレたままだから売れる服が作れないのではないか。
 2017/10/30 10:29  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

やっぱり機能性やで
 この年齢になると、機能性がない服はいくらかっこよくても買おう、着ようとは思えなくなる。

細身のズボンならストレッチ素材でないと絶対に嫌だし、靴は防水性とクッション性が高くないと嫌だ。革底の靴なんて絶対嫌だ。

メルトンっぽいコートでも重すぎるのはちょっと着る気がしない。
グレンフェルのダッフルコートを持っているが、重くて固い。
おまけに織り組織が通常のメルトンではなく、少しパイルっぽくなっているから風を通す。
重くて固くて風を通すって意味わからんわ!!と激怒してこのコートを切り刻んで捨ててやりたくなるが、高かったしもったいないかなと吊るし続けている。

そういう生地が面白いのは、わかるが面白いだけでは最早着る気がしない。

ダウン類が最高である。

若い人はそうでもないかもしれないが、30代以上は機能性が伴っていないと着る気がしない。着ない物は買わない。

本日、小島健輔さんがスカートの着用者・購買者が減ったからパンストも比例して減ったと書かれているが、男性の目から見て、スカートとはなんと非機能的なのかといつも思う。

女性がスカートを穿かない・着ないというのは当たり前のことではないか。
 2017/10/26 10:32  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

見た目が変わらない
 物の見た目の差がなくなったと本当にそう思う。

SNSを通じて知り合った超絶おしゃれな合繊メーカー社員がおられる。
同い年なので比較的仲良くしてもらっているが、先日、その方がデニムの中折れ帽をインスタグラムにアップしていた。

デニム生地で作られていて、3〜5色くらいのペンキを飛び散らせたようなデザインである。

それを見たときに驚いた。
実は一昨年に天神橋筋商店街で、ほとんど同じデザインの中折れ帽を買ったからだ。
価格は1080円。

もちろん異なる点もある。
向こうがウオッシュをかけた淡いブルーだったのに対して、当方が選んだのはワンウオッシュの濃紺で、向こうは黄色やグリーンなどの明るいペンキだが、こっちは白と黒の2色のペンキである。

厳密にいうと異なるデザインだが、世間的には「同じようなデザインの商品」と見られるだろうし、同じ商品の色違い品番といわれても納得するだろう。

細部に神は宿るという言葉もあるくらい細かい差異は重要だが、逆にいうと、その9800円のデニムハットと、当方の1080円のデニムハットはほとんど同じに見えるということにもなる。

ここまで低価格品の見た目が向上しているのだから、細かい差異を言い立てても逆によほどのコアなマニアにしか受けなくなる。

売り方の工夫は従来通りでは通用しなくなっている。
 2017/10/25 10:13  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

なぜチェックしない?
 日曜日に台風が関西を襲った。
全国的にはあまり報道されていないが、35年ぶりくらいのひどさではないかと思う。
死傷者はあまり出ていないが、鉄道はかなりの線でストップしており、今日もまだ南海電鉄や近鉄の一部は止まったまま復旧していない。

台風が過ぎていきなり気温が下がったが、関西でいうと木曜日からまた20度越えの気温が続く。
Yahooの週間天気予報によると今のところ、木曜から日曜までは20度を越える高気温が続き、来週の月曜日に16度まで下がると出ている。

週間天気予報は時々刻々と変化するので、これが確定というわけではないから、毎日チェックする必要はある。

洋服販売において天候・気温というのはかなり重要だと認識されている。今年の9月は昨年より涼しかったが、10月頭に夏日に戻って、そこから雨続きで今に至る。

寒暖の差がかなり激しい。

製造や仕入れは今更変えることはできないが、店頭では薄手の物を前に出したり引っ込めたりと目先を変えることはできる。
実際に販売員からもそういう対応で売れ行きが維持できたという声を聴く。

にもかかわらず、どうしてアパレルの人はYahooの週間天気予報すら毎日チェックしようとしないのか理解に苦しむ。

天気情報を伝えるとひどく感謝されるがYahooの週間天気予報を伝えているだけのことである。当方はそれを見ているだけでしかない。

Yahooの週間天気予報すらチェックしないで「売れない、売れない」と言っているアパレル業界の人というのは一体どういうことなのだろうか。
その程度の努力すらせずに「売れない」と言っていてもそれは自業自得でしかない。




 2017/10/24 10:33  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール
南 充浩(みなみ みつひろ)
ファッションメディアプランナー。
「繊維ニュース」記者としてジーンズ業界を、紡績、産地、アパレルメーカー、小売店と川上から川下までを担当。
同時にレディースアパレル、子供服、生地商も兼務した。退職後、量販店アパレル広報、雑誌編集を経験し、雑貨総合展示会の運営に携わる。その後、ファッション専門学校広報を経て独立。
現在、記者・ライターのほか、広報代行業、広報アドバイザーを請け負う。

掲載実績
繊維流通研究会ウエブ記事、WWD

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