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米国:スリリングなアトラクションで集客

店舗に足を運ばなくても、モバイルやタブレットで、ショッピングが出来るようになった昨今、集客を促す為に、各種イベントや、わくわくするようなアイデイアは必須。米国のショッピングセンターには、子供達のアトラクションとして、メリーゴーランドや、ちょっとしたプレイスペースが良くあるのですが、昨年末にオープンしたばかりの上の写真『CLIMB ADVENTURE ROPES』という世界で最も高いという巨大アスレチックジムが大変な人気! 

子供達の冒険心をくすぐる、85フィート(約25メートル)の高さの巨大ジャングルジムは、最高75人までがチャレンジ可能。もちろん、体を支えるロープ付きの丈夫なホルダーを装着し、下にはネットが張られていますので、万全の処置は尽くしているのだと思いますが、5レベルに組まれた足場は、細い階段や、板にロープを繋げただけの揺れる橋、緊張のジグザグ階段、垂直階段などの障害物が盛りだくさんあります。 

下にネットがあるとはいえ、不安定な足下で、上まで上り詰めるには、腕や足の力も要し、25メートルもの高さがありますので、なによりも勇気が必要とあって、皆、真剣そのもの! アトラクションの費用は、$16.99(約1600円)+消費税と、決して安くはないのに利用者が大勢いるのに驚きました。見ていると、年齢と身長制限がありますが、一度は挑戦してみたい気になります。

ファミリーで来て、フードコートとスリリングなアトラクションで、お金を使ってしまうと、モール店舗での消費が鈍るのでは、、、と心配しますが、取りあえず集客には貢献しているようです。

アトラクション・インフォ:
http://www.palisadesclimb.com
 2013/03/29 07:07  この記事のURL  / 

米国ユニクロ6店舗目オープン

3月15日に、米国ユニクロ6店舗目を、ニューヨーク州のパリセイズセンターにオープンしたというので見に行ってきました。平日にも関わらず、小さいお子さん連れの客層が多く、テイーン達も多くきていました。 というのも、今週からパスオーバーと呼ばれるユダヤ人のホリデイの為、1週間の休日。 学校の先生の中にもジューイッシュの人が多い事もあり、パスオーバーにあわせて学校も1週間のスプリング・ブレーク中なのです。

パリセーズセンターは、ホームデポ、ステープルズ、ベッドバス&ビヨンド、ターゲット、ベストバイ、DICKS スポーツ等の異なった業態の専門チェーンが入っている、複合型のショッピングモール。 映画館や、レストランも併設していますので、休日の様々な用事をここ1件で済ませる事ができるというのが特徴で、年間に、2000万人が訪れる、米国では8番目に大きなショッピングモールです。 中心の客層は、ファミリー層。

オープンした、ユニクロの店舗は、約700坪ほどの売り場面積で、ワンフロアのみ。上の写真から、間口がとても広いのがわかると思います。ずどんと奥まで続く、ワンフロアの構成。 奇しくも、両隣は、H&Mに、バナナリパブリック。 特にH&Mは、ユニクロとまったく同じ売り場スペースの構成。

下の写真から、店の奥行きが伝わるでしょうか。


左側がメンズ、右がレデイース、中央にデザイナーコラボ、奥にキッズという感じです。



もちろん、柱やフードコート内には宣伝があります。




4階構成の複合型モールの規制もあるのだと思いますが、他のロケーションの店舗に比べて、内装の面白みは感じませんでしたが、非常に印象的だったのは、"店の明るさ” これだけの複合したストアを併設する都合上、モール自体の内装は、インダストリアルでシンプルに造られているせいか、倉庫の様な、どの店も極端に明かりが暗く感じるのです。そんな中、ユニクロの店舗の明るさはずば抜けていて、隣のH&Mに比べると天井の高さがあり、沢山のライトを使用しているようです。 単純な事ですが、オールドネイビーや、JCペニーなど、暗すぎて、商品がくすんで見えるのが、もったいない限りです。

この日のユニクロの客層は、平日という事もあり、一般の女性客がちらほら。ホリデイ中の子供達が多い事もあり、アバクロ、ホリスター、ヴィクトリアズシークレット等での買い物客が多かったようです。 

また、この春は、ユニクロ7店舗目として、ウエストチェスターのRIDGE HILL-リッジ・ヒルにオープンが決まっています。同じく700坪ほどの売り場スペースですが、2階構成。米国ユニクロ初の、アウトドアスタイルの店舗になるそうです。

PALISADES CENTER MALL:
http://www.palisadescenter.com

RIDGE HILL MALL:
http://westchestersridgehill.com
 2013/03/27 07:51  この記事のURL  / 

メイシーズの大改装、世界最大の靴売り場

メイシーズ本店のある、ヘラルドスクエア地区はペンステーションや、ポートオーソリテイバスターミナルが近く、郊外への乗り換え地点となっている事もあり、平日でも人の往来が多いエリア。ピーク時には、一時間に1万5000人が行き来するので、小売店にとっても集客が望めるハイトラフィックエリアとして期待されています。特にメイシーズは、自由の女神やエンパイアーステートビルに継ぎ、観光客が多い事でも有名、年間に2000万人が買い物客が訪れます。

そのメイシーズは、2015 年に完成予定の、4億ドルをかけた大改造計画中、昨年、1階と2階の一部が完成し披露しています。

エントランスに入って驚くのが、グッチやバーバリーなど、ラグジュアリーブランドの導入の影響もありますが、なんといっても、アップスケールな店内の雰囲気! 以前は薄暗くさえ感じていた店内がとても明るく、広々とした空間で洗練され、これが大衆デパートのメイシーズかと疑うほど、高級デパートともひけをとらない印象です。 

そして大きく変貌を遂げたのが、昨年、完成した、世界最大のシューサロン。2階フロアになりますが、なんと1750坪というゆったりとした売り場スペースで、28万足も販売されているのです。 このメイクオーバーは、注目の消費者層、HENRY'Sや、ミレニアルズへの対応策の一貫で、BARIIIや、IMPULS 等のPB商品を含めたアパレルセクションも、順次ワークしていくようです。完成した売り場を実際に見られた方もいらしゃると思いますが、2階のシューサロンの一部をご紹介します。

ブランドごとに構成された、ゆったりとしたインテリア

シューズ売り場に立つと、ず〜っと先まで続く圧巻のフロア。

マネキンのトータルコーデイネートも売り場を引き立てています。

無造作にラックのみが並べられている事の多いセールコーナーも工夫がみられます。


ハンドバッグ、シューズと、ファッション雑貨の充実をはかろうとする意気込みが伺えます。

ヘラルドスクエア周辺には、H&M、ギャップ、ヴィクトリアズ・シークレット、ユニクロ、オールドネイビー等の競合店がずらり。
32丁目と33丁目の間のブロードドウエイにある、ショッピングビル型の『マンハッタンモール』には、JCペニー、その他に、エアロポステール、トイザラス等のテナントが入っています。 昨年、閉店したオフプライス店のダッフィーズ後のテナントを探しているようですが、オフプライス店ではなく、有名ブランドを入れて集客につなげたいと、トップショップが検討しているとの事。

メーシーズから1ブロック先には、アーバンアウトフィッターズが1720坪、3階構成のストアをオープン予定、最長記録のポップアップストアをオープンしていたジョーフレッシュも現在改装中と競合他社への影響もでているようです。





 2013/03/25 11:28  この記事のURL  / 

ジェイクルーvs.ケートスペード

今日は、ジェイクルー社の4Qの売り上げ発表がありましたが、21%増の6億4290万ドル(内訳けは、小売りの売り上げが18%増の4億1690万ドル、カタログ&Eショップが27%増の2億1730万ドル)これにより、年間の売り上げは、20%増の22億3000万ドル(小売りの売り上げが21%増の15億5000万ドル、カタログ&Eショップが19%増の6億5150万ドルと絶好調の様子です。

そんな中、姉妹ブランド「サタデイ」のEショップがアメリカでスタートしたばかりのケートスペード社では、先日行われた投資家とのミーテイングで、ジェイクルー社を超える売り上げ目標をかかげ話題になっています。まずは、4年以内に、$2B(20億ドル)のプロジェクションをたてており、これはあくまでもスタートにすぎず、ラグジュアリーブランドとして市場で認知されれば、それ以上の売り上げが期待できるとのこと。

ケートスペード社は、元々ハンドバッグのブランドですので、財布、サングラスなどの小物類の売り上げが大きいのですが、アパレルラインが加わり、靴、ジュエリー、ブライダルなど、ライフスタイルブランドとしてのポジショニングに成功しているブランド。 

Jクルー社と比較される要因の一つに、ブライトカラーを特徴としたプレップスタイルがあります。Jクルーは、ギンガムチェックのボタンダウンシャツにの赤いコートのコーデや、ワークウエアっぽいコーデもできるリラックスした印象のコレクションですが、ケートスペードの方は、クラシックなイメージをプラスした、より洗練されたレデイライクファッション。 ケートスペードの方が高額商品を販売しており、姉妹ブランドの『SATURDAY』の価格帯が丁度、Jクルーと競合する感じでしょうか。ケートスペードは、先日ブログで紹介した、マイケルコースと同じく、成長中の消費者層、HENRY'Sが含まれそうです。

ケートスペードは、Fifth & Pacific社(リズクレボーンが改名)が所有するブランドの一つですが、昨年の売り上げは、$461 .9Mと目標の半分。そのうち、70%は利益率の高いハンドバッグや小物類の売り上げがしめており、ノードストローム、ブルーミングデールズ、ニーマンマーカスなど400店舗への卸売りの収入が大きいそう。メンズやキッズも展開し、ドレスアップとダウンの両方のコーデが可能な、Jクルーを打ち負かすことは難しいように思えますが、各種メデイアによると、ホーム雑貨商品への拡大をしており、新たに、レッグウエア、時計、テーブルウエア、文具等、11種類のカタゴリーも加わり、現在、店舗数は、海外20カ国も含めると205店舗ですが、海外出店の強化、各種SNSによる、ブランドイメージの確率と、E-ショップでの販売増を考えると、今後、Jクルー社の競合ストアとなる可能性は十分にあるのではと予測しています。

日本で先行オープンした、『SATURDAY』の方は、型数もアイテム数もまだまだ少ないですが、ケートスペードファンには歓迎ムードの様です。




 2013/03/22 07:54  この記事のURL  / 



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