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アメリカのアパレル小売業


アパレル小売業を巡る状況は日本もアメリカも非常に厳しいものがありますが、 アメリカの小売店の販売状況と日本の小売店を比較しながら今後日本のアパレルメーカー 及び小売業が進むべき方向性を考えてみたいと思います。

百貨店(高級):
は日本の三越伊勢丹・高島屋等に相当します 。日本でもグループ化が進んでいますが アメリカではMacyグループによる寡占化が進んでいます。百貨店ブランドの取り込みに終始しており 将来も非常に厳しい状況と言わざるをえません。

大衆向け百貨店:
日本ではイトーヨーカドー イオン等に相当すると思いますが デイスカウンターに近いコールズ等は、まだいけますが、従来からの形態で商売している、シアーズ、JCペニーK−マートは、やばいですね、時間の問題で縮小化、潰れていくでしょう (JCペニーは社長をアップルから迎えいれて 大改革をしようとしてますがうまくいくかどうか疑問)

専門店 ブテイーク:
アメリカでは、セレクト系は極端に少なく、又大苦戦しています。SPA系が主流ですが、国内はほぼ飽和状態 その時のブランドの販促イメージによって売上げがかなり左右されます米国内は戦線縮小して海外戦略に力を入れているところが多い様です。

デイスカウンター:
あの ウオルマートターゲットですが案外、日本には、この手の形態の店がないのではと思います。 しいて言えば、オリンピックさんあたりでしょうかアメリカでは食料品も販売するスーパーセンター地域密着型の小型店舗の進出等、まだまだ拡大中です。 日本の量販店さんのアパレル販売も、まだまだ進化(淘汰)していくと思います。

オフプライス:
TJマックスマーシャルズRossセンチュリー21等ですが、この手の店は日本ではみあたりません。店舗数1000店舗以上の大企業で業績もしっかり伸ばしているのですが 何故 日本にないかポイントは、商品の仕入れ力がないからとしかいいようがありません。アメリカの大手と提携して日本に共同でお店をだせば かなりの反響があると思うのです。

似た様な形態で日本ではアウトレットがありますが、オフプライスストアとは違います。日本のアウトレットは、ブランドアパレル、メーカーによるものが多く、品揃えの為に定番的なものをアウトレット専用に生産販売しており、本当の割安感は出ていないと思います。本当のお値打ち感というのは 品質の良い商品を誰かが損をして通常価格の50−75%オフで買えるかどうかにかかっており、ケチな私はヨーロッパ・アメリカのブランド品が激安で買えるセンチュリー21が大好きです。

表にはありませんが、コストコ、サムズクラブに代表されるホールセールクラブも従来、食料品が中心でしたが年々アパレルの売上げ比率を伸ばしています。 メーカーとしては販売先が限定されている今 かなりの数量の販売が見込める。ホールセールクラブ向けの別注商売は避けて通れないルートかも知れません。
 
ついでに アメリカの小売店で伸びている業態と言えば ダラーストアがあげられます。最大手のダラージェネラルが9800店舗 (今年中に1万店舗突破) ダラーツリーが4000店舗 日本のダイソーと違って 日用品、食料品が戦略商品となります。 その内にアパレルもやりだすか?

アンデイ小林
 2012/03/09 00:09  この記事のURL  / 




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