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女性も不慣れ?
 一般的に男性よりも女性の方が服を買い慣れているといわれている。
昨今の若い男性はそうでもないが、50代以上の年配層になると自分で服を買ったことがないという人もいまだに多い。

しかし、バッタ屋の店頭で観察していると、年配の女性も服を買うのに不慣れだと感じる場合が結構ある。

例えば、9号=Mサイズということを知らない女性を一日に何人か見かける。
だいたい50代以上である。

個人的には、昔はMLサイズ表記よりも9号、11号サイズ表記の方が多かったと記憶している。
そういう状況でありながらなぜ年配女性が9号サイズが今でいうところのMサイズだと知らないのか、もしくは自分が着ているサイズが9号なのか11号なのか知らないのか、ちょっと理解に苦しむ。

彼女らは少なくとも成人してから30〜40年は経過している。
その長きの間、どのようにして服を購入していたのだろうか。
まさか裸で過ごしていたわけでもあるまい。

買い物好きと言われる女性でも意外に基本的な服の知識を持たない人は多い。

一体彼女らは何を基準に服を選んでいたのか、いろいろと想像すると興味は尽きない。
 2015/04/30 09:14  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

悪循環スパイラル
 最近ほとんど噂を耳にしなくなったのが、ジーンズの旧ナショナルブランドである。

エドウインはリーディングカンパニーとして復活しつつある。
リーバイスは腐っても鯛みたいなところがある。

一方、ベティスミスは営業力と素早さで業界では重宝されている。
一時期苦戦が伝えられたドミンゴも持ち直しつつある。
ジョンブルはほぼトータルブランド化できたといえるだろう。あとはメンズとレディースの摺合せである。

旧ナショナルブランドというのはそれ以外の数社である。

広告掲載とバーター案件でしか掲載されないファッション雑誌で旧ナショナルブランドを見かけることはほとんどない。
広告掲載料を節約しているからだろう。

ウェブ媒体でも見かけることはほとんどない。
情報発信すらしていないのだろう。

百貨店平場以外で商品を見かけることもほとんどなくなった。

苦境にあるため、失敗できないとの思いから余計に保守的になる。
その結果、さらに注目度を落とす。
悪循環スパイラルである。

いずれも過去になじみのある企業なので何とか持ち直してもらいたいと思うのだが、自社内でなんとかしてもらうほかない。
 2015/04/28 08:59  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

通り一遍の発信
 最近、繊研新聞や商業界に登場する「短パン社長」という人がいる。
フェイスブックで自分で企画したオリジナルの衣料品を数百枚販売してしまう。

ECサイトではなく、フェイスブックで注文を受け付け、それを自分で数えて集計して発送する。
デジタルなのかアナログなのかわからない方式なのだが、とりあえず、発売したアイテムはすべて数百枚単位で販売してしまう。
こういう販売ができるのは彼だけだろう。

彼はそのために膨大な情報発信をしている。
かなりプライベートも削っている。
正直に言えば、批判者も相当数存在する。

だが、彼は発信を止めない。

昨今、批判を恐れて通り一遍の発信しかしないブランド、商業施設、アパレル企業が増えた。
しかし、通り一遍の発信では埋もれてしまうし、消費者や読者には何のインパクトも与えられない。

その昔、木村拓哉さんの人気がピークだったころ、それでもアンチは相当数存在した。
ファンが増えれば増えるほどアンチも増える。
逆に言えばアンチがいないとファンもいないともいえる。

各ブランド、商業施設、アパレル企業も批判やアンチを恐れずに短パン社長並みに発信した方が良いと思うのだが。
 2015/04/27 09:59  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

安さならヒラキ
 ユニクロのスニーカーは写真を見る限りにおいて何の変哲もないキャンバススニーカーに見える。
これならまだ前回発売していた方がマシだったのではないかと感じる。

何の変哲もないキャンバススニーカーの割には高い。
ABCマートやステップなら同じ価格のキャンバススニーカーで、ブランド付のがたくさんある。
安さだけならヒラキの方がずっと安い。価格は数百円である。

そんなわけで一体セールスポイントはどこなのだろう?

まあ、第二弾、第三弾に期待してみたいと思うが、現状でいうなら、同価格でブランド品をABCマートかステップ、スポタカで買うか、安さを追求するならヒラキで買うかのどちらかである。

東洋経済にも書いてあるが、コーディネート用の見せ球として靴を活用するならそれはそれでありかもしれないと思うが、今のままで靴の売上高を大規模化させることは相当難しいと感じる。
 2015/04/24 10:49  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

残存者メリット
 少し前に、日登美という会社の残存者メリットを書いた。
シニア向けメンズカジュアルの百貨店平場用という恐ろしく、限られたジャンルだが、そこの部分へ商品を供給しているブランドは現在数ブランドしかない。

かつてはもっとたくさんのブランドがあったが淘汰されてしまった。

日登美とは断続的に長い付き合いがあるが、同社が他社に比べて優れた経営システムを持っているわけではないと感じる。
ブランド開発力が飛びぬけているわけではない。
営業力がずば抜けているとも思えないし、販路開拓力がずば抜けているとも思えない。

強者である要素は限りなく少ないと感じる。
逆にかつての強者の多くが淘汰されてしまった。

強者が生き残るのではなく、環境に適合した者が生き残るというダーウィンの進化論を目の当たりにするようである。

大きく発展するジャンルではないが、残存者メリットはある。
何とかかんとかダマシダマシ耐え忍んででも生き残る方がメリットを甘受できる。
とはいえ、何とかかんとか生き残るというのもそれはそれで大変な手腕と運が必要となる。

日登美はそれを両方ともに持っていたと感じる。
 2015/04/23 08:28  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール
南 充浩(みなみ みつひろ)
ファッションメディアプランナー。
「繊維ニュース」記者としてジーンズ業界を、紡績、産地、アパレルメーカー、小売店と川上から川下までを担当。
同時にレディースアパレル、子供服、生地商も兼務した。退職後、量販店アパレル広報、雑誌編集を経験し、雑貨総合展示会の運営に携わる。その後、ファッション専門学校広報を経て独立。
現在、記者・ライターのほか、広報代行業、広報アドバイザーを請け負う。

掲載実績
繊維流通研究会ウエブ記事、WWD

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