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春は旧暦占いが外れましたね
 毎年、正月に旧暦占いが、繊研新聞に掲載されるが、
今春は予想が外れたように思う。

今年は旧暦と新暦がちょうど1カ月遅れとなるため、比較的順調に春の気候が推移すると予測されていた。旧暦占いでは3月5日から暖かくなり春が到来するとなっている。
大震災の影響もあるのかもしれないが、3月は気温の低い日がかなり多かった。
また4月に入っても低気温が続いている。

それと気になるのが、大阪の気温の方が、東京よりも低い日が多いことである。

通常、大阪の方が暖かく(むしろ暑く)、東京の方が気温が冷涼だ。
ところが昨年12月以降は大阪の方が涼しい(寒い)日が多い。この傾向は4月に入ってからも変わっていない。

「地球が壊れかけている」などとはこれっぽっちも思わないが、気候がおかしいとは思う。
旧暦占いによると今年は、夏・秋・冬と順調に季節が移るとの予測だったが、これは大きく外れるかもしれないと感じている。

残念ながら衣料品は、気候・気温に大きく売れ行きが左右される。今夏以降もシーズンMD通りには商品は動かないのではないだろうか。
 2011/04/28 09:32  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

綿花の底値は140セント?
 久しぶりに綿花相場の話題を。

先日、ある紡績の部長に久しぶりにお話を伺った。
綿花高騰は幾分ピークアウトしたものの、これまでよりも高値で止まったままである。
部長によると「当分、以前の水準まで値下がりはしないだろう。140セントが底値ではないか」とのことである。

その根拠として部長は
「中国政府が140セント以下の綿花は政府が買い上げるとの発表をした」ことを挙げる。

140セントでも昨年1月の2倍近い価格である。
単純に言えば、綿織物・綿編物の生地価格は2倍のまま推移することになる。

これではいよいよ綿100%衣類は、わずかでも値上げせざるを得ない。
しかし、昨年と同じ綿100%Tシャツやジーンズを値上げしづらいことも事実だ。
そうなると、合繊を混ぜて綿の使用量を減らして価格維持をするか、同じ合繊でも機能性に優れたものや新素材を混ぜて付加価値を上げて製品価格も上乗せするかのいずれかになる。

ここで各ブランドの方向性がはっきりと分かれることになるだろう。


 2011/04/27 09:08  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

カラーパンツの1色として取り込まれたジーンズ
 いわゆるブルージーンズが以前ほど売れない。と言われてもう3年以上になる。
2005年〜2007年のプレミアムジーンズブームは女性が牽引した要素が大きいと考えている。じゃあ、現在、街ゆく人々はジーンズを穿いていないのかというと、けっこう穿いている。
おそらく以前から所有していた物もあるだろうし、ここ1,2年の間に購入した物もあるだろう。
ジーンズがまったく売れていないわけでもない。


先日、ジョンブルの展示会にお邪魔した。
もともと児島のメーカーとしてデニム系アイテムへのこだわりは並々ならぬ姿勢を示すブランドである。
そのジョンブルの担当者が「レディースもそうですが、メンズも今ではすっかりブルージーンズはカラーパンツの中の一色として認識されていますね」とおっしゃった。
チノパン、カーゴパンツ、ワークパンツは通常、カーキ、ベージュ、黒、グレー、ネイビーなど4〜5色展開されることが多い。その中に「ネイビー」または「ブルー」のバリエーションの1つとしてデニムパンツが差し込まれるケースが多いという。

先月、カーキのチノパンを買ったので、今月は濃紺のデニムを買う。
そういう買い方をする消費者が実際は大半だという。

こういう状況を見ると、限りなくトータルアイテム化しているジョンブルの戦略が生きてくると思う。反対にジーンズ専業アパレルは大手になればなるほど売上維持が厳しい。

現在、大手NBの中ではエドウィンとリーバイスが直営店戦略を進めている。しかし直営店戦略を進めるにはアイテムのトータル化も進めないと売上が見込めない。ジーンズ専業アパレルの体質改善はもはや待ったなしの状態にある。
 2011/04/26 09:39  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

ライトオンの4月売上速報
 ライトオンの4月売上速報が発表された。

既存店売上高は前年比11・6%減
既存店客数は同17・9%減
既存店客単価は同7・7%増


だった。

売上高と客数減少は、震災の影響が多少あると思われる。
また先日のジーンズメイト同様に客単価がアップしている。
これは、ナショナルブランドジーンズの安売り商品が売り場から無くなっていることとある程度関係しているのではないだろうか。

リーバイスは先日、値下げ商品買い取りが発表したが、エドウィンの値下げ商品もほとんどなくなっている。
ブランドステイタス向上のためには効果的だと思うが、両ブランドとも1万円以上の商品が中心となる。これまで幅広い支持を集めていた7000〜9000円のボトムスは、今後PBで対応するのだろうか?PBが支持を集めるようになるには一定期間の時間が必要となる。
それまで我慢の日々が続くが、そこを乗り切れるだろうか。
 2011/04/25 09:24  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

投げ売り品が減って客単価が増加
 ジーンズメイトの4月売上速報が発表された。

4月は既存店売上高が前年比17・8%減
既存店客数は同29・1%減
既存店客単価は同16・0%増

だった。

ジーンズメイトは全国チェーン店ながらも、関東地区に店舗数が多いため、
東日本大震災による営業時間短縮の影響がいまだに続いている側面がある。
客単価は前年よりも大きく伸びているが、売り場を見ると、昨年4月よりも投げ売り価格品が少ない。また、これまである意味での目玉商品であったナショナルブランドジーンズのセール品も少ない。これらの要因が客単価を押し上げたと推測される。

ただ、やはり客数の大幅減は気になるところであり、震災前から変わらない傾向である。
客数減は店舗やブランドが支持されていないことの証明になる。
そういう意味で、ジーンズメイトに一層の奮起を希望したい。
 2011/04/22 10:15  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール
南 充浩(みなみ みつひろ)
ファッションメディアプランナー。
「繊維ニュース」記者としてジーンズ業界を、紡績、産地、アパレルメーカー、小売店と川上から川下までを担当。
同時にレディースアパレル、子供服、生地商も兼務した。退職後、量販店アパレル広報、雑誌編集を経験し、雑貨総合展示会の運営に携わる。その後、ファッション専門学校広報を経て独立。
現在、記者・ライターのほか、広報代行業、広報アドバイザーを請け負う。

掲載実績
繊維流通研究会ウエブ記事、WWD

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