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アンソロポロジーのインテリア・ファション雑貨フォーカスな大型店舗

Anthropologie: On Our Way from Anthropologie on Vimeo.


アパレルが苦戦している事から、将来的に、その割合を50%以下に抑え、ホームグッズ、ファッション雑貨、コスメ等を拡大していくという方針を打ち出していた、アンソロポロジーが、そのトランスフォーメーションとして、アップスケールな新フォーマット店舗をオープンしました。先日リリースされた上の動画では店内の様子が見れますが、通常のストア面積650平米から、一気に2倍以上の2,320平米の大型店舗! ミニサイズのデパートの様だという事ですが、カリフォルニアのニューポートビーチと、オレゴン州のポートランドに、2店舗がオープンしています。
 
新フォーマットの巨大店舗4つのハイライト:

@ホームグッズ:天井から床までアンソロ・テイストでまとめあげた12種類のフルスケール・ベッドルーム、リビング、ダイニングルーム。機能性・コンフォート・品質、デザインとアンソロポロジー拘りのニューホームコレクション

Aデザインセンター:アンソロポロジー社、ホームスタイリストによる、カスタムファニチャーのコンサルサービス。カーテン、ラグ、壁紙等、75種類以上のファブリックや100以上のシェープから、オリジナルのデザインの注文が可能。

Bビューテイ・プロダクト:バス&ボデイグッズ、フラグランス、ヘアケア・スキンケア等、90ブランド以上800種類のプロダクトの販売。他店ではあまり取り扱わない様なハイクオリテイなストア限定商品をキューレート。

Cシューズ:40社のカルトブランドから300型以上を取り揃えた、シューズコレクション。

これ以外にも、限定販売のアパレルのカプシュールコレクション、数年前から拡大している「ペテイート」小さいサイズコレクション、ハンドバッグ、ジュエリー、ギフトレジストリーのサービス等。

大型店舗で有る事から、出店場所は限られてくると思いますが、年内に、ペンシルバニアやコネチカット州等、4店舗の改装を順次行って行く様です。来年には、「アンソロポロジーカフェ」のオープンも予定しているそうで、将来的に店舗内での併設もあるかもしれませんね。シューズ、コスメ、ホームグッズの拡大は競合店が皆、トライしていますので、アンソロポロジーならではの世界観が導く体験型のイベントやサービスを伴った店作りが期待されるところ。 
 2016/05/20 03:42  この記事のURL  / 

「アンソロポロジー」のアパレル苦戦、次ぎなる「ェイクルー」になるかも!ジ

しばらく、ご無沙汰してしまいましたが、、、またブログをアップして行こうと思います、今後とも宜しくお願い致します。

さて、米国のアパレル業界はどこも苦戦している中、先日、ワシントンポストに、女性層に熱い支持を受けて来た、あの「アンソロポロジー」が、次ぎの「ジェイクルー」になるのではと勧告している記事がありました。もちろん良い意味ではなく、アパレルで大苦戦している「ジェイクルー」と同じ状況に陥る可能性があるという意味です。

2015年の年商(2016年1末締め)は、以下の通り。

Anthropologie : $1.44B
U. Outfitters : $1.39 B
Free People : $600B
Total: $3.43B (約34億3000万ドル)

アンソロポロジーの売り上げには、ブライダルコンセプトの「BHLDN-ビーホ-ルデイン」と、ガーデニングコンセプトの「Terrain-テレイン」といずれも好調な2ブランドが含まれているにも関わらず、直近の四半期の売り上げも2%減、フットトラフィックも全店、低下しています。 ここ数年の売り上げ推移は以下のとおり、2013年のQ3には、12%増をピークに劇的に減少しています。



様々な要因の中でも、数年前からアパレル商品の売り上げが減少、昨年はドレス等が需要にマッチせず苦戦。今後の戦略として、商品の見直しと、海外店舗の拡大が、今後の課題としています。そんな中でも、コスメ、ファッション雑貨、靴、ホームグッズ等の売り上げが良い為、将来的に、アパレルの割合を50%以下にしていくとか。

