« 2015年06月 | Main | 2016年03月 »
注目のリセールビジネスは2兆円市場!

コラムやブログで、「グッドウイル」や「ハウジングワークス」等を、ご紹介してきましたが、リセッション以降、じわじわと需要が伸びている中古衣料市場、年間に6%増のコンスタンスな成長をしていて、$16ビリオン(約1兆9200億円・$1=120円)にまで拡大しています。

先日、WWDにも、高級中古衣料を扱う、コンサイメントショップ「2nd Time Around」がピックアップされていたのですが、マンハッタンに10店舗、全米トータルで40店舗を構える中古衣料の委託販売店が、更に6−8店舗をオープン予定という好調ぶり。 

平均35−40坪ということなので、こじんまりしていますが、セオリーやアレキサンダーワン、ヴィンス、バーバリー等のラグジュアリーブランド中心に販売されているそうです。委託販売をしたい人たちの為のピックアップサービスや、オンライン上で販売状況がトレースできるシステムも導入され、販売が成立した場合、通常のアパレルは売値の40%、シャネルのハンドバッグ等の高額アイテムの場合は、70%を受け取る事ができるそう。中古衣料品を扱うストアのポリシーは様々ありますが、通常は、商品と現金交換、若しくはストアクレジットを発行する所が多い様です。

好調なのは、実店舗だけではなく、Eコマースのリセールショップ「POSHMARK」も、2011年に$40.5Mの資金調達をして$100M(1億ドル)の年商、「THE REALREAL」は昨年売り上げ$125M(1億2500万ドル)


インスタグラムを使って中古衣料を次々アップしている「Fox and Fawn Bushwick」の場合、4,000人程の特定のファン層を掴んでいて、クイックな販売に繋がっている様です。現在インスタグラムから直接購入できるシステムはありませんが、インスタで次々と商品の写真をアップしているうち、問い合わせが多くなり、気に入った商品があれば、電話してホールド、店舗にてピックアップ若しくは郵送しているそう。2店舗しかなく、Eコマースを持たずして、店舗のないエリアの消費者に販売が実現していると言う稀なケース。

タンスに眠っている衣料雑貨を売りたい人達や、少しでも安く、宝物探し的にファッションを求める消費者の増加で、中古衣料市場の成長を促しているようです。 


 2015/07/07 11:08  この記事のURL  / 

ミレニアルを実店舗へと誘導するきっかけは、シューズ売り場!?

最近、米国の店舗を見ていて感じるのが、シューズ売り場が拡大している事。そして異常に混雑しているのもこの売り場。メイシーズ旗艦店では$400Mをかけての大改造がまだ途中ですが、2階の世界最大のシューズ売り場が儲けられましたが、それ以降、老舗デパートの「ロード&テイラー」「トップショップ」「アーバンアウトフィッターズ」姉妹店の「フリーピープル」はPBのシューズを拡大、「フォーエバー21」も売り場の拡大・型数も増えています。オープンして間もない、H&Mの34丁目店でも、靴売り場の充実が非常に印象的でした。 

上の写真は「ロード&テイラー」が若年層向け売り場へのトランスフォームの一貫で拡大したシューズ売り場。

NPDの調べでは、ミレニアル世代は、2014年、フットウエアに$21ビリオン(210億ドル)or(2兆5,200億円/$1=120円)を消費、シューズに執着がある世代だという事も伝えられています。前年費6%増だそうですが、100ドル以上のシューズはミレニアルによって購入されており、このセグメントでは12%増。

なるほど、どの小売チェーンもシューズ売り場に力を入れている訳ですね。 Eコマースがいくら便利でも靴だけは試着したいという消費者も多く、売り場に足を運ぶ動機付けになっている様です。

下の写真は、34丁目のH&Mのシューズ売り場。


 2015/07/01 10:27  この記事のURL  / 



ブログ内検索
Web 検索
プロフィール
マックスリー・コーポレーション
英文名:Maxre Corporation

マックスリー・コーポレーション ( CHIZU NISHIDA )
米国ブランドの輸出及びビジネスコーディネート、マーケット調査などを承っています。

■ビジネス関連のお問い合わせ:小林まで

■市場調査レポートのお問い合わせ:西田まで

最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
2015年07月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31