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覚えていない
 あるアパレルのMDからこんなことを聞いた。
「女性は男性に比べて自身のワードローブの中身を覚えていないから、同じようなアイテムを何枚も買う傾向がある」と。

男性だっていつも似たような服を着ている人が多いじゃないかという反論が聴こえてきそうだが、男性の場合は、同じように見えるアイテムでもむしろ、差異があるから「わざわざ買っている」のである。これは筆者が男性だから実感がある。

白い半そでTシャツが好きな人は微妙な差異にこだわって買い集める。
たとえば、一つはオーソドックスな丸首。
次はVネック。
その次は丸首だけど胸にポケットがあるタイプ。
その次は胸にワンポイントの刺繍かプリントがあるタイプ
最後は袖口にラインのある物。

というような具合だ。

これらの違いを男性は認識して買い集める場合が多い。

一方、女性は手持ちの服を忘れて同じ物をまた買ってしまうということがあるようだ。

筆者は女性ではないから実感がないが、たしかに女性と話しているとそういうことを聴くことがある。
そういえば、昔、筆者の妻もときどき自分のタンスの中をかき混ぜては「こんな服持ってたのを忘れてた」と何度も発見していた。

筆者だってたまに「発見」することもあるが、まあ少なくとも8割くらいは手持ちの服を覚えている。だから筆者は彼女が毎シーズン何度もタンスの中から「発見」するさまを横で見ていて、「この人はアホなんじゃないか」と思っていたのだが、どうやらアホなのではなく、女性の脳の構造がそれに適したつくりではなかったということのようだ。

女性にそういう傾向があるならどういう売り方をすると一番効果があるのか。
それを考えるとまた違った売り方ができるのではないか。
 2015/07/31 11:11  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

サザエさんっぽい
 どうでも良い話だが、今春夏に男女ともに流行しているサンダル+靴下というコーディネイトがどうもかっこよく思えない。

男性だと日曜日の近所のオッサンみたいだし、女性だとサザエさんっぽい。
そういえばサザエさんはけっこうサンダル+靴下といういでたちで近所に買い物に出かけていることが多い。

時代はサザエさんということだろうか。

それにしてもつい最近までダサいオッサン、オバハンの特徴だったサンダル+靴下というコーディネイトが急にトレンドに変わるのだからファッションはわかりにくい。

ファッション嫌いがファッションを嫌悪する理由もわかる。
こういうところは「ファッションは理屈ではない」と感じる。

かといって、「理屈ではない」ばかりでは勘と度胸とどんぶり勘定の経営になってしまう。
アパレル企業がよく陥る落とし穴である。

だから理詰めの経営に負けるアパレル企業が続出するともいえる。

そんなわけで木曜日のブログは所要のためお休みします。

Ciao
 2015/07/29 01:10  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

掘り出し物
 夏のバーゲンも冬のバーゲンも終わりごろに掘り出し物がある。

どうしても欲しいアイテムだけはバーゲン開始時に買っておいて、それ以外はバーゲン終わりごろまで待つ。

夏のバーゲンだと7月末とか8月頭になるともう一段・二段値下げされている。
冬のバーゲンだと1月末から2月下旬にかけてがもっとも安い。

バーゲン開始当初30〜50%オフだったアイテムがこの時期だと70%オフになっている。
また筆者が愛用するような低価格ブランドだと1000円均一とか900円均一になっている。

個人的には、この時に買うのがもっとも満足感が得られる。

もし狙っていたのがこの時期までに売り切れていたらどうするか?
素直に諦める。
それこそ「縁がなかった」ということである。

縁があるアイテムは不思議と残っている。

この時期に覗いたらちょうど最後の1枚が残っていたなんてことも何度かあった。
逆に縁がないアイテムはバーゲン当初にいくら山積みされていても、この時期までに売り切れる。

また昨日まであったのに売り切れるという場合もある。

まあ、そんな感じでまた8月頭に掘り出し物を見つけに行こうと思う。

 2015/07/28 10:23  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

久しぶりの岐路
 6月にユニクロの既存店売上高が大幅に下落した。
10%を越えて減ったのは久しぶりのことである。

それに対する記事も徐々に出て来つつある。

たしかに「ユニクロの商品は満腹」という感じが日本国民にはある。
それが顕在化したのかどうかは、7月度以降の既存店売上高の推移を見てからでないと結論は出せないと思う。

しかし、一方でユニクロの商品価格が高くなりすぎたという指摘は的を得ている。
無地のスエットが1990円から2490円に値上がりしたし、スエットフルジップパーカは2990円から3490円である。
しかも以前の1990円も2990円も税込であり、今の価格は税別なのだから割高感はさらに増す。

為替の問題、中国工場の人件費高騰という背景があるにしても、「ユニクロの割には高い」と感じるのも事実である。
例えばジーンズで4990円にもなれば、エドウインの一番安いラインかラングラーの方が良いのではないかと思う。

個人的にいえば、ユニクロのジーンズに4990円以上払うのならエドウインの一番安いラインかラングラーを定価で買う。

ユニクロは久しぶりの岐路に立っているのではないか。
 2015/07/27 09:53  この記事のURL  /  コメント(1)  / トラックバック(0)

低価格品があって助かった
 どうでも良い体験談を一つ。

4年ほど前にクロックスのビーチサンダルを買った。
あのドーム型のではなく、通常のビーチサンダルタイプで、鼻緒のような部分を足指で挟むタイプである。
あんまりクロックスらしくないからそれが気に入って毎年夏の間はそれを着用していた。

先日、それを履いて出かけて電車に乗った。
空いていたので座席に座った。
しばらくしてからなんだか足先の感覚がおかしい。

あれ?と思ってみてみると、右足の鼻緒の部分が途切れていた。
おそらく履きすぎて劣化したのだろう。

しかし、このままでは歩きづらいしどうしようかと考えた結果、GAPかユニクロへ行こうと思いついた。

駅について何とかだましだましサンダルを引きずりながらあるいてGAPに到着したところ、ビーチサンダルが790円に値下がりしていた。

それを買って、鼻緒部分がちぎれたクロックスはゴミ箱へ捨てて帰った。

こういう場合に低価格品があって助かったと思う。
下着でも靴下でも出先で思わぬトラブルに見舞われることがある。
そういう場合に、買い替えるなら低価格がありがたい。

これがそこそこの高価格品しかなかったらどうなったことか。

なんだかんだで低価格品による恩恵はそれなりにある。
低価格品を完全排除することは不可能なのだから、如何にしてそれと棲み分け、売り分けるかだろう。
 2015/07/24 10:47  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール
南 充浩(みなみ みつひろ)
ファッションメディアプランナー。
「繊維ニュース」記者としてジーンズ業界を、紡績、産地、アパレルメーカー、小売店と川上から川下までを担当。
同時にレディースアパレル、子供服、生地商も兼務した。退職後、量販店アパレル広報、雑誌編集を経験し、雑貨総合展示会の運営に携わる。その後、ファッション専門学校広報を経て独立。
現在、記者・ライターのほか、広報代行業、広報アドバイザーを請け負う。

掲載実績
繊維流通研究会ウエブ記事、WWD

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