以前からSKUを減らし、買い物しやすい環境にする整えるという戦略は実戦されていますが、最近、店頭を見に行って痛烈に感じるのは、アパレルの商品数がぐっと減っている事。 そこから更に減る事になるんですね。 アンソロポロジーのホーム雑貨は、他の競合インテリアショップとは異なる独特のテイストがありますが、同社の雑貨の大半は何度も目にしている商品なので、余程のモデルチェンジがなければ、ライフスタイルブランドと言えども、正直、飽きがきます。 週に何度も入荷を行う、TJマックスグループの姉妹店「HOMEGOODS-ホームグッズ」の仕入れ力にはかなわないのではないでしょうか。

ちなみに、下の写真は、アンソロ〜の店頭に置かれている,140ページものホーム雑貨商品のみのカタログ「The Inpired/Home」Spring 2016版。読み応えたっぷりの特大サイズです。



http://www.anthropologie.com









 2016/03/22 07:33  この記事のURL  / 

アパレルチェーンが展開するホームグッズって売れる?

アパレル以外で集客する為の商材にもなり得る、アパレルチェーンでのホームグッズの取り扱いが増えている様です。例えば、「H&M」が5番街店に、ニューヨーク初のホームグッズ商品のフロアを設置しましたが、今年5月にオープンしたばかりの34丁目店でも同様のフロアを設置。 5番街店より売り場面積も広いので、商品数も充実している様に感じます。しかし、洋服雑貨のフロアに比べ、この絶好のロケーションにして、客足はちらほら。

また、ソーホー地区では「オールドネイビー」撤退後のスペースを「ザラ」の親会社Inditixが$280Mで購入しており、新店舗のオープンが予定されています。このストリートの交通量は衰える事無く家賃は高騰する一方なので、リースでは無く購入に至ったのは納得。この店舗でも米国初となる「ザラホーム」の販売される予定。

そして、先日、5番街ロッカフェラーセンター近くの「フリーピープル」でも売り場面積の拡張と共に、ホームグッズをスタートしています。1021平米(約300坪)に増床され、 ホームグッズのセクションでは、クッション、ラグ、ソファー、カーテン、食器等で構成されており、ボヘミアンチックな、フリーピープルらしいセレクション。オンラインではまだ扱っていない様ですので、実店舗のみでしょうか。

「フリーピープル」では初めての試みですが、姉妹店、アンソロポロジーや、アーバンアウトフィッターズではデビュー当初から、ホームグッズをライフスタイルの一貫として取入れており、アパレルと渾然一体となった売り場スタイルは消費者には御なじみ、自然に目に触れる為、違和感無く雑貨を手にしているお客さんがいます。フリーピープルもそういった意味では、ブランドイメージと結びついた商品の展開が想像できます。

しかし、H&Mやザラの様なアパレルチェーンでの展開は、デパートの様にフロアを別に展開しており、ただ流してみてしまう、若干の違和感も感じます。ザラはまだ商品を見た事がないので何とも言えませんが、米国にはインテリアを専門としたチェーン店が多く存在する為、どうしても品揃えが中途半端な印象となり、ホームグッズを目的に、H&Mやザラで購入する人は少ないのかもしれません。

今の所、取り扱う店舗数が少ないのでなんとも言えませんが、生活との密着性が強い分、”ブランドらしさ”というのが商品の魅力、消費者の興味に繋がるポイント、いっその事、低価格でトレンドを取入れたホームグッズ店として、完全独立した店舗展開にした方が消費者には分かりやすいかもしれませんね。




 2015/06/18 10:54  この記事のURL  / 

アンソロポロジー:5年以内に大型店を50店舗オープン

ブルームバーグ誌によると、アーバンアウトフィッターズ社の姉妹店、アンソロポロジーが、現在の売り場面積よりも3倍の大型店を5年以内に25−50店舗オープンするのだそう。

元々、ベッドや家具等も商品兼、什器として使用するライフスタイル店なので、平均売り場面積も7100sqft(約660平米)と決して小さくは無いのですが、3倍というと2万sqft(約1,860平米)。売り場としてはかなりの巨大スペース。 

アーバンアウトフィッターズのライフスタイルセンター同様、レストラン、ヘアサロン、ビューテイプロダクト、ランジェリーの他、ウエデイングコンセプトの姉妹店【BHLDN-ビーホルデン】や、ガーデニングコンセプトの【TERRAIN-テレイン】等も併設した複合店となるようです。

