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スポーツウェアってすごい
 生来の運動嫌いなので、本格的なスポーツウェアというものを着たことがなかった。
一念発起して3年前から週に2回、1時間ずつ自宅の回りをぐるぐる走り始めた。

いつ投げ出すかもわからないので、当初1年間くらいは、普通のTシャツ、ジャージ、スニーカーで走っていた。
1年経過して、まだ続けられているので値下がりしていたシューズを買った。

そこから2年が経過したので、シューズを買い替えて、トップスとコンプレッションタイツとランニングパンツを購入した。
2年間は普通の綿100%Tシャツか、ユニクロのインナー用ではないドライTシャツを着て走っていたのだが、綿100%は言うまでもなく汗を吸いすぎて気持ち悪くなる。
ドライTシャツも綿100%に比べればマシだけど、やっぱり不向きである。

アシックスのポリエステル100%のTシャツを買った。
トレーニング用なので、汗を大量にかいても肌に張り付くことがない。

今更何を言うのかと思われるだろうが、改めて「スポーツウェアってすごい」と痛感した。

これでまた後しばらくは続けることができそうである。

知り合いの若社長が数年前、リーマンショックで景気がどん底のときにこんなことを話していた。
「健康のためにスポーツを始める人が多いですが、走るというのが一番道具に金のかからないスポーツです。だから走る人が増えているのでしょう」と。

シューズと、靴下も含めたウェア一式。

上を見たらキリがないが、どうだろうか、筆者のようなど素人のレベルに合わせるなら一式で2万円くらいでそろえられるのではないか。
着替え分も合わせると3万円弱か。

これでシューズは2年くらい使用が可能だし、ウェアなら2年以上使用できるだろう。
けっこうコストパフォーマンスに優れている。

そういうことを考えるとやはり手軽に始められる。
ランニング人気は当分続くのではないだろうか。
 2014/05/30 09:45  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

無償技術供与の愚かさ
 福井県の鯖江市というと眼鏡フレーム製造の街として知られているが、その知名度に反して工場の倒産・廃業が後を絶たない。

その原因は、安価な中国製に負けたことである。

福井県の人たちに言わせると、その引き金は「パンダ」だったそうである。
この「パンダと眼鏡」については、福井県関係者からこれまで聞くのみだったが、先日ウェブにこんなスレッドが立ち上がった。

パンダ外交で売り上げ3分の1に…鯖江の眼鏡製造会社が破産
http://hosyusokuhou.jp/archives/38035428.html

詳しく知りたい方は全文をお読みいただきたい。

一言でまとめると以下のようになる。

1980年代に中国から鯖江市に
「パンダをあげるからメガネフレームの作り方を教えてくれ」との打診がありました
当時の鯖江市長は了承し、メガネフレーム製造技術を中国へ教えました

そして中国からレッサーパンダが届きました
鯖江市のめがね産業は壊滅しました

おわり

これにはオマケがついていて、中国側は「パンダ」とだけ言ったのを、市長が「ジャイアントパンダ」だと「勝手に」解釈した。しかし、実際に到着したのは「レッサーパンダ」だというオチがついている。

その当時の鯖江市長は、.山本治(1978年1月25日 - 1986年1月24日) であった。


まあ、それにしても他国への無償技術供与ほど国益を害する行為はない。

〇〇友好の美名のもとに、無償技術供与を行うことほどバカなことはない。
鯖江市のような過ちを今後は二度と起こしてはならない。
 2014/05/29 10:07  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

過当競争
 OEM/ODMを得意とする企業も厳しさに直面している。

アパレル各社に企画機能がほとんどなくなり、もともと企画機能を持たないセレクトショップが伸びることでOEM/ODM企業は存在感が増しているが、逆にOEM/ODM企業が増えすぎて過当競争に陥っている。

また好調なブランドやセレクトショップはほんの一握りなので、OEM各社の売り込みはそこに集中せざるを得ない。
好調ブランドが選ぶのはその中の数社程度なのだから、残りのOEM企業は仕事がないということになる。

そういう状況もあってか、先日、古い顔見知りのOEM企業が自社オリジナルブランドを打ち出した。これが成功するかどうかは未知数である。

すき家やワタミの人手不足問題を見ていると、景気は好転しつつあると感じられるのだが、繊維・衣料品業界はまだまだ不景気感でいっぱいである。業界景気が好転するかどうかすら怪しい。

 2014/05/28 10:03  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

AISASの法則
 ちょっと人に頼まれて、産地企業のブログをいろいろと探したのだが、あまり見つからなかった。
また別の案件で、紹介したい産地企業、製造業が何社かあったのだが、HPすら所有していなかった。

一部を除いて産地企業の自己発信はやはり遅れていると感じざるを得ない。
もちろん、業務が多忙で更新する手間も暇もないのだろうということは理解できる。
しかし、自己発信をしなければ、いつまで経ってもだれも見つけてはくれない。

今更、AISAS(アイサス)法則を持ち出すのもどうかと思うが、アテンション、インタレストの次はサーチ(検索)するというのが現代の行動様式である。

この検索で引っかからないのはビジネスチャンスを逃しているといえる。
せっかくの技術をもちながら多くの産地製造業は何とももったいないことをしている。
 2014/05/27 10:13  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

アンチテーゼとして
 大量生産による低価格SPAや、ファストファッションの流行に対して、「良い物を長く使いましょう」という風潮が生まれてきた。

これ自体は良い考え方だと思うし、ある程度の賛同もするのだが、この思想が主流になってしまうと、現在の繊維・ファッション業界の産業構造は破壊されてしまう。
国内のみならず、世界的にも破壊されてしまうだろう。

破壊されてしまえば良いとも思うが、急激な破壊は激しい副作用を伴う。
おそらく現在の国内業者の大半以上は死滅してしまうだろうし、我が国の経済状態にも大きな影響を与える。

国内に限らず、近代産業として繊維・ファッション産業は、大量生産・大量消費が前提で構築されているからである。

良い物を長く使うというのは、この構造とは対極にある考え方である。

また、大量生産方式に代わって少量生産を提案する声も耳にするが、それは近代以前の家内制手工業の時代への逆戻りとなる。
この思想も否定しないが、それが全体へと広まると、現在の経済システムすべてが近代以前に逆戻りせざるを得なくなる。

少量生産で良い物を長く使うという思想は、現状へのアンチテーゼとしてとどまり続ける方が良いのではないかと思える。
 2014/05/26 09:10  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール
南 充浩(みなみ みつひろ)
ファッションメディアプランナー。
「繊維ニュース」記者としてジーンズ業界を、紡績、産地、アパレルメーカー、小売店と川上から川下までを担当。
同時にレディースアパレル、子供服、生地商も兼務した。退職後、量販店アパレル広報、雑誌編集を経験し、雑貨総合展示会の運営に携わる。その後、ファッション専門学校広報を経て独立。
現在、記者・ライターのほか、広報代行業、広報アドバイザーを請け負う。

掲載実績
繊維流通研究会ウエブ記事、WWD

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