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H&Mの『COS』来春、ニューヨークに初上陸


積極的に海外出店を進めるH&M社ですが、今年は8末時点で215店舗をオープン。先週オープンした、中国四川省の成都市で、3000店舗を達成したそうです。10月には、フランチャイズ契約でインドネシア、11月には、ニューヨークのタイムズスクエアのメガストアオープン予定と非常に積極的。8月に初出店した、リトアニアとセルビアでの売り上げも好調だそうですが、8月末時点で300店舗にリーチする米国市場では、8月にスタートしたオンラインショップが絶好調で、全米の客層に向けての店舗数拡大に拍車をかけているようです。

そんな中、、H&Mよりも洗練されたデザインで高額ラインの姉妹店、『COS-Collection of Style』が、来春、ようやく米国に進出予定。2007年にスタート後、HPを見てみると、ヨーロッパを中心に既に80店舗以上もあるんですね。来年はNYをはじめ、トルコ、スイス、シンガポール等、15〜20店舗オープン予定とキーエリアに着実に進出して行くようです。米国の出店場所は、ファッションコンシャスな若い消費者が多い、ソーホーエリア。住所を見ると、スプリングストリートのブロードウエイと、ウエストブロードウエイの丁度、中間あたり。 最近は人気店がブロードウエイ沿いに集まり、人の流れが完全にここに集中していますので微妙なロケーションですが話題性は十分。ヨーロッパ色の強い、ザラやマンゴーと競合していく事になりそう。

http://www.cosstores.com
 2013/09/30 06:45  この記事のURL  / 

アーバンアウトフィッターズのハロウイーンショップ

秋分の日も過ぎましたが、アメリカでも、この時期になると、栗や銀鮭等の秋の味覚、花屋では大きな菊系の鉢植えがでたり、そして学生達にとって、もっとも秋を感じるのは、ハロウイーンの商品ではないでしょうか。

マンハッタンで、ハロウイーングッズというと、『ニューヨーク・コスチューム』『アブラカダブラ・スーパーストア』『パーテイ・シテイ』や、コスメやパーテイグッズを扱う『リッキーズ』等が知られています。 オールドネイビー等の小さなキッズを対象にするアパレルストアでもコスチュームを扱う事もありますが、シーズン商品は販売期間が短く、その後すぐに切り替えなければならないクリスマス・ホリデイ商戦が控えているため型数は少なく、高校、大学生対象のアパレルストアでは、殆どみかける事がありません。

そんな中、前回からアーバンアウトフィッターズ(以下UO)の話題が続きますが、UO初の『ハロウインショップ』コーナーが登場しました。ホームページでは、日本の発音のままの『着ぐるみ』コスチューム、マスク、ヘアアクセ、めがね等の雑貨、メイクアップ商品、パーテイグッズ等の品揃え。スカルや蜘蛛等をモチーフにした、アパレルや靴、靴下等が豊富に登場しています。 当然、専門店に比べると型数は少ないですが、カジュアルショップにしてはなかなかのボリューム、UO独自の目線でセレクトされた商品は競合店には無い遊び心満載のコレクションだと思えます。 

UOは定点観測している企業の一つで、ファストファッションブランドが席巻している中、混沌としていた時期もあったのですが、我が道を行く独特な感性と努力の積み重ねで競合店にはできないストア作りをし、今の消費者をひきつけている様に思います。  

以前に比べ、テイーンが好むブランド商品やストア限定販売の商品を多く取りいれる一方、トレンドを捉えた低価格帯のアパレルやファッション雑貨のPB展開と、一見、競合店がやっている事と変わりは無い様に思えますが、ソックスのコレクションや帽子一つを取ってもUOらしいユニークなデザインばかり。同じ戦略で進めてもセレクトする物が異なれば他にはない個性となります。 UOの弱点は何かと聞かれたら、“ベーシックアイテム”、消費者も求めていないし、商品構成の中でも圧倒的に少ないものと思います。

ウエブサイトでは "#UOONYOU"(消費者がアーバンで購入した商品を身につけた写真をインタスタグラムしたフォトコレクション、ここから同じ商品の購入可)や、同世代のフォトグラファーやEショップオーナーをフューチャーした“CLOSET PROJECT"、スタッフをフューチャーしたブログ、音楽やインタビュー記事等、ダイナミックな写真や映像から、店頭のデイスプレイだけでは感じる事ができない、同世代の人々のファッションや世界観が感じ取れます。競合店同様、各種、SNSも巧みに活用し、どんな有名なデザイナーとコラボしようが、"UO"としての個性がぶれず、その時代の消費者のライフスタイルと繋がっている事が良いのでしょうね。

UO HALLOWEEN SHOP
 2013/09/27 06:25  この記事のURL  / 

アーバンアウトフィッターズの新ストアでは酒が飲めるかも!?

