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NYのハロウインは大変!!

今週の日曜日は、いよいよハロウイ〜ンがやってきます。日没が6時くらいですので、夕方にはムード満点です。 アメリカでハロウイーンでのショッピングは今年$5.8b(約4千600億円)一人平均で、$66.28が使われているそうです。 

今年の人気コスチューム、現在のところは。。
大人部門:●アバター ●マイケル・ジャクソン ●レデイ・ガガ ●MTVのJERSEY SHORE
子供部門:●ハリーポッター ●トイストーリー ●スーパーヒーロー

だそうです。

うちの近所でも子供達がコスチュームをつけて回って来ますが、この日ばかりは、誰が尋ねてくるのか分らず物騒な世の中ですので、気をつけなければなりません。ニューハンプシャーにいる知人の所では、ハロウイーンの『Trick-Or-Treat』は、夕方4-6時までの2時間しかできないという規則があるそうです。

ニューヨークでは、大人の為のパレードが毎年、行われ話題になりますが、、、、
今日、NYの総領事館からは下記の様な注意のメールが届きました。
ニューヨークに住む子供達は、各家を回るわけに行かないので、お母さんと一緒に、近くのデリや小売り店を回る事が多いのですが、安全にイベントを楽しむ為には、なんともたいへんです!!

      <<在ニューヨーク総領事館からのお知らせ>>


在留邦人のみなさまへ

         〜 ハロウィーンにおける安全アドバイス 〜

 ニューヨーク市警(NYPD)は、概要下記のとおり、ハロウィーンにおける安全アドバイスを発出していますので、ご参照の上、お子様たちの事故等の防止に努めて頂くようお願いします。  
 また、各地警察等からの指示やアドバイスにもご注意の上、併せてご近所からも情報収集し、地区ごとの規則等につきご確認ください。

1.ハロウィーンは、子供たちにとり最も楽しいイベントのひとつですが、親がきちんと監督しないと子供たちが危険な目に遭う恐れがあります。子供たちが、トリックオアトリート(Trick-or-treat)(お菓子ちょうだい:くれないといたずらするよ)を行う際は、たとえグループで行動する場合でも、常に親が監督すべきです。親及び保護者は、次のことに注意してください。

(1)子供がもらったお菓子等を食べる前に必ず確認しましょう。開封されたものやラップされていないお菓子等は決して食べさせてはいけません。

(2)コスチュームは不燃性のもので、子供がつまずかずに歩ける長さのものにしましょう。マスクは、子供の目、耳が大きく開いたもので、邪魔にならないものにしましょう。

(3)フェイスペイントやお化粧をする場合は、有毒なものでないことを確認しましょう。

(4)道路を歩行中や交差点を横断する際は、十分注意しましょう。特に夕暮れ時や日没後は気をつけましょう。

(5)夜間に出かける際は、子供に懐中電灯を持たせましょう。また服装は、光に反射するものか明るい色のものを着用させましょう。

(6)万が一のため、小さな子供には、緊急連絡先を記載したものを衣服の中につけておきましょう。

(7)ただし、子供の名前を衣服やアクセサリーに目立つようにつけてはいけません。不審者が子供の名前を呼んで、知り合いのように装う恐れがあります。

(8)子供には、常日頃より、不審者、暗がり、知らない人や家には注意し、近づかないよう用心させましょう。


2.お菓子等はきちんと包装されている場合のみ食べさせるようにしてください。親が、お菓子等の包装がオリジナルのもので開封されていないこと、飲み物の蓋が開いていないこと、また果物やホームメイドのものでないことを確認することで、子供を守ることができます。


3.お菓子等を食べた後にお菓子等が変造されていたと思われる場合、味がおかしかった場合、子供の様子がおかしい場合は、親または保護者は、ニューヨーク市保健局ポイズンコントロールセンターまで連絡してください。同センターは、年中無休です。電話番号は、212−764−7667です。また、1−800−222−1222の番号へ連絡するとお近くのセンターへつながります。緊急の場合は、911へ連絡してください。                                (以上)
 2010/10/28 05:23  この記事のURL  / 

デスパレートな百貨店

ファストファッションや、オフプライス・リテイラーに押されぎみで、売り上げが低迷している米国のデパート、5番街の『ロード&テイラー』と『サックス・フィフス』、レキシントン街の『ブルーミングデールズ』が揃って、ホリデイシーズンに向け、財布の固い消費者を取り戻すべく、大改造を行っている。

ざっと改装の内容は以下の通り。

ロード&テイラーは、先日、35年ぶりの改装のお披露目をしたばかり。マンハッタンのデパートの中では年配の中間所得層の客層が多いのが特徴。数年前にヤング向けの売り場も構成しましたが今ひとつ。注目のブライダルショップと、ホーム雑貨の増設で売り上げアップを狙っています。サックスは不採算店の閉鎖を行い、現在49店舗となっていますが、マンハッタンの旗艦店は、他に比べても稼げる店舗、全体の20%がマンハッタン店の売り上げ。 ブルーミングは5年がかかりで、地下につながるメンズフロアから、メインフロアの改装。ジミーチューの特設ショップに加えて、デイオールとプラダショップの増設が、ホリデイ商戦に向けての売りになりそうです。

