« 2012年06月 | Main | 2012年08月 »
JCペニー、大変身のデニムフロア


ストアの大改革案を押し進めている、JCペニー社ですが、バックトウ・スクールを迎え、店頭では少しづつ改装が行われています。 8月1日から、683店鋪で販売される『リーバイス』『I-JEANS BYバッファロージーンズ』『アリゾナジーンズ』とペニーの客層をカバーする3つのデニムブランドで構成されるフロアの様子が紹介され、投資家向けに準備された上の動画では、プロトタイプのストアが紹介されています。

リーバイスでは、11種類、88種類の加工を施したデニムが登場、デニムバーに設置される、iPadにてフィッテイングをデジタルにチェックする事ができるそうです。木目調のインテリアにハイテクアイテムのミックスで、C世代(コンピュータ-世代)に向けた提案と言えそうです。 先日、PBのアリゾナジーンズのフロアを見たのですが、ジュエリー等のアクセサリーやタグも、一瞬、LUCKY BRAND JEANSを思わせるような、アーリーアメリカン風でしょうか。投資家向けに紹介されているルックブックを見ると、ヤング対応でトレンド的にも、かなり頑張っている様子。

その他にも、『Betseyville by ベッツイジョンソン』『ルルギネス』『Dream Pop by シンシアローリー』スケーターブランドの『DC』や『ウイリアム・ラストBY ジャステイン・テインバーレーク』等、順次、新ブランドが登場する予定で、これまでの年配の客層から、若い客層を取り戻すべく、5年後、10年後に向けた客層をターゲットに考慮されているのだと思えます。

そして、先日、更に驚いたのが、昨年末に米国進出したばかりの、カナダのファスト・ファッション『ジョーフレッシュ』社とのインショップ契約。 来年の4月までに、680店鋪のJCペニーで販売されるとの事ですから、カナダでの販売店舗数を一気に超える事になります。
 
将来的には、全商品にICタグを付け、アップルの店員さんの様に、首から吊るされた、モバイルチェックアウトを導入し、キャッシュレジスターは撤廃するなど、改革案は、まだまだ続きます。

本日のWWDでは、アメリカのファッション業界のエグゼクテイブ達の2011年のサラリーがリストアップされていましたが、67名もが500万ドル超え。中でも、現在ストアの大改革で奮闘中の、JCペニー社の幹部4名が、2000万ドル以上との事でトップ10入りしています! ナンバー1は、もちろん、CEOのロン・ジョンソン氏の5,300万ドル。 アップルからやってきたCEOに寄せる期待の程が伺えます。

参考に:以下、トップ10のエグゼクテイブ達のリスト
 2012/07/31 09:01  この記事のURL  / 

フリーピープルカナダ進出とNY旗艦店

アメリカ国内に、72店鋪の直営店を持つ、アーバンアウトフィッターズ社の姉妹ブランド『FREE PEOPLE-フリーピープル』ですが、8月3日に、オンタリオ州のトロント、31日には、アルバータ州のカルガリーと、カナダに2店舗をオープン予定。姉妹店のアーバン・アウトフィッターズとアンソロポロジーは既に進出していますが、FP社では、カナダ店が初の海外進出となります、この会社らしく、ゆ〜くりとしたスピードで、拡大を進めています。イギリスでは、この夏に、ウエブサイトが立ち上がる予定で、同時に店鋪物件も探しているとか。

米国では1500店以上に、卸売り販売も行っており、ノードストロームや、ブルーミーングデールズでも販売されていいるFPですが、今年、49丁目、ロッカフェラーセンター近くに、同社の最大級の約195坪の旗艦店をオープンしています。通常のFPの店舗の3倍にあたる売り場面積で、1階とメザニン、2階フロアの構成。(上の写真)

この旗艦店では、ウエブで先行販売をしていた、ヴィンテージコレックションが登場、ヴィクトリアンイメージの商品で、レースのワンピースや限定ものヴィンテージトップ等が販売されています。

約28坪の2階フロアは、FPのインテイメート、ランジェリーやインナーコレクション。オンラインのみで販売されている『We the Free』コレクションも店頭に登場。旗艦店では、シューズや、ハンドクラフトタッチのバッグコレクションも拡大。

写真は、ニューヨーク49丁目の旗艦店。














http://www.freepeople.com
 2012/07/30 09:34  この記事のURL  / 

US GIRLS WANNA HAVE STYLE!

7月中旬にもなると、各社、バックトウスクール商戦向けの商品や戦略が続々と登場しますが、今年気になるのが、各社のジュニア向けの商品事情。

上の写真の、エアロポステール(以下AE)は、14-17歳の男女がターゲットですが、米国のショッピングモール中心に916店舗、カナダに70店舗を展開、2011年の売り上げ、23億4000万ドルのNYベースのカジュアルチェーン店。 

ホリスターカンパニーと、アメリカンイーグルの中心客層は高校生になりますが、AEは中学生が中心。 あらゆる競合店の商品傾向を噛み砕き、PBへと落とし込む手法のSPAとして知られ、競合店に比べると価格が安い為、バック・トウ・スクール商戦では非常に強いブランド。

昨年のタイムズスクエアの旗艦店オープンに続き、ブルックリンへの出店を果たしていますが、両親と買い物にやってくる中高生がターゲットですので、トレンデイ過ぎず、少し押さえたデザインの低価格帯商品で、売り上げに繋げてきたというのが今までのスタンス。 

