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英プライマーク:米国初の店舗はスタッテン島モールに

トップショップの日本市場撤退が話題になっていますが、アメリカでは、52店舗のノードストローム内で、メンズ・レデイース共にインショップ展開しており、昨年末は5番街の旗艦店もオープンしたばかり。ソーホー店も混んでいますし、H&Mやフォーエバー21よりは高額ながら、ランウエイよりのヒップなデザインの品揃えが人気のブランド。日本市場で受け入れられなかった理由は、米国消費者より価格重視? 若しくは米国より型数や品揃えが中途半端なのでしょうか。。。

そんな中、以前にもお伝えした、英プライマークの米国進出で、経営不振のシアーズの店舗リース契約をしていますが、その7店舗のうち、以下の5つのロケーションが決まった事が発表、2016年、NY州のスタッテンアイランドモール内の店舗が米国初の店舗となるそうです。

- スタッテンアイランドモール(ニューヨーク州)
- ダンベリーフェアー(コネチカット州)
- フリーホールド・レースウエイモール(ニュージャージ州)
- ウイローグローブパークモール(ペンシルバニア州)
- キングオブプルーシャモール(フィラデルフィア・ペンシルバニア州)

シアーズが運営する『オートセンター』はそのまま継続、スピンオフした『ランズエンド』もそのままダイレクトリースする形で現在もシアーズ内で販売されていますが、プライマークは、それを除く、約70,000sqft(約6500平米)のスペースをリースする事になります。

スタッテン島は、ブルックリン、クイーンズ、ブロンクス、ニューヨークとNY市の行政5区の一つで数年先には、世界最大の観覧車『NY WHEEL』のある遊園地&モール計画や、来年はNY市初のアウトレットモールもオープンする開発地区の一つでマンハッタンからの観光客のトラフィックも期待されるエリア。

都心の旗艦店オープンのスタートではなく、いずれも郊外の客層を狙ったショッピングモール内ですが、ユニクロやH&M、更にはオフプライス店とも競合する事になります。徹底した低価格戦略と、シアーズの立地を利用したダイナミックな売り場と充実した品揃えが売りになりそうですが、トレンド&低価格の商品に慣れた米国消費者に受け入れられる事はできるのでしょうか。

 2015/02/05 07:56  この記事のURL  / 

H&Mの『COS』来春、ニューヨークに初上陸


積極的に海外出店を進めるH&M社ですが、今年は8末時点で215店舗をオープン。先週オープンした、中国四川省の成都市で、3000店舗を達成したそうです。10月には、フランチャイズ契約でインドネシア、11月には、ニューヨークのタイムズスクエアのメガストアオープン予定と非常に積極的。8月に初出店した、リトアニアとセルビアでの売り上げも好調だそうですが、8月末時点で300店舗にリーチする米国市場では、8月にスタートしたオンラインショップが絶好調で、全米の客層に向けての店舗数拡大に拍車をかけているようです。

そんな中、、H&Mよりも洗練されたデザインで高額ラインの姉妹店、『COS-Collection of Style』が、来春、ようやく米国に進出予定。2007年にスタート後、HPを見てみると、ヨーロッパを中心に既に80店舗以上もあるんですね。来年はNYをはじめ、トルコ、スイス、シンガポール等、15〜20店舗オープン予定とキーエリアに着実に進出して行くようです。米国の出店場所は、ファッションコンシャスな若い消費者が多い、ソーホーエリア。住所を見ると、スプリングストリートのブロードウエイと、ウエストブロードウエイの丁度、中間あたり。 最近は人気店がブロードウエイ沿いに集まり、人の流れが完全にここに集中していますので微妙なロケーションですが話題性は十分。ヨーロッパ色の強い、ザラやマンゴーと競合していく事になりそう。

http://www.cosstores.com
 2013/09/30 06:45  この記事のURL  / 

カナダのファストファッションがやって来る!
昨年から、カナダ発信のファストファッションジョーフレッシュ・スタイルがNYでリース契約をしたニュースが伝えられていましたが、5番街に415-555坪の初の旗艦店オープン予定。場所は、ちょうど、43丁目、アーバンアウトフィッターズの5番街店の真ん前です。

名前の由来は、野菜やフルーツの生鮮食品の横で販売しているからだそうで、実は、カナダで1000店舗以上を展開する、スーパーマーケットのLOBLAW(ロブロウ)が所有するブランド、330店舗にて販売されています。 昨年10月、バンクーバーに初の旗艦店をオープン、年内に更に4店舗をオープン、国内、海外へとチェーン展開をするようです。アメリカでは、500-800店舗まで拡大する事を目標としています。

スーパーマーケット内で販売されているブランドというと、イギリスのASDAとウオルマートで展開される『ジョージ』を思い出しますが、衣料品は苦戦中で、逆に食料品に力をいれているくらいです。『ジョーフレッシュ』は、買い物に来るお客さんが、思わず買ってしまう程、納得のファッション性と価格帯を備えたブランドに成長したんでしょうね。5番街店ではメンズ、レデイースが中心で、キッズコレクションは小量、本来は、ファミリーブランド。

参考小売価格:
●婦人のヴィンテージスリムジーンズ:$39
●スタッズ付きのブーツ:$159
●メンズのブレザー:$59
●キッズ・スリープセット:$14
●ベイビーニットパーカー:$19
●コスメ(リップステイック、アイシャドウ等)$6