ちょっと、業界で物議をかもしている話題。
ブルックリン、ウイリアムズバーグ地区に、アーバンアウトフィッターズがストアをオープン予定なのですが、Daily Newsによると、その新店舗にて、リカーライセンスを申請しており、4フロア構成の、2階スペースを『Eat & Drink』エリアにした、新しいスタイルのライフスタイルストアにするべく工事をすすめているらしいのです。『Eat & Drink』エリアが併設されるだけでも、カジュアルチェーン店としては新しいスタイルと思いますが、アーバンでは、ここで酒をサーブする事を視野にいれているのです。

常に新しい事に挑戦をする米国を代表するライフスタイルブランドではありますが、洋服やファッション雑貨を販売しながら、ワインやビールをサーブするというのは考えにくい話し。同エリアでは、他にも37件のレストラン等がリカーライセンスを申請しているそうですが、アーバンがリカーライセンスを取得した場合、地元でビジネスを営むバーからも客を奪ってしまうと眉をひそめている状況だとか。

これが、節度のある大人の女性をターゲットにした姉妹店の『アンソロポロジー』であれば、ライフスタイルストアとしてスタイリッシュに演出されるのかもしれません、また、逆にバー&レストランにて洋服雑貨を販売するというアイデイアも考えられなくもありません。しかし今回は、若年層に人気のある大型カジュアルチェーン店での事。若い人たちが自分では制御できず泥酔しながら、ショッピングする事も考えられ、お酒を飲まないお客さん達への迷惑や、未成年者の飲酒、万引きなど多くの危険と問題を伴う事になるかもしれません。 

若者の日常の中で、ショッピングと飲酒は最も楽しい事の一つであり、ライフスタイルを追求するアーバンアウトフィッターズ社としては、この二つを結びつけた新しい、ショッピング体験、場所を提案したいのでしょうね。

これが実現し、成功したとしたら、米国初の新感覚のストアになり、若い人たちに取っても、新しいコミュニテイスペースが誕生する事になりますが、皆さんは、どの様に思われるでしょうか?
 2013/09/24 08:02  この記事のURL  / 

ユニクロも入居予定の巨大アミューズメント施設

先日は、H&Mが2014年に、34丁目のメイシーズの真迎いに最大の旗艦店をオープンする事が話題になっていましたが、オフィススペースを含む10フロア(小売りスペースは4フロア)を占拠。驚くのは、34丁目の5番街から7番街の間には既に2店舗のH&Mが存在していて、現在の所、新店舗オープンに伴い、どちらかをクローズする事は考えていないとコメントしています。 ミッドタウンの5番街にも2店舗、ソーホーブロードウエイにも2店舗と、商品構成(ターゲット)を分けた品揃えになっていますが、ハイトラフィックエリアには徹底して出店している印象。今年後半には、ツーリストエリアでは最高の集客が期待できるタイムズスクエアにも出店とゲリラ的な勢い。

さて、上の写真は、資金不足で大幅に着工が遅れ、新しいデベロッパー、Triple Five Worldwide社が受け継いだニュージャージ州の超大型施設、その名も『アメリカン・ドリーム・メドウランドモール』の完成図。  マンハッタンからは、車で20〜30分程度で、ニューヨーク・ジェッツとジャイアンツが共同で使っているの本拠地スタジアムの近くになりますが、この施設が完成すれば、ショッピングモールに加えて、インドア・アイス・スケートリンク、インドア遊園地、スキー&スノーボードパーク、ウオーターパーク、上演が決定しているシルクドソレイユのライブパフォーマンスシアター、映画館、50以上のレストラン、旅行者の為のホテルも完備した、総合アミューズメント施設となります。

先日のアナウンスでは、400以上の店舗が入る予定というショッピングモールには、既に、『ユニクロ』『トップショップ』『フォーエバー21』『ザラ』の入居スペースが優先して契約がすすめられているそう。ザラは、50,000sqft(約1390坪)、フォーエバー21は、タイムズスクエア店の100,000sqft(約2780坪)と同等、若しくは大きなスペースと、いずれも大型店になりそうです。

マンハッタンから約12キロ程のエリアですので、新しい観光スポットとして、年間に4〜5500万人の来場が期待されているそうですが、フットボールの試合の際には大変な交通渋滞がある為、州知事が反対をしていましたが、TRIPLE FIVE 社を新オーナーとして選び、立て直しプランをすすめ、ハイウエイやフットボールスタジアム&モール周辺の交通交通手段の改良に取り組み改良していくそう。

Note:
Triple Five社は過去に世界でも最大規模のモール2つを手がけたデベロッパーで、その一つ、ミネソタの『モール・オフ・アメリカ』は北米のモールの中で最も集客の多い年間に4000万人のビジターがある事で知られています。

http://www.americandream.com

http://triplefive.com

http://www.mallofamerica.com
 2013/09/03 11:35  この記事のURL  / 



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