先日のプレスリリースでは、バックトウスクール商戦に向け、アトランタ出身の15歳の女優、クロエ・グレース・モレッツを宣伝に起用するそう。ランウエイでは最前列に座り、ハイファッションをチェックするファション通として知られる彼女ですが、同世代の消費者とリンクされる事が期待されており、ツイッターで、自ら選んだAEの洋服の事をつぶやいたり、イベントに参加するなどの活動を行う様です。

こういった宣伝を行った事が無かったAEが彼女を起用したのは、昨今のガールズは、新しいスタイルや素材など、ファッションへの感心が高く、ファストファッションの影響もあるのだと思いますが、ライバル店のジュニア商品にも変化が見られる事が挙っています。AEでは、レースやクロッシェ等のトレンド素材の投入や、新しいロゴも登場するようです。

競合各社の今期のB.T.S向け商品を見ていると、PBブランドは格段にファッション性がアップ、KOHL’Sでは『プリンセス・ヴェラワン』や、『キャンデイース』、メイシーズではマドンナの『マテリアル・ガール』や『ジェシカ・シンプソン』等、大衆をターゲットにしたストアでも、ただのアメカジガールではない、スタイリッシュで、ユニークなコーデイネートを強調した商品展開へと変化しています。

リッチなファミリーのジュニア達はノードストロームや、ニーマンマーカスでの購入、都心では、相変わらず、アバクロキッズが人気の様ですが、マス市場でも小中学生のファッションへの感心が高まっているようです。











 2012/07/10 12:21  この記事のURL  / 

発展するマンハッタン郊外の街

ここの所、30-35度の暑い日が続き、 基本的に乾燥気候なのですが、今年は湿気の多い日もあり、30度を超えるとさすがに汗! 日本の友人がギフトにくれた、シビラのタオル素材のハンカチがとても役に立っています。アメリカでは、ジムなどでスポーツタオルを使用する人は見ますが、こんなにエコで便利なハンカチの需要がないのが残念です。健康ブームなので、おしゃれタオルは意外なヒット商品になりそうな気がしますが。。

さて、上の写真ですが、先日、友人とブルックリンのベッドフォード地区に遊びに行った際に、ストリートフェアに出くわし撮った写真ですが、人工芝で気ままにくつろぐ姿がブルックリンらしい印象です。ここ数年の間に、ブルックリン地区の発展が目覚ましいと聞いていましたが、想像以上。 第一目的で寄った、有名なジャーマンスタイルのビアガーデン『Radegast Hall』は、倉庫を改装した、3パートに別れる広々とした造り、当日行われていたサッカーゲームの相乗効果もあり、老若男女で満席状態! 席を見つけるのに、ビールをもったまましばし呆然!


周辺には、ショーツにサンダル履きのカジュアルな服装の若い人達が気軽に入る事ができるストアが多く、個人経営のセレクトショップ、チーズ専門店、ヴィンテージ家具、テイステイングバーを併設したリカーショップあり、 好奇心旺盛なニュヨーカーの街らしく、いろんな国のレストランもあり、種々様々。有名どころのアパレルブランド店が並んでいない所が良いのです。

かつてのマンハッタンを見ている様な、イーストビレッジの様な、ウエストヴィレッジの様な、クイーンズ地区のアストリアの街でもある様な、融合された独特のブルックリン流ライフスタイルがあり、コミュニテイがあるのです。

街がこれだけ充実してくると、マンハッタンの家賃高騰に伴いブルックリンに移り住んだ人々が、あまりマンハッタンに出て来なくなったというのも分る様な気がします。

ブルックリン地区の中でも、フルトンモールのエリアになると商業地域で、 タイムズスクエアに旗艦店をオープンした、エアロポステール や、GAPのファクトリーストアがオープンしましたし、H&Mや、TJマックス、センチュリー21等がオープン予定で、マンハッタンに近いリテイルショップが続々進出で、急発展中。


また、ヤンキースのスタジアムがあるブロンクス地区でも、NYベースのデベロッパー『Prestige Properties』が3億ドルを投じた郊外型の巨大ショッピングモール『The Mall at Bay Plaza』が2014年のオープンをめざし建設中。 NYには1973年オープンのQueens Mallがありますが、1800台の駐車スペースを備えたファッションモールとしては初めてとなります。


またブロンクス区、ハインツ・ポイントでは、世界最大の屋上農園を始める予定で、その広さ、なんと、5500坪、1.8ヘクタールくらいになるようです。

ブロンクスは、黒人やヒスパニック系の人種が多く、サウスブロンクスは犯罪が多い地区でもしられていますが、モールや農場の建設で、交通網の開発、多くの雇用も生まれ、地域の活性化が進んで行くのでしょうね。 先週末、たまたま、ブロンクスに住む友人の所に遊びに行ったのですが、4番線の42丁目から最終駅まであっという間に到着、駅周辺の生活に密着した商店街は、ラテン系ならではの活気に溢れていましたが、ファッションとなると、やはりマンハッタンまで出るのでしょうね。 

マンハッタン郊外の街も、それぞれの街の特色で、まだまだ発展していきそうです。




 2012/07/04 09:52  この記事のURL  / 



ブログ内検索
Web 検索
プロフィール
マックスリー・コーポレーション
英文名:Maxre Corporation

マックスリー・コーポレーション ( CHIZU NISHIDA )
米国ブランドの輸出及びビジネスコーディネート、マーケット調査などを承っています。

■ビジネス関連のお問い合わせ:小林まで

■市場調査レポートのお問い合わせ:西田まで

最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
2012年07月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31