« 2013年03月 | Main | 2013年05月 »
ショールーミングの傾向

インターネットで、いくら、価格の安い商品を見つけても、実際に商品を試さないで買うのは誰しも不安なもの。店頭で商品を確認してから、実際のショッピングはオンラインでというのがショールーミングですが、このトレンドに最も影響を受けているのが、ベストバイや、ウオルマート等の家電商品を扱うリテイラー。ショールーマーが実際に買い物をするのは、57%がアマゾンコム、3%がeBay若しくは、ウオルマートのHPからの買い物をしているそう。ベストバイの75%の商品は、アマゾンコムの方が平均17%価格が安いという調査結果がでているようです。

CouponChief.comが様々な資料を元にまとめた調査によると、2012年のホリデイ時期に4800万人がショールーミングを行っており、今年は6000万人、2015年までに、8000万人までの増加が予想。その傾向を以下のごとく分析している。

ショールーミングに利用する店舗:
●ベストバイ:24%
●ウオルマート:22%
●ターゲット:9%
●ホームデポ:4%
●ローズ若しくは、バーンズ&ノーブル:3%

ショールーミングにより、いくらくらい節約しているか:
●63%の人が、50ドル以下
●25%の人が、50〜100ドル
●9%の人が、100〜200ドル
●4%の人が、200ドル以上

ショールーミングをする75%の人が、SNSをフォローしているという結果がでていますが、何ブランドフォローしているか。
●29%の人が、4〜6ブランドをフォロー
●29%の人が、10以上のブランドをフォロー
●25%の人が、1〜3ブランドをフォロー
●16%の人が7〜9ブランドをフォロー

店舗で買い物中の影響:
●67%の人が、ストアでの買い物の決定には、SNSの影響を受けている。
●44%の人が、ストアで買い物中にSNSで商品について語っている。
●59%の人が、買い物中にモバイルで価格チェックする。

オンラインで商品購入する際にチェックする事:
●プライスマッチングポリシー:68%の人が、価格が他店と同じであるというポリシーをチェックする。
●フリーシッピングオファー:95%の人が、送料無料かが影響している。
●オンラインクーポンコード:82%の人が、クーポンの有無をチェックし、更なるデイスカウント可能かサーチする。

この結果から、ショールーミングで最も影響を受けるアイテムは、電化製品や書物が多い事が分かりますが、アパレル等の商品は、SNSの影響がお大きく、フェースブックの、いいね!の数や、友人達の口コミの影響が大きい事が分かります。また、少しでも安い商品を求める消費者の増加で、お得感を提供する手段が集客としてかかせなくなっており、様々な方法で登場しているようです。









 2013/04/30 03:24  この記事のURL  / 

高騰するタイムズスクエアとサウスシーポート地区の家賃と改装計画

ミュージカルのシアターで賑わう、42丁目界隈は、出店を希望する小売店やホテル計画が多いエリアですが、そのタイムズスクエアエリア周辺の店舗リース価格が急騰している。商業向けの不動産ブローカーCBREによると、2012年末の時点で、前年比42%もアップ、1スクエア平方メートル辺り2400j。マンハッタンでは5番街につぎ、高い価格!

というのも、観光客の多いタイムズスクエアでは、一日に37万人の往来があり、周辺のストアでは年間に65億ドルが使われているそうだ。シアター街の為、観光客が遅くまで行動しており、小売店に取っては、夜遅くまでの営業が可能な特異なエリア。 ちなみに、フォーエバー21の営業時間は、午前8時から午前2時まで。

このエリアでのビックプロジェクトの一つが、7番街47丁目にあるビルを完全に取り壊し、500部屋を完備したマリオットマーキーズのブテイックタイプホテルと、約2360坪の小売りスペースに改装しようというもの。他にもイベントスペース、クラブや、テラスレストラン等がテナントとして併設される。ビルの外観には、タイムズスクエアらしい巨大なLEDライトの看板がはいるそう。