昨年の10月、バンクーバーにオープンした店の様子とレセプションパーテイの様子が↓です。 You Tube内で創始者のジョセフ・ミムラム氏が案内しています。彼は現在はラルフローレンの傘下、『クラブ・モナコ』をスタートした人です。


www.joefresh.com/en/
http://newyork.keizai.biz/headline/559/trackback.html

 2011/02/26 06:29  この記事のURL  / 

米国進出を進める海外のファストファッション
今年も残り1ヶ月となり、ホリデイ商戦も追い込みの終盤戦を迎えています。一日の売り上げが大きく影響するこの時期、5番街の、ジューシー・クチュール店では、またもや、ベッドバグが出没!来週初旬まで、臨時休業だそうです。

ホリデイ商戦に関係無く、年間を通じて好調だったのは、やはりファストファッション。カリフォルニアベースのリサーチ会社、IBIS Worldによると、ファストファッションは、米国の婦人衣料品市場で全体の10%を占めているそう。(2005年は5%)スペインのZARAは、1989年に米国に進出、スエーデンのH&Mが2000年にスタートして現在200店舗と成長、フォーエバー21もファストファッションの代表として急成長を遂げていますが、不動産市況が最悪のこの時期、低コストで出店を試みる海外のファーストファッションのチェーン店が、米国進出を進めているようです。

Accessorize- 英国

日本でも既に進出を果たしている『Accessorize』が米国に初進出。人気のブリーカーストリートに11坪と、ユニオンスクエアの西に、14坪の店をオープン。US版のウエブサイトも現在、構築中。ヨーロッパには750店舗を運営、創業27年にして、ようやく米国進出が実現。 米国には、2015年までに100店舗オープンを目標としている。取り扱いアイテムは、ジュエリー、ブライダルジュエリー、時計、ハンドバッグ、財布、靴、帽子、手袋、ランジェリー等、低価格帯のファッション雑貨が、毎シーズン1500種類の商品が登場する。

アクセサリーでは『Claire’s』が有名ですが、テイーンエージャーを対象としているため、現在の所『Accessorize』の競合店はヨーロッパ、米国共に存在しないとか。 大人向けの低価格帯アクセサリー、悪く無い発想だと思いますが、コピーでも有名ブランドを求める層が沢山いる中、品質、デザイン等、通用する物なのか注目して行きたいと思います。
●ターゲット:18-35歳 www.accessorize.com (UK版)

Fashion Club-ドイツ

プライスコンシャスな商品が特徴のドイツのファスト・ファッション『Fashion Club』は、ベルリンのUnited FAshion Brands Incが運営する中で最も新しいコンセプトのチェーン店。カリフォルニアのWestfield Topanga ショッピングセンターに初の米国店を9月末スタート。 2-3ヶ月内に、ウエストハリウッドと、サンタモニカにもオープン予定。Fashion Brands Incには、他にも『Forever 18』『Colloseum』等のチェーン店があり、ドイツ、ポーランド、ロシア、オーストリア等に250店舗を運営。『Forever 18』はヤングレデイースとガールズ、『Colloseum』は若干、年齢層上の、15-25歳がターゲット。『Fashion Club』は、35歳までを対象にした新ステージ。価格帯:スキニージーンズ:$19 ニーハイ・ブーツ:$27 イブニングドレス:$50   
●ターゲット:18-35歳  ドイツ他に250店   www.myfashionclub.com

Cotton On-オーストラリア

1991年創業の『Cotton On』は、リセッション最中の2009年にカリフォルニアに初上陸し、ゆっくりとした成長ながら、ショッピングモールベースでチープ&シックなファッションを好む消費者に確実にアピールしてきた。現在11店舗。オーストラリアには、575店舗、その他、香港やシンガポール等、トータルで747店舗を運営するアパレルチェーン店。同社では、米国での出店拡大を進めており、アリゾナやフロリダにも出店予定。
●ターゲット:18-30歳のレデイース、メンズ、キッズ。
www.cottonon.com

第2、第3の、フォーエバー21や、H&Mが誕生するのか、最終的には商品力に寄るところが大きいのだと思いますが、時代の流れというのは確実にあります。フォーエバーが最初に三愛を通じて日本に上陸した時には、注目もされず、やむなく撤退。ターゲットとなる消費者が繰り上がり時流にマッチしたマーケテイングが成功したのですから。 

H&Mが5番街に旗艦店をオープンは衝撃がありました。ヨーロッパの流れを組んだファッション、カラー、パターン、そして破格の価格、物量に圧倒されました。数年経つと、彼らは、アメリカ市場の好むファッションを取り入れ、あまり他と変らないデザインに。現在は有名デザイナーとのコラボが最大の売り。アメリカの地で、デザイナーを雇っているので、類似化するのは、当然の事かもしれませんが。 彼らの進化と言えば、上陸した国のファッションを取り入れて行く事とも思えます。 

海外のファストチェーンが、世界進出を目標に、続々と米国に進出している中、拘りを持った日本のファッションブランドも、今はチャンス! 頑張って欲しいなと思います。 
 2010/12/02 08:04  この記事のURL  / 



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