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いい服を作っても売れません
 文化服装学院の新学院長就任という記事があった。
無関係の学校だから誰が学院長になろうと一向にかまわない。

新聞記事に掲載されるコメントというのは大概が切り貼りされていて、原文通りではない。
テープ起こしをしたことがある人ならわかるが、人間の会話をそのまま文字にするとあまり意味がわからなくなる。

というのは主語や述語は省かれているケースが多く、その場では雰囲気を共有しているので伝わるが、そうでなければまったくわからない。
また、アレとかソレとかの指示語がやたら多く、文字で読むと意味がわからない。

だからコメントはかなりわかりやすい日本語に翻訳されて掲載される。
これがときどき、翻訳ではなく意訳とか超訳とかされてしまって、偏向報道になる。
お前らはシドニー・シェルダンか?

そういうわけだから、この記事に掲載されているコメントも正しく翻訳されたものであるかどうかはわからない。

「いい服を作れば、売れる」という新学院長のコメントがある。

どういう流れでそういうコメントになったのか、前後の流れや雑談なども加味して考えるべきだが、本当にそう思っているのなら、まったくダメだ。

今までのファッション専門学校と何ら変わっていない。
そしてそういう卒業生が就職し続けてきた斜陽アパレル、産地企業と何ら変わっていない。

作ることしか教えていないからファッション専門学校卒業生はダメだといわれているのであり、良い物を作っても売れないのはなぜか?を教えるべきなのである。

新学院長もあまり期待できない。
 2017/07/12 10:38  この記事のURL  /  コメント(2)  / トラックバック(0)

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コメント

残念ながら全力で戦わなければ良いものは売れない。指を咥えているだけではダメだ。良いものかそうでないかは最終客が決める。良いものの定義さえあやふやのまま。良いものと思い込んでいてもライバルはしたたかだ。いくら良いものであっても、売れなければどんな事業でも続ける事は不可能。
Posted by:Pearl  at 2017年08月12日(土) 01:14

わるい服を作っても、戦略で売れる事が多い。

いい服(良い服)と売れる服は、別物。

いい服とは、売れなくてもいい服の略称では。

売れなくてもいい服を作れば売れるとは、子供が習う矛盾みたい。
Posted by:洋服屋  at 2017年07月30日(日) 21:38


プロフィール
南 充浩(みなみ みつひろ)
ファッションメディアプランナー。
「繊維ニュース」記者としてジーンズ業界を、紡績、産地、アパレルメーカー、小売店と川上から川下までを担当。
同時にレディースアパレル、子供服、生地商も兼務した。退職後、量販店アパレル広報、雑誌編集を経験し、雑貨総合展示会の運営に携わる。その後、ファッション専門学校広報を経て独立。
現在、記者・ライターのほか、広報代行業、広報アドバイザーを請け負う。

掲載実績
繊維流通研究会ウエブ記事、WWD

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