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米国の主要都市アパート家賃相場

先日、ザラホームの米国版、オンラインショップがスタートしたブログを書いたところですが、Pottery Barnや、Crate&Barrel等、スタイリッシュなインテリアショップに行くと、買う予定がなくてもワクワク、大きな家に引っ越したいなあ誰しもが考えること思います。

アメリカのアパートには、通常、冷蔵庫、ガスレンジ&オーブンが付き、セントラルヒーテイングも付いていますので寒くなれば自然に煖房が入り、水道も水と、お湯の両方が出ます。これは全て家賃に含まれている為、日本に比べると比較的、引っ越しが身軽にできるのですが、問題は高騰する一方の家賃。

レントコントロールの無いアパートは1〜2年置きに家賃が値上がり、お給料は上がらない、物価は上がるで、別のエリアへの引っ越しや、アパートのシェアをしている人達も多くいます。家賃はどこまで上がり続けるのでしょうか、、TimeOut New Yorkに、家賃相場の記事が出ていたので抜粋しました。


スタジオタイプは、一つの部屋の中にキッチン、リビング、寝室が一緒になったワンルームマンションの様な部屋。 1ベッドルームは、寝室とリビングが別にあり、キッチンも別に付いているケースが多いと思います。 探せば、この相場よりも安いアパートもあるでしょうが、マンハッタンで一人暮らしをしようと思うと、最低でも2000j近く必要!? 普通に生活するには、収入の3分の1を家賃を当てるのがバランスが良いといいますが、こんなルールは全く適用できないことになります。


上の表は、米国の主要都市の1ベッドルームの家賃相場をリストしたものですが、トップはニューヨークで、主要都市ベースでみると、ブルックリンが2番目に家賃が高いエリアという事になります。人気のブルックリンもどんどん家賃が高騰している様です。

アメリカの家庭では、子供が成長すると大学卒業、就職に伴い、親と離れて生活をします。日本の様に、両親と同居して暮らすケースは極稀なケースになりますが、家賃がこんなに高騰すると、親元から通える場所に就職する事も一つの手段かもしれません。 

将来的に、一人暮らしが出来る人数は激減するのでしょうか。親元から通う、友達とアパートをシェアをする等、生活する環境が変われば、食生活、ファッション等、ライフスタイルも需要にあわせたアイデイアを提供して行かなければならないのだと思います。





 2012/10/17 11:10  この記事のURL  / 

ZARAホームのオンラインストア米国で開始

2003年にスタートし、イギリス、パリ、スペインなどヨーロッパを中心に現在325店鋪を展開する、ザラのホームコレクション、アメリカでは、オンラインストアがスタートしました。 ベッドリネン、バスルーム、テーブルウエア、リビング、ホームアクセサリーにザラキッズを揃えたフルコレクション。オンラインで商品を見ると、ヨーロッパ的なシックでニュートラルなコレクションから、フローラルやペーズリー柄、ユニオンジャックやスカル柄の入ったグラスなど伝統的な商品から遊び心のあるものまで幅広く扱っています。同じ種類のアイテムでもデザインにより価格の幅がありますが、クレート&バレルの姉妹店『CB2』に近い感じでしょうか。

インテリア雑貨商品は、デイスプレイのアイデイアを実際に目で見て触れて買い物したい人も多いのではと思いますが、アメリカには、『PotteryBarn』『William Sonoma』『Crate&Barrel』『Westelm』『IKEA』などのインテリアチェーンや、アンソロポロジー等のライフスタイルストアでも扱っていますので、オンラインストアからの先行販売となったのかもしれません。 値頃感のある価格帯とヨーロピアンテイストがギフト使用に受けそうです。



www.zarahome.com
 2012/10/11 08:27  この記事のURL  / 

米国フリーピープル、ワールドと提携

アーバンアウトフィッターズ社の姉妹ブランド『フリーピープル』が(株)ワールドとの独占輸入提携の発表がありましたが、これによって、2013年の春から直営店のオープンの他、高島屋、伊勢丹などのデパートでのショップインショップ展開が行われます。半年以内に、渋谷に卸売りを目的とした、ショールームの設立も行い、この提携を皮切りに、アジア地区への窓口として中国、韓国への進出が実現しそうです。