Source : Howard Hughes Corp

また、観光客が多いエリアとして有名な、サウスシーポートの【ピア17】モールも大掛かりな改装計画が進んでいます。サウスシーポートと言えば、かつてNY最古のフィッシュマーケットとして栄えた、石畳のフルトンマーケットがあり、イーストリバーを眺めながら、食事もできるウオーターフロントとして知られるスポット。奥には、人気ブランドが入った【ピア17モール』がありますが27年も営業しており見た目もデザインもかなり古い印象。 

新ピア17は上の完成予想図の様にガラスに覆われたモダンな造りで、700人が収容できる講堂や、対岸のブルックリンが望めるアウトドアシート、レストラン、600坪の売り場スペースが2フロア、屋上にも芝生のオープンスペースやショップが入る。ニューヨークの歴史的エリアとして、改装には様々な意見が有るようですが、プランは進んでおり、テナントは今月末までに退出する事が伝えられています。しかし、改装後に値上がりする法外な家賃に、その殆どが戻ってくる事を懸念しているとか。ソーホー地区と変わらない家賃に上がるそうです。

家賃が高騰すると、入居するブランドが似通ってくるのはつまらない気がしますが、、、歴史のある街が外観を保ちながら、時代のニーズにあった変化を遂げていくのはなかなか難しい事だと思えます。

NOTE: フィッシュマーケットとして栄えたフルトンマーケットは、2005年に幕をとじましたが、2011年に『NEW AMSTERDAM MARKET』として復活。日曜のみの営業ですが魚だけでなく、NY近郊の様々な業者が出店したマーケットです。

 2013/04/26 05:28  この記事のURL  / 

ジューシーとラッキーブランドの売却

前々から噂のあった、フィフス&パシフィック社が所有する、【ジューシークチュール】と【ラッキーブランド】の売却プランが進んでいる様子。 現在、アパレルメーカーの VF CORPをはじめ、韓国のイーランドグループ、個人投資会社の、Leonard Green & Partners LP社、Adevent International社が興味を示しており、今月末までに金額の提示がされるそう。両ブランドまとめて、若しくは別々になるかは未定ですが、少なくとも合わせて7億j以上になるそう。

1990年にスタートした、ラッキーブランドは、ジーンズを中心にした、西海岸のライフスタイルのブランド。ハンドバッグ、ベルト、ジュエリー等のライセンス商品も多く、メイシーズ、ブルーミングデールズなど主要デパートでも販売。ラルフローレンよりは、ヤング向けのロックやボヘミアンテイストのアメリカンカジュアルブランド。2012年の売り上げは前年比10%増の4億6千万j、店舗数は177店舗だそうですが、結構あるんですね。

ベロアのスエットスーツで一躍有名になった、ジューシークチュールは、現代のシャネル像を目指しハイエンドラインの展開、ラッキーよりも高級デパートでの販売と、直営店の出店に力をいれていましたが、実際の客層には価格帯が高すぎたのか、昨年は大幅なマークダウンをして在庫をクリアにしていた状況。ここ最近はアパレルよりは、ハンドバッグや時計などファッション雑貨の印象が強いようでしたが、2012 年のセールスは6%減の4億9800万j、北米とヨーロッパを合わせて72店舗。

フィフス&パシフィック社は、元々の社名でもあった、リズクレボーンを、JCペニーに売却後、改名を、既存のブランドの販売にフォーカスしていましたが、ジューシーとラッキーの2ブランドを売却後、急成長中の主力ブランド、ケートスペード、ジャックスペードにフォーカスしていくようです。

http://www.luckybrand.com
http://www.juicycouture.com
http://fifthandpacific.com/




 2013/04/25 04:48  この記事のURL  / 



ブログ内検索
Web 検索
プロフィール
マックスリー・コーポレーション
英文名:Maxre Corporation

マックスリー・コーポレーション ( CHIZU NISHIDA )
米国ブランドの輸出及びビジネスコーディネート、マーケット調査などを承っています。

■ビジネス関連のお問い合わせ:小林まで

■市場調査レポートのお問い合わせ:西田まで

最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
2013年04月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30