今のデパートには2つの使命があります。買い物客をデパートの中に呼び寄せる事、そして様々なカテゴリーのアイテムを買って貰う事。米国では、ジェネレーション・Y(21-35歳)の客層が非常に大きな購買力となっている事が伝えられていますが、デパートには、この世代が必要とする、家庭用品や、子供物の商品が非常に少ない事も原因の一つと考えられます。 もっと若い世代は、ファーストファッションや、デイスカウンターへ流れている現状、器の改装だけでは不足ではないでしょうか、、 

デパートの要となる、ラグジュアリーブランドの最近の方向性はと言えば、、
●ブランドの統合
●海外進出(アジア、ブラジル、インド等)
●ニッチマーケットへの進出(低価格帯のライン構築)
COACHは既に値段の安いラインを投入で売り上げアップ
●アウトレットストアの増加

米国のデパートが日本と異なる所は、はっきりとランクが別れている事。ロード&テイラーやメイシーズの買い物客は、バーグドルフグッドマンや、サックスには足を運ばない。デパ−ト側も、自分達の客層でなければ、まともに対応してくないというのが本来の姿勢でした。今は、そうも言ってられない状況も伺えますが、、、、34丁目のメイシーズも全館を長期に渡って改装を行う予定で、インテリアだけでなく、MDにも大きなメスを入れるそう。とにかく、それぞれの客層に合わせた新業態の売り場構築が必要な時期なのではないでしょうか。

米国の消費者は新しいショッピング体験を求めていると思うのです。
 2010/10/27 06:17  この記事のURL  / 

アンソロポロジーのプランA、B&C

アンソロポロジー(親会社:アーバンアウトフィッターズ)が、以前から進めていた3つのコンセプトストアの準備が着々と進んでいる様です。

一つ目のプランは、姉妹店のアンソロポロージが10月29日、ファッションアクセサリーだけを扱うショップをメリーランド州のChevy Chaseという街に1400sqft(約38坪)をオープン予定。テスト店となる第一号店は、丁度、ワシントンDCの中心から車で15分くらいの位置し、高級住宅街や富裕層向けのショッピング街があります。マップクエストでオープンする場所を見てみると、ニーマンマーカスや、アンソロポロジー店があり、このエリアの客層は熟知していそうですね。

この店舗での取り扱いアイテムは、シューズ、ハンドバッグ、スカーフ、ベルト、ジュエリー、一点もののアンテイークジュエリー等で、PB開発をしているシューズが全体の50%を占めるそう。将来的には他のアイテムも、PBの開発をし、出店を加速するのではと思いますが、当面は、レイチェル・コーミー、チエ・ミハラ等のデザインシューズや、レスリー・オシュマンや、ユージニア・キム等のデザイナーのファッション雑貨を取り揃える。靴の平均価格帯は$150-350 ヴィンテージジュエリーの中には、1000ドルを超す商品も登場。様々なアイテムを取り扱いながらPBに開発していく手法は、どん欲さも感じますが、アパレルだけでは無く、ファッション雑貨を特化したチェーン店から将来は、更に靴のみ、鞄のみといったPB店舗へと進める可能性も考えられます。

2つ目のプランは、同社の6つ目のブランド、『Leifsdottir』初の直営店となる場所をマンハッタン内で探しているというもの。2008年に高級デパートの客層をターゲットにした卸売りブランドとしてスタート、昨年の実績では65店舗での取り引きがあります。しかし、デパートの売り上げ不振が深刻化する中、直営店への拡大は企業として現実的!

姉妹店の『FREE PEOPLE』は、1984年から卸売りを始め、2001年に第一号の直営店がオープンするまで、17年もかけてしまいました。直営のオープンとウエブの開発後、急激に売り上げが伸びましたが、成長にこれほどまで時間がかかったのは、消費者へのブランドイメージが曖昧なまま、卸売りの期間が長過ぎた為です。ここ3-4年、ノードストロームやブルーミングデールスがコーナー展開をしていますが、他はせいぜい7-8型を展開すればいいところのセレクトショップばかりです。
『Leifsdottir』のブランドイメージを確立し売り上げを延ばすには直営店しかないのです。

そして3つ目のプランは、ウエデイングコンセプトのストアを、テキサス州や、シカゴでオープン予定している。 アメリカのウエデイング産業は約6兆円ビジネスと言われ、ドレスに使用する金額は平均4500ドル。アンソロポロジーチームによるデザインで、ドレス、ブライドメイドの衣装、ジュエリー、靴、ウエデイングギフトのレジストリーまで扱います。更に、ウエデイングプランや、フラワーアレンジ、トラベルサービスまで行う、トータルコーデイネート。アンソロポロジーは、ライフスタイルブランドとして米国女性には、絶大なる支持を得ていますし、同店で取り扱うホーム雑貨もギフトレジストリーとしては最適。 なにより、確実にお金を使うマーケットへの参入は非常にスマートなアイデイアと言えます。