大型店にチャレンジする理由は、通常サイズのストアでの平均滞在時間が1時間なのに対し、大型店では、2〜3時間と長く、消費者が洋服のショッピング以外の異なる目的で集まれる、デイステイネーションショップとなる事を目指すのだそう。アパレル商品の動きが鈍い時期に、他の目的での収益をあげると言う事もあるのでしょうね。

マンハッタンやモール、郊外の路面店のアンソロポロジー等を見てきて、売り上げは、そこそこ保っていますが、以前に比べると、SKUを減らしデイスプレイもすっきりと構成されている事もあり、以前の様に長時間滞在する事は少なくなったと感じます。何度も足を運んでいると、ライフスタイル店とて飽きがきます。変化が必要なのでしょうね。

確かに大型化し、見るものや目的が増えると滞在時間は長くなるので郊外店、路面店等ではワークする可能性を感じますが、競合店の多い都心やモールではどうでしょうか。オープン当初はどこでも物珍しさで繁盛するものなので、問題は3ヶ月、半年、一年後がどうか、今後も注目したいと思います。

ちなみに、もう一つの姉妹店、絶好調の【フリーピープル】も大型店が予定されている様です。
 2014/09/30 02:00  この記事のURL  / 

アンソロポロジーのアウトレットセンター


アンソロポロジーはセレクトショップで、アパレルを始め、アクセサリーからホーム雑貨等、様々なアイテムを扱っているライフスタイルブランド。売り物兼店のインテリアとして活用している家具等も、定期的に入れ替えなければ新鮮みがありませんが、シーズンで売れなかった物はどうしているのか?

アンソロポロジーの熱狂的なファンで有名な『EFFORTLESS ANTHROPOLOGIE』というブロガーさんがいらっしゃるのですが、そのブログの中で、アーバンアウトフィッターズ社がオープンして間もない、ジョージア州のクリアランスセンター『FINAL CUT』をレポートされているのでご紹介。

アーバンのコールセンターの隣りにあるという店舗は、見た目はファンシーではなさそうですが、衣料品の他、家具やインテリアグッズなど店頭にあるもの全てを扱う巨大倉庫。 参考価格は、靴はどれでも25j、鞄もどれでも25j、Tシャツやタンクトップは$5−15、ワンピースも$15−40等と激安。最終処分価格でもちろん返品不可。シッピングサービスも無いのでソファーやベッドでも自分で運ばなくてはならないようです。

ブロガーさんは、テーブルやラグ等、オリジナルの総額2,388ドルを、約70%オフの715ドルで購入されたようです。運べない家具はUPSで送る手配をされたので送料も含まれています。

興味深いのは、アンソロ〜だけでは無くフリーピープルやアーバンアウトフィッターズ、ウエデイングコンセプトのBHLD等、アーバンのファミリーブランド全てが対象。しかもかなり遡ったアイテムもあり、まだオープンしていない箱がたくさんあるそう。殆ど自社で在庫保管していたのですね。

ギャップやJクルーなどはアウトレットで販売し、専用の商品まで生産していますが、アーバンアウトフィッターズ社は全くありませんでした。フリーピープルはオフプライス店で見かけましたが、これからは、ファミリーブランド全て、ここで販売して行くのでしょうか? 1カ所にしかないので客層も選ばれますが、FINAL CUT BY URBAN OUTFITTERSとブランド名を出していないのも気になります。 ブランドイメージは守られ、商売として販売利益もアップ、在庫ロスも削減でしばらくの間、テスト運転というところでしょうか。

アーバンアウトフィッターズも40年以上の歴史のある会社、フリマ感覚で、70〜80年代のデッドストックがみつかるかもしれませんね。

FINAL CUT
216 BOBBY JONES EXPY
MARTINEZ GA
(803)275-1406
OPEN 10-7 PM MON-SAT

FINAL CUT フェースブック:
https://www.facebook.com/pages/Final-Cut

EFFORTLESS ANTHROPOLOGIE:
http://effortlessanthropologie.blogspot.com/2014/08/yes-anthropologies-clearance-center.html
 2014/08/23 11:10  この記事のURL  / 

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