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日暮れて道遠し
 先日、バッタ屋で在庫の整理を手伝った。
早い話が荷物運びである。
延々と5時間くらいはずっと段ボールを担いでいただろうか。

筆者は見かけによらずこの手の作業がニガテである。

午後8時半過ぎに終了したときには疲労困憊であった。
翌日からすさまじい全身筋肉痛に襲われた。
翌日から筋肉痛になるのはまだまだ若い証拠とは思わない。

その疲労が抜けるまでにたっぷり数日必要だった。

そして先週の月曜から咳が出始め、翌日から声が枯れ始めた。
やっと今日完治したが、まあなんとも長い間体調不良が続いた。

45歳にもなるとかなり体が弱っている。
もうあまり長くないなと感じた。

そういえば、6月の中ごろに、5年に一度行われる大学のサークルの大同窓会があった。
前回出席したときは39歳か40歳だった。
このころまでは5年に一度会う同級生や先輩に「懐かしいなあ」と感じ、「老けたなあ」と感じてもまだ学生時代の面影が感じられた。

45歳になって再会してみると同級生もずいぶんと白髪が増えているし、顔つきも年老いている。筆者は白髪は少ないがハゲかけており頭髪はスカスカである。
顔つきは言うまでもなく老けている。
筆者よりも先輩は言わずもがなである。

はっきりと自分も含めて同年配以上は老境に差し掛かっていると感じた。

次回会うときは50歳である。
最早初老に差し掛かっている。

そんなわけで、日暮れて道遠しを痛感した。
 2015/06/30 10:27  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

ブランド品への憧れがなくなった?
 今の時代に「このブランドを着ていたらカッコイイ」とか「このブランドを着ていたら憧れの目で見られる」なんていうブランドはないと感じる。

そりゃ、ラグジュアリーブランドの服を着ていたら「ヘー、すごいね」とは言われるかもしれないが、他者から憧れられることはないだろう。
下手をすると単なる成金趣味とも見られかねない。
Hのバックルのベルトをこれ見よがしに着装されても、反応に困る。
「値段が高かったんだろうなあ」とは思うが、「かっこいいなあ」とか「俺も付けたい」とは思わないからだ。

そう考えると、もうブランド商売というのはかなり難しいのではないかと感じる。
そういうブランドが持て囃されたのは裏原宿ブランドブームが最後だったのではないか。

裏原宿ブランドの商品こそ、何の変哲もない商品がブランドタグだけで驚くほど高額で売れた事例である。
筆者は裏原宿ブランドは一つとして好きではないが、当時の愛好家たちは「〇〇ブランドを着ているからカッコイイ」みたいな変な憧れを持っていた。
一種の宗教だと考えても間違いではないだろう。

そして今後、ああいう宗教的なブランドブームというのは二度と来ないのではないか。

 2015/06/29 10:39  この記事のURL  /  コメント(1)  / トラックバック(0)

後悔先に立たず
 先日、某大手アパレルの営業マンと酒を呑んだ。
言っても仕方のないことだが、「もし大学4年生に戻れるなら」という他愛もない話題になった。

二人で一致したのが「糸へん業界には絶対就職しない」ということだった。
また、もし自分の子供が大学4年生になったら「絶対に糸へん業界への就職を阻止する」という意見も一致した。

筆者が大学4年生のときはバブル崩壊直後で、そのあとの就職氷河期ほどの厳しさはなかった。こんな筆者でも大手銀行とか大手証券会社に就職した大学OBからたくさんのお誘いを受けた。
「説明会に来ないか?」とか「面接に来ないか?」というお誘いである。

金融系に興味のなかった筆者はほとんど断ってしまったのだが、その20年後はこんな体たらくである。
今から思えばそちらの業界に就職していた方がよかったなあと思う。

まさしく後悔先に立たずである。

 2015/06/26 10:54  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

家電業界よりも遅れている
 WWDのウェブ版だったと記憶しているが、ワールドやTSIの大量閉店について、対策の一つとして「インターネット通販の強化」を挙げていたが、販売員のモチベーションの低下などのデメリットもあると指摘していたが、まだそんな遅れたことを言っているのかと呆れた。

だからアパレル業界は衰退しているのではないのか。

例えば、ワールドならインターネット通販で購入した商品をワールドの各実店舗で受け取れるようにしたらどうだろうか?
その方が、来店客数が増えるし、来たついでにもう1品売れるかもしれない。

また、アパレル業界の人間は、実店舗が主でネット通販を従だと思っているようだが、逆にしてみてはどうか?
ネット通販で売るために実店舗で接客するのである。
どっちで売れたって社としての売り上げになるのだから、構わない。

昨今注目されているヨドバシカメラの通販サイトだが、それはネット通販で売るために店頭で誘導していることが好調の要因と伝えられている。
いつまでも実店舗を主体にしか考えられないアパレル業界とは雲泥の差である。
何事につけてももっとも遅れているのが繊維・アパレル業界とマスコミ業界である。

遅れた人たちが作ったファッション衣料なんて売れるはずもない。
アパレル業界の衰退はなるべくしてなったといえる。

 2015/06/25 10:26  この記事のURL  /  コメント(1)  / トラックバック(0)

長所と短所は同じ
 韓国経済が不調だ。個人的には通貨安という手段を使わない限り韓国経済が浮上する芽はないと見ている。

貿易収支は黒字じゃないかという人もいるだろうが、輸入額が減っているための不況型黒字である。かつて日本もそれを経験している。

先日、日経ビジネスオンラインで、サムスンの苦境は行き過ぎた成果主義にあるという記事が掲載された。
成果主義が行き過ぎると、短期的な成果に結びつかないことを社員はしなくなる。
基礎研究だとか地道な営業活動だとかだ。
また、技術やその他を後輩に伝承しなくなる。
なぜなら伝承すると後輩が自分を上回る成果を上げてしまう可能性があるからだ。

そんな理由でサムスンも苦境に立っているという。

しかし、2009年〜2013年という黄金期を迎えられたのもその成果主義のおかげである。

この記事を読み、韓国経済の現状を見るにつけても「長所と短所は同じ」なのだと痛感する。

上手く行くときはそれが長所になるが、その長所によって今度は衰退する。

繊維・アパレル業界でも同じで、長所がふとした拍子に短所に変わってしまって、それで衰退して倒産した企業も少なくない。




 2015/06/24 10:52  この記事のURL  /  コメント(1)  / トラックバック(0)

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プロフィール
南 充浩(みなみ みつひろ)
ファッションメディアプランナー。
「繊維ニュース」記者としてジーンズ業界を、紡績、産地、アパレルメーカー、小売店と川上から川下までを担当。
同時にレディースアパレル、子供服、生地商も兼務した。退職後、量販店アパレル広報、雑誌編集を経験し、雑貨総合展示会の運営に携わる。その後、ファッション専門学校広報を経て独立。
現在、記者・ライターのほか、広報代行業、広報アドバイザーを請け負う。

掲載実績
繊維流通研究会ウエブ記事、WWD

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