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機械化を強力に進めよ
 アメリカのマクドナルドで自動券売機が導入され始めたそうだ。
喜ばしいことである。

そもそも人間に対して注文するから、聞き間違いや受取間違いが発生する。
機械化すれば間違いは圧倒的に減るし、導入コストだけで済むから、人件費を支払い続けるよりコスト削減にもなる。

牛丼のすき屋がコスト削減のためにワンオペで24時間営業をさせて非難を浴びたが、グループ会社のなか卯は早くから自動券売機を導入しており、少ない人員で稼働できていた。同じグループ会社なのにすき屋がいまだに自動券売機を導入しないのはどうしてだろうか。不思議でならない。

日本のマクドナルドも早く自動券売機を導入すれば良いと思う。

洋服だって販売員の確保が難しくなっているんだから、自動販売機を導入してはどうか。
消費者は意味のわからない接客トークに煩わされることもなくなるし、不況のアパレル側は人件費の削減ができて一石二鳥ではないか。

先日、島精機の全自動の生産システムが紹介されたが、繊維の製造加工業務ももっと全自動化されれば良いと思う。
それこそ、日本酒の獺祭よろしくコンピューター管理してしまえば良い。

杜氏の存在を否定するわけではないが、いずれ杜氏がさらに減ってしまえば酒造りができなくなる蔵が多数出てくるだろう。そうならないように今から全自動化してみてはどうか。

人間の温かみとかやる気とかよくわからないあいまいなものにすがるよりも、確実性の高い機械をもっと活用すべきだろう。


 2016/05/31 09:40  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

伝統工芸化で産地は救えない
 26日から東京・南青山で開催したテキスタイル・マルシェは650人強の来場者があった。

雨が降ったので集客を心配したが最低限度の集客があってホッとしたというのが正直なところである。
筆者が会場にいると「どんな役割を果たしているのですか?」とよく質問されるが、これでも主催事務局員なのである。

この手のイベントや産地展示会を過去に手伝ったりした経験でいうと、ファッショニスタとかイシキタカイ系は、日本の物作りという視点で産地を「伝統工芸化」しようとしているように見える。そこにお金儲け大好きなハラグロイ系も便乗してその界隈では盛り上がっているっぽいのだが、伝統工芸化が国内産地を救えるとは到底思えない。

家族だけで織機2,3台を動かしているという規模の機屋ならその「伝統工芸化」で経営できるし、単価の切り上げによって場合によっては経営が好転するかもしれない。

しかし、何十台かの織機を持って、10人前後の従業員を抱える機屋がそのスタイルに徹することは不可能だし自殺行為だといえる。

従業員に滞りなく賃金を払うにはある程度のまとまったロットの注文が常時流れていないといけない。そういう生地は大概が価格が安くてベーシックな表情のものである。
高単価でアーティスティックな生地ではない。そういう生地の注文は周りが思っているよりも少ない。
なぜなら、そういう生地を使えるような商品はニッチ商品に限られるからである。

多くの機屋はそういう生地を、ベーシックのついでの余技として作っている。
そして余技はあくまでも余技であり、メインディッシュにはなりえない。

ファッショニスタとかモノヅクリガーとかイシキタカイ系はそこをはき違えているのではないか。

本当に産地を守りたいなら、常時生産ラインを満たせるくらいのロットの注文を提供できることを考えるべきだろう。
それをせずして余技をあたかもメインディッシュかのように世に喧伝するのは、かえって産地企業の経営を悪化させる可能性が高い。
 2016/05/30 09:58  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

ブログ休みます
今日から土曜日まで東京テキスタイル・マルシェを開催するために東京へ出張するのでブログはお休みします。

また来週の月曜日に(^ ^)/
 2016/05/26 16:27  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

全自動化を強力に進めるべき
アパレル&シューズの全自動工場に大きな一歩 島精機がメガブランドとR&Dセンターを設立か
https://www.wwdjapan.com/business/2016/05/24/00020608.html

WWDにこんな記事が掲載されていた。
文章が途中で終わっているので詳細はよくわからないが、公開されている範囲で考えると、全自動で服や靴が生産できるようになると読める。

 同研究開発センターには国内外の大手アパレルや小売り企業も関わると見られ、アパレルやシューズの全自動生産システムの確立のための研究開発を行う。

同社の梅田郁人・常務は「パートナーについては一切明かせないが、かなり全自動に近い生産システムで製造されたシューズが早ければ2017-18年秋冬物から市場に出るだろう」と語る。

どの程度の製品がどの程度の全自動で生産が可能になるのかまったくわからないが、もしこれが実現すれば、アパレルや工場にとっては朗報だろう。

なぜなら、現在、国内工場では工員が集まらなくなっているからだ。
また経済成長を遂げた中国でさえ工員が集まりにくくなっている。
経済成長した国では繊維関連の工場には工員が集まりにくい。

こうした状況を打破できる一つのツールとなる可能性が高い。
できる限り全自動化した工場で洋服が生産できればこの悩みから解放される。

業界はもっと早くに全自動化を目指すべきではなかったか。
いっそのこと、撚糸や織布や染色、整理加工もできうる限り全自動化目指すべきではないか。
 2016/05/25 10:10  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

ウェブ検索をしない・できない
 ファッション専門学校でときどき就職相談みたいなことを行う。
こういう会社があるよ、と具体的に社名を挙げてもウェブで検索をしない。

不思議に思っていたが、先日話したある若い講師によると、「今の子供たちはウェブ検索をしないです。やり方もわからない子も多いです」とのことで驚いてしまった。

生徒たちは9割以上がスマホを持っている。
昨今の専門学校はインターネットにつないだパソコンも常備されている。
その環境下にあって「ウェブ検索をしない、できない」というのはちょっと想像を越えていた。

彼らはじゃあ何のためにスマホやらパソコンを所有しているのだろうか。

若い講師は「lineかツイッターをやるためです」という。
生まれたときからインターネットに囲まれていたのに友達との連絡以外に使用しないという姿勢はちょっと驚くほかない。

ウェブ検索をしない・できないというファッション専門学校に進学する生徒の能力の低さを再認識した。

一方で、通常の大学では論文やレポートがコピペだらけだといわれているが、ウェブ検索をできる分だけファッション専門学校の生徒よりは能力が高いともいえる。

そういう意味においてはやはりファッション業界には人材が来ることは稀だということになる。
 2016/05/24 10:01  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール
南 充浩(みなみ みつひろ)
ファッションメディアプランナー。
「繊維ニュース」記者としてジーンズ業界を、紡績、産地、アパレルメーカー、小売店と川上から川下までを担当。
同時にレディースアパレル、子供服、生地商も兼務した。退職後、量販店アパレル広報、雑誌編集を経験し、雑貨総合展示会の運営に携わる。その後、ファッション専門学校広報を経て独立。
現在、記者・ライターのほか、広報代行業、広報アドバイザーを請け負う。

掲載実績
繊維流通研究会ウエブ記事、WWD

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