アンソロポロジーの時でさえ、チェーン店として拡大するまで5年はかけていますので、今回の3つのプランも、相当の時間をかけて研究する物と思われます。 これ以外にもアーバンアウトフィッターズ社が既に市場に仕掛けている投資事業が色々とありますが、焦らず、じっくりと時代の波を読みながら成長していく慎重派の企業であり、常に新しい視線で、消費者の求めるものを提案していく姿勢は、他のSPA企業とは全く異なっています。親会社のアーバンアウトフィッターズは、ここの所、マンハッタンの異なる地域での出店が進んでいます。 

現在、アーバンアウトフィッターズ社が取り扱っているブランドおさらい:

 2010/10/19 08:38  この記事のURL  / 

マリメッコ x クレート&バレル

キッチン雑貨やインテリア家具を扱う『クレート & バレル』が、マンハッタンのソーホー店にて、以前から親交のあった、フィンランドの『マリメッコ』とのコラボ商品を、ショップ・イン・ショップとしてスタートしました。約50坪のコーナー展開で、マリメッコ独特のテキスタイルの魅力満載の商品(ベッドリネン関連、キッチン&ダイニンググッズ、バッグや一部アパレル商品等)を販売されます。(デザインは独占契約)

マリメッコは以前、H&Mとのコラボをしていますが、アメリカのインテリアショップとは初めての試み。リセッション対策として、消費者の購買意欲を惹き付ける、有名ブランドとのコラボ商品は、市場で頻繁に扱われる様に成りましたが、アパレル以外の業界では意外と無かったかもしれません。唯一、ターゲット(www.target.com)が、オーラカイリや、リバテイ社との展開をし話題になりましたが、ライフスタイルの演出として、アパレル商品からキッチン雑貨、ベッドリネンまでを展開。リバテイは広げすぎて、最終的には郊外店にて、売れ残っていた様です、、、

住宅バブルがはじけて以来、家具やインテリア雑貨の業界は低迷していましたが、こういったコラボによる楽しいしかけや華やかな話題は、とても効果的ではないでしょうか。

Memo:
『クレート & バレル』は、1962年シカゴでスタートし、全米に170店舗を構えるチェーンストア。株式非公開。姉妹店に『CB2』があり、ソーホーでは無印良品と隣り合わせ。クレート&バレルよりもヤング層を狙い、低価格帯に落とし込んだ、モダン・インテリア雑貨ショップ。2000年にスタートし、現在9店舗。

www.crateandbarrel.com
www.cb2.com
 2010/10/15 06:56  この記事のURL  / 

アバクロの五感戦略に抗議が!

アバクロンビー&フィッチは、ここの所、ベッドバグ騒ぎや、従業員の差別問題等、いろいろと問題が浮上していますが、今度は五感戦略の一つでもある、“香り”、店内中に振りまいている、フレグランスの件で抗議デモを受けました。

先週、サンフランシスコにある、ウエスト・フィールドモールの、アバクロンビー&フィッチ店の前で、『Teens Turning Green-健康と環境を脅かす有害物質を排除する為に活動している団体』から、多くのテイーンエージャーが集り、アバクロが以前から習慣として行っているコロンをふりまく事を中止しろという抗議デモが行われました。

マスクや、ガスマスクまで着用した学生がいますが、手作りで作られた抗議用の看板の中には『クリーンなエアーを返せ!』『有毒物による侵害』や『A&F のFIERCEは、精子の数に影響を与える』という様な物が見られます。

『The Campain for safe Cosmetic-消費者の健康の為に製品を調査を行う組織』が、A&Fのメンズのフレグランス『FIERCE』を調査した所、11種類の化学物質が含まれているが、ラベル上には記入されておらず、その一つには、精子のDNAに変化を与える性質のものも含まれており、子供や幼児にも影響する可能性があるそう。また、喘息、アレルギー、頭痛、皮膚炎等、癌にリンクする可能性のある物質が含まれていると指摘されています。

『Teens Turning Green』では、A&FのCEO、Mike Jeffries宛に、抗議のビデオレターを送っており、30日以内の意思表明を求めているそうです。 

『FIERCE』は特に問題が指摘されているフレグランスですが、それで無くても大量にスプレーするというのは体に良い物ではなく、気分が悪くなる人や頭痛を起こす人が出て来ても不思議はありません。 

ライフスタイルブランドとして、演出は消費者を楽しませる上で重要ですが、過剰演出は誰もが喜ぶ物ではなく逆効果となった様です。もっとも、A&Fに取っては、演出よりも、米国消費者を取り戻すべく、商品開発そのものの改革が最も必要なのですが!
 2010/10/06 04:55  この記事のURL  / 

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英文名:Maxre Corporation

マックスリー・コーポレーション ( CHIZU NISHIDA )
米国ブランドの輸出及びビジネスコーディネート、マーケット調査などを承っています。

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■市場調査レポートのお問い合わせ:西田まで

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