日本でのECショップ及びマネージメントの準備を進めている事は伝えられていましたが、アーバン社のブランドが日本へ進出するのは、『FP:フリーピープル』が初となります。 なぜ姉妹店『アンソロポロジー』より先に進出したのか単純に考えると、FPの方が進出準備が簡単。フリーピープルはPB商品で構成され、平均の売り場面積40坪、取り扱い品目が約7-8000SKUに対して、アンソロ〜は、平均220坪の売り場面積に45-50,000SKUと多く、アパレル商品はセレクトショップの仕入れ型、旗艦店となると、更に多くの商品を扱う事になり、各ブランド毎のサイズ設定、納期等のコントロールは非常に困難と言えます。

英国に先に進出したアンソロ〜の例では、アパレル商品は地域の趣味趣向に合わせた品揃えをしており、つまりヨーロッパ地区からの仕入れを加えて調整、遥かに研究準備時間の必要なアンソロ〜よりも、PBが主体のフリーピープルが先に日本に進出し、市場を把握する事で、大型ライフスタイル店のアンソロ〜が進出する基盤ができます。50以上のブランドを扱い、日本全国およそ2700カ所の売り場での販売経験をもつ総合アパレル、ワールド社との提携は出店だけではなく、アンソロやアーバンアウトフィッターズが進出する際には商品開発や自社ブランドの投入も考えられ、パートナーとしてのメリットがあったのではないでしょうか。

多くの日本企業がアーバンとの提携を望み、何度となく話しをしてきたのでしょうが、どうも商社さんとの商売を避ける傾向があり実現せず。ファッションに拘りがあり小さくてもコンセプトを理解してくれる企業との提携を望んでいた会社ですが、私自身、ジャバグループの出身ですので、ふとアーバン社との提携が向いているのではと漠然と思った事がありましたが、最終的にワールドさんと締結したのは、納得な印象です。

フリーピープル、米国では、直営店の他、ノードストロームで初のショップインショップをスタートして以来、ブルーミングデールズでも同様のショップ展開を行い拡大中、現在1400店鋪のデパートやブテイックで販売されています。日本でも、10数年も前から卸売り部門により、セレクトショップ等で販売されてきましたが、初のライフスタイルブランドとして直営店のオープン。同時に、Eコマースも立ち上げも準備しています。欧米ブランドが続々と進出している中、価格帯やマーケテイングのみで勝負するブランドでは無いので、H&Mやフォーエバー21、オールドネイビーとも全く異なる市場への参入、日本ではどんな反応を得るのでしょうか。


FREE PEOPLE-フリーピープル
1984年にアーバンアウトフィッターズ社のPBブランドとして卸売りをスタート。
2001年に直営店をオープン、現在は、75店鋪。 
www.freepeople.com
 2012/10/09 15:01  この記事のURL  / 

センチュリー21、10月中にオンラインストアスタート

今日は、モールベースで240店鋪のフットウエアチェーンの『BAKERS』がチャプター11に申請したというニュースがありました。取り扱い商品の60-70%はPBですが、売れ筋の有名ブランドも多くありますので、TJマックスや、DSWなどのバイヤーが買い取り合戦を繰り広げ、二束三文で根こそぎ仕入れて拡大していくのだろうなと思います。

さて、先日、オフプライス店も進化するというタイトルで『センチュリー21』が、メンズフロアのVMDを一新している事をお伝えしましたが本日付けのWWD誌に、インタビュー記事がでていましたので、フォローアップしておきます。現在、7店鋪のC21は、一日平均7万人が訪れるオフプライス店で、大半は、ワンシーズン前の在庫商品を最大で65%で販売されていますが、それに加え、よりよい、ショッピング体験を提供する為のテスト店として、ニュージャージ州のパラマス店にて実践中。ワークウエア、アメリカーナー等の、ライフスタイル別にコーデイネート40体のマネキンは、毎週コーデイネートが変る。デイスプレイで使用しているヴィンテージテイストの什器や家具、ミリタリー系のアイテムは、マサチューセッツ州の蚤の市や、Brimfield Anthique Showで集めたものだそう。

現在の所の反応はというと、ショッピングに時間をかける事を好まない男性達には、新構成のライフスタイル型デイスプレイによるデイレクションはワークしているようで、デニムは通常の2倍の売り上げ、マネキンが着用している商品は、平均で3倍のスピードで売れている。今回の試みは11月まで行われるそう。

センチュリー21では、10月中旬に、ECショップがスタート。加えて、既存のメンバー向けの、フラッシュセールサイトも始まる様です。

マンハッタンダウンタウンの旗艦店では、3フロアが増築されトータルで6階構成、約6,300坪の売り場面積に拡大。ニュージャージ店も2階構成ですが、3800坪ほどありますので、他のオフプライス店と比べると、圧倒的な品数と売り場面積は、デパートに分類される所以です。

VMD戦略による集客と収益、そして支出のバランスが微妙とも思える所ですが、安定したVMDと商品の提供を謀るために、その内、米国デパートの様に、アウトレット用の商品を作り込む日が来るかも!?


 2012/10/05 13:00  この記事のURL  / 

米ユニクロ、ニュージャージ・モール店がオープン

先週の金曜日、ニュージャージ州のパラマス地区(マンハッタンのミッドタウンから、20マイル、車で30-40分くらいでしょうか)のショッピングモールに、ユニクロがオープンしました。1階と地下の2階構成で、約1200坪、この店だけでアルバイトを含む従業員は200人。モールのショップとしては最大規模となり、この店がユニクロのプロトタイプストアとして、全米展開をする皮切りとなります。10月5日には、サンフランシスコ店がオープン。5番街店を全て見るのはほんとに大変ですが、この店の構成は分りやすく、車で移動し冬でも軽装でやってくるお客さん達にも、買い物しやすいサイズなのではと思います。

訪問したのはオープンの翌日の土曜日でしたが、店に入る為の行列はないものの、レジには人が並び、力を入れた宣伝の効果もあり、店内は良く入っていました。心無しか、アジア系の客層が多い様な気もしました。 このモールの客層は、小柄なアジア系や、ラテン系が多い為、小さなサイズから売れていきます。 


店の入り口では、太鼓のパフォーマンスとガラガラくじのアトラクションのお出迎えに加え、手渡されたのが、この広告チラシ。棚に整頓された1ドルソックスを大量に、ショッピングバッグに詰め込んでいる男性もおり、偶然でくわした友人夫婦もたくさん購入した様子。


モールの中では、オープン前から、どこを向いてもユニクロの広告が目に飛び込んできます!


こちらは、オープン前のフードコート、ぐるりと一周した広告。そのほか、ニュージャージ行きのバス乗り場がある、マンハッタンのポートオーソリテイバスターミナルでも、床一面にモールオープンの宣伝広告など、有る意味、ゲリラ的とも言えますが、米国モール再出発にかける意気込みが伝わってきます。

この日、モール内の他の店鋪では、ユニクロのオープンで、少なからず影響を受けているブランドもあり、ユニクロからさほど離れていない場所に位置するGAPは、クリスマスでも無いのにケーキを振る舞い、DJブースを設置してノリノリのミュージック。 店鋪の縮小をし、MD構成が変ってからの売り上げは好調で、非常に良く入っていた店なのですが、この日ばかりは、完全に客足を取られた状況。 

グランドオープニングでの異例の低価格で集客しているうちは、消費者には安いという印象しかないかもしれません。この値段に慣れると、プロパー価格では買えなくなるのも恐い所で勝負はこれから。ファッションではなく、テクノロジーを販売しているというユニクロのコンセプトを理解し、品質と価格帯に納得した固定客ファンを創出しなくてはなりません。

個人的に注目しているのは、キッズ商品。ソーホー店オープン当初、キッズも展開していましたが、エリア的に、ファミリー層が少ないという事で引き上げていたため、実質、米国では初の展開。 モールには、ギャップキッズ、アバクロ、Jクルーのキッズライン、クルーカットや、ジンボリー、チルドレンズプレース等の競合店がありますが、品質の良さと価格帯、すぐに成長するキッズ市場において、品質の良さと低価格帯というダブルスタンダードを備えたブランドは無いため、知名度のアップとともに需要は高まるのではないでしょうか。

いずれにしても我が国、日本の企業ですので全米展開に向け、頑張って欲しいと思います。







http://www.westfield.com/gardenstateplaza








 2012/10/03 11:00  この記事のURL  / 



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