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異常なファックス信仰
 先日、知り合いがこんな書き込みをしていた。

何かをキャンセルするメールを送ったら、そのメールをプリントアウトしたうえでファックスしてくれと言われた

と。
そう、日本のジジババはいまだにファックス信仰が根強い。
しかし、G7だかG20だかで、連絡手段のメインとしてファックスが残っている国は日本ぐらいしかないそうである。
音声通話は別としてあとはすべてメールかネットメッセンジャーかでやり取りされている。

IT化が著しく遅れている国内出版業界でも今では校正はメールで行われている。

メールアドレスを記入されていない名刺を平気で持っているのは日本くらいだろうし、その中でも繊維・アパレルは格段にそういう会社が多い。

某、5F社なんてその典型である。

そうするとまた、業界の製造系の人から意見があった。

「メール添付よりもファックスのほうが仕事がしやすいし、大手はどこもそうしている」と。

なるほど。だから大手は売れない服ばかり作っているんだと思う。

最近では、国内は売れないから「海外展開を」なんて言ってるアパレルが多いが、欧米、中国はもうファックスなんて使っていない。
ファックスをいまだに愛用している国内アパレルがそういう国とまともにビジネスでやり取りできるはずもない。

国内アパレルの海外展開失敗の原因の一つにはファックス重視があるのではないか。

 2017/11/13 10:15  この記事のURL  /  コメント(1)  / トラックバック(0)

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コメント

以前勤めていた会社には、2000年代前半くらいまでテレックスがありましたよ。全然使ってはいませんでしたが、会社案内とか名刺にまで番号が載っていました。

荷物運送用の伝票も、転写紙にドットインパクトプリンターを使っているところが多いですね。海外から届く荷物にはもうないですし、日本でもAmazonをはじめとした大手はまずないです。

そういえば、ハンコ文化もいまだに・・
Posted by:獣  at 2017年11月16日(木) 16:41


プロフィール
南 充浩(みなみ みつひろ)
ファッションメディアプランナー。
「繊維ニュース」記者としてジーンズ業界を、紡績、産地、アパレルメーカー、小売店と川上から川下までを担当。
同時にレディースアパレル、子供服、生地商も兼務した。退職後、量販店アパレル広報、雑誌編集を経験し、雑貨総合展示会の運営に携わる。その後、ファッション専門学校広報を経て独立。
現在、記者・ライターのほか、広報代行業、広報アドバイザーを請け負う。

掲載実績
繊維流通研究会ウエブ記事、WWD

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