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ルルレモン、メンズ拡大への挑戦

先週、ブルックリンに新店舗をオープンしたばかりのルルレモンですが、2016年までにメンズのみの独立店舗をオープンすると発表しています。 ルルレモンでは、全体の40%程のメンズ商品を販売しており、常時、男性店員もスタンバイ、サポートしています。 アスレチック業界では、ヨガをする男性は年々増加傾向にあり、ビジネスとしては非常に大きなチャンスがあると期待していますが、ルルレモンのメンズは売れているのでしょうか? 

メンズのポロシャツは98ドル、アンダーウエアは48ドルと高額。オンラインでは48時間以内に売り切れる事も有るそうですが客層は、13~19歳のテイーンが占めており、それ以外の男性客の多くは、ルルレモンでは買わないと指摘する声もあります。

その理由としては、カラフルなレデイースのヨガウエアをかき分けて、メンズのコーナーまで買いにいくのはナンセンス。ブランドネームとロゴが、フェミニンすぎる。 女性は、ヨガウエアを来たまま、カフェや買い物にも行く為、よりクールに見えるウエアを求めているが、男性は拘らない。 プロ意識の高い女性ブランドで有る為、男性には敷居が高い。ジムやヨガでしか着ないウエアにしては高額すぎる等。

独自のカリスマ的ブランド商法と顧客管理システムで女性客を取り込んできましたが、アンダーアーマーやナイキ等の競合ブランドがマッチョなアスリートを宣伝に起用し、アピールする中、ルルレモンを選ぶ男性客を創出するためには、違ったアプローチが必要だと思えます。確実に店舗に入りやすくなる、メンズのみの独立店舗はその第一歩、ロゴの工夫や、価格に見合う機能性のアピール等、直面する問題点をカバーしたブランド戦略が必要だと思えます。

日本では若い男性が、おしゃれや身の回りに気を配る様になり、女性化していると聞きますが、一般的にアメリカでは男性は“男らしさ”を重視し、女性っぽいものは極端に嫌う傾向にあるかもしれません。例えば、ヨーロッパ車に良く見る、丸いシェープの車は ”フェミニンカー”だと好まれません。しかし、10代の男性が、ルルレモンを支持している傾向を見ると、従来のアスレチックウエアとは異なった、ブランド性や新しさを求めているのかもしれません。 

昨年、NFLの選手、トム・ブレイデイが、UGG(アグ)のメンズの広告に起用され、マッチョな男性もふわふわのフェミニンブーツを履いてもOKだという認識はテインバーランドを愛用して来たアメリカの男性に取っては衝撃だったかもしれません。マジソン街にオープンしたUGGのメンズ店をはじめ、Jクルー、バナナリパグリック、コーチもメンズオンリーのストアを続々オープンし好調。

ルルレモンも同様に、メンズストアのオープンにより、時間をかけて買い物する事の無い男性客に向けた買い物しやすい環境、そしてと新しいものを求める新世代の需要を探りながらのアプローチが成功の鍵となりそうです。

 2013/06/18 06:20  この記事のURL  / 

eBayの最新の試み、タッチスクリーンショッピングウインドウ


世界各地で、試験的なQRコードショップの設置が伝えられていますが、ニューヨークではイーベイが、KATE SPADE SATURDAYの商品、30品をタッチスクリーンで購入できるショッピング・ウインドウを、ソーホー等、マンハッタンの4カ所に設置。期間は、6月8日〜7月7日までのトライアルですが、24時間、使用でき、購入から1時間の即日デリバリーでニューヨークのどこへでも届けてくれるそう。支払いは、イーバイの傘下、 ペイパル。 ケートスペードの親会社(Fifth & Pacific )では、同様のウインドウを使用し、ジューチークチュールで200種類の靴の販売や、ケートスーペードのホームグッズの販売を検討。

"24時間いつでも"は、eコマースや、モバイルショッピングの延長でもありますが、地下鉄や映画館などあらゆる場所の壁が新しいテクノロジーにより、ショッピングウインドウになる可能性がありターゲット等の大型店が興味を持っているそうですが、高い家賃の小売りスペースをレントする事無く、店のオープンが実現。リアル店舗とEショップが一体化、オンラインとオフラインがボーダレス化した新しい形態のマーケットを目指しているようです。

オークションで知られるイーベイ、最近はオークションの利用が激減しているそうで、 もはや、他のeコマースと変わらない普通のショッピングサイト。オークションが減っても売り上げは順調で,様々なブランド商品の取り扱いや、中国を始めとするグローバル化、今回のタッチスクリーンショッピングウインドウ等の試みで新しいショッピングマーケットの開発と、次のステージへと進んでいるようです。


Source : Ebay
 2013/06/12 05:46  この記事のURL  / 

マノロブラニクとサラジェシカパーカーの靴コレクションがノードストロームで2014年スタート

サラジェシカパーカーと言えば、【セックス&ザシテイ】のキャリーブラッドショーと切っても切れない当たり役。私もドラマから映画まで全シリーズを観たくちですが、VOGUEによると、シューズマニアとして知られるキャリーが愛してやまなかった、マノロブラニク社のCEO、Gorge Malkemusとのタイアップで、シューズコレクション【SJP】が実現。2014年の初頭から、ノードストロームにて独占販売されるそうです。靴だけでなく、ハンドバッグやトレンチコート等も展開される予定で、シングルソールのパンプスやフラットシューズは、200〜300ドル。ハンドバッグは、700ドル以下。 全て、ヨーロッパかニューヨークで生産される。


過去に、サラジェシカがプロデユースしたコレクションと言えば、ユニバーシテイやキャラクターのライセンス商品のTシャツやパーカー、ジャケット等、殆どの商品が10ドル以下という超低価格で販売していた【STEVE & BARRY'S 】向けにプロデユースした【BITTEN -ビトウン】を思い出します。元々男性客の多いストアなのですが、人気ドラマの主役が、プロデユースしたトレンデイな激安アパレルファッション雑貨に、一時は、女性客が殺到。あまりの低価格に、彼女自身のイメージダウンが心配されましたが、オハイオ州出身で、7人兄弟の中で育った彼女が、同じ様に兄弟の多い女性達にも気軽にファッションを楽しんでほしいというのがビジネスのきっかけだった話していました。しかし、スタートして数年で、STEVE & BARRY'Sが資金難で倒産。BITTENも敢えなく閉鎖のままになってしまいました。

今回は、何と言っても、マノロブラニクとのタイアップでファン待望のシューズコレクション。ノードストロームは、ダブルネームバリューを得た形での独占販売。客層に合わせた価格帯のファッション雑貨のコレクションは、マイケールコース、トーリーバーチ、ケートスペード当たりと競合するプロジェクトになるかもしれませんね。

SOURCE: VOGUE
 2013/06/08 05:30  この記事のURL